2021年10月03日

迷彩トラップに注意!【決まりやすい迷彩とは】

今回はどういう待ちにすればアガリ牌を引き出せるのか?→出アガリのしやすい迷彩について考察してみた。


昨今の麻雀は守備の技術が上がり、単純に両面でリーチしてもアガれる気がしないと思うことが増えた。

かといって、脅しの愚形リーチをしたところで上手に攻め返されてアガリをかっさらわれてしまう。

先手を取ることは今でも十分に有効だが、一昔前よりはその優位性は失われていると言えるのではないだろうか。

鳳凰卓では単純な棒攻めでは相手に待ちを読まれやすく、牌効率をやや犠牲にしつつ先切りなどの布石を打ってくる打ち手が増えたという印象もある。

守備力を高める過程で仕掛けにおいてもスリムな先切りが当たり牌を引き出すことにも繋がりやすい。


守備力が極限に高まった昨今だからこそ、見直すべき戦略がある。

それが、「迷彩トラップ打法」だ。


同じ相手と長く打つ場合、どのような雀風の打ち手かということをインプットしておくことは、押し引きを加味する上で重要だ。

しかし、常に一定で同じリズムの手組みをしていると自然に待ちが透けやすくなってしまう。

これはパンパンにして仕掛ける人の待ちが読みやすいのと同義である。

ポーカーでブラフがあるように、麻雀でもブラフをところどころに織り交ぜることが新時代の戦略となってくるだろう

非合理を組み入れることにより、相手を攪乱させるという作戦だ。



例えば、手役狙いの5回に1回は先決めして出やすい待ちに固定する。

例えば、バラ手の10回に1回はアガリに向かわない鳴き(亜空間殺法)をする。

そのタイミングは非常に難しいが、ただ漫然と打っていてもそこに差異は生まれないので、相手の印象を操作する、攪乱するための工夫が後の布石となる、そういうアカギ並みのハイレベルな戦略が必要な時代になってきた


一発当てることができれば、そのインパクトにより相手の押し引きに迷いが生じる。

長期戦ではいかにインパクトを演出して相手を萎縮させるか、こういうところに実は勝利への道筋がある。


そこで、決まりやすい迷彩のトラップにはどんなものがあるかを探してみた。

@最序盤に切っている牌のスジ引っかけ

Aドラ引きを拒否する先切りスジ引っかけ

Bカンチャンもシャンポンもないスジ引っかけの単騎待ち

以上を順番に実戦例から見ていきたいと思う。



case1
49706.jpg

東4局、36900点持ちトップ目の西家。

親からリーチが入って一発目。

こちらは本来なら嬉しいドラ引きだが、いかんせん手が遅い。

さて、何を切る?





49707.jpg

8mを切るとまさかのロンの声。

あんた、7mも切ってるやんけ…これ、当たるんか?


49708.jpg

なんとこれが一通で、12000。

トップ目があまりに痛い親満の放銃となってしまった。


49709.jpg

対面は第二打でこの5m切り。

なるほど一通と三色の含みを残した懐の深い一打となっている。

この後手出しが多ければ多いほどカン8mは警戒の外となるため、カン8mになりそうな場合は空切りを多用するのも手だ


49710.jpg

ここまで進めば基本は一直線。

36mになっても割とアガリやすそうでワクワク感がある。

この半荘は何とか持ち直し、私がトップを獲り返している。

引きずってラスになりそうな放銃だけに、意外だった。



case2
50068.jpg

南1局、39800点持ちトップ目の北家。

ラス目の上家からリーチが入っている。

自身の手は割とバラバラだが、困ったことに安牌がない。

さて、どう凌ぐ?





50069.jpg

3m切りとした。

246mから6m先切りは5mがドラだけにさすがにないやろ〜。


50070.jpg

が、これがペン3mに当たりでドラドラ三色の8000。

ここまでビュリフォーに決められると、降参です…


50071.jpg

ドラ固定して三色とくっつきの両天秤だった。

これが見事な布石となって絡め取られた。

引っかけはたまたまだが、仮に三色じゃなくても3mが通常より出やすいとわかっていれば手組み自体を工夫することができるはず

この半荘はトップを捲られ2着で終了した。



case3
50212.jpg

南2局、24300点持ち3着目の北家。

ラス目下家の親からリーチが入っている。

上家から薄い47pが切り出され、これをチーすることもできる。

手牌的にはもう少し粘れそうだが、さてどうしよう?





50213.jpg

これをチーした。

9sは切れないとして9sにくっつけばギリギリ2s勝負もありか。

切るのは当然…


50214.jpg

2mを切ったら、これがまさかのロン。12000。

135mって切って2m単騎なんてありますか?奥さん。

こんなの劇画でしか見たことないですよ?


50215.jpg

下家はカンチャン落としからの単騎コロコロだった。

これはマンズの巡り合わせが良かったというのはあるが、躊躇なくリーチに行けるかどうかというのは打ち手の準備や思い切りなど資質によるものが大きい

これがノータイムリーチだったからこそこちらもハマってしまったというのは間違いなくあるだろう。


50216.jpg

上家の仕掛けに釣られたというのはあるが、私らしくない軽い仕掛けでこれは良くなかった。

粘る姿勢は重要だが、使いどころを誤ってしまった感がある。

この放銃が響いて、そのままラスで終了した。



今回のケースは、いずれも作為迷彩というよりは自然迷彩の類であったかとは思う。

しかし、どのような迷彩が効果的かというのを事前に把握しておくことで、手組み自体やリーチの踏み切りやすさが変わってくるはずである。

例えばcase3の2m単騎は実戦では一瞬迷ったり考えたりするのではないだろうか。

こういう迷いをなくすためにも有効な迷彩というのを把握しておくことは意味があると思う。

これにブラフを組み合わせて、相手に迷いを与え、主導権を握っていく、そういった戦略を組み入れてみるのも一興ではないだろうか。



posted by はぐりん@ at 00:00 | Comment(4) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月23日

人和ありやなしや

今日は、「人和(レンホー)」という役について。


人和とは、一般的には純粋な1巡目における、ツモ番を経ていない子方の、ロンアガリのことを言う。

天和、地和と並列に話題に上がるため、かなり馴染みのある手役ではないだろうか?

しかし、その知名度とは裏腹に、プロ団体で採用しているところはなく、厳密にはハウスルール・ローカルルールとして存続している手役である


人和は以前は役満として扱われることが多かったが、最近では満貫・ハネ満、倍満のいずれかとして採用されることが多いようだ。

私のセットでは人和なしでやっているが、仮にありでも満貫ぐらいが妥当ではないかと個人的に思っている。

知り合いで雀ゴロのトンキーは倍満が普通だと思っているように、地域差や個人差があるだろう。

みなさんの感覚、地域のハウスルールはいかがだろうか?


私が人和について特に思うことは、値段の多寡ではなくて、有り無しについて確認が必要だなあ、ということ。

なぜなら人和だと思って倒したら役なしチョンボになってしまった、ということが普通にありえそうだからだ。

1巡目の理牌が忙しい時かつプレミアム感のあるアガリだけに、うっかり倒してしまうのはもはや雀士の性であり、人和不採用の不安感というのはとてつもないものがある

頻度も低い手役だけに、別段ありでも誰も文句は言わない気はする。


人和の面白い点は、北家が最も優遇される手役であるという点だ。


やれ座順でラスだ、やれ親に絞れ、安易に鳴くな日頃虐げられがちな北家が最も輝けるとき、それが人和という手役となれば北家マニアは感涙ものだろう。

なぜなら、ロンの猶予が南家は親が切った1打しかないのに対して、西家は2打、北家は3打あるため、相対的に有利なポジションにいるからだ。

逆に言うと、配牌時テンパイしているのが南家ならなんとなく損している気分になる(長期的にはほぼ影響はない)ため、どうせテンパイしているなら北家の時が良かった、などという不毛な損得が脳裏をかすめることになる

このへんの不平等感とか、曖昧さの部分が人和がポピュラーになれなかった理由の一つではないかと推察できる。



ひとつ、顕著な例を挙げよう。

62.jpg

これは私の愛用する麻雀ソフト、竹雀(bamboo mahjong)である。

ソーズオンリーの二人麻雀でCOMと戦うというやつだが、ご存知の方も多いだろう。

バージョンは古いかもしれないが、私はいつもこれで訓練をしている。

このバージョンだと人和はありで、役満扱いとなっている。

8s単騎でテンパイしているところに5sを持ってきたが、さて何を切る?





63.jpg

当然のごとく8sを切ってリーチ(2536s待ち)したが、これにロンの声がかかる。

人和で役満だ。

対面の待ちはパッと見で何かわかるだろうか。

147258sの6面張だ。

遅かれ早かれアガられていたと思われるが、この流れから何かを感じ取ることができたあなたはなかなか鋭い


そう、この麻雀における1巡目の子方は通常より期待値が高いのである。

親は1巡目に役満のチャンスがツモしかないのに対して、子方は1巡目にロンとツモの2回あるからだ。

人和が役満に設定されているだけに、子方の1巡目は非常にチャンスが多い。

逆に言うと、親は1巡目から切る牌をケアする要素が大きくなるわけだ。


人和にはこういう不均衡、不確定要素が増える手役でもあり、それゆえに競技麻雀からは嫌われる傾向にあったのではないかと思われる。


それでは、我らが天鳳において人和は採用されているのだろうか?

せっかくなので実戦例から確認していきたいと思う。



case1
60731.jpg

南3局、38000点持ちトップ目の南家。

ん?なんかテンパってる気がするが気のせいか?


60732.jpg

なんか1p出てるし!ロンしちゃってるし!(自動和了ボタンプッシュ済)

これはもしや、人…和…?


60733.jpg

にしぇんてん(ノω・、) ウゥ・・

天鳳では人和という役はございません!お気をつけください!


2000点アガればオーラス満ツモに耐えられるのでこれはこれで良し。

この半荘はトップだった。


60734.jpg

牌を開けてみると、地和紙一重だった。

例えばチップのあるリアルだったら、地和チャンスを放棄するのは愚の骨頂なので、人和の扱いをきっちり確認しておかなければならない。

天鳳でもこの2000はアガらない方がいいケースの方が多いはずなので、私のように自動和了ボタンを押す癖がついている人は特に気をつける必要があるだろう。



case2
tenhou.816.jpg

東2局、24000点持ちの親番。

何気なく孤立の北から切り出す。


tenhou.817.jpg

なんと、対面がツモ切りダブリーと来た。

地和親っかぶりのピンチだったということか…


tenhou.818.jpg

下家のツモ切った北にロンの声で、裏は乗らずに5200。

対面はツモ切りリーチだった、ということは?


tenhou.819.jpg

第一打の北はまんまと当たりだった。

人和がないおかげで交通事故に遭わずにすんだばかりか、当たり牌の先処理に成功するというミラクルをやってのけたわけだ。

ルールによって大きく結果が変わってくる局面だったことがわかる。

こういう場面で役なしロンと言ってしまわないように、ハウスルールは事前に確認しておきたい。



case3
tenhou.65.jpg

東1局、連荘を重ねてダントツの親番。

ラス目の南家から唐突にロンと言われる。

いやいや、あなた、人和ないですよ?




tenhou.66.jpg

ちょっwまっw

ツミコミ禁止ぃ〜!

仮に人和が満貫だったら高目取りって言うんか?


tenhou.67.jpg

二度と思い出せないように記憶を捨ててしまいたい。



ラベル:天鳳 手役
posted by はぐりん@ at 00:00 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月03日

4枚チートイで突っ張る男

あけましておめでとうございます。

2021年もこのブログをよろしくお願い致します。



2020年は、既存の価値基準が崩壊しパラダイムシフトと呼ばれる大転換が起こった歴史的な年だった。

人々の生活様式や働き方が刷新される様は、ニューノーマル時代の到来を予感させるものであった。

当面はこの流れが続くこととなるだろう。

そこで、私は麻雀界におけるニューノーマルを予想してみた。


・マスクをした人型AIロボットが実際に雀荘で打つ

→AIの強さは1から6までの6段階設定で、大抵の日は最強の1に設定されている

→女流プロの来店日のみ甘甘の設定6を使うこともあるとか?

→ロボットは話しかければ答えてくれるがたまにオカマっぽくなる

→発声がワンテンポ遅いので邪魔ポンが有効らしい


・麻雀界のニューノーマルはなんと流れ論だった!?

→進化したAIが流れ論を取り入れ始める

→流れ論が脚光を浴び、30年ぶりに麻雀ブームが復活する

→自然から流れを取り入れる、ということで青空麻雀教室が催される

→師範として雀鬼桜井章一氏が、講師として土田浩翔氏が招かれる


・似非麻雀ブームが起こる

→麻雀をやっているかと思ったら上海だった

→盲牌をやっているかと思ったら親指の筋トレだった

→上から牌が降ってきて高い役を作るパズルゲームがヒットする

→麻雀牌のお菓子を作ってインスタに載せる女子が急増

→白をもじった豆腐が売れる



麻雀界はニッチだが、遊戯人口は510万人(レジャー白書2020より)とテーブルゲームの中でも無類の多さを誇っている。

発想によっては何かビジネスチャンスが眠っているかもしれない。


さて、今年の麻雀の抱負として、とある半荘の1シーンを用意した。

まずはそちらをご覧いただきたい。



44540.jpg

南2局、18900点持ち3着目の北家。

ラス争いはやや僅差で団子状態となっている。

トップ目上家の先制リーチに、2着目の対面が6pをカンして追っかけた局面。

こちらはチートイイーシャンテンでギリギリ粘っている。


44541.jpg

直後に持ってきたのはテンパイとなるドラだった。

25pは両者に無スジ、8sは上家に通っていない。

さて、どうしよう?





44542.jpg

私の選択はなんと、8sの勝負だった。

当然ながら4枚チートイという役はないため、ノーテンのままリーチに突っ張っている状況だ。

2件に対してさすがに25pは厳しいという見立て。

場に1枚切れのドラはリーチには割と通りそうだが、絶対はない。


44543.jpg

さらに持ってきたのは、これも両者に無スジの2s。

無スジだらけで厳しい状況だが、ここから何を切る?





44544.jpg

気合いで2sを押すと、これがトップ目に当たり。

自身がアガれない手からの放銃は、押し過ぎ感もある。

裏ドラが2種めくられるが、果たして…


44545.jpg

幸いなことに1枚も乗らず、1300オンリー。

痛恨の大失点かと思いきや、3着キープの最少失点で済んだ。

ええ、サシコミですとも( ̄ー ̄)ニヤリ


44546.jpg

自身も迷った分岐の場面。

テンパイだからと2pを押していたら、対面に一発で6400を献上しているところだった。

良い放銃で流れを掴んだ私は、勢いに乗じて2着捲りでフィニッシュ

トイツ系雀士の面目躍如となった。


今年の抱負

アガれない 4枚チートイで突っ張る男 そんな男に私はなりたい


ラベル:ネタ
posted by はぐりん@ at 01:00 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月20日

裏ドラ1枚のドラマ

みなさんは裏ドラにどのような印象を持っているだろうか?


よくよく考えてみると、裏ドラは麻雀に華やかなゲーム性、ともすると射幸心を与えている大きな要素だろう。

裏ドラはその不確実性ゆえに、運不運のバロメーターとして用いられがちだ。

私などもよく、

「●連続リーチに裏ドラが乗ってないな、不調だなあ」とか、

「あまりにも乗らないから、裏ドラは乗らないものとして最初から考えよう」などと思うことがある。


そもそも裏ドラはリーチが有利になるように加えられたオプションであり、裏ドラの権利を得られること自体がお得であるはずなのに、
そのことを皆が忘れて、裏ドラが乗らないことがまるで不幸の象徴のように扱われているのは、何やら滑稽だなあと思ってしまう。

抽選で当たることの喜びよりも、抽選を外した時に負のバイアスがかかりやすいのは人間の本来持つ特性なのだろう。


私が小さかった頃、親が買ってきた宝くじの当選番号を確認する作業が好きだった。

当たっているかもしれないという期待を胸に一つ一つ番号を確認していく時のドキドキ感がたまらなかったのだろう。

宝くじは夢を買うとよく言われるが、この当選確認の高揚感にお金を払っていると考えるとそんなに悪くないのかもしれない。

そのように考えていくと、我々は小さな運否天賦や運試し、1回勝負が好きな性質(たち)であり、それは元来生物が持つ闘争本能に由来するものなのかもしれない。


例外なく人は、占いやおみくじのような「不確実性のある抽選」が好きであり、それは労なくして気分の高揚感を得られるからである。それが行きすぎるとギャンブルとなってしまうけれども。

言ってみれば裏ドラもこの類だろう。


仮に裏ドラがなかったらと仮定してみたらどうだろう?

裏ドラなしでリアルをしましょうと言われたら、私は打ちません、と言ってしまうかもしれない。

それぐらい現代のチップ麻雀では裏ドラの存在は大きく、たった1局でも挽回のチャンスを与えてくれる、そんな期待感を与えてくれる存在ではないだろうか。

リーチをツモアガって裏ドラが乗った瞬間の高揚感というのは、麻雀を打っている中でもアドレナリンがドバッと出る瞬間であり、良くも悪くも将棋を指していたら得られない麻雀の醍醐味であることは間違いない。


そんなわけで、私は裏ドラLOVEである。

今回は、天鳳において裏ドラ1枚が大きく影響を与える局面を集めてみた。

私の感情が揺れ動くさまをご覧いただきたい。



case1
tenhou.29153.jpg

南3局、18900点持ち3着目の親番。

上家が1700点持ち飛び寸。2着目下家とは17700点差、トップ目対面とは23900点差となっている。

上家が飛びやすいので、安易にツモアガリできない。むむっ。

配牌は赤&ドラインでまずまず。


tenhou.29154.jpg

あの配牌を何とかまとめてテンパイ。

ピンフにはならなかったが、58pが苦しかったので悪くない入り目か。

ハネツモは条件がやや厳しいが、一発と裏に期待してリーチいっきま〜す。


tenhou.29155.jpg

高目いただきました。

流れ的にこれは乗るね、こんなの乗らなかったことないわ、うん。


tenhou.29156.jpg

9おjfdkじゃspjふじこfじぇい@fぢ!!!


tenhou.29157.jpg

今日のところはこのへんで勘弁してやろう(白目)



case2
36931.jpg

南3局4本場、11900点持ち2着目の北家。

下家が80000点弱というトンデモなダントツ。

熾烈なラス争いだが、辛うじて私は2着に踏み止まっている。

たった今、2800点持ちラス目の対面からリーチが入った。

中のトイツ落としが目立つ。これは打てないな…


36932.jpg

行くしかない3着目の上家が放銃となった。

さてどうなった?


36933.jpg

うん、上家飛んだ。

4本場でややこしいが…


36934.jpg

しゃくてんさ・・・

裏ドラのおかげで7700が8000になりその300点で捲られた。

ぴこりんに負けるはぐりんorz



case3
42901.jpg

オーラス、19600点持ちラス目の北家。

上は団子だがやや離れている。3着目が対面の25600点。

幸いなのは30000点を超えている者がいないこと。

さて、ここから何を切る?





42902.jpg

4p切りとした。

25pが悪くないのでこの固定は勇気がいるが、36mがかなり薄いのでダイレクトテンパイに旨みが少ない。

それならばと手広くくっつきに構えた。

6m周りのくっつきは悪くなく、何より一刻も早いリーチが求められる局面だ。


42903.jpg

とりあえず先制できればこの局面は十分。

相手の手を止めれば勝負を引き延ばせる。

場況的に7mは悪くなく、出アガリはともかくツモアガリならそれなりに期待できる。

まずは第一関門突破。


42904.jpg

と、ここで事件が。

唐突に勝負してきた3着目の7mに意気揚々とロンの声をかけたところ、まさかの上家がダブロン。

上家は見た目3900をクリアしており、30000点以上が確約された。

上家が7700なら問答無用でラス回避。上家ドラ持ってそうじゃね?


42906.jpg

私に裏ドラは乗らず、上家は3900のまま。

これは…


42907.jpg

まさかの500点差で捲れず。

上家取りされたリーチ棒返して(ノω・、) ウゥ・・

上家さんはリーチ棒なくてもトップだからいらないべ?

ぼくアガったのに300点しか点棒増えてないよ?

リーチ棒1本、裏ドラ1枚に泣かされたパターン。

歓喜と悲鳴の残像が、卓上にこだまするのであった…



case4
45298.jpg

オーラス、26400点持ち3着目の北家。

対面がダンラスで、2着目の親と8000点差、トップ目の上家と9200点差となっている。

つまり、満貫ツモできれいにトップを捲れる。

配牌はいけそうな感じ。


45299.jpg

ツモが噛み合ってのテンパイで即リーチ。

高目ツモなら文句なし、安目ツモなら裏1条件。

対面から出たら…天鳳ならアガるかもなあ。



45301.jpg

グワシとツモったのは安い方。

このパターンは…オチが読める?


45302.jpg

僕だってねえ、やる時はやるんですよ!


45303.jpg

順位2UPのかかった裏ドラはほんとに痺れる。


裏ドラが乗ることに思いを馳せながら、ツモに力を込めている瞬間こそ、麻雀が一番楽しい時なのかもしれない。



ラベル:天鳳 ドラ
posted by はぐりん@ at 23:00 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月01日

天鳳でのリンシャンツモ カンドラはどうなる?

天鳳でリンシャンツモをしたのに、カンドラがめくられずにあれ?と思ったことはないだろうか。


天鳳では得点の切り上げがないなど、ところどころ古風なルールを採用している。

リンシャンツモ時のカンドラについてもその例に漏れない。


リアルと違ってやや紛らわしく、ごっちゃになっている人もいると思うので、本記事でまとめてみた。

結論を即座に知りたい方はcase4の直後にスキップしていただきたい。

実戦例からテスト形式で確認していくのがわかりやすいかと思う。


以下はあくまでも天鳳における新ドラのルールである。

それではどうぞ。


case1
45121.jpg

対面の南家がリーチ一発目のツモで1pを暗カンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?

また、この場合一発はつくだろうか?





45122.jpg

めくられる。一発はつかない。

天鳳でも暗カンによるリンシャンツモ時は、メンゼン・仕掛け問わず常にカンドラはめくられる

当然ながらリーチの場合はカン裏も見ることができる。


45123.jpg

暗カンした時点で一発の権利が消えるため、一発はつかない。

きれいに4枚乗って、最大効率の倍満。

親の悲鳴が聞こえる東1局となった。



case2
31327.jpg

仕掛けの上家が1pを加カンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?





31328.jpg

めくられない。


31329.jpg

天鳳では加カンによるリンシャンツモ時は、常にカンドラはめくられない。

かなり違和感を感じる瞬間ではないだろうか。

これは昔あった、「暗カンは先、明カンは後」ルールの名残だと思われる。

明カンの場合は模打が完了してからドラをめくるというアレである。


31330.jpg

めくられなかった新ドラに注目していただきたい。

フリーならドヤ顔で3000・6000をいただくところだが、天鳳ではたったの800・1600である。

これは見ない方が良かった…ね。



case3
75416.jpg

白を仕掛けている親の対面が、上家の切った8mを大ミンカンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?





75417.jpg

めくられない。


75418.jpg

天鳳では大ミンカンによるリンシャンツモ時も、常にカンドラはめくられない。

加カンと大ミンカン、つまり明カン時のリンシャンツモはバツというわけだ。

リンシャンからドラを持ってきて親マンに仕上げるたあ、なんたる剛腕。


75419.jpg

試しにめくってみると、そこにいたのは中。

まあこれで新ドラまで乗せられたらこちらとしてはたまったものではない。

しかし、大ミンカンの責任払いの有無も含めると、このケースではルールによって大きく損得が変わってくることに気づく。

ルールが定まっていないと逆に揉めそうな場面ではないだろうか。


また、天鳳では大ミンカン時のリンシャンツモで新ドラが増えないという点で、大ミンカンの期待値が通常より下がっていることがわかる。

気づきにくいが、大逆転を狙いたい際にやや痛い特性であると言える。



case4
52640.jpg

東1局、対面が5sを加カンしたところ、上家のロンの声

いわゆる「チャンカン」というやつだ。

さてこの場合、カンドラはめくられるだろうか?


52641.jpg

めくられない。

カンという行為は「フーロ者の打牌完了をもって、成立したとみなされる」ため、チャンカンはカンが成立しているとは言えないからである。

この文言によれば正式には後めくりが正しい気はするが、略式という形で現在は即めくりが主流となっている。

つまりどのルールをもってしても、チャンカンによりカンドラがめくられるということはない。


52642.jpg

東・チャンカン・ドラ3で8000。

念のためにカンドラ見てみると、やっぱり乗ってる。これはガチかも…



まとめ

@暗カン時リンシャンツモカンドラはめくられる

仕掛けていても同様。

A明カン時リンシャンツモカンドラはめくられない

加カン(小ミンカン)or大ミンカン時のリンシャンツモのみ新ドラはめくられない。
一般的なルールと違うのはここ。

Bチャンカンカンドラはめくられない

ルール上の必然。



それでは最後に復習といこう。

case5
72658.jpg

仕掛けの下家が2pを加カンしたところ

Q1 ここで下家がリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられる?





72659.jpg

答え めくられない

Q2 仮にドラがめくられた場合、新ドラは何でしょう?





72660.jpg

答え 2p


やっぱりか(゚Д゚)!?

さらに白を加カンすると白が乗る仕様となっております。



ラベル:天鳳 雑学
posted by はぐりん@ at 07:25 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする