2018年09月23日

9戦7エンジェル降臨 これこそが現実

本題の前に。

天鳳マニアクラブというサイトにて、私の記事が書かれていたので紹介したい。

天鳳マニアクラブはこちら


私についての記事が最新のようで、現状トップに表示されている。

実は私、このサイトを知らなかったのだが、開設が2018年6月14日ということで、できてからまだ日が浅いということがわかった。

天鳳民だけでなく、Mリーガーなどプロ雀士の紹介もあり、なかなか興味深いサイトとなっている。


一般卓時代の私の戦績について、

>特上条件(四段R1800)をクリアするまでは、
>一般卓のみでの対局で、上級卓は一切プレイしていません。
>また一般卓では、特上条件達成までにラスを5回しか引いておらず、
>三段坂に至ってはノーラスクリアでした。


ほうほう。ってか自分が上級卓打ってないことすら忘れてたわ。

一般卓の成績なんて結構限られた情報だと思うので、執筆者は天鳳の運営に近い人なのかな、とも思ったり。

(追記:一般卓の情報もすべて公開されているようです)


はぐりん@特上卓のみで天鳳十段を二度達成した特上の王

私は現在鳳凰で打ってるにも関わらず特上王と呼ばれているわけです。

まあタイトルの偉業に比べたら鳳凰卓の成績の芳しくないことといったら…。

今後は鳳凰の王と呼ばれるように、はい、がんばりま〜す。

天鳳マニアクラブさん、記事にして頂きありがとうございました。



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さて、前回記事にも挙げた9戦7トップだ。

以前私は10戦8ラスをひき、10戦8ラス あなたはこの現実を直視できるか?という記事を書いた。

禍福は糾える縄のごとし、悪い時があれば、良い時もある。

今回はその時の対比として、半荘におけるポイントなった局をピックアップした。

ちなみに、10戦8ラスとか9戦7トップなどは、マックスとミニマムをそれぞれ切り取っただけの話で、
その前後まで広げると、特別な偏りとなっていない。

試合数を増やせば増やすほど、一瞬の絶好調や絶不調を切り取ることはそれほど難しくはないということは申し添えておこう。

それではどうぞ。


1天使目
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東3局、2着目の親番。

何を切るか?





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456の三色を見切って、マンズのくっつきを重視した。

場的にピンズが高く、逆にドラ周辺が安いため、4mくっつきの方がアガりやすいと思った。

ドラがないので微妙なところだが、三色は不確定なので、それならばアガリやすい選択をするのも一つの手。


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一向にくっつかず、8mツモ。

さて、どうしよう?





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ここでソーズのくっつきを見切った。

2s3s4sがかなり見えているので、最終形がそれほど強くならない。

それでもソーズ残しの方がテンパイチャンスは圧倒的に上なので、最終盤なら8m切りから形テンも視野に入れる。


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それみたことか、と絶好の7mを引き入れ即リーチ。



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サクッと一発ツモで裏なしの2600オール。

受け入れ枚数的に損な選択でも、場況判断がピタリとはまってアガリに結びつくのが好調時だ。

自身の読みが根底にあるので、正解すれば気分も乗ってイケイケになっていく。

やや難しい分岐を正解させるのがタイムへの入り口で、ここでも例に漏れず、次局6000オールをものにする。


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選択の場面。

想像よりピンズは山に多く、逆にソーズの有効牌はそれほど山にないことがわかる。

河の印象と実際の山が一致していないことはままある。


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後半の選択の場面。

7mが山に濃いのが主張点で、これだとペン7mリーチでも強い。

ここで8mを切っていると、次巡の7mで仮テンに取ることになるが、
その次の3mツモでおそらく7m切りリーチといくだろう。
それだと下家の5200にドンピシャで刺さってしまう。

この8m残しによる得失点差がどれだけのものか。

限りある巡目の中で正解を選ぶ嗅覚、これが成績に直結することがわかるだろう。



2天使目
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開局の南家。

ドラが8pで789の三色もほのかに見えるが、さて何を切る?





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さすがに三色は無理スジだが、形で9mに手をかけたくなってしまうもの。

通常は9m切りでも大差ないことが多い。


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ズバリ8mをツモってきた。

さて、どうしよう?





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即リーチとした。そう、9p切りのメリットはイーシャンテンに取れる、ということなのだ。

テンパイ取らずの3m切りは、赤5mが出てしまう可能性がある。

ダマからの手変わり待ちも落ち着いていると思うが、369mが場に見えていて、やや変化枚数が少ない。

上家の仕掛けで入ったテンパイでもあるし、ここは即リーチでいいんじゃないか、という結論に達した。


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これをまさかの一発ツモ、裏が1枚乗って3000・6000。

好調時はこういう愚形リーチがツモアガれる。

様々な選択肢がある中で、ベストと言える結果。過程と結果がリンクするのが好調時と言える。


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ちなみに前巡3m切っているとどうなったかというと、
必然的に4mツモって9m切りの25s待ちとなる。

前巡下家は5mがなくて3mチーできず、ここでの宣言牌9mをポンテンに取る可能性が高い。

そうなると現物待ちの36m待ちとなり、対面の3mが発射される可能性も高い。

5sが近くにいるように見えるが、それでアガれるかは微妙なところ。



3天使目
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東2局、原点の南家。

ピンズに寄ったかなりのチャンス手をもらっている。

これはぜひともものにしたいが、さて何を切る?





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親の現物の白を残して、危険度が高く絞られやすい東を先切りした。

チートイ想定だと親の現物は魅力的だし、チンイツに向かうことを考えても、ダブ東は後々枷となりやすい。

私の雀風からは、ダブ東を真っ先に切ることはめったにない。


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親の先制が入るも、ズバリ残した白を重ねてこちらも追っかけ。


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親から討ち取り、ハネ満奪取。

南は山3に対し、親の待ちはこちらがスジで固めている25pじゃ負けないわな。

微妙な選択の成否で速度が劇的に変わってくる。好調時はこれを間違えない。


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白をミスったらどうなったかを追って見ると、
どうやらメンチンピンフイーペーコーでアガれている模様。

ただし、決着巡目が終盤にさしかかるので、通常はその間に他家のアガリが発生することも多いだろう。



4天使目
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東1局、原点の北家。

嬉しい赤5mが重なって、一応テンパイだが愚形。

タンヤオの変化もあるが、さて、どうしよう?





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即リーチとした。

タンヤオ変化はあれど、好形変化枚数自体はそれほどでもないので、ここは機械的にリーチで良さそう。

懸念は7pにまったく自信がないところ。アガリにはかなり結びつきにくいようにも思える。


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ところが上家から一発で出て、8000。

こんな7p一発でアガったのっていつ以来かな?などと思っている。

好形リーチですら掴みまくる日々を送っていたので愚形リーチにまったく自信のない身体になってしまっていた。

こういうワンチャンをものにできれば、麻雀は負けない。



5天使目
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オーラス1本場、供託リーチ棒2本、34100点持ち2着目の西家。

トップ目の下家と2900点差だが、実質アガリトップ。

南をいち早く鳴いて、アガりきりたい。


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カン4sから当然仕掛けていく。

速度勝負、条件戦のオーラスでは南は不要なら絞られずに出てきやすい。


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9s暗刻で役なしテンパイになるも、すぐに4pが鳴ける。

これはありがたい!


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最後まで上家が面倒を見てくれて、1300でラスト。

出るポン見るチーで結果が出ることなんて、鳳凰卓ではめったにない。

仮に上家が回戦落ちでも、鳴ける有効牌を切ってくれることは意外と少ないものだ。

大体は上家が満貫アガって3着落ちなど、仕掛けを後悔する羽目になるものだが、好調時だけに牌運が味方した。



6天使目
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東4局、トップ目の南家。

下家がカン8pチーして…


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赤切り!

前巡はドラも切っている。


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何を切るか?





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ここは、下家の風をアシストする。

ドラと赤を切って劇的に高いということは少ない。


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下家に2フーロ目が入った。


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どうするか?





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テンパイ確率は高まっているが、それでもアシストする。


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次巡の東切りで刺さってジャスト1000点。

狙い通りに最少失点で局を消化することに成功した。

九段クラスは打牌の意図が汲み取りやすいので、阿吽の呼吸でこのようなキャッチボールをすることも可能となる。


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この東切りが一巡遅いと、なんとラス目対面にピンフ三色のテンパイが入る。

点棒状況的におそらくリーチと来るはずだが、2フーロ下家が一発で高目を掴む羽目に。

おそらくはそこでオリるだろうが、ほどなく高目の5pをツモられ、3000・6000となってしまうところだった。

自分の手が死んでいると、大体一人は手が入っているものだが、安い手なら差し込んでしまう方が結局得だったということは往々にしてある。

不調時は放銃を恐れて亀のようになってしまうが、気分が乗っているとこのように視野の広い選択が採れる。



7天使目
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東3局、16600点持ちラス目の南家。

前巡渋々ドラ切りとし、テンパイしたが、のみ手愚形。

さて、どうしよう?





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即リーチとした。

親の河も怖いが、ラス目の特権を生かして。

リーチをかけている方も怖いが、かけられている方がもっと嫌かもしれないのだ。

コツコツと精神攻撃。


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親が攻め返してる〜(゚Д゚)!?ガクガクブルブル

この時点で期待収支−7000点。


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も、無事に流局し、対面と2人テンパイ。

親は赤赤と十分な打点だった。


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実は対面はドラ単騎の満貫でテンパイしていたのだが、私のリーチを受けて回る。

ラス目リーチの一発目につき妥当な選択にも見える。


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が、このゴミのようなリーチによって、対面はまんまと満貫のアガリを逃してしまう。

リーチの威力は計り知れず大きかった。


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さらに、親も固めた25pが切れずにここから回っていく。

リーチはアガるためのものばかりではない、ということがここからわかる。

一方、これは局の展開に恵まれているからこそこうなっているわけで、追っかけられて痛い目を見るケースも少なくない。

好調時だからこそリーチのみがこういう作用を生んでいる、というわけだ。

この後どういう展開が待っていたかというと…


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南3局、依然としてラス目のままだった私だが、先制リーチを入れる。


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これを一発でツモりあげ、裏裏で一撃トップ捲り。

満貫のアガリを逃した対面は、この後ラス争いに首を突っ込むことになるのだから麻雀は本当にわからないものだ。


劣勢時でもできることをやって、幸運な巡り合わせが来るのをひたむきに待つ。

人生の教訓を教えられているような気がしないでもない。

ひたむきに待つ、その我慢の源がメンタルの充足であることは言うまでもない。



ラベル:好調 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:23 | Comment(4) | 好調 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月16日

八段復帰 〜まだだ、まだ終わらんよ〜

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八段昇段した。


天鳳界隈でも「はぐりんはオワコン」という噂がまことしやかに囁かれたが、
決してそんなことはなかった。

自分でもびっくりである。



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(9戦7トップ全連対の図)

前回降段時の反省から、天鳳とはやや距離を置き、メンタルの治療・回復に専念した。

youtuberの動画を見て世の処世術を学んでいた。

気分転換をする、麻雀以外のことをする、というのはメンタル回復に重要な役割を果たす。

気力が乗ってくるのを焦らずに待ち、実戦に臨んだところ、自分でも驚くほどの好結果を得られた。

メンタル不足が最も影響を与えるのは劣勢時で、負けが込んでいると「またか」となって反撃する気が失せる。

気力が充実していると負けていてもフラットな感情でプレイできる、このへんでおそらく差が生まれる。



@当たり前のことを当たり前にやって勝つ→好調時

A当たり前のことを当たり前にやって負ける→不調時

B当たり前のことを当たり前にできなくなっている→メンタル消耗時・疲労時


言うまでもなく麻雀において最も良くない状態はBである。

自分の実力をきちんと発揮できる状態じゃない=ミスが発生しやすいからだ。

我々はAとBを一括りにして不調時、と呼んでいる可能性があるが、Aの不調は単に結果を表現しているに過ぎない。

ミスの発生原因が自分の実力によるものなのか、メンタル消耗・疲労の影響なのかを自分の中で判別することは、実は不調を予防する契機にもなりうる。

なぜなら、メンタルが原因と考えられるミスを犯した時点で、一旦麻雀から離れてメンタルを回復させる、という選択肢を取ることができるからだ。


相場の格言に「休むも相場」というものがある。

投資の調子が芳しくない時は、一旦相場から離れて負の連鎖を生まないようにする、という意味だと解している。

麻雀もまさにこれに当てはまり、「休むも麻雀」なのである。


7・8月はやや打数的に打ち過ぎのきらいもあり、これは好不調に関係なく自身のメンタルを蝕む行為であることがわかった。

研究に没頭することも度を過ぎれば逆効果になりうる。

これは将棋など他の分野でも同じだろう。

適度に気分転換を挟む方がいいということなのだろう。


天鳳民なら理解してもらえると思うが、降段を記事にするのは実はこの上なく辛い作業だ。

天鳳ブロガーでも降段を機に更新が途切れたり、途絶えたりするのを数多見てきた。

しかし、私にとっては記事にすることで客観視でき、頭を冷やすことができるのである意味いい薬だ。

現実を直視することでまた見えてくるものもある。

涙の数だけ人は強くなれるのである。


さて、私はどのようにして昇段の途を辿ったのだろうか?

好調時の巡り合わせというのがどのへんにあるのかを見ていきたい。



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南2局、2着目の親番。

ドラは1pだが、ここから何を切るか?





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くっつきの広さを取ってドラ切りとした。

できれば赤5sにくっつけてリーチと行きたい。


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望外の2pが暗刻になり、赤5s切ってリーチ。

これだと一気に打点が安くなり、ドラ切りが裏目にも映るが…


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これでドラをツモってしまうと溢れ出るやっちまった感。

あ〜あ、こりゃトップはないな。


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そして、4pツモ。

テンパネからの?


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そうだろうそうだろう。

裏裏で失地回復。

好調時はミスや裏目のリカバリーがこのような形で自然に起こる。



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オーラス、24700点持ち3着目の親番。

2着目対面の先制リーチに、13600点持ちラス目上家の追っかけが入って、こちらも5800のテンパイが入り、ダマにしている。

切りにくい5sを持ってきたところ。

ラス目に満貫ツモで捲られるが、さてどうしよう?





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9s切るか迷ったが、ラス目にだけは放銃できないので、7m切りで回った。

流局テンパイで粘り込みたいところ。


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ところが、トップ目下家がどう考えても危険な3sで対面に放銃。

2着目への直撃なので、当然捲りかと思いきや、裏ドラが乗らずに2000点ぽっきり。

何と下家が振りトップという結末となった。私は3着。


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開けてみると、上家の次のツモは9sで、満貫ツモ。まんまと捲られていた。

私が下家の立場だったら、ラス目のリーチにだけは打てないと考えるので、おそらく5pあたりを切っているだろう(3900以上の放銃で西入)。

それだと上家のアガリとなり、私と上家の順位だけが逆転する。

他家の打牌は自分の与り知らぬところにあるが、好調時はそれが自身の都合のいいように作用する。

まさに本局がいい例だ。



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南1局、2着目の南家。

3着目の親からリーチが入って一発目。

自身が切ってるドラの中を持ってきた。

こちらもそこそこの手のイーシャンテンだが、さてどうしよう?





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中を手拍子で切りかけて、ギリギリ止まった。

安全牌が少ないのでまっすぐ行こうと思ったのだが、上と離れている2着目につき、ここは丁寧にオリを選んだ。


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安全牌がないが、何を切るか?





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4p抜いた以上、必死に安全そうなところを抜くしかない。

こういうベタオリは麻雀において最もつらい作業だ。


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直後にトップ目対面がツモって800・1600。

次の安牌に事欠いている状況につき、ホッと胸をなでおろす。


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まんまと中は当たり。

自分でも良く止まったと思ったが、こういうのがメンタル補充の賜物だ。

おそらく負けが込んでいる時は手が止まらなくて、12000放銃となっているに違いない。

こういう場面で我慢ができるかどうかというのは、総合力が問われるため、精神的な影響も大きい。

今回の実戦で最も差が生まれたと思える場面がこれだ。



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オーラス2着目の南家。

トップ争いとラス争いが熾烈で、トップ目と1200点差となっている。

配牌は軽めで、ドラを使ってのアガリか、テンパネが目標。

最悪、ツモ直撃狙いの1000点でもいい。


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白をポンして、安目の9pツモでテンパイ。

これだとツモ直条件。

当然ながら脇から出たら見逃す。


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ラス目から、なんと望外の赤が出てきた。2000でラスト。

この逆転条件を赤で達成してしまうあたり、好調のかほりがしないだろうか?


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対面が赤を切らなかったら、親にテンパイが入って、おそらく下家か私が2000の放銃となる。

親が他の選択肢を取れば、私が下家のカン7mに放銃することになる。

いずれにせよ混沌としてトップは容易ではなかったはず。



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東3局、21200点持ちラス目の北家。

トイトイリャンシャンテンから2pをポン。

形的にはポンOKだが、58pツモなどメンツ手を見る手もあり、親のツモを増やす北家の立場からはスルーという手もある。


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6pも即座にポンでき、トイトイのテンパイ。

これならば勝負になる。


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件の親からリーチが入り、暗刻スジの3sを持ってくる。

ピンズ分断によりスジが限定されていて、そこそこ危険度は高いが、さてどうするか?





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ここは理屈ではなく押すところ。

親の現物の東を当てにしたわけではないが、仕掛けでテンパイを入れさせてしまった以上はある程度押す。


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ほどなくして東を捕らえる。5200。

東7pは完全ラス牌で、通常は親のアガリが濃厚となる仕掛けだった。

不利なめくり合いでの勝利。

不調時と逆の巡り合わせがこういうところにある。


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36mは山3で、いずれ掴む牌だった。

直前の6mにラグがあったので、そのスジだけは止めるかもしれない。

親は先に14p両面固定ならツモアガリがあったため、その選択も私に有利に働いた。



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同半荘。スーパー競ってる南1局南家。

先制テンパイを入れて即リーチ。


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脳汁噴出の赤一発ツモで3000・6000。

見た目にもわかりやすい好調時の展開。

思い出してほしい、不調時はこれがことごとく一発放銃に結びついていたことを。



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オーラス、14000点持ちラス目の南家。

3着目の親と3600点差。

急所の6mが出たが、さてどうしよう?





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これはチーテンに取った。

親は流局ノーテンが許されない点差につき、直撃のチャンスがある。

または赤5pが出ても条件成就だ。


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2着目の対面が4pをチーして…


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5pを切ってきた。

さて、どうするか?





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アガってる形だが、これをポンして…


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6p切り。

4pチーで赤5pと6pの当たり牌2枚が晒され、さらに3枚目が打ち出された格好。

上家の直撃を狙うのであれば、ポンして単騎を変えていく方が効果的だと思ったからだ。

このへんは反射神経の領域で、メンタルが消耗している時は即座に反応できない可能性が高い。

間違えてロンボタンを押してしまった、みたいなこともあるかもしれない。


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結果は3着目が2着目対面に7700放銃で私は3着浮上となった。

対面はきれいにトップ捲り。

2フーロのプレッシャーはかなりのものだったようで、3着目の判断ミスを誘った。


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後のツモを追うと、有効な単騎変化は一向に訪れない。

好形変化は36sツモぐらいだが、それだと直撃は不可能だろう。

仕掛けでプレッシャーを与えるということに意味が大きいと感じる。

反射神経のキレはメンタルと無関係ではないように思う。



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東3局、トップ目の親番。

テンパイが入り、9m切りダマテンに。

789三色とドラ引きの手変わりがある。


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2着目下家のリーチが入って、危険な5mツモ。

ここから1pのトイツ落としで回る。


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上家からも追っかけリーチが入るも、ピンフでかわすことに成功。1500。

手順自体はごくごく普通で、当たり前のことをやっているわけだが、結果が違う。

不調時は最後の最後に危険牌を持ってきて降ろされたりするものだ。

この損得が地味に大きい。



case10
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東3局、18500点持ちラス目の親番。

手詰まりから5200の放銃をして、現在ラス目となっている。

可もなく不可もなく平凡な配牌。


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ツモが効いて、絶好のテンパイが入る。

この入り目なら迷わずにドラの発を切ってリーチ。


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待ってましたの一発ツモ。

この待ちなら十分にありうるとはいえ、ドラがないので一発の価値が非常に高い。


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ピンフなのに裏3で6000オールまで行った。

世が世なら2sが出て2000点だ。

不調時はなんだかわからないけど負けている、そのままドツボにはまる。

好調時はその逆で、なんだかわからないけど勝っている。気づいたら勝っているみたいなことが多い。

この例を見れば納得できるのではないだろうか。



ラベル:天鳳 昇段 好調
posted by はぐりん@ at 23:57 | Comment(9) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月09日

不調時の放銃 一発で掴む

さてさて、不調ついでに今回は一発放銃コレクションをお届けする。

「不調時の放銃」はシリーズだ。

不調時の放銃にも様々なパターンがあり、それぞれサンプルが集まり次第記事にしていきたいと思う。


リーチに対して当たり牌を一発で掴んでしまうというのは、
大抵の場合自身の手が殺されてしまうばかりか、
真っ直ぐいくと紛れもなく一発の打点がついて大やけどを負ってしまう。

これは自身がリーチを打っているケースでは回避不可能につき、
そのリーチ自体がどうだったかを検証する必要がある。

仕掛けで一発掴んだ場合は自己責任の比重が大きいが、
先制リーチの場合はそれが期待値的に誤っているというケースはほとんどなく、

点棒状況判断という側面はあれども、局収支的に見れば一発放銃はついてないと言えることが多いだろう。


押し引きの判断基準として、リーチ一発目なら行かないということは少なくなく、
逆に一発目だからこそ止めることができた、というケースもあるだろう。

これは好調時の放銃回避と言えなくもないが、自身の判断が的確だったということに他ならず、
己の腕を褒めてやってもいい事例かもしれない。


パチンコの負け自慢を延々と披露するおばちゃんよろしく、
一発放銃俺ついてねーといった構ってちゃん臭のする記事だが、
私の場合は一線を越えており、そういう意味合いは一切含まれていない。


なのでみなさんには単なる読み物として、
あるいは麻雀の一風景として気軽に楽しんでいただきたい。



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東4局3着目の親番。

5巡目にしてテンパイしたが、役なしの愚形。

一手変わりタンヤオ三色になるが、さてどうしよう?





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「手変わりが少ない愚形は即リーチ」とばかりにリーチを敢行した。

嬉しい6pも7mも枚数は一緒。
6p引きなど待っていたら日が暮れてしまう。

さっさとリーチして相手の手を止め、ツモ裏1にかけるのが得策と考えた。

唯一の好形変化、5m引きも亜両面となり、さほど嬉しくないのも理由の一つ。


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ある意味一発ツモ。

すいません、リーチ解除でお願いします。


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トップ目からの追っかけが入って、観念する。

弱い先制は追っかけが入るかどうかの勝負とも言える。


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まあこうなるわな。

裏は乗らずに8000で済んだ。

6pが裏目ってるだけに、当然の帰結とも言えるが、
裏目ってなかったらなおさら同じ結果になるのでは?とふと思った。

裏が2mにつき、出て2000、ツモって1000オールにすぎず、
3ハンアップの変化はやはり魅力的なのでこれは変化待ちが良かっただろう。


それ以外にも赤5m、赤5sという打点UPの変化もある。

三色変化がない場合は即リーチが得策か。

この半荘はラス。



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同半荘。ラス目で迎えた南2局の西家。

3着目下家とは僅差。

先制テンパイを入れて、5m切り即リーチ。

9mは残り1枚だが、四の五の言っていられない。


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トップ目の親から追っかけが入る。

あんた、さっきもやん!


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しもた、5m単騎でリーチだったあああ(ノω・、) ウゥ・・


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はい、当たり。

リーチいらんやろ!みたいな手ですが…


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無駄に裏3で箱下の彼方へ。

どうせなら3m掴んだ方がネタになったか。特上時代の不調真っ盛り。



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開局の親番。

一応テンパイだが、さてどうしよう?





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4m切ってテンパイ取らずとした。

「雀頭のないテンパイ形からの捌き」だ。

14mが薄くなければ、6m切りというのもあり、こちらの方がピンフになりやすい。

36m重なりを重視したということ。

また、4m切りのメリットはピンズ重なりでフリテンリーチが打ちやすいというところもある。
(この場況では打ちにくいが)


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ズバリ狙いどおりに6pを引き込み、25m待ちで即リーチ。

これ25m、山にいるだろ。


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ところが上家の追っかけが入り、一発で8pを掴む。8000。

会心の手順だっただけに、遠くないアガリを期待していたところ、この仕打ち。

過程と結果の落差が激しく、立ち直るのに時間がかかった。

手順の巧拙と捲り合いの強弱には何の関係もないといったところか。

この半荘もラス。



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南1局、ラス目の親番。

場に2枚切れの7pを引き入れ、絶好のテンパイが入る。

ピンズは場に安く、今にも切られそうな2p待ちだ。


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待てども待てども出て来ない2p。

そればかりか、流局間際にトップ目のツモ切りリーチが入った。

一発目のツモはかなり危険な7sだが…どうするか?





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危険とはわかっていても、これは止まらない。

むしろ追っかけリーチすら考えるところ。しかし無情にもロンの声。

この終盤でのツモ切りリーチはリスク回避という意味合いだろうか?


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一発に裏が1枚でハネ満に。効くっ…これは効く…

肝心の2pは深いところに2枚潜っていた。

おもむろなツモ切りリーチが一発になる時のやるせなさと言ったら…

この半荘は粘って3着に。



case5
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東2局の親番。

6巡目にしてこれだけバラバラだったが…


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終盤にこのテンパイにこぎつける。

発も6pも生牌につき微妙だが、6pはわりと悪くない印象もある。


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しかし、下家からリーチが入って一発目。1sを掴む。

3s先切ってるし、ワンチャンスだし大丈夫でしょう!


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これが一発で5200。

一見薄い14sだが、役なしなのでそれを理由にリーチを打ってくる。

出アガリの効くピンフなら逆にダマだったかもしれないと考えると複雑だ。

発は持ち持ちだったが、6pは山に2枚生きていた。

この半荘はラス。



case6
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東2局、ラス目の南家。

ピンフドラ1のテンパイで当然の即リーチに踏み切る。


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親の追っかけが入り…


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あは、勘弁してください。


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勘弁してもらえず。


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辛うじて、満貫で済んだ。

赤じゃなくても一発ならほぼ満貫なので、これは逆に得したと考えることもできる。

裏1で親っパネになるのとは大違いだ。

そのプラス思考で、この半荘は3着を捲った。



case7
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東2局、3着目の北家。

引き戻しの7mにくっつけて24m落とし。

8mが絶好の場況につき、小三元狙いだ。


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上手くテンパイ。

この局は確実な満貫でいい。


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下家の親リーチ一発目。

好形変化も5mは薄く、69mはかなり危険だが、さてどうしよう?





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放銃覚悟で行って、やはり放銃。一発で5800。

58mが弱いと思うなら押さないが、叩き合える待ちだと思った。


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肝心の8mは山3で、深いところにいた。

対して69mは完全ラス牌。

ドラが見えていないのでここで回る手も確かにあるが、親に対する完全安牌が1枚もないのも攻める要素か。

白を切ってチートイドラドラということもあるかもしれない。

この半荘は粘って3着。



case8
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東3局1本場、トップ目の親番。

上家からリーチが入って一発目。さて、何を切るか?





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前巡ラグ無しの西、こんなの切るだろ。まさかの一発で8000。

上家は発のトイツ落としにつき、タンピン形かと思いきや?


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上家は発が切られた直後に重なった発だった。


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この切りはかなり字牌が通りそうに見える。

好形変化もあるが、この河を利用したリーチということだろう。

にしても、続けて持ってくるかね…西。

この半荘はこれが響いて痛恨のラス。



case9
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南3局の2着目南家。

テンパイが入り、ラス目の現物69s待ちにつきダマテンに。


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親リーチが入って一発目、さてどうするか?





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この北が一発で刺さって9600。

親の河は派手目なのでやや危険な北だが、このテンパイならある程度押したい。

北で放銃する分には構わないが、一発だけが余計。4800と9600じゃダメージが全然違う。

これが効いて最終的にはラス転落してしまった。



case10
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開局の親番。

ドラであるダブ東をポンできて、赤含み三面張テンパイ。

簡単なインパチいただきました。


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ところが、ドラ切り者からリーチが入る。

「ドラポンより怖いドラ切り」とも言われるが…


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当然ながら、こちらは勝ち確テンパイにつき、なんであろうと切る。


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しかし、これが当たり。裏は乗らずに3900。

対面からしたら、69pは親の現物でもないからそれならリーチでいいや、っていうことなんだろう。

これだけの期待値のテンパイになることってそうそうないと思うんだが、
そのチャンスを失点という形で失ってしまうあたりが、不調時と言えるだろう。


逆にこういうかわしが上手くいく人が好調者だ。

打ち手との相性みたいなものがあって、対面のsaki6342さんには勝った記憶がほとんどない。



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南1局1本場、微差のトップ目西家。

全員が2000点差以内にひしめきあっている。

絶好の赤を引き入れ、先制テンパイ即リーチに踏み切る。


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直後に下家から追っかけが入り…


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イーペーコーの高目を一発で掴み、ドラ3の12000放銃。

ちょっ、まっ、高い…


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47pは山6に対し、47mは山に2枚。

同じ状況が100回あったら、こちらの勝率は7割を超えるだろう。

こういう不運が一局ありさえすればラスを引くには十分、というのは以前に述べた通りで、この半荘も例に漏れずラスだった。


これはやや極端な例だが、好調時はこの逆の巡り合わせが起こっているわけで、
私は不幸だ!と声高に叫ぶのはナンセンスだ。

むしろこの局に関しては、順位期待値を高める当然の即リーチを打って返り討ちに遭っているわけで、
その選択には迷いがなく、仕方ないと割り切りやすい放銃かもしれない。




いかがだっただろうか?

一発放銃は1回しただけでもかなりの順位低下を招くため、いい気分はしない。

それでも敢えて言おう。

我々は最善の一発放銃を目指すのだ、と。



ラベル:一発 不調 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:50 | Comment(2) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

七段降段再び 〜終わりの始まり〜

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再度七段降段した。

前回スピード昇段して、もう大丈夫だという雰囲気も束の間、
連続ラスの波が再び押し寄せ、「あっ」という間に降段した。


七段降段後のリアルが前回の日記であり、
7・8月は天鳳・リアルともに壮絶な不調で幕引きとなった。

どうやったら勝てるのかわからない、
どうやったらアガれるのかわからない、
麻雀を打つのに恐怖すら覚えてしまうような、そんな苦しい2ヶ月だった。



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これは日経平均株価ではない。私のRの推移だ。

十段昇段時を頂点として、見事に左右対称のグラフ。

R2100が「おかえり〜」と出迎えてくれているが、帰りたくて帰ってきたわけではない。

これを見て思うのは、本当に株価みたいに上昇トレンドと下降トレンドがはっきり長期間続いている。

独立試行による、偶然の産物だが、非常に興味深い結果となっている。



今回に関しては、調子を取り戻したと思っていた矢先だっただけに、
こんなはずはない、という焦りの気持ちが先行し、衝動のままに打ち続けてしまった。

当然ながら集中力は低下し、自分本来の力を発揮できないという事態に陥った。

自制心、メンタルバランスのコントロールができなかったことが、結果が悪い方に傾いた一因だろう。

その流れを、リアルでも持ち込んでしまったきらいがある。

自分に勝てないやつが麻雀に勝てるはずがない。私は非常に反省し、少し天鳳との距離を置いた。

今後は懺悔しつつ、天鳳との向き合い方を考えたいと思っている。


さて、私はどのような経緯で降段したのだろうか。

今回はそれを振り返ってみたいと思う。



case1
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転げ落ちるきっかけとなったのはこの半荘だ。

オーラス24900点持ち2着目の南家。

点棒状況は私から順に、24900、22700、21000、31400。

ラス目と3900点差につき、一人ノーテンだけは許されない。

また、親がノーテンだと西入する可能性も高い、やや特殊な点棒状況だ。

方針としては、受け気味に構えつつ、匍匐前進で終盤のテンパイを狙う感じか。


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終盤になり、作戦通り5pのチーテンに取ろうとしたところ…


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おーい!ヤメてくれ、という感じで対面のポンが入ってテンパイ取れず。

これはまずいことになってきた。


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テンパイが入らないまま、海底を迎えるも、ダメ。

さて、どうしよう?





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こういう場面で真の場況読みの力が問われる。

私はよっぽど2mを切ろうかと思ったのだが、踏み切れず、下家のノーテンに賭けたが3人テンパイでラス転落となってしまった。

2mを切っていれば親の2900に刺さり、ギリギリラス回避を達成できていた。


ここでのポイントは、ドラの有無だ。

ドラが見えていない状況では、2mは切れないが、私の目からドラ4枚、赤2枚見えている。

3フーロの対面はテンパイで、親も最後の4p切りを見ればテンパイだろう。

問題は下家だが、河の脂っこさを見ればテンパイ濃厚で、ここには2mが当たる可能性もそこそこ高い。

しかし、下家には3900打っても座順で3着をキープできる。

うっかり2mが対面に当たるとラス落ちとなってしまうが、3人テンパイならどうせラスなので、ここは2mをサシコミに行くべき局面だったのだ。

ドラが見えているからこそ、選べる選択肢だった。


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親の8mチーは実は形テン狙い。

こういうのを私は見誤ってしまう。

この巡目で形テン狙いとは通常思わないので、親のケアも考えるわけだが、親のアガリ目はこの時点でゼロ。

さらに、対面の7pチーも役なしで、アガリ目の薄い仕掛け。しかし2着目の立場からはケアせざるを得ない。

気付いた時には一人ノーテンとなっている。

天鳳の場合はアガリに向かわない仕掛けも多く、形テン狙いの鳴きは見極めが難しいことも多い。

このへんで過剰ケアしてしまうと、自身のテンパイ確率・アガリ確率が下がり、局収支が低下してしまう。

こういう見極めが難しいと感じているし、逆にケアさせるような巧妙な仕掛けも自ら考えていかなければならない。

このへんに私の課題がある。

紙一重の選択を間違い悔しいラス。これをきっかけにラスを量産することになる。



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全員30000点未満のオーラス親番。

役なしテンパイが入りダマテンに構える。

ひょっこりツモればテンパネでぴったりトップ終了だ。


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3着目の上家からリーチが入り、一発目に危険な6sを掴む。

ラス目対面とは10600点差だが、さてどうしよう?





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満貫打ってもOKなので、押すもアウト。

一発だったら、大体終了だ。ハネ満がないことを祈るのみ。


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ENDじゃなくてまさかのOK!

これ終わらんのかよ!

ラス目との差が縮まって西入。一抹の不安がよぎる。


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んでこうなると。

メンタルがやられているからか、不調時の不安は大抵現実になる。

ああいう乗ってもいい時に裏ドラが乗らないのはなんでかね?などとストレスを溜めている時点でもういけない。

この半荘は西4まで縺れるも、ラスで終わった。



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南1局、早い親リーチが入ったところ。

供託リーチ棒が3本の、超勝負所。

こちらの手も絶対に引かない構え。


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時間がかかった割に苦しいくっつきだが、ピンズが切れない以上しょうがない。追っかけに踏み切る。

捲り合いなら五分だろう。


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一発目に当たり牌を掴んで、3900の放銃。ここでの競り負けはあまりに痛い。

完全ラス牌を掴んでいるのもさることながら、1巡前にツモってたら使えたのに…と思う。

リーチする前に掴んでくれよ、っていうことが不調時には多い。



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東4局、ラス目の西家。

何を切るか?





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使い切りたいドラだったが、断腸の思いで切ると、これがアウト。9600。

新ドラが上手い具合に9mになった上、親の河が強くて待ちが特定できない。

親の入り目は8sで、親からドラが出てくる可能性も十分にあった。

が、噛み合わない時はこんなもの。



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東4局、ラス目の西家。

ドラが出ていくが、高目三色のテンパイ。当然の即リーチだ。


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7m先切りにつき、安目が出たら嫌だなあ、と思っていると案の定。1300。

安い手だからアガれるのか、アガれるから安い手なのか。

不調時はとにかくアガリ時の打点が低い。

前回リアルも1300とか2000ばっかりだった。


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開けてみると、大概高目をツモることになっている。

出さないでよ〜、みたいな。

まあ、机上の空論だけど。



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東4局、ラス目の親番。

競っている下家からリーチが入っているが、暗刻の1mが新ドラになり、こちらも追っかけに。

超勝負所だ。

ここで私が考えていることは、「下家の待ちが14mだったらいいな」だ。


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下家、しれっと1m切り。なんだ、1m通るのか。

自身が固めて持っているスジが、リーチ者の待ちじゃない。

これが何を意味しているかわかるだろうか?


自身の手に、リーチ者の安全牌が増えれば増えるほど、山にはリーチ者の待ちがいる可能性が高くなる。

つまり、ピンチということだ。


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案の定、ツモられ、2000・4000の親っかぶり。

25pもまだ3枚山にいた。

自分の手にリーチ者の安全牌が多ければ多いほど、捲り合いは負けやすくなる。

これは確率的に当然とも言えるが、いずれ記事にしようと思う。



case7
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私のメンタルが崩壊した半荘がこれだ。

南3局、トップ目の親番。

僅差の2着目対面からリーチが入って一発目。さて、どうしよう?





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2着目のリーチということで押すもアウト。一発で8000。

このくっつきシャンテンなら直対相手には押せると考えた。

切りづらい4s6mが浮いているので、リーチ者が3着目かラス目だったら押さない。

この放銃は自分の中では納得がいっている。



case8
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そして迎えたオーラス。

3着目の上家が明らかな国士狙いで、ドラ切りも見せている。

露骨な国士狙いはラス目の親が有利になるので、上家はかなり揃っていると考えるのが普通。

ドラにラグがあったので、ここで合わせ打ちとした。


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3枚目の9pを合わせ気味に処理し、白が重なる。

親はツモ切りが続いているので、4sは今なら切れる。


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と、思ったらこれに親のロンの声がかかる。5800。

見落とした!やっちまった!とこの時は思っていたのだが…


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何と、親はトップ目から出た4sを見逃していた。

5800は6100をトップ目からアガってもラスのままなので、ということらしい。

国士狙いがいるので4sは拾いやすいというのはあるが、これを見逃せるのはかなりの胆力だ。


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上家の国士は想像以上に遅く、しかも上家がドラ切りの時点で親はテンパイしていた。

親は鳴かないのにドラにラグをかけていて、合わせ打ちを誘われた。

ひとつ手出しが入るとラグ有りだけに切れなくなってしまうので先処理したが、これが裏目と出た。

様々な要因が重なったが、山越しという形で親へ5800の放銃、一気にラス落ちとなりそのままラスだった。

前局、トップ目だったところから2局連続放銃でまさかのラス転落。

ほぼ大丈夫というところからのラス落ちで、これにて3半荘連続ラスに。

ギリギリ踏ん張っていたメンタルが音を立てて崩れるのがわかった。



case9
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メンタルが壊れて我を失うと、正常な判断能力までも失ってしまう。

その顕著な例がこれだ。

オーラス。3着目の下家と13700点差。

最終盤だが、ハネツモ条件を満たすテンパイを入れて即リーチを敢行する。


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上家から一発で、サシコミ気味に3sが出た。

さて、どうしよう?





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一発なら裏2以上で捲る。

勇んで私はロンボタンを押した。


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あ、乗った!やったぜ、俺は勝ったんだ!


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ちょ!まっ…足りてねえ…

まさかの計算ミスでラス確。裏3でも倍満にはならないので、正真正銘のラス確だ。

恐る恐る牌山を開けて見るも、最後のツモにアガリ牌はいなかったが、それにしても恥ずかしい。


メンタルが蝕まれると当たり前のことができなくなってくる。この状態が一番ヤバい。

不調ウイルスは治療するのではなく、予防する。

今は治療に専念し、再度上昇トレンドに乗れるようにイメージトレーニングをしていきたい。



ラベル:天鳳 降段 不調
posted by はぐりん@ at 23:09 | Comment(2) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする