2016年05月29日

続・爆打との対戦

天鳳の特南で常時打ち続けている麻雀AI「ⓝ爆打」

あの後さらに何度か同卓して、興味深いサンプルが集まったのでお届けしたい。


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東3局、南家爆打。

爆打の第一打は西を合わせるのではなくて、9s切り。
穏やかな着手で別段不思議はない。


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何を切るか?

爆打は東を絞ってここで1枚切れの中切り。


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次巡、東を切ったところ、親の私に鳴かれてしまう。ダブ東だ。


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結局これが私の4000オールに仕上がってしまう。


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私視点の3巡目。
東はどこにも見当たらない。
つまり、この後2巡で東が重なるのだ。

この結果はたまたまであるが、
絞りの善悪は別として、爆打ちは危険なダブ東を先に切り出すタイプではないとわかる。


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オーラス北家ラス目の爆打。
現在7200点持ちで、3着目の上家とは6800点差。

ピンフのみのテンパイとなったが、さてどうしよう?





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ん?即リーチ?
これだと一発裏1か裏裏条件。
1300・2600ツモだとわずかに足りない。

現実的には厳しそうだが。


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対面からリーチ棒が出た。
これを見逃せば、ツモ裏1条件になるが、どうするか?





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爆打「裏裏にかけるだわさ」


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そう都合よくはいかない。
でも裏1はあったか。


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十段は遠いぞ!


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オーラス私視点。
トップ目の私に対して2着目の上家のリーチが入っている。

この切迫した場面で、爆打3sチーして赤5m切り。
いかにもこの赤5mは強い。
どんなテンパイが入ったのか?





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ってなんだこりゃ(笑)

安牌がたくさんあるのに亜空間にもほどがあるだろ。


この局面、下家の3mに軽くラグがあり、実は対面の見逃しが入っていたのだった。

爆打はまさか…それを見抜いていたというのか!


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爆打のクソ鳴きで紛れが起こり、3mが食い流れた。


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結局一人テンパイで終局。

爆打よ、ありがとう。


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何を切るか?





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なんと爆打はここから7p切り。
ラス目の親番なのにのみ手のシャンテンに構えた。


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6pツモって西切り。
フリテンに受けるくらいなら、最初から西を嫌えばいいのに。


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フリテンテンパイからドラが重なって手順で6p切り。


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回戦落ちから出て、12000となった。

私は回線落ちに釣られてのツモ切りリーチ。
元々リーチする気は一切なかっただけに、こういうのが良い結果に結びついた記憶がない。


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次局、手なりチートイのテンパイだが、さてどうしよう?





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ノータイムでリーチ。
おそらく回線落ちがいなくても同じだろう。


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これに飛び込んだのが私で、9600。

ドラ3ゆえぶくぶくに構えたのが裏目に出た。


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爆打の猛攻が止まらない、同5本場。

10種の配牌をもらったが、9種で流す?





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8mからの切り出し。
ということは、大体国士に向かうということだろうか。


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ダブ東が暗刻になり、着手に迷うところ。

爆打はここから迷わずに9mを切り、メンツ手へと方針転換。


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カン8sをチーしてなんとなく形になってきた。


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2件リーチが入るも、中を重ねてテンパイ。

こうなったらゼンツだろう。


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私が即掴んで、12000+5本場の放銃。

これによって私は飛び寸となり、爆打と同卓して初めてのラスを引く。


AI+回線落ちという普通に打っていればラスになりえない状況でのラス転落。
何かやりようはあったなあと思わせる半荘でもあった。


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南3局、12200点持ちラス目の西家、爆打。

西を一鳴きして現状1000点の仕掛け。

これあがってもオーラスの条件厳しいぞ?


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1000点のテンパイが入る。

ラス目の仕掛けだけに上家の私は完全ガードに入っている。


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無駄ヅモね、はいはいツモ切りツモ切り。


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ふぁっ!?

ここでオリちゃうの?


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爆打完全にベタオリ。

1000点の仕掛けで簡単にオリるんならそもそも仕掛けなきゃいいのに。


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しかししかし、なんと親が47pで張っていて、ダマインパチ炸裂!
下家が放銃。


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7pはすでに当たりだった。

これを見越していた!?なんつー神回避だ。

これによって爆打はラスを免れることになった。


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私視点。暗カン含み対面のリーチが入っている。

流局間際に爆打の暗カン。

おいおい、やめてくれ…。


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直後に、リーチ者がツモ。


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はいきたこれ!

爆打テンパってないのかよ!

倍満親っかぶりでこれは自業自得…


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ここからカンて。

AIが人間みたいにテンパって取った行動にも見える。


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私の先制リーチに、爆打チー!


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もういっちょいってみよう、チー!


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ついでだ、これも鳴いてしまえ、チー!


さて、問題です。
爆打の手牌はどうなっているでしょうか?





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バラバラ!!!


カオス鳴きにもほどがあるだろ!
麻雀AIの存在感をアピールしているのか?


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私の2600のあがりとなった(裏1)。

この半荘、東2の親っかぶりが響き、爆打はラス。

まだ当分の間、世界は平和が続きそうだ。



ラベル:天鳳 AI
posted by はぐりん@ at 20:39 | Comment(21) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

因果関係・流れを常に考えながら打つ

私は天鳳で打つ上においても因果関係や流れを考えながら打っている。
非常にオカルト的なようにも聞こえるかもしれないが、今回は端的にそれらの考え方を綴っていきたい。


麻雀における因果関係など恣意的にいくらでもこじつけられるものだが、
単純牌効率を損なった打牌をすればあがり率は下がるし、
仕掛けが中途半端だと放銃率は上がる。


ミスによる結果が悪いものになるのは当然の話だが、
これもひとつの因果関係ということができる。

因果関係を考えながら打つということは、
自分のミスだけではなく相手がミスしていないかというのを考えながら打つ
ということでもある。


それが次にどのように繋がるかというのはまた別問題だが、
半荘において大きなチャンスを潰してしまうと勝ち切るのは難しく、
相手の心情も加味しながら反撃のチャンスをうかがっていく、
全体の進行状況・雰囲気から他家のやる気がどうなっているかを考える、
私はこれを「流れを読む」と言っている。


牌の並びに因果関係がないことぐらい、少し考えれば誰でもわかる。

しかし、打牌には人の意志がこもっている。

意志がこもっている以上、ないがしろにすると必ずしっぺ返しを食らう。

「因果応報」とはよく言ったもので、
「人は舐めても麻雀は舐めるな」という言葉があるが、
私の場合は「人も舐めないし麻雀も舐めない」のである。



例えば雀鬼流麻雀がある。

あの超短時間の打牌の中で、どれだけのことを考えて打っているのか。

何も考えていなかったとしても遅いよりは100倍いい。
「時の刻みはあんただけのものじゃない」のだ。

何かを得るための麻雀ではなく、何かを捨て去らないとあの境地には達せないだろう。

あの打牌スピードで、場の状況がどうなっているかを的確に読んでいるだろう。
むしろ、流れだけしか考えていない、そういう領域かもしれない。


何が言いたいのかというと、
因果関係や流れを考えながら打つということは、
様々な情報を読み取りながら打つことにつながる
、ということだ。

情報の取捨選択が大事な麻雀において、
因果関係を読み解く能力は、そのまま場況判断能力につながる。


感覚で打つ雀鬼流麻雀に通じるのはその部分である。


また、読み取る力が強くなれば、麻雀を深く打つことにもつながり、
「意味」を自分で見つけることが可能となる。
これは、麻雀に楽しさ・深淵を見つけるということにもなるだろう。



因果関係・流れについて私が意識しているのは以下の通りだ。


@まずは自分のフォームを崩さない

落ち着いて自分の麻雀を打つこと、これが最も大事だ。
私の場合はとにかくメンゼンで自分の形に持っていくことを心掛けている。
仕掛けで芯がぶれてしまった場合に、結果が伴わないことが多い。


A好調者には逆らわない、不調者をとことん叩く

気持ちよく打っている者には逆らわない。
麻雀はメンタルのゲームなのだから、
エネルギーの大きい好調者を攻めず、ミスしやすい不調者を叩く。


B「ツモあがり」はエネルギーを消費する行為

相手のリーチツモは基本的には避けられない。
ただし、ツモあがりはエネルギー(ツキ)を消費する行為なのだ。
全員がツモりあっている場合、エネルギーは均衡しているが、
我慢できずに洗面器から顔を上げて放銃してしまった人がラスを引く。

つまり、「ツモ」られてもツキを消費したな、と考えると我慢が効く、そういう考え方だ。


C我慢する木に花は咲く
フォームを貫いてラス>フォームを崩してトップ


自分の麻雀を最後まで貫いてラスだったとしても、
それは長期的には好結果になりやすいので問題ない。
慣れない仕掛けでアップアップのトップを取っても、
それは次につながらないので必ず近いうちにその代償を払うことになる。


Dミスを自覚したら謙虚に打つ

ワンミスならまだギリギリ生き長らえる。
ツーミスしたら麻雀は勝てない。
ミスを自覚したら、トップはあきらめ、フォームやメンタルを取り戻すことに努める。
ミスに対する謙虚な姿勢が必ずや次につながる。


これらを踏まえ、フォームを崩すと、どういうことになるのか。
 
実戦例から見ていこう。


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開局、南家。

親の第一打の南をポン。
これは自然な仕掛けにも見える。


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対面から出た1m。

さて、これを鳴く?





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スルー癖がついていて、うっかりスルーしてしまった。


スピード・打点どちらを見ても1mはポンでいい。

テーマとしては1000点でさらっとかわす場面か。


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このスルーがいけなかった。

それ以降、何も鳴けない、ツモれない。
受けの広いリャンシャンテンが全く進まない。


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直後に、親に赤5mをツモられ、4000オール。

直感的にこれはヤバいとわかるだろう。

配牌と見比べても、中途半端な鳴きが生んだあがりであることは明白だ。


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次局、先制リーチに対して、ドラまで押されて2000の放銃。

前局の仕掛け倒れがこの結果を呼んでいる。

5sは2枚山に対し、47pはラス牌だった。


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次局の親番。非常に嫌な予感がする下家のリーチ。

これが一発ツモ。


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やっぱりか!

痛いは痛いが、なるほどそうかという印象が強い。


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南2の親番。

牌形がトイツ手なので、8pツモ切りとした。


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しかし、なぜかこんなことになっている。

フリテンの58pをチーして通常ありえない仕掛け。


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すぐに出て1500のあがりとなった。

が、これは自分のフォームではない。

次につながらないあがり、良くないあがりであるということを自覚した。


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勝負どころの南3で、ライバルの3着目のリーチに放銃。

勝負牌に対する、放銃牌の割合が高い。

良くない状態であることは間違いない。


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ですよね!


この時、私がどういう感情かというと、
先ほどの1500のあがりを麻雀の神様に怒られている、という心境だ。


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オーラスの結末。

最後まで、一発裏ドラ場が続いた。

私と対面の仕掛けに麻雀の神様が怒っている。荒ぶっている。


私は非常に反省し、謙虚な姿勢で次の半荘に臨んだ。

麻雀の神様の怒りは少しおさまったのか、本当に苦しみながら3着終了をいただいた。



ラベル:天鳳 因果
posted by はぐりん@ at 18:32 | Comment(15) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月01日

中盤以降のトイツ落としは安全度の高い方を選ぶ

今回は基本戦術として、中盤以降のトイツ落としについて書いていきたい。


HAZさんのブログによると、
麻雀において、7巡目に誰か1人がテンパイしている確率は約50%というデータが出ている。

さらに驚くべきことに、7巡目に誰か1人がイーシャンテンかテンパイである確率は、なんと90%を超えるという。


7巡目というと、まだ手が整っていない印象があるが、
実際には誰かからリーチが飛んでくるべき巡目であるということがわかる。

つまり、中盤以降にトイツ落としをする場合は、
先の危険よりも今現在の危険を考えるべきだと言える。


中盤に危険牌のトイツ落としをする場合、次巡の危険度はさらに高まるため、
2枚目が放銃につながったり、
あるいはリーチが入って切れないまま孤立してしまうということにもなりかねない。


そこで、ここ1〜2巡の安全を買う選択をするわけだが、
危険度の高い方のトイツを手の内に残すことによって、
暗刻になった場合にそれを使い切れるというメリットがある。

字牌は暗刻をミスっても安全牌として機能するが、
中張牌の3枚目引き戻しは切れない上に使えないという状況になっていることが大半だ。

守備のために安全な方を残すという意識は、
想定外の引き戻しで完全に自分の手が死んでしまうため、
回し打ち、テンパイ取りにはそぐわないと考えられる。


このへんは表裏一体だが、
数牌のトイツを残すことで、かわしのあがりが増えるのは間違いないところで、
手の内の安全牌をギリギリの水準で間に合わせるということは、
成績向上において非常に重要なポイントである
と私は考えている。


もう一点、安全な方のトイツを落とすことで、
自分の河が強くなり、待ちが読まれにくくなるというメリットもある。

トイツ落としは大きな情報なので、できるだけ目立たない牌を切ることは、
自分のあがり率を高めることにもつながる。

よって攻撃を最大限見る場合は、序盤から河を強くするトイツ落としを意識していくのがいいだろう。



それでは実戦例から見ていこう。


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開局の南家。

ドラ入りリャンカンができて、ピンフ含みのリャンシャンテンになったが、
何を切る?





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中盤なので、安全度の高い西を落とした。

マンズは高く、この瞬間にリーチと来られると、7mは切れなくなってしまう。


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この時の全員の手牌。

対面がすでにテンパイ。
上家下家もイーシャンテンで、7巡目というのはもう危険な巡目であることがわかる。


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ほどなくして、テンパイを果たし、ここで即リーチに踏み切った。


この場合7mのトイツ落としに比べて、河がかなり強い。

相手の対処がより難しくなっているのがわかるだろう。
これも安全な方を落とす一つのメリットだ。


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2件追っかけが入るも、下家から出あがり、裏なし2000のあがり。

下家の芸術的な最終形を見てほしい。
危うく東1局で勝負が決まってしまうところだった。


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別の半荘。
南2局1本場、2着目の南家。

別段何ともないリャンシャンテンだが、
ラス目の親に対していまいち安牌が少ない。

さて、何を切る?





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2s切りもチラと考えたが、ここは白切り。

わざわざピンフを捨てる必要もなく、これは普通の選択だが、
天鳳打ちならつい考えてしまう安全牌残しだ。


ちなみに、こういう場面ではわざわざトイツ落としを強調するメリットがないので、ツモ切りの方がいいだろう。


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同巡、下家からリーチが入り、これが見事に258s待ち。

2sのトイツ落としなら完全に手が死んでしまうところだった。
中盤の危険牌トイツ落としにはこれがある。


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上手くタンヤオで回ったつもりだったが、
現物になった6mが親に掴まり5800。

テンパイなのでこれは仕方ない。

しかし、この放銃が響いてこの半荘はラスとなってしまった。


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別の半荘。
東4局、微差の3着目の南家。

7pツモったところだが、さて何を切る?





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7pツモ切りとした。

ここでは1mが3枚見えで23mのターツがあまり強くないので、
4p引きでのドラ受け入れを見ての選択。

対面にもドラが切りにくいだけに、ドラの受け入れは意識しておきたい。


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次巡、8pツモったところ。

さて、何を切る?





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ここでは安全な北切りとした。

巡目的に58pのスジは危険度が高く、
トイツ落としをする猶予があるかどうか。

ドラの受け入れはなくなってしまうが、
形を決めて攻撃に備える巡目だと判断した。


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そして、北落としにはこれがある。

上家のターツ落としでやや58pの安全度は高まっているが、
25pのスジはかなり危険で、58pと切っていたら困ってしまうところだった。


安全度の高いトイツ落としを優先することで、
暗刻になった場合に柔軟な対処が可能になるのも大きなメリットだ。



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実は、選択の場面で下家にはこのテンパイが入っていた。

ここで5p切りを選択してしまうと、8pで放銃する可能性が高かった。


上家もこの時点で58p受けのあるイーシャンテン。

やはりここでの58p落としは巡目的に厳しいというのがわかる。


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結局、対面が下家から2000点のあがり。

ここでの放銃回避は大きく、最終的にはトップを取ることに成功した。


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別の半荘。
南1局2本場、トップ目の親番。

イーシャンテンとなり、いずれかのトイツを落とす場面だが、
さて何を切る?





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ここでは1s切りを選んだ。

ポイントは、最終的に待ちにした場合1sと3sのどちらが強いかという部分で、
上家と下家の捨て牌から、1sと3sの強さには大差ないと見た。

3sのシャンポンでも問題なく即リーチに行けるのであれば、
基本通りに安全な1sを落とした方が得だと考えた。


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直後、下家のリーチが入った。

宣言牌で南が出たが、これを鳴く?





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この場面で1sを切れるのが、1sトイツ落としの大きなメリットだ。

下家の2巡目には2sが切られており、
リーチに対して3sはかなり切りにくい。

3sのトイツ落としで1枚浮いている状態では、
南をスルーする選択も十分にあっただろう。


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さらに、仮にこの場面で36sをツモってきたことを想定してほしい。

危険な方を手の内に残していることで、
36sは何枚ツモっても使い切れる格好となっている。


危険牌のトイツを残すことで、
逆に言うと全部使い切れる可能性を見ることができる
というわけだ。


受けの強い人はおそらくこういうことを丁寧に考えているだろう。

中張牌のトイツが残っている方が、
牌の伸びに発展性があるため、タンヤオなども絡みやすく、
あがり率、流局テンパイ率はいずれも上昇する可能性が高い。

一方で、受けが効かないため、その代償として放銃率は上がることが考えられる。


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過程と結果は別物で、まんまとドラのカンチャンをツモられてしまった。

しかも裏3ときてハネマンの親っかぶりだと。


手順としては問題なかったが、
下家からのポンはツモを増やしてしまうという点、この点は常に留意すべきだろう。

ミスを犯したわけではないので、
下家の親番は少し慎重に対処するぐらいで、この半荘はトップで終えられた。


ちなみに、選択の場面では1sも3sも全山だった。



ラベル:天鳳 対子 定跡
posted by はぐりん@ at 00:08 | Comment(14) | 守備力UP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする