2018年12月30日

2018年天鳳総括

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鳳凰卓セカンドイヤーもあっという間に過ぎ去った。

八段原点まであとちょっとだったので、いつもの悪い癖で打ち続けたところ、
怒涛の5ラスを食らい、ポイントを大きく溶かして2018年の終了となった。





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今年の結果は以上となった。

2018年はラス率を下げるという目標を持って、
前半はやや守備重視の戦略を採っていた
が、
後半は攻撃的に戻していったように思う。

その影響か、2017年よりもラス率は若干低下したが、
その分連対率が下がり、平均順位も低下した。

安定段位自体が去年よりも低下しているため、天鳳的にはあまりいい結果とは言えなかっただろう。


9月に確変を引き当て、九段昇段を果たすも、二度目の十段到達とはならなかった。

九段滞在期間自体も割合的には大きいわけではなく、
こんなはずでは…という実感が大きい。


天鳳の鉄板強者と比較すると、私のラス率はやや高く、
ラス率を下げる余地はまだあるものと思われる。

とはいえ、大抵はそれと引き換えにトップ率低下などの代償を負うのが普通であり、
どうすればそのバランスを保つことができるのか、一つの試練に直面している。

今までは自分の牌譜のみで研究を重ねてきたが、
強者の牌譜を見るなど、工夫が必要となりそうだ。


鳳凰卓で打つことに緊張するということはなくなったが、
逆に緊張感がなく惰性で打ってしまうということも増えた。

試合数を打ちすぎて集中力が低下している時にミスが散見されているので、
来年はそのあたりも気をつけていきたい。



ちなみに、下記は2017年末に私が書いた記事である。

例えば、2018年に仮想通貨の価格が下がり続けた場合、個人は利益を溶かし、国は最大限税収を享受し、ヘッジファンドは下値で仕込む。

上記はある意味極端な例だが、
ビットコインの投機的性質が今年で一旦終焉を迎えたとすると、
そのシナリオは現実のものとなる可能性がある。


2018年ビットコイン下げトレンド説はピタリと当たった。

今でさえそんなの当たり前だろと思われるかもしれないが、
当時は皆が仮想通貨(暗号資産)に熱狂していてこんなことを言っている人は誰一人としていなかったのである。

国の徴税権を脅かすというのはやはり国家にとっては看過できないものであろう。

しかし、仮想通貨が金融緩和バブルの象徴となり、
その崩壊が株式市場の先行指標となっているとはよもや思わなかった。

年末の株式市場崩壊に腰を抜かした投資家は私だけではなかったはずだ。


来年は、私の天鳳の成績も、相場も、回復することを願って。

天鳳打ちのみなさん、今年もお疲れ様でした。



ラベル:天鳳
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2018年12月16日

トイツ落としを狙われる

前回記事、トイツ落としの狙い撃ち【ラグ編】ではラグ読みからトイツ落としに成功したパターンを紹介した。


虎視眈々と狙い撃つチャンスを狙っているのは自分だけではない。
当然ながら、相手も同じようにトイツ落としの機会を窺っている。

成功例ばかり挙げても何なので、
今回は思いっきり狙い打たれたパターンを紹介したい。



トイツ落としで刺さってしまうパターンは、
それが致し方ないケースもあるが、
自身の選択によって回避できることも少なくない。


頭の片隅に置いておきたいのは、
数牌のトイツ落とし、特に3〜7の要牌のトイツ落としは中盤以降は避けた方がいい、ということだ。

なぜなら中盤以降は、トイツ落としを始めた瞬間にリーチと言われることが少なくないからだ。

逆に言うと、中張牌のトイツ落としをするならなるべく序盤の方がいいということは言える。


ただ、7〜8巡目ぐらいに中張牌のトイツを残して字牌のトイツ落としをすると、後々の安全牌に困るということもあり、
受けの観点からどちらを落とすか迷う、というケースは少なくない


このへんは場況との兼ね合いも大きく、ケースバイケースではあるが、
個人的には7巡目以降は安全度の高い方から落としていく方が総合的には有利だと考えている。


また、使い勝手の良い中張牌は浮かせ打ちのような形で1枚残しておくこともあり、
これは危険度的にリスク大ではあるが、手組み的にやむを得ない部分というのもある。

このへんは各々のバランス感覚が問われる部分だが、
東場はあまり受けに偏向せず目いっぱいに構えるのが良く、
リードした南場にやや受けの意識を強めにするぐらいでちょうどいいのではないかと思う。



今回は、トイツ落としが間に合わないケース、
トイツ落としを狙われるケースなど、失敗例を用意したので、
どういう場合に危険度が高いのかをなんとなく感じていただきたいと思う。



case1
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東4局、24900点持ち3着目の北家。

好配牌からキモのペン3sを引き入れて、あっという間にテンパイ。

現状マンズのシャンポン待ちだが、さてどうしよう?





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さすがにこれはテンパイ取らずとした。

ピンズの4連形を生かして、一気通貫を見たいところ。

マンズは6mを浮かした方が赤5mツモなど横の変化に柔軟だ。

これは同様の選択をする人が多いのではないだろうか。


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しかし、4巡目という早さでラス目の対面から先制リーチが入る。

早い人は自分だけではないということだが、この手なら一歩も引かない構え。


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しか〜し、ツモってきたのはアガり逃しとなる8m。

ピンズのノベタンが残るいまいちなツモだが、さて、どうするか?





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58pは悪くないとみてリーチに踏み切るも、この6mが当たり。

ピンズのピンフ変化を待ってのダマもあるが、いずれにせよフリテンの67m待ちには受けないのでこの6mはどうやっても止まらない。

即リーチならツモアガリとなっているはずなので、かなり感触の悪い放銃。

不調時の放銃「トイツ落としが間に合わない」だ。


この場合はまだ序盤での放銃だが、浮かせ打ちにはこのリスクが常について回るため、中盤以降ではあまりおすすめできない。

浮かせ打ちは私もあまり好まない打ち筋だ。


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これが裏裏で8000ともなると精神的ダメージは大きい。

裏が乗らなくても高目なので6400あるが。

ラス目からの直撃で気分も下がり、この半荘はラスに沈んだ。


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入り目もきれいにカン6mだった。

ツモが噛み合った対面とツモがちぐはぐな私できれいに明暗が分かれた。



case2
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オーラス、12300点持ちラス目の西家。

逆転条件は厳しく、ハネ満ツモか満貫直撃が必要。

ドラの発を生かしたトイツ手主眼の手組みにしていたところ、メンツ手寄りにツモが伸びてきた。

さて、何を切る?





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北のトイツ落としでタンピン方面へ方針転換とした。

メンタンピン赤ならドラの発を使わなくてもハネツモが見える。

ピンズは3pが薄いのと7p切ってるのが懸念だが、場合によってはフリテンリーチでもいい。


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北を切った直後に、上家の切ったドラに下家のポンが入る。


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7pを引き戻しタンピンの目処がたったので、すかさず北を切るもこれがアウト。

7700でラストとなった。

こういうのは手組み上仕方ないし、避けられない放銃なので自分の中で割り切るしかない。

逆転条件の厳しいオーラスにつき、まだメンタル的には救われたが、
これが順位転落を伴っていたら不運を嘆きたくもなるだろう。

ちなみに、鳳凰卓では安全度も兼ねて、仕掛けにおける字牌の危険度が他に比べてやや高いという印象がある。



case3
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東2局、31000点持ち2着目の北家。

3着目の南家から先制リーチが入って、9sのトイツ落としが間に合っていない。

現物は1枚もないが、さて何を切る?





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9sも安全度は高そうだが、ここは慎重に中のトイツ落としとした。

オリの手順としてはごく普通とも言える。


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ところが、直後にラス目の上家が追っかけを打ってきた。

やや気持ち悪い河だが、両者の共通安牌は1枚もない。

さて、何を切る?





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魅入られたように中を切るとこれがチートイツに一発放銃。

これは完全にトイツ落としを狙われたパターン。

上家ダマなら100%拾える中だが、ラス目ということもありリーチに踏み切りやすかっただろう。

リーチを打ってくれたので、現物があればきっちり対応するところだが、適当な安全牌がなかった。

変則手も匂わす河だが、ピンズはもちろんのこと、4mも対面に切りづらい。


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これが裏裏でハネ満に。

上家としては会心の一局だろう。

傷心した私はこの後手も落ち込みこの半荘ラスとなる。



case4
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南1局、37400点持ちトップ目の南家。

ダンラス目の対面から先制リーチが入って一発目。

現物は8s1枚のみだが、さてどうしよう?





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白のトイツ落としとした。

69sがやや薄く、自分のアガリ目的には微妙だが、8s抜いても次が続かないため、リャンシャンテンをキープする選択とした。

自分は押す局面ではないが、赤赤を使っている分、相手の打点が劇的に高いということもないだろう。


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おっと、3mツモで一手進んだ。

これならばテンパイで9m勝負してもよさそうだ。

ところが…


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この2枚目が下家に刺さって、ドラドラの6400。完全に狙い撃たれた。

下家の手出しはご丁寧に現物の西で、これは警戒のしようがない。

ひとつ、狙い撃たれた要因として、一発目に白を選んだ際に少考したことが挙げられる。

やや考えて生牌の白が出る、対応の結果の生牌ということでトイツ落としは読まれやすかった。

これがノータイムならわからなかったが、リーチに対応の場面でのノータイムはなかなか難しい。

チートイツはテンパイ時にこのような選択の余地が残るので、狙い撃ちに適した手役と言える。


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入り目はリーチに止めた6mで、これなら感触も十分。

現物で待つか、トイツ落としを狙うか選び放題だった。

ちなみにこのケースでは下家リーチでも私は放銃している可能性は高いが、ベタオリされるとギリギリ止められる可能性があるので、ダマで確実に拾うのがこの場合は良さそうだ。



case5
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東3局、23800点持ち3着目の西家。

トップ目の親が仕掛けている。

脂っこい牌が河に目立つが、何を切る?





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自風の西トイツ落としとした。

ドラ周辺の捌きが難しく、自身のアガリ目は厳しいと見ている。

場況がやや変則的で、チートイツがいてもおかしくはないような雰囲気。

つまり、西切りは将来待ち候補になりそうな西を先処理するという観点だ。

親と上家には7pが現物としてあるのでここで凌げると考えている。


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その瞬間、下家が赤5s切りでリーチと来た。

このリーチはノータイムではなく、少し間があってのリーチ宣言だった。


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一発目に9sをツモってこんな感じに。

通りそうな牌はたくさんあるのに、確固たる安全牌が一枚もない。

麻雀を打っていて一番きついのはこういう状況ではないだろうか。

下家対応をしていなかった自分にも問題はあるが。

さて、何を切る?





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仕方なく西に手をかけると、これが一発で5200。

河的には4sポンで使いにくい赤5sが最終手出しで、チートイツの可能性も十分にあった。

赤5sと西単騎でリーチに迷うというのも普通だろう。

下家はメンツ手の可能性もあると考え、7pも切りきれなかったが、
リーチ前の少考に西単騎の優位性を考えた痕跡がある

西家が西を落としているけど、これはトイツ落としか?みたいな。


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下家のツモはズバリ西そのものだった。

突如現れた単騎待ちは決めていなければ、場を見渡して必ず少考が入る。

単騎待ちのような変則待ちはこういう少考でも測れたりするので、頭に入れておいてもいいだろう。



case6
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東4局、21200点持ち微差3着目の西家。

トップ目の北家からリーチが入って一発目。

ソーズのメンツが完成して一応イーシャンテンとなったが、さて何を切る?





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攻め返しも視野にの1pトイツ落としとした。

マンズのくっつきからタンピン赤ドラの構想。

無理のないわりと現実的な方針と言えるだろう。


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5sをツモってきて、何を切るか?





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親の2m切りが強い、それはわかっている、しかしこの1pは止まらない。

チートイ赤1に刺さって4800。

2mを押すということは、1pトイツ落としの可能性があると読んだのだろう。これは一本取られた。

先切りの2pがあるので1pの危険度が特別高いようにも見えない。

このことからも、端牌や字牌のトイツ落としは一旦落とし始めると2枚目は止まりにくく、特にダマテンならばかなり拾いやすい待ちだということがわかる。


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対面の2p先切りは感性のなせる技なのか。

上手に3pを重ねてまんまと1pを狙い撃たれた。

やや間があっての1p切りだったのでトイツ落としの可能性が高いと読んだのかもしれない。

この放銃があったが、私は3着で辛くもラスを逃れた。



case7
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南2局、15000点持ちラス目の北家。

ホンイツ主眼でオタ風から仕掛け始め、上手く白が重なった。

一気にアガリ目が出てきた。


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保険で残していた発も重なり、贅沢なトイツ(ターツ)オーバー。

なかなか悩ましい状況だが、さて何を切るか?





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9s切りとした。

ドラの7s引きに備えつつ、ドラそばで仕掛けにくい9sを見切り、場合によってはチャンタもつけようという算段だ。

危険度の高い69sを浮かせているので、この69sは長く引っ張るつもりはなく、早目にトイツ落としをしたいと考えている。


しかし、中盤以降はこういう考えが甘いのだ。


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その直後に、3着目南家の先制リーチが入ってしまう。

中盤以降は頻繁にこういうことが起こるので、トイツ落としの切り遅れという致命的な事態が生じやすい。


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ドラまたぎが切れずにまごまごしているうちに、2件目が入ってしまう。

上家の河には5sが切られていて、69sはド本命だ。

これは困ったことになった。


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白が出て、ポンしたところ。

さて、どうしよう?





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どうしても69sが切りきれずに、西のトイツ落としで復活を図った。

リーチの河を見ると、この選択も別段おかしくはない。

しかし、ラス目の満貫テンパイという立場からテンパイを崩す選択、これが果たして牌理に適っているかは甚だ疑問だ。

その状況に自らを追い込んだのが、たかがトイツ落とし、というわけだ。


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一向にソーズが引けないまま、本来の当たり牌である発が先に出てきた。

これをポンしてもフリテンになるので当然のスルーだが、あとは69sが当たりであることを願うのみとなってきた。


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上家がツモ!だが、4s単騎でしばし唖然とする。

14sってそっちかよ!みたいな。1300・2600。

鳳凰卓ではこういう追っかけはほぼないが、特上では稀にこういうこともある。

しかし、このリーチが私の弱気を誘ってアガリ逃しを誘発したため、アガリ点以上に効果は絶大だった。


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対面の待ちは58s、上家の入り目は69sであったことから、ソーズの上は極めて危険だったことがわかる。

つまり、トイツ落としは9sではなく、西を選ぶべきだった。

もしくは、9sを浮かせていても日和らずに勝負する覚悟が必要だっただろう。

そのどちらも間違えた私はこの半荘ラスを甘んじる。

中盤に危険牌のトイツ落としを始めることの怖さがこのケースからわかるだろう。



case8
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開局の南家。

メンツ手の未練から、残していた5sが重なった。

さて、何を切る?





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5sの縦はいらんとツモ切るも、対面からリーチが入る。

完全に切り遅れてしまった。


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白が出たが、これを鳴くか?





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スルーした(ラグあり)。

さすがに後手感が半端ないので、ここは自重した。

テンパイならともかく、切り遅れた牌を持ちながら匍匐前進してもあまりいいことはなさそうだ。


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結果対面がツモで裏ドラ2sの2000・4000。

5sはまんまと当たりだった。


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この手から5sを残すメリットなど皆無。さっさと見切って2mを残すべきだった。

5sを処理しておけば、白ポンから自身のアガリ目もあったかもしれない。

これはトイツ落としというよりも、手組みの隙を咎められている事例だが、
中盤以降は一瞬の隙が大きなダメージに繋がりかねないため、
このようにホンイツ狙いがはっきりしている場合は中途半端に孤立中張牌を残さない方がいいだろう。


本記事に関連の深い内容として、過去記事「中盤以降のトイツ落としは安全度の高い方を選ぶ」も参照していただきたい。



ラベル:対子 失敗 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:55 | Comment(2) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

トイツ落としの狙い撃ち【ラグ編】

少し前に記事にした、トイツ落としの狙い撃ち
これは、前後関係からトイツ落としを狙い撃つ汎用性のあるものだった。

今回は、ネット麻雀に特有のラグ、いわゆる「ポンラグ」からトイツで持っている情報を読み取り、それを狙い撃つ戦略を紹介しようと思う。


天鳳ユーザーなら、例え高段者でなくても、ラグ情報は多少なりとも有効活用しようと考えるだろう。

ポンラグを把握することはそれほど難しいことではなく、
誰かの手にラグ牌がトイツであるということは比較的容易に得られる情報である。

例えば、自分が「鳴き無し」にしている場合は、

(1)上家が切った牌にかかったラグ

(2)上家がリーチしている場合に対面が切った牌にかかったラグ

(3)字牌にかかったラグ

これらはすべてポンラグであり、打牌した人と自分以外の他家にその牌がトイツで持たれていることを意味する。

また、自分が「鳴き無し」にしていない場合でも、

(4)自分のチーラグの解除よりも他家のポンラグの解除が遅い場合、タイムラグでポンラグを認識することが可能となる。


しかし、天鳳の場合は、偽ラグと呼ばれるフェイクラグが一定の割合で起こるため、
ポンラグを完璧に把握する、ということは不可能ではあるが、
それでも自身が鳴き無しにすることで得られる情報はかなりのものであることは間違いない。


これらのことが何を意味するかというと、
リアルに比べてネット麻雀の方が圧倒的に相手の牌姿を推測する情報量が多く、
河の前後関係などを注視することなくトイツ落としを狙いやすい、ということだ。


相手をミスリードさせるために、あえてテンパイでもラグをかける、みたいな高等戦術はあるにせよ、
基本的にラグをかけるということは、相手に自分の手牌を多少なりとも教えることになる、という前提を踏まえる必要がある。


例えば、ラグによって安全牌を導き出すというような作業も天鳳高段者は当たり前のようにやっている。

ラグ情報はネット麻雀特有の攻略要素であり、精緻に読めるかどうかで成績にも影響を与えてくる部分だろう。

これらについても着々と実戦例を積み重ねているので、場合分けしていずれ記事にしたいと思う。


さて、ラグによるトイツ落としの狙い撃ち。

実際にどのようなケースがあるのかを、実戦例から見ていきたいと思う。



case1
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南1局、トップ目の西家。

上家の8sにラグがかかる。

この場合、下家も8sを切っているので対面が8sをトイツで持っている可能性がかなり高い。

情報がわかるのはありがたいが、自分の有効牌が一気に減ってげっと思う瞬間でもある。


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南カンツからテンパイが入った。

さて、どうするか?





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我カンせず、と静観の構え。

8sが山にないことがわかっていて、実質ペン5sみたいなもの。

ラス目の親が仕掛けているので場を荒立てる必要はなく、この局はかわせれば十分という判断だ。

さらに、このダマテンには狙いがある。


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上家、下家からリーチが入った場合だ。

この場合、8sが現物で親はおそらくトイツ持ち。

親が危険牌を掴んだ際に、どういう行動が想定できるだろうか?


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そう、回し打ちの際にトイツ落としを狙いやすいのだ。

1300でかわすことに成功。

南をカンせずに大人しくしていたのはこういう狙いがあった。

ただし、親が本手の場合はオリてくれないので、トイツ落としを狙い撃つような仕掛けは、すぐオリてくれるようなふにゃふにゃしたものであるのが望ましい。


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8sポンラグ時。

9sポンから親は一通狙いから形テンにシフトしていた。

ラグが長いと印象に残りやすいので、解除はスムースな方がいい。

このケースでは、長めのラグだった。



case2
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東3局、トップ目の南家。

下家の1sにラグがかかる。


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絶好の8sツモで高目一通のテンパイとなった。

さて、どうしよう?





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ダマにした。

私の目から2sが3枚見えており、下家の1sラグは、対面のポンラグの可能性があると考えた。

たまたま対面から1sが1枚出てきたので、トイツ落としの可能性を考えてのダマだ。


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狙い通りに出てきて、3900。

仮に1sが出てこなくても、この1巡だけ様子を見てツモ切りリーチに行くというのは全然ありだと思う。

逆に言うとツモ切りリーチにはトイツ落としを狙っていた、というパターンもそこそこ多く、だからこそ前回手出し後の河変化を注視する必要があると言える。


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ラグがなければ、トイツ落としを想定することなく、単なる合わせ打ちかな?と思うだろう。

無駄なラグはできるだけかけない方がいいという例だ。



case3
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南1局、2着目の南家。

対面の1pにラグがかかる。

ドラが3pなので親のチーラグでもおかしくはないが、2p3枚見えにつき、下家のポンラグの可能性も考慮したいところ。


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下家がおもむろに1pを合わせてきた、これは…。


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この瞬間にテンパイしたら、1000%1p単騎にするところ。

チートイツの場合はこういう狙い撃ちがしやすいため、ポンラグのチェックは欠かせない。


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やっぱりトイツ落としだったか〜。しかもリーチと来た。

この瞬間にテンパイしなければ1pに利用価値はないので、さっさと切り飛ばした。


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結局、親が地獄単騎を一発でツモって3900オール。

ってマジか…



case4
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東3局、2着目の西家。

上家の9pにラグがかかる。これを覚えておく。


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親リーチ一発目にこちらもテンパイ。

さて、追っかける?





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とりあえずダマにした。

こちらの手はドラも何もないのみ手で、何より69pの残りに不安がある。


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1巡たって、何かが変わった気がする。

さて、どうしよう?





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ツモ切り追っかけとした。

親の切りから9pトイツは下家のポンラグ濃厚であったところ、おもむろに切り出された9p。

下家は9pトイツ落としの最中であると読み、ツモ切り追っかけに踏み切った。


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一発目とはいかなかったが、これを捕らえての1300。

鮮やかに決まって、親リーチをかわすことに成功した。

完全に狙い撃ちされた下家は気分は良くないだろうが、1300で済んでまあ良かったといったところか。


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下家はアガれない方をツモったがゆえの9pトイツ落としだった。

3mは切るに切れないドラにつき、9pトイツ落としはやむを得ないだろう。

2フーロしている状況から2件リーチに完璧な対応をすることは難しく、一旦落とし始めたトイツを止め切るのは難しいことがわかる。



case5
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南3局、ラス目の親と800点差という超僅差の3着目西家。

親リーチが入って一発目、上家の9pにラグがかかる。


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ほどなくして、こちらもピンフのテンパイ。

切り出すのはかなり危険なドラだが、さてどうしよう?





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ここはドラ勝負とした。

ドラ切りはあまりに目立つが、この親リーチをかわさないことには未来はない。

下家が現物の9pを切ってくれることを切に願う。


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少考の末、下家から出てきたのは9pだった。値千金の1000点。

下家もベタオリするかどうか考えつつ、打点的に打ってもいいと判断したのだろう。

結果的にはwinwinで、下家2着私は3着で終了した。

ポンラグがはっきりしているこの場面では、間違ってもリーチを打ってはいけない。

下家が9pを金庫にしまったら、私の勝算は劇的に下がり、その分親のアガリ確率が高まってしまう。

こういう場面でダマ判断を間違わないことは鳳凰卓では必須のスキルだ。


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下家ノーテンの状況ではポンラグノイズが入ってしまうのは仕方ないこと。

対面リーチにつき、本ラグなら下家の9pトイツが確定する。

こういう場面で親流しの意識を共有する、そのためのダマである。



case6
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東4局、トップ目の西家。

3着目の南家から2巡目の超速リーチが入る。

ここからは丁寧に対応するしかない。7p切り。


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ドラの発を掴まされて、一歩引いていたところ、上家の7mにラグがかかる。


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苦しい7mを引き込んで、イーペーコーのテンパイとなったが、さてどうしよう?





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ドラ勝負とした。

下家の7mはおそらくトイツ落とし。

それはわかっていても、切り出す牌が牌だけに、対応されると単なる押し損になってしまう。

それゆえに、このドラ切りはなるべく自然な感じでスッと切りたいところ。


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狙い通りに7mを捕らえて、1300。リーチをかわすことに成功した。

1300なら下家もむしろ御の字だろうが、これが5200ぐらいだと一気にミスった感が漂うのが難しいところ。

鳳凰卓は固すぎて、それゆえにリーチに有利に働くということも往々にある。


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下家はこの7mにラグをかけたが、私ならおそらく鳴き無しにしているだろう。

このへんは人によって違う。

しかし、このラグにより私は狙い撃ちが可能となり、下家とwinwinの関係を築けたので、鳴き無しが常にいいとは限らない、ということは言える。


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ちなみに、これをかわし損ねると、上家の高目ハネ満ツモが炸裂する。

リスクを負ってかわし手を成就させることの価値が、この絵からわかる。



case7
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東1局、連荘中の親番。

上家の中にラグがかかる。


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チートイツのイーシャンテンとなったが、何を切るか?





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中を残した。

中をトイツで持っている他家がいるはずなので、それをしめしめと狙い撃つ算段だ。


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さあきたで!オリ打ち狙いリーチ発動!


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うほっ、中切ってる本人から追っかけがきた。

これはダメ押しとなるか…


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対面が北ポン…だと?

ラス目が攻め返している、これはちょっとまずいことになってきた。

なぜかというと、攻めてるやつはファン牌のトイツ落としをしてこないからだ。


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結果は攻めの対面が上家に7700の放銃となった。

対面は予想通りに中トイツだったが、手牌に組み込まれて出て来ない牌だった。


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牌譜を見返して驚いたことに、なんと中は偽ラグだった(!)。

直後に対面が中を重ねていた。

天鳳はこれがあるから、狙い撃ちがとんでもなく的外れになることも少なくない。


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それでも対面には分岐があり、ここで中をトイツ落とししていてもおかしくはなかった。

つまり対面は、私に裏裏の12000を打つか、上家に7700を打つかの狭間で悩んでいたのだ。

うーん、どっちも嫌だ(笑)



case8
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東4局、3着目の西家。

上家からリーチが入っていて、対面の6mにラグがかかる。

これすなわち、本ラグなら下家の6mトイツ以上が確定ということだ。


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上家からタイミングよく6pが出たので…


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チーして7s切りとした。

後は下家次第だが、果たしてどうか。


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高目が出て、開けてびっくり12000となった。

こういう場合、仕掛けはできるだけ安く見せるのがよく、赤は晒さない方がいい。


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発ポンテンに備えていたということもあり、下家のラグは仕方ないだろう。

親がダブ東仕掛けだったのも、私にとって有利に働いた。


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下家がギリギリ耐えていれば、親が1000オールのツモアガリだった。

やはりアガリ番は順番に回ってくる。



case9
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開局の西家。

テンパイが入ったが、ドラも何もないのみ手。

さて、どうするか?





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カン3pに取って、ダマにした。

3pは場況から悪くない感じもあるが、リーチに踏み切るほどではないと考えた。

5p引きの変化を待ってリーチと行きたい。


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北家の先制リーチに親の仕掛けが入り、その後南家のツモ切りリーチが入った。

一気に場は沸騰といったところだが、このツモ切り宣言牌の3pにラグが入る。

やや長めのラグだ。


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3pに仕掛けは入らず、安全牌の発をツモったところ。

ダマにしていたためアガリ逃しという型もあるが、さてどうしよう?





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ツモ切り追っかけとした。

3pをトイツ以上で持っているのは対面の親で間違いない。

突然降ってわいたような3件リーチ攻勢を受けて、親に受けゴマは果たしてあるだろうか?

これは賭けだが、私のツモ切りリーチを親がちゃんと見ているなら…


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こういうことは十分に考えられる。

一発で出て裏なしの2600。

対面は私のツモ切りリーチをしっかり見ていたからこそ、3pに手がかかったのだ。

ツモ切りリーチを認識していない場合は、1sあたりに手がかかってもまったくおかしくない。

このへんは鳳凰卓らしいレベルの高い攻防だと言える。


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3pラグ時、対面はこの形で、鳴いてタンヤオに向かうかをわずかに考えたようだ。

そして上家のリーチは、先にも触れた1巡だけ現物を待つツモ切りリーチだった。

下家の宣言牌6mが合わせ打たれることを期待して、出なかったからリーチ、というわけ。

このへんの意図を読み解くのはなかなか難しいが、パターンとして頭に入れておいて損はない。

さらに、私のツモ切りリーチが入って親の混乱も相当のものだっただろう。


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このギャンブルが未遂に終わった場合、逆に私が下家の当たり牌を掴んで5200の放銃となっていた。

こういう攻防を制する、というのは点棒以上の勢いを得られるのが通例で、
私は気分よく攻め続けてトップをGET、気落ちした対面は浮上できずにラスに沈んだ。


このぐらい鮮やかに狙い撃ちが決まることはなかなかないが、
ひとつのラグがきっかけでこのような戦略を取ることも可能、ということであり、
ネット麻雀の奥の深さが垣間見えるシーンではないだろうか。




ラベル:天鳳 戦術 対子
posted by はぐりん@ at 23:54 | Comment(5) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする