2019年07月28日

七段降段 テンパイからオリられない病

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七段降段した。


七段まで落ちるのは実に一年ぶりのこと。

何人乗っても大丈夫、なんて物置のCMよろしく、私にとっては何戦打っても大丈夫、というのが七段降段ラインだったが、ついに決壊した。


不調の要因としては、めくり合いに負ける、交通事故に遭う、といった不調イベントが重なったというのはあるが、
新しく試みた戦術がイマイチ噛み合わなかったこと、
それから表題のとおり、押し引きの部分で天鳳的には損な選択に寄ったことが、ラス率の上昇に繋がってしまった。



一日の最初の5戦ぐらいは非常によく打てていると思うのだが、
それ以降は徐々に集中力が低下してミスが増える傾向にある。

打ちたい気持ちとの折り合いをどのようにつけるか、というのが今後の課題だ。


降段直後の肩書は気恥ずかしいという気持ちでいっぱいだが、
八段底辺にいるのも七段原点に居るのも事実上は変わらない。

変に肩書を気にして麻雀が崩れる方が実害が大きいだろう。
降段の事実を受け止めた上で、気持ちを切り替えて、自分の麻雀を打てるように努めたいと思う。


さて、今回私はどのような押し引きでの失敗があったのだろうか。

実戦でも似たような場面は確実におとずれる。

成績に影響する押し引きの場面、みなさんも一緒に考えていただきたい。



case1
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(FRASH版の画像ですが鳳凰卓です)

東3局1本場、供託リーチ棒が1本。ほぼ点棒に動きなしの北家。

イーシャンテンのところ、上家から3mが出た。

バックのテンパイに取れるが、これを鳴く?





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チーテンに取った。

メンゼンで進めても打点が伴わなそうなので、ここがすんなり鳴けるなら、と。

巡目的に白を1枚抱えている他家からすぐにこぼれてもおかしくない。

供託に釣られたわけではないが、おまけとしてついてくるならなかなかに魅力的だ。

これがテンパイでなければ私は仕掛けない。


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ところが対面から早いリーチが入って一発目、引かされたのはドラそのもの。

さて、どうしよう?





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これを勝負するも、アウト。裏は乗らずも一発つきで8000。

通っていないスジも多く、ドラが特別危険というわけではないが、当たってしまうと確実に高いのがこの場合の難

とはいえ、この巡目から白のトイツ落としでアガリ放棄というのも気が進まない。

アガリに望みをつなぐとすれば9p切りだが、後が続かない。

そもそも、リーチに対して簡単にオリるつもりでペン3mを仕掛けたわけじゃない。

ある程度勝負をして、中盤から終盤にかけて危険度が見えてきたところでオリるかどうか選択する、というのがベストのように私は思う。

つまり、仕掛けた以上は私の中ではこの勝負は必然で、放銃に対する後悔はまったくない。

この局にミスがあったとすれば、それは安易にバックの仕掛けに取ったことであり、安直な仕掛けの怖さというのが見て取れるのではないだろうか。

ちなみに、牌山を開けてみたところ、白は山の奥深くに眠っていた。

絞られても苦しく、不確定要素が大きいバックは使いどころがなかなか難しい。



case2
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東2局1本場の親番。

1枚目の白をふかし、手の形が整ったところで2枚目をポン。

これはベストに近いタイミングで鳴けた。


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上家から出てきた7pをチーテンに取る。

河からも見え見えの47pが先に鳴けたのは大きい。

しかも三色の高目につき、感触も十分。


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ところが、対面からリーチの声。


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5mはスライドできるな、と思っていると2mの方をツモ。

さて、どうしよう?





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これを押すと、当たり。裏1の8000と言われる。

ピンズが分断されていて、危険スジはそこそこ絞れている状況。

待ちはソーズか、69pか、25m36mかといった感じ。

ドラまたぎで残っているのは25mしかなく、ここで打つとほぼ確実に打点がついてくるのが嫌なところ。

私はこの局を一つの勝負所と見ていたため、ゼンツレベルで突っ張る覚悟だった。

47sも山にはいそうだし、十分にアガリ目があると見ての勝負だ。

私はこの放銃に悔いはないが、天鳳的にはここでヤメるというのも十分にあるだろう。

8m連打できるので、放銃を回避しながら場合によってはテンパイ復帰も見込めるからだ。


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実際にはこの通り。

47sも25mも都合2枚ずつと、47sが特別強いわけではなかったし、ツモ筋に47sはいなかった。

この2mを止めていれば対面にアガリはなく、流局となっていた可能性が高い。

5mなら回れるだけに、このスジだけは止めるという考えもあるだろう。



case3
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東1局、下家が6000オールを引きアガり、1本場。

さらに親がリーチで畳み掛けてきたところ。


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回っていたら切れない3mが重なり、上手くポンテンに取れた。


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最後の最後に持ってきたのは2s。

さて、どうしよう?





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さすがにこれはヤメた。

親の河からは危険スジが見えやすく、この2sは相当に危険度が高い。

親以外の三者は横並びにつき、がむしゃらにテンパイ料を取りに行く場面でもない。

ここの判断は比較的わかりやすいだろう。


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2sは当たりではなかった。むむっ。

親の待ちは58mでドラが雀頭だった。



case4
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東4局、28800点持ちトップ目の北家。

ラス目の親から先制リーチが入ったところ。

こちらの手は形になっておらず、はい撤退撤退。


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ところが、赤やドラを続々と引き込み、まさかのハネ満テンパイに。

こうなれば5sぐらいは勝負する。


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4pを持ってきて、好形変化だが、巡目は残りわずか。

さて、どうしよう?





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4pをツモ切るとロンで5800。

親の河は手なりで、待ちはなんでもあるところだが、最終手出しの1pをどう見るかというところ。

私の手に赤5pがあるのでカン4pに受ける要素はそれほど強くない。

ピンズの下も周辺がそこそこ見えていて、1p周りの危険度はそこまで高くなさそうに見える。

私が考慮したのは、この巡目ならアガリやすさよりも安全度で、5pの方が愚形含めてやや危険度が高そうに見えた。

ほら、5pとか対面が持ってそうだから、実質ワンチャンスぐらいかな、と。

両面でもシャンポンでもこの巡目ならアガりやすさに大差はないと思ったからだ。


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親の入り目は、この形からペン3pだった。

1p最終手出しは手牌に十分に関連していた。


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んで、その後を見るとこう。

5pを切っていると、放銃を免れたばかりか直後に3pでハネ満のアガリがあった。

行って来いでどれだけの得失点差なんだ。これがあまりにも痛く、この半荘はラス。

「危険度が微差の場合は広く受けて最大限アガリを見る」

痛恨のラスと引き換えにこの教訓を得られた放銃だった。



case5
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東4局、微差ラス目の親番。

対面が白を切った直後に白が重なり、この手牌。

打点は約束されているので、上家から出たドラまたぎから仕掛けていく。


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上家からリーチが入るも、やや薄い47pが捌けた。

これなら勝負になる。


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最終盤に持ってきたのは、ドラそのもの。

さて、どうしよう?





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えいや!と押すもアウト。裏は乗らずも8000。

こちらも打点があるとはいえ、さすがに危険度も放銃時打点も高すぎたか。

暴牌のそしりを免れないが、3巡前ならむしろ止まったかも。

この巡目だとドラにくっつけての復活テンパイの可能性がかなり低くなってしまうからだ。


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当然他家からは出ないのでアガリの確率は低いが、白はまだ山にいた。

ここで回ってもテンパイ復活は無理だった。

これは天鳳的には押しすぎで、勇み足だった感も否めない。

この半荘はこれが響いてラス。



case6
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東2局、27000点持ち微差トップ目の親番。

上手く5800のテンパイを入れたところ、下家からリーチが。


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6mを持ってきて、どうするか?





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押した。

カン6mも含めて、結構な危険度だが勝負した。これは無事通過。


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次巡持ってきたのは、5s…に色がついている。

さて、どうしよう?





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これを押すと、はい当たり。裏が1枚で6400。

これは2無スジなら押さない。8sが通っているのでギリ押した。

2mはわりと拾えそうと思っていたので、それも押しの要素となっている。

よく見たらリーチのみじゃないか!赤なんか、嫌いだ〜。

裏なしの3200でもまあいいか、となるところ。


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2mは下家が掴むはずだったが、対面の巧妙なチーで食い取られていた。

動きがなければ逆に5800のアガリだった。

2mが悪くないという感覚は間違いではなかった。


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イマイチだとすればこの仕掛けか。

打点は上がるがドラ表示牌の苦しい受けが残ってしまう。

上家はドラ切りなら2mも切るでしょ、という意図だが、ドラ切り者には往々にしてそれ相応の手が入っている。

成績が悪い時はこのように目先の利益に釣られた焦った仕掛けが多い。



case7
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同半荘、放銃の次々局。

親がオタ風から2フーロ後、下家からリーチが入る。


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上家から出た都合5枚目の58mをチーしてテンパイに取った。

周辺が切られて7mの安全度が高くなったタイミング。取るならここでしょう。


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すぐさま持ってきたのは、6s。

さて、どうするか?





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いやいや、これは切っちゃダメでしょ。

親に刺さって7700。

リーチには通りやすいとはいえ、ホンイツ仕掛けの親には2分の1ぐらいで当たるスジ。

たまたまカン6sだったが、36sでの12000まで十分に考えられるところ。

実はこの試合、降段戦で、先ほどの赤5s放銃から完全に冷静さを失っていた。

普段通りの麻雀が打てない降段戦のプレッシャー、おかしなバランスで打っているプレーヤーはそれと対峙している可能性がある。

この半荘はオーラス起死回生のハネ満ツモで辛くも3着だった。


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8mチー自体に問題はないだろう。

直後の6sでテンパイの誘惑に負けずに冷静に対処できるか、というところである。


麻雀において、「仕掛けてテンパイに取ったらオリるな!」という金言がある。

仕掛けても勝負の姿勢を忘れず、覚悟を持って捌く、ということだが、
最近の私は仕掛けテンパイからのゼンツ傾向が強く、それが天鳳においてはマイナス方向に作用している。

勝負の姿勢を持った上で、天鳳によりマッチした押し引きバランス、そのへんを修正していきたいと考えている。



ラベル:天鳳 不調 降段
posted by はぐりん@ at 23:50 | Comment(11) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月21日

打点重視の打牌選択

今回は打点を重視した打牌選択の特集だ。

「科学する麻雀」に代表される牌効率を重視したいわゆるデジタル麻雀、
平成の時代は麻雀を数理学的・統計学的視点から見ることで飛躍的に技術の進歩を得ることができた。

それでは、令和の麻雀はどのようなものになるだろうか?

私が思うに、昭和の手役狙いが再度ピックアップされる、そういう回顧的な動きが起こるような気がする。


極限まで技術が高まり、相手のテンパイに対して放銃がまったくない、そういう最上位の対戦で勝利のために何が求められるか?

それは、打点力である。


最速でテンパイを入れても相手が放銃しないので、自身のツモ依存の割合が高くなる。

それでやっとこツモって500・1000ではむしろ相手が喜んでしまうかもしれない。

最終盤に眠っているたった1枚のアガリ牌、どうせそれに頼るしかないのであれば、テンパイスピードを少し遅らせても打点力をアップさせた方がトップ率は上がるかもしれない。


事実、赤なしの連盟鳳凰戦Aリーグでは時折びっくりするような手役狙いの打牌選択が見られる。

デジタルを超越した雀士が次に考えることは、リーチでは放銃してくれない相手にダマでいかにしてアガるか、である。

リーチではツモ依存となってしまうため、巡目を遅らせてもダマで打点力のある手を作ること、局収支的にはそれほど差がないかもしれないが、順位期待値としてみれば実はこちらの方が上、ということだって考えられる。

天鳳でも、最近の鳳凰卓はレベルが上がり、ファン牌をスルーする打ち手も前より格段に増えた。

誰もが画一的に統計に従って打つのでは、誰もが平均順位2.5ということになってしまう。

皆が勝つために同じことをしているからこそ、その裏をかくことが効果的になる、という側面は確かにある。

そこで、「手役狙い」という回顧主義が生まれるだろう、と私は予測している。


令和の時代の手役狙い。今回はその来たるべき時代への予習だ。

実戦から手役狙いの打牌選択をご賞味いただきたい。



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東4局、3着目の親番。

何を切るか?





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南切りとした。

一見、何事もなくツモ切ってしまいそうな牌だが…


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1メンツ完成したが、何を切るか?





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2m切りとした。

ピンズが連続形だけに、テンパイチャンスなら圧倒的に3m切りが有利だが、2m切りにはそれを補ってあまりある打点力がある。

3m切りの場合は最終形が不満なテンパイになる受け入れも多い。

4m引きに備えて1mを切る、というのがMAX打点だが、巡目と危険度の兼ね合いから2mでもいいかな、と。


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一手遅れの裏目4pを引いてしまった。が、これは想定内。

ドラ1あるなら十分だが、メンピンだけなら特に問題なし。この4pはツモ切り。


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狙い通り来たで!ということで即リーチ。


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対面から一発で出て裏が1枚乗り、12000となった。

受け入れを狭めてもメンタンピンの破壊力は十分。

雀頭がない場合、中張牌の膨らみを雀頭と見て手牌を構成することで、打点を見ることができる。



case2
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東2局の親番。

ここから何を切るか?





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むむっ、9pツモ切りでイーシャンテンを拒否。

ちょっと悠長なんじゃないの〜?


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好形が先に埋まった場合に愚形リーチを打ちたくないので、タンヤオに寄せていることの価値が高い。


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ぴったしかんかんのくっつき。勇んでリーチだ。


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これをツモって2600オール。

わりと普通の手順だが、ズバリ決まると会心の手順にも思えてくる。

このぐらいでもドヤって良し!



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南3局、22700点持ち3着目の北家。

ラスまではやや余裕があるが、油断はならない。

さて、何を切る?





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おやおや?大分狭く受けたようだが…

1mを切ってしまうとマンズ部分のくっつきテンパイが1mのみになるため、相当テンパイチャンスが狭まる。

例えば7mツモを想像してもらえばわかりやすいが、三面張のテンパイを逃すことになる。

巡目的にリカバリーが効きやすいし、打点が見込めるでしょ、ということ。


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このように、わかりやすく来てもらえればありがたい。

仮にソーズのくっつきが愚形になってもタンヤオならダマが効くというのもメリット。

一方、マンズが来た際はフリテンにならない捌きをする必要が生まれる。


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これを引きアガって、裏が1枚乗り2000・4000に。

これでオーラスは一躍トップまで見込める点差になった。

決まると鮮やかだが、てんこしゃんこになるということも多そう。

この半荘は2着だった。



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南3局、4000点しかないラス目の南家。

ここから何を切るか?





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私は567の三色の助、とばかりに8pツモ切り。

6mツモよりも確定三色になる7mツモの方が嬉しかったりする。

ソーズはドラ狙いで打点十分。

フラットな場面でどうするかは好みが分かれそう。


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三色崩れだが、最終形優秀のかなり嬉しいツモ。これなら即リーチに踏み切りやすい。

7sの方が急所と見て4s切りリーチ。


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一発ツモで1300・2600ゲット。

次局の親番で4000オールを引き当て、2着終了となった。

昔の私は引きが強かったね。



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オーラス3着目の親番。

下家が2600点しかなく、上2人が36000点台。

親満のロンでギリギリ2着浮上という感じ。

待望のドラ引きだが、さて何を切る?





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タンヤオ大好きタンヤオ厨さん。

3m周りの機能が微妙だが、まあ変化していけば何とかなるでしょ。

赤5sでも出たら、ポポンがポン、と言ってしまいそう。


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ツモが上手で、あっという間にイーシャンテンに。

ここではさすがに3m切りとした。ソーズの複合形で雀頭ができやすいので。


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無駄ヅモなく、ドラを引いてテンパイ。

ツモ直でトップ捲りにつき、私は謙虚にダマにしたが、これはリーチでも良さそう。

ダマの方が順位期待値は高そうだが、リアルならリーチかな〜?


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ラス目から出て、デバサイとはならず、2着浮上。

1本場なのでトップまで100点足らずというのがいと悔し。



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東4局、トップ目の北家。

東は役がつくが、1枚切れ。さて、何を切る?





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イーシャンテン取らずとした。

ターツ落としの選択をしない、という選択だ。

裏目のない選択とも言えるが、アガリまでは一手遅れとなる可能性も高い。

ドラがないので、比較的選択しやすいだろう。


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雀頭を落としていった場合、最終的に雀頭待ちになることもそこそこ多い。

この場合ノベタンなのでまだマシだが、369sツモで単騎待ちになってしまう。

下家リーチ一発目につき、やや難しいが、8s切りとして現物待ちダマに取った。


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切りにくい4mを待ちにして、赤を2枚引きロン。3900。

なんのことはない、打点重視とは赤引きのことだったのだ!



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開局の北家。

何を切るか?





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私は三色厨、とばかりに7s切りとした。

不確定だが、赤が使い切れるのが打点的にも大きい。


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さすがに三面張なら愚形は見切って7m切りか。


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うひゃ〜やっちまった〜い。

天鳳を打っていたら大声を出してしまうところ。


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赤5m使い切れる、セーフセーフ!

感情の起伏が激しくなる瞬間。


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結局他家がアガるんかい!1300。

西家に西を絞りつつ、打点狙いの5m切り。件の西は山に3枚だった。



case8
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東1局、2本場の親番。

何を切るか?





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ピンフ厨なら2s切り、タンヤオ厨なら西切り。

どうやら私はタンヤオ厨のようです。


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カン3s、カン6pとズバッと引いて追っかけリーチに踏み切る。

このぐらいツモが効いてくれればタンヤオにした甲斐があるってもんよ。


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他家がアガるんかい!対面が隠しドラ3で7700。

私、タンヤオ厨、掴まなくて、良かった。



効率を犠牲にしたタンヤオ狙いは、食い下がりのない仕掛け時に特に効力を発揮しそう。

つまり、アガリトップの際などに効果的ということ。

次回は【鳳凰卓編】だ。



ラベル:天鳳
posted by はぐりん@ at 23:48 | Comment(6) | 攻撃力UP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

手詰まり何切る【鳳凰卓編】

さて、本題に入る前に、Mリーグの話題を。

先日、Mリーグでドラフト会議が行われた模様。

2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議 参加8チーム 指名選手を発表


記事を読んでいたところ、瑞原明奈さんという女流プロが指名されていた。


みなさんはこのお方をご存じだろうか。恥ずかしながら私は名前すら聞いたことがなかった。

記事によると、どうやら瑞原さんは天鳳の安定した段位推移が評価されてMリーガーに指名されたとのこと。

それぐらいのレベルの天鳳民なら私は絶対に対戦したことがあるはず。

というわけで、瑞原さんがいったい誰なのかを調べてみると…





みかん太さんだった!(ご本人ツイッターに掲載されていました)


私が鳳凰卓参戦した直後ぐらいに良く当たっていたが、まさかみかん太さんが女流プロだったとは!

というわけで、男冥利にて私との対戦成績をチェックしてみると…



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平均順位まったくの一緒と互角だった。

ラス率は私の方が低いので天鳳的には私の勝ちだが、
トップ率では大幅に負け越しているので麻雀的にはみかん太さんの勝ち。


みかん太さんの印象としては、非常に縦の捌きが上手く、チートイツや三暗刻が得意なイメージ。

タイプ的には私と似ていてどちらかというとトイツ系雀士に分類されるのではないかと思う。

実際に対戦した経験からも、かなりの実力者であることは間違いないので、皆さんにはぜひ期待して見ていただきたい。


それにしても、天鳳の段位変動がMリーガーの採用基準として用いられているという事実、このことは天鳳が市民権を得ているという一つの証左となっていると言えよう。

女流プロでMリーガーを目指したいと思っている方は天鳳を始められてはいかがだろうか。


天鳳で鎬を削った同志として、私は瑞原プロを応援していきたいと思う。

がんばれ、みかん太さん!




さて、本題に戻って、手詰まり何切るの鳳凰卓バージョンだ。

手詰まりの際に重視すべきは、1巡の安全より、先のことも考えた凌ぎ手順だ。

ベタオリの際はトイツや暗刻で持っている牌で切れる牌がないかを探す。

しかし、まだ手が生きている場合は攻め返しの可能性も踏まえてどうするのかを考えていく。

突きつめていくと、手詰まりになる前に、果たしてその手順が正しかったかどうかというポイントがあることが多い。

ベタオリが早すぎると手詰まりになりやすいし、脇に対する安全牌の残し方などでも変わってくるからだ。

今回は、その前がどうだったか、というのは特に考慮せず、現状手詰まりで何を切るか、というのをシンプルに考えていただきたい。

それではどうぞ。



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下家リーチの直後に対面の親が追っかけ。

中で凌いでいたが、完全手詰まりに。

さて、何を切る?





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4m切りとした。

打牌候補は2m、4m、6mあたりだろうか。

2mはワンチャンスで選びたくなるが、1巡しか凌げない。

3mが通っている6mは、親の69mに刺さるリスクが結構ある。

4mなら親にはほぼ通るし、北家に対しては外側から切られている両面ターツにつき、またぎの可能性が下がっている(これについては後日トピックにします)。


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北家が6pを掴んで親の2000のアガリに。

三面張がカンチャンに負けるという、発狂シチュエーション(笑)だが、安く済んだのが不幸中の幸いか。


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下家の最終手出しはこの形から。

両面ターツを先固定したところ、2sが暗刻になって、みたいな順が推測できる。

ともかく、外側から切られている両面ターツ落としの形は、またぎ待ちの可能性がやや低くなっていることが多い。



case2
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がむしゃらに仕掛けて4センチになっているところ、親リーチが。

こういう状況になっているのは自分の責任ではあるが、それはそれとして。

さて、どうするか?





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ドラそのもの勝負じゃ!

ドラより怖いドラまたぎ、という格言もあるとかないとか。

2スジにまたがる5pの方がやや危険というのもあるが、私が考慮したのは5pを切ってしまうと47pを持ってきたときに受けが効かないということだ。

ドラを1枚切っておけば風通しがよくなり、475p3mツモに対応できる。


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ただし、ドラを打った場合は、放銃した時がひどい。裏は乗らずに5800。

これは人によって大きく見解が分かれそう。

そもそもこの形でドラを放出するぐらいなら仕掛けない、という意見もごもっとも。


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5pを切ってかわしているとどうなったかというと、海底前に9pをツモってやはり放銃。

リスクの大きい仕掛けが誘発した、完全なる「詰み」だ。

この半荘の結果は不思議なことにトップだった。



case3
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南3局、絶対に放銃できない僅差の場面で親リーチが入る。

全員がベタオリしている中、無情にも完全手詰まり。

さて、何を切る?





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端っこ理論で9p切り!

9s→6sは36sに放銃のリスクがあるが、9p→6pは2巡凌げる。

5p→8pは3巡凌げるが、8pはカン8pがある。


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しかし、これが当たりで3900。

この半荘はこれが響いてラスだった。


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あと1巡がんばれれば、次巡親のツモアガリとなっていた。

早くツモってちゃぶだい!

たかが1巡、されど1巡、というのが麻雀には多い。



case4
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ダントツの親から早いリーチが入る。

うむうむ、安牌はたくさんあるでよ。


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ところが、終盤になってこんなことに。

相当に情報量は多いはずなんだが、不思議なことに安全牌が見つけられない。

さて、何を切る?





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8pを切るとロン。なんとチャンタで裏1の12000。

愚形の中でも8pは唯一のワンチャンス。しかも先切りの引っかけだった。

これが響いて何とこの半荘痛恨のラス転落となった。


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テンパイは5p切り時で、2pの空切りリーチだった。これはしてやられた。

点棒に余裕がある時はこのように待ちをぼかす工夫をしたいところ。

ちなみにこのダントツの親、福地先生だ。く、悔しい…

ちなみに福地先生は最近鳳凰卓に復帰されたようです。おめでとうございます。


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危険度が錯綜していかにも難しい場況だが、正解は6pを上家にサシコミだった。



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上家リーチに対して親が追っかけ。

上家に8mは通っていないが、さて何を切る?





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2p切りとした。

一見宣言牌またぎで危険に見えるが、場をよく見ると4pが対面の仕掛けに晒されている。

それに気づければ比較的易しい問題。


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対面が親に放銃し、12000となった。


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下家の4p手出しはこの形から。

離れトイツ落としにまたぎ待ちなし(空切りは例外)、2件隣のシャンポンはやや危険度が高いが、この場合2pは3枚見えているのでそれもなし。

覚えておくと役に立つだろう。



case6
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下家の親リーチに完全手詰まり。

さて、何を切る?





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2sを切るとこれがカンチャンに刺さる。

打牌候補は8m、8p、2s、8sあたりか。

8m8pはいずれもシャンポンがあるが、2sは3s先切りがあるためシャンポンはほぼない。

カン2s固定というのも少し考えにくいかな、と思い。1sのワンチャンスだし。


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2000なら御の字だったが、裏裏で7700。

いかにもメンタルをやられる放銃で、この半荘はこれが響いてラスとなってしまった。

case4でもそうだったが、安全そうな牌はたくさんあるのに確固たる安全牌がない状況というのは本当に苦しい。


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下家のカン2s固定はチャンタを睨んでのものだった。

変則捨て牌時、単騎までケアする打牌選択は骨が折れるものであることが多い。



case7
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上家リーチ一発目に3mを掴まされている。

ここから何を切るか?





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ここは少し粘る意味を込めて、7p勝負とした。

モロヒ上等!


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さらに対面の親が追っかけてきて、壮絶な手詰まり。

好形のテンパイでもあるが、さてどうしよう?





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暗刻の2pと迷いつつ、3p切りとした。

親に確実に通る牌を、という意図。

2pなら3巡凌げるが、3pだと次巡6p切りというリスクが伴う。

3mは両者に危険度が高すぎて、選ぶ気にならない。


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海底で親が掴み、5200の放銃となった。

なんと、2pは当たりだったのだ!

まっすぐ3m切りでも、親のペン3mに当たり。


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親の入り目は7sだった。

目をつぶってランダムに切ると、2分の1で入り目か当たり牌という危険と隣り合わせの牌姿。

スジをトイツや暗刻で固めているとこういった手詰まりにもなりやすい。


個人的にはスジを固めて持っている時よりも、case4やcase6のように変則的な河から、チートイツなどもケアしながら安全牌を探す時が手詰まりで最も苦しいと感じる。

逆に言うと、単騎待ちの可能性を消さない河にした方が、相手の対処が難しく、オリに窮することが増えるとも言える。



ラベル:ML 手詰 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:53 | Comment(14) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

手詰まり何切る

麻雀を打っていて最も嫌な瞬間、それは相手リーチを受けて手詰まりに陥っている時ではないだろうか。


自身の手はアガリまで程遠いのに、相手の攻撃に対する安全牌がない。

局収支的にはマイナス方面に大きく振れている状態であり、そのマイナスをいかに小さく抑えるか、という押しても引いても地獄のような状況とも言える。

手詰まりになっているということは、自身の手牌に価値がないとしてオリに傾いているということだが、であるならば、それまでの手組みはどうだったのか、安全牌を持つという選択はなかったのか、という問いを自身に突きつけられることになる


とはいえ、攻撃は最大の防御とも言うように、自身のアガリで相手の手を潰すというのが、手詰まりを事前に避ける策でもあるため、きちんとアガリに向かって手を組むことは重要だ。

そのバランスが、攻撃的過ぎても守備的過ぎても、局収支的には損をすることになる。


自身の点棒状況に応じて、バランスをとった手組みにする、というのが肝要と言えるだろう。

とはいえ、字牌の暗刻があるのでオリも余裕だと思っていたら、たった3巡で安全牌がなくなる、なんてこともしょっちゅうある。

逆に、手牌に1枚も安全牌がないのにまったく危険牌を引かずに凌ぎ切れてしまう、ということもあり、手詰まりが訪れるタイミングは予測不能であると言える。


手詰まりはいつ訪れるかわからないが、麻雀を打っていたらいつかは必ず訪れるものである。

天変地異のごとく必ず訪れるものに対して、恐れおののいていても仕方がない。

訪れたら慌てずに対処する、これしかない。慌てふためいても傷口を広げるだけである。


麻雀においては、手詰まり含め守勢に回る時間が長いと、だんだんとメンタルがやられ、ミスをしやすくなる傾向にあると私は解している。

守ってばかりいるといつ攻めたらいいかわからなくなり、心に余裕がなくなって無理攻めをしがちになる。

人間の精神は長い時間のリスクに対して寛容にはできていないらしい。


そこで、今回は手詰まりから何を切るか難しいと思った局面を集めてみた。

同じような場面に遭遇して焦ってしまわないように、訓練の素材としていただきたい。

また、あなたの守備力でどの程度回避できるか、腕試ししていただきたい。



case1
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上家リーチが入っていて、対面が仕掛けている。

親リーチは暗カンつき、仕掛けはドラ3と、かなりの脅威。

何を切るか?





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最も安全なのは4sだ。

5sが4枚見えているのがポイントで、うっかりピンズを選ぶとアウトとなる。

4sはカンチャンがなく、8sよりもシャンポンに当たりにくい。

こういうのは時系列で順を追うことで認識しやすくなるものでもあり、1sカンのタイミングがいつなのか、などでも変わってくる可能性はあるが、そのへんはご容赦いただきたい。

本局は二人テンパイで流局。



case2
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親の仕掛けに対応していると、南家と西家から2件リーチが入って両者一発目。

さて、何を切る?





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8s切りとした。

打牌候補は、6mのワンチャンスの8m、あとは7s8sあたりだろうか。

2件リーチによる手詰まりの対処法としては、河の情報が少ない方から切る牌を絞り込むという方法が有効だ。

この場合は上家の方が河が強くて情報が少ないので、上家に対して切れる牌が何かを探す。そうなるとソーズの上がマシかな、という情報を得られる。

上家に切れる牌を絞り込んだら、河の情報の多い対面にも切れる牌を選べばいい。


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8sをポンした下家が上家に放銃し、裏1の7700となった。

両者の当たり牌自体はさほど持っていなかったが、パニクって中を選んでいると対面に一発放銃となっていた。

このぐらいの手詰まりだとうっかり、ということも実際には起こりうる。

下家が親だけに絞りに専念していると突然こういう窮地に陥ることもある、という例。

こうならないためにも、例えば全員に比較的安全な8pを1枚取っておくというような工夫も必要だろう。



case3
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下家リーチに、親が3フーロ。

さて、何を切る?





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ここは3p切りしかないだろう。セーフ。


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最後のツモでやはり完全手詰まり。

手詰まりでよくあるのがこういうスジ掴まりの形。14758mと3647sの実質5スジしか持っていないが、どれかは当たりそう。

さて、何を切る?





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ワンチャンス、消去法で7m切りか。

下家が第一打9m切りなのもペン7mの可能性が低く、比較的選びやすい。


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下家は36s待ちだった。まあそうだよな、というところ。

親は4センチでよく凌いだな、というか当たり牌持ってないし!



case4
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対面のリーチ宣言牌を上家がチー。

こちらは完全手詰まりだが、何を切るか?





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これは意見が割れそうだが、5s切りとした。

5s通れば2巡凌げるし、攻め返しも考えた前向きな一打。

8p3枚切れにつき、58pの2度受けは期待薄だが467pの縦引き追っかけは結構強そう。

場況的に468sからならカン7sに受けそうなのでカン5sには刺さらなそう。25sはあるが。

端っこの9m切りは考えるところだが、切ると手が死ぬ上、次巡も苦しむ羽目になる。しかも9mの危険度は決して低くない。

それならば2枚持っていてかつシャンテンに受けられる牌を選んだ方がいいかも。例えば7pとか。


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だがしかし、7pは当たりなのだ。

メンピンドラドラの7700、やはり4枚持ちスジトイツの危険度は高めだ。

同じシャンテンに取るにしても5s切りはセンスが良かった。

本局は上家が対面から3900のアガリとなった。



case5
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オーラス、トップ目の親番。

3着目の下家から早いリーチが入っている。

ここを凌げば勝ちだが、無情にも完全手詰まり。さて、何を切る?





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8p切りとした。

5200以上を打ってしまうと2位転落で後味の悪い終了となるので、それだけは避けたい。

なので、打点の上がる発は切りたくない(役ありでリーチをかけるかどうかはさておき)。

69mの暗刻が9mの方ならまだ暗刻落とししやすいんだが、9mトイツで宣言牌が7mだと9mシャンポンに刺さるリスクをどうしても考えてしまう。

下家はツモ切りがほとんどにつき、7mの関連度はさほど高くない。それも加味して9mを選べるかどうか。

8pはカン8pに当たるリスクがあるので、ワンチャンスなら9mの方が安全度は高そう。


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ここでわけがわからなくなり、発を切った。

同じ1枚なら6s切り?それとも2巡凌げる9m切り?

ラス目が確実に攻め返してくる状況での3着目のリーチにつき、通常は好形と読むだろう。

宣言牌が7mということもあるが、69mの暗刻スジというのが私の場合は切りづらくさせている。


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6mが通って助かる〜〜〜、の図。

ここで6mが通ってなかったら何を切るだろうか。

下家は好形と読んで、中スジの4s切り?


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下家の一人テンパイで流局。なんと下家はカン4sだった。

6mが通っていなければ打っていてもおかしくなかった。

ツモって裏1で一撃トップ捲りにつき、妥当性のあるリーチだ。

宣言牌ソバの暗刻スジを切りきれるかという難題。



case6
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対面の親リーチが入っている。

下家の仕掛けが、親リーチに対して一発目に4m→6p→2mと強く押している。

さて、何を切る?





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6sを切ると親にアウトで3900。

上家が9sを通してくれているので実質6sは4sのワンチャンス。

ピンズは触れないが、モロヒの3mのトイツ落としに抵抗はあるだろう。

親に対しては4sの安全度は高いが、下家の打点を読み違えた。2000ならば4s切りの方が良かった。

どちらにも打たない牌をということだが、それならばトイツの3sを選ぶべきだったか。



手詰まり何切るのサンプルは結構多いのでちょくちょく題材にしていきたいと思う。

次回は【鳳凰卓編】だ。



ラベル:手詰 守備 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:58 | Comment(18) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする