2021年11月21日

迷ったら連続形を残す

@
三萬四萬一筒二筒三筒四筒五筒六筒六索七索八索九索九索

A
二萬三萬四萬一筒二筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒九索九索

@とAはピンフのテンパイで打点はいずれも同じ。

それでは、あなたはどちらの最終形を好むだろうか?



Aは当たり牌を自分の手牌で2枚使っている分待ちが少ない。

そこで大抵の人は@を選ぶだろう。


それでは、以下のイーシャンテンから何を切る?

B
三萬一筒二筒三筒三筒四筒五筒六筒五索六索七索八索九索九索


両面テンパイ以上になる受け入れを比較して、3mを切る人が多いだろう。

孤立3mは両面テンパイになる受け入れが2mと4mの2種8枚しかないのに対し、
ピンズは4種13枚、ソーズは4種12枚で両面以上のテンパイになる。

また、三面張になる可能性もそこそこある。


つまり、Aのような当たり牌を自分で使った弱い最終形になるのが嫌で複合形を嫌うというのは、
着眼点は面白いが、手順前後の疑問符がつき、
最大限受け入れを広げた結果としてそうなるのであればそれは甘受しなければならない


私も以前は複合形のアガリづらい感じが嫌で、できるだけ単純両面を作りたがったものだが、
牌効率に忠実に受け入れをMAXにしてリーチで攻める方が有利だと今は思っている。

場況にもよるが、Bのマンズのように自分にとって高い色は相手に厚く持たれている可能性が高く、
自分が固めている色は他家が不要としている可能性が高いため、
単純に見た目の枚数が待ちの良し悪しになっているとは限らないからだ。


また、複合形には入り目によってフリテンの懸念があったりするものだが、
超好形ならフリテンリーチでも十分な局収支を実現できることが多い。

このへんの見極めを短時間で的確にできるようになれば言うことはないが、
迷った場合は複合形を残すことを優先すれば間違いが少ないだろう


それでは実戦例をご覧いただきたい。


case1
44353.jpg

東4局、26000点持ち2着目の親番。

赤赤のチャンス手で9sをツモってきたところ。

さて、何を切る?





44354.jpg

7s切りでほぐした。

一通主眼で普通といえば普通。


44355.jpg

望外の2pが暗刻になった。

さて、ここから何を切る?





44356.jpg

1s切りとした。

ん?一通を見切っているがこれはどういうことか。

一瞬よぎったのが一通テンパイのうち、9sツモった場合に7sがフリテンになるということだった。

8sツモテンパイでも9sの敷居は高い。

それなら、単純両面を見越した方が潜在的に待ちはいいかなあ、と思ったのだった。


44357.jpg

まずは58s待ちのテンパイを逃す。


44358.jpg

9s暗刻でテンパイが入り、赤5pダマに受ける。

これはなんかヤラカシタ気がするぞ…


44359.jpg

完全なるド裏目の8sを引き込んだ。

さて、どうしよう?





44360.jpg

ここでフリテンリーチとしたで、お〜い!

確かに147258s待ちだけどさあ。

遅きに失した感が…?


44361.jpg

ワイのド高目が下家のポンによって流れてもうた(ノω・、) ウゥ・・


44362.jpg

直後ラス目に7700放銃…オワタ!

この半荘私がラスに沈んだのは言うまでもない。


44363.jpg

冷静に振り返ると、両面テンパイの受け入れが違い過ぎた。

6m残しは2種8枚に対し、
6m切りは4種13枚、うち2種が三面張。

フリテンになる9sツモでも4面張高目一通のフリテンリーチで十分。

仮に9sとのシャンポン待ちになったとしてもそれほど悪くない。

牌理に逆らった結果、当然の裏目引きであったと言える。


44364.jpg

本来なら8sツモで1000・2000だった。

フリテンがどうとか枝葉末節にこだわって本筋を見失った例。

連続形の強い形を重視する、手組みで迷った際に頭の片隅に入れておきたい。


case2
44907.jpg

南2局、19600点持ちラス目の西家。

イーシャンテンからソーズが厚くなった。

さて、何を切る?





44908.jpg

1p切りとした。

ピンズの受け入れにこだわっていると一瞬迷うが、雀頭ができたなら1pは不要であるとわかる。


44909.jpg

ベストなツモでテンパイ。

9pたのまい。


44910.jpg

一発ツモいただいて、2000・4000。

ラス抜けして2着で終わることができた。


case3
58038.jpg

開局の親番。

メンツをどこで作るかという単純だが永遠の難問。

さて、何を切る?





58039.jpg

強いマンズは伸ばす方針で5p切りとした。

対面が4pを持ってそうなので5pのくっつきはやや弱く、
上家が4sを持ってそうなので4sの方が急所と判断した。

赤5sがダイレクトに好形になるのも魅力。


58040.jpg

絶好の三面張となり即リーチ。

こいつぁ〜いただいたぜ。


58041.jpg

上家の宣言牌を捕らえて5800ゲット。


58042.jpg

上家4s、対面4pを持っている。

ツモを追ってみると5p、4sの孤立浮き牌からはなかなか上手くくっつかない

2種程度の差でもかなり好形テンパイのなりやすさは違ってくることがわかる。


case4
58264.jpg

東2局、26000点持ち3着目の北家。

待望の雀頭ができたが、問題は何を切るか。

2mは三色の種、5sはドラとなっている。

さて、何を切る?





58265.jpg

2m切りとした。

アガリやすさ並びに好形テンパイのなりやすさを重視した。

3mツモが三色確定というわけではないので。

ドライな選択だがどう出るか?


58266.jpg

上家のリーチが入った直後に、こちらもテンパイが入る。

さて、ドラを切る?





58267.jpg

上等じゃあ、の追っかけリーチ。

これが当たったら爆死ですが…


58268.jpg

無事に通って、一発ツモは1300・2600。

ペン3mなんかに負けるわきゃねぇだ!

ともかく無難な選択が功を奏した。


東2なら三色の打点も捨てがたいので、アガりづらいドラ切りもあるし、一周回って3p切りもありそうで、なかなか難しい選択だと思う。

ひとつ言えるのは、三面張含めた好形の保険があればめくり合いに強いというメリットがあるため、相手リーチにも押し返しやすいというのがある。

そういう意味でも迷ったらとりあえず連続形を残すことで、路頭に迷うことは少なくなるだろう。



ラベル:天鳳
posted by はぐりん@ at 00:00 | Comment(0) | 成績UPに直結 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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