2019年09月29日

パオ

今回はパオについて。

パオとは、役満を確定させた者の責任払いのことで、大三元、四喜和、四槓子に適用される。

四喜和のパオは裸単騎になってしまうし、四槓子はそもそも出現率激低につき、パオと言えば大三元に適用されるのがほとんどだ。


個人的には四槓子のパオ則は、責任の度合いが他に比べて低く、なくてもいいんじゃないかと思う。

三槓子のフーロ者に対して、生牌が一切切れないというのはいかにも酷な状況だからだ。

とはいえ、三槓子自体、リアルネット含めて私は見た記憶がないので、出現率的には杞憂かもしれない。


天鳳においてもパオは設けられており、点数的な罰則もリアルと同様だ。

天鳳含めてネット麻雀ではパオになろうがなるまいが、金銭的に損得が発生するわけではないため、リアルよりも自由に打ちたいと思う人は多いかもしれない。


一昔前は、白・発と晒されていたら中は切ってはいけない、ということがあたかも信仰のように膾炙していた。

ところが、科学的麻雀観が台頭してからというもの、自分の都合で切り飛ばすことが局収支的にそこまで悪くない、ということが証明され、状況に応じて切り飛ばしていく猛者も増えていった。


確かに、白ポン・発ポンの相手に対して中を切った際、それがポンされる可能性がどのくらいあるか、過去の記憶を遡ってもポンされないケースの方が圧倒的に多い。

だからといって、無造作に中を飛ばしている人を見ると、私は少し違和感を覚えてしまう。

白・発を晒している人に中を止めるのは、「信号が青になったら渡る」というのと同じことだと私は考えているからだ。

時には黄色信号で急がなきゃならないこともあるが、そんな大した手でもないのに無理やり渡らなくてもいいじゃん、という人が最近は多くなってきている気がする。

このへんは私の考え方が古いだけかもしれないが、みんなで共有する安心感・暗黙の了解であってほしいと思っている。


さて、「パオ」。

天鳳でも実戦例は極めて稀だ。

最近起こったのも含めて、紹介したいと思う。



case1
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オーラス、28000点持ち2着目の南家。

3着目の北家が早い巡目に、白・中とポン。


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それに対して、トップ目の親が発を切ると、何とこれもポン。

おいおい、トップ目がパオになったら、一気にラス落ちが現実的でっせ。

トップ目の言い分としては、ノーテン罰符で西入になりやすい点棒状況につき、先に切り飛ばしたかった、そんなところか。


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この状況で対面に放銃すると、トップ目の親と折半。つまり私はラス落ちとなる。

当然のことながら中抜きでベタオリ開始だ。


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結果、対面のツモアガリ。

天鳳のパオ画面は上記のようになる。私のブログでも初お目見えではないだろうか。


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ツモアガリなのに、上家のみが点棒を支払っている。

なかなか珍しい光景だ。


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上家の手はバラバラもいいところだった。

何を思って発を切ったか。

この状況、ラス目の西家の対処がなかなかに難しそうだ。ツモってほしいが放銃は許されない、みたいな。



case2
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南2局、24000点持ち2着目の北家。

トップ目の仕掛けにつき、早目に三元牌を処理すると、発もポンされる。


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親が即座に白を切ると、これもポン。

この場合の親はラス目につき、気持ちはよくわかる。


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こうなった以上はベタオリせざるをえない。

残り巡目が多すぎて、オリるのも一苦労だ。発を鳴かせた責任は私にもあるが、完全順位制ならこの状況はそこまで悪くない


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結局、パオの親が責任を取って、放銃を請け負ってくれた。

終盤につき、ここでオリるというのもありか。


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直接の放銃につき、パオ関係なし。


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やはり、鳴かせた親の手はバラバラだった。

これが現代麻雀の風潮なのだろうか。



case3
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東2局、18600点持ちラス目の南家。

親の切った白にトップ目の対面がポン。


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追随して仕掛けた親が発をツモ切ると、これもポン。

素っ裸のパオ確定だ。


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こちらもチートイツでテンパイしたが、さてどうしよう?





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さすがに行ききれず、8mを落とした。

対面は23m落としで単騎を待ち変えしたばかり。

北は特に待ち頃だし、2pもなかなかに当たりそうだ。


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ところが、パオに無関係の3着目が突如ツモ切りリーチを敢行してきた。

裸なら勝算あり、ということだろうか。


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こちらも回っている内に、上手くピンフで張り返した。

浮いている北はたった今通ったばかり、さてどうするか?





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ええい知らんと、こちらも追っかけに踏み切った。

どうせパオなんだから、放銃しても痛み分けだ。

裸単騎に負ける待ちでもあるまい、と。現状私はラスなのだ。


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結果は、下家がド高めの赤をツモって裏は乗らずも3000・6000。

滑稽なことに私と下家がオナテン、さらに対面も5p単騎だった。

親が5p切ったらパオの三家和というわけわからんことになってたな。


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25pはというと、私のリーチ時点で山に5枚。

ここはひとつ、対面さんが2pを掴んでダブロンというのが面白かったか。


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親は5800テンパイからだが、待ちの7pは2切れと弱め。

対面の河の感じから大三元まではないと踏んだか。

しかし本局、誰が一番損したかというと間違いなく、私だ。

本来パオにした親と対面の直対という形になるのが普通で、脇はそれを見守る立場。

2着目の親がパオで咎められるべきなのに、裸単騎ではやや弱い。

それをついて抜け出ようとする3着目にラス目の私も追随。放銃が折半なので確かに裸単騎には勝負になる。

親っ被りの親だが、パオは免れてまあいいかというところ。

パオも適用されず、オナテンもツモられ抜けたラスになった私が浮上できるはずもなく、そのままラスで終了した。

パオからの全員参加は初めての経験だったが、なかなかに白熱して楽しかった。



case4
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東4局、3900点持ちダンラス目の北家。

対面が上家から2つポン。


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なんと、無造作に白を切ってこれもポンされる。


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当然のことながら私はオリる。

対面がツモアガってくれれば、上家が飛んで私は奇跡的にラス回避となる。

頼む、対面、アガってくれ…


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私の願いは叶わず、上家がツモ(;´Д`)

新ドラも乗って、これが3000・6000。うーむ。


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上家は積極的に前に出た結果、当たり牌となる9sを私に流していた。
(上家が5sチーして私のツモが9s)

かつ、対面の当たり牌となる6sを食い取ってのアガリ。

針の穴を通すようなアガリで、パオもなんのその、大物手を成就させた。

要は、パオになっても自身がアガリ切れば何の問題もないということ。

逆に言えば、ダンラスであっても、突然パオが発生して32000点差をひっくり返す可能性があるということ。諦めてはいけない。



case5
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逆に、大三元をケアしないのはどんな時だろうか?

オーラス、11100点持ちラス目の親番。

発・白と北家に鳴かれているが、ここで持ってきたのは中。

さて、どうするか?





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ラグに震えるも、ポンの声は下家だった。

失うものがないオーラスのラス目は、パオになっても仕方ない。完全順位制ならなおさらだ。


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残念、イーシャンテン止まりだった。



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東4局、2着目の北家。

早い5200テンパイ、ここで白を切ると下家がポン。


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中を持ってきたが、どうするか?





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さすがにこれは切った。

すでに1枚出ているのでリスクが低いというのと、こちらもテンパイなので。

中が生牌でもこの手なら切る価値はあるだろう。


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上手く打ちまわして、この絶好の変化。即リーチ。


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高めいただいて、3900。

精神的収入は8000点ぐらい。



case7
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南2局、3着目の親番。

仕掛けても11600という絶好手。これは是が非でもものにしたいところ。


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対面が発を切る。下家がポン。


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対面が中を切る。下家がポン。

おいおい、ちょっと待ってくれ。


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どうするか?





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さすがにこの時ばかりは即座に白を切った。

引っ張って重ねられる方がリスクが高いと踏んだからだ。

幸いにも?上家のポンで済んだ。


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しかし、残した2sにもポンが入った挙句、2mロンで3900の放銃。

慌てて白を切ったのが災いし、手順でアガられてしまった。


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2sから切っていると、上家のポンが入らないかもしれない。

それだと次巡、私に絶好の9pが入るが、36mが深く、私にアガリはなさそう。

密かに手の早かった対面か、下家のアガリになる可能性が高い。


このように、状況によってはパオになる可能性のある牌を切ることもある。

ラグにおののいても、実際は第三者がポンするというケースも多い。

重要なのは、覚悟を持って切り出しているかどうか、である。



ラベル:天鳳 パオ
posted by はぐりん@ at 23:48 | Comment(4) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

八段昇段 あれから回線落ち=ゼロ

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八段復帰した。


3着が多い影響で、昇段時Rはやや低め。

ラス率を2割以下に抑えられれば、トップ率がこの程度でもなんとかなる。

七段では漸増という感じでポイントが減っていく感じはあまりない。


ちなみに、前々回のブログで回線落ちを記事にしたわけだが、あの記事を書いて以降、私の回線落ちはなんとゼロ件。

2週間前にブログを書いた当日に回線落ちが5〜6件発生したのを最後に、ぱったりと影をひそめた。


私の回線環境に変化はないため、天鳳サーバー側の状況が改善した可能性がある。

他家の動向を見るに、現在でもポツポツと回線落ちは見られるものの、1〜2か月前と比較すると回線落ちの頻度は大分減ったように感じるが、みなさんいかがだろうか?


ブログに書いた途端、状況が改善される。私のブログの影響力の大きさに自分でもちょっとびっくりしている。

冗談はともかく、好成績を出すためにはやはり安定した接続環境というのは欠かせないのだと再認識した。

運営側が何らかの配慮をしてくれのであれば、それはありがたいことだと感じている。



さて、昇段にあたって、今回のテーマは「忘れていた感覚を取り戻す」だ。

降段寸前でポイントに気を取られていると、どうしても自分の麻雀が打てず、押しすぎたり引きすぎたりするのが天鳳の常。

七段に落ちて伸び伸びと打つことで、忘れていた感覚を取り戻すことができた。


段位によって最適戦略というのは変わってくるものだが、七段くらいだと割と押しが優位に働きやすい。

とはいえ、「引くべき時」を見誤っては、結果が出ないというのも事実。

降段寸前で焦燥感に駆られている時は、大局観を見失っているため、押し引きにノイズが混ざり込みやすい。

フラットな精神状態で臨むことで、押し時・引き時がより明確に見えてくるものだと、今回実感した。


それでは、忘れていた感覚、どうぞ。



case1
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東2局、原点の西家。

まずまずの配牌だが、ここから何を切る?





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この自由な感じを忘れていたのだ。

何かに縛られていると、ターツから落とすなどという発想にならない。

孤立牌は好形と打点の種で、発を残せばもしかしたら緑一色という目まであるかもしれない。


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白をワンスルーした結果、発が重なった。

白を一鳴きした形と比べてもらえば、一気に手牌がグレードアップした感はあるだろう。


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2枚目の白をポンして、8s切り。

まだドラを引っ張る。

場合によってはやりすぎにもなりかねないが、打てている時は迷わないし、それがミスチョイスになることは少ない。


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テンパイ時にドラを放したところ、ポンで済んだ。


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そして、4pを捕らえて高目5200。

斬り合いが怖いから先に切るのではなくて、斬り合う覚悟で引っ張る、その方が好結果に結びつきやすいと考えている。

臆病が混じるとこのへんで正しい判断が蝕まれてしまう。


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ドラが少しでも早いと、おそらく上家のポンが入って、展開がガラリと変わっていただろう。

引っ張ることでドラを重ねられるリスクももちろんあるが、ギリギリまで引っ張ったことが本局は奏功した。

噛み合う噛み合わないはあるにせよ、いい感覚で打てていると感じた一局。



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東4局、30600点持ち2着目の親番。

チートイツのテンパイとなったが、さてどうしよう?





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7m待ちでリーチとした。

ドラが9mだけに、通常出にくいドラそばで、リーチの待ち牌としては選びづらいかもしれない。

が、本局は対面の68m手出しを見ている。対面にドラトイツはあっても、おそらく7mはないだろう。

さらに…


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私の現物ともなっている、8m4枚目が見えたとしたらどうだろう?

ドラだけは切れないが、7m待ちの可能性を否定するに足る情報ではないだろうか。

今回は自身で持ってきたが、8mが他家から切られるということも十分にあっただろう。


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結果は終盤にツモって、4000オール。

下家から追っかけが入って、ヒヤリとしたところ。


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何のことはない、7mは3枚とも山の奥深くに眠っていた。

例えば、リーチに回り始めた対面が7mを持ってきてもためらいなく出すのではないだろうか。

ドラそばという先入観に捉われず、我ながら冴えた待ち取りだった。

このへんに伸び伸びとした麻雀観がある。



case3
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南1局、22500点持ち3着目の南家。

ラス目の北家から3巡目という早いリーチが入る。

迂闊にも、安牌の西を消費してしまっているが、ここから何を切るか?





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5mを抜いた。

冷静に考えても、ここからアガリを見るのは厳しい。

根性論で押したとして、どのくらいの成果があるのか。

2巡凌げる1s9sの危険度は結構高そうに感じる。

一発放銃だけはとにかく避ける。このへんを割り切る判断力というのも、フラットなメンタルでこそ。


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ベタオリしていたら、なんとチートイドラドラでテンパイ。

どちらも現物だが、さてどちらで待つか?





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2mにラグがあったので、こちらに受けた。

上家のチーラグだったわけだが、トップ目の下家が2mを合わせ、6400GET。

私の河に危険臭がなく、これは拾いやすかった。

手牌の未練を断ち切った結果のこのアガリ。欲を捨てなさい、という教訓のようにも見える。



case4
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開局の西家。

親がポンポンポンの3フーロ。脅威の仕掛け。


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切りづらい8pを暗刻にしてこちらもテンパイ。

さて、どうするか?





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リーチのボタンが出ていたので、半分押しかけたが踏みとどまった。

1枚私が中切ってるし、大三元なんてないだろ、とリーチに行くのも一つの選択。

しかし、よく見てほしい、上家は発のトイツ落としで親に鳴かせているのだ。


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どっへー、これはさすがに切れない、と4mを抜いた。


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赤は赤でも、こっちの赤を先に持ってきてくれれば良かったのに。


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終盤に親がツモって8000オール。

なんと、中は大三元の当たり牌だった。

あの時辛うじてリーチの声を飲み込まなかったら…


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上家のトイツ落としはここから。

「ない展開」でポンできた親が絶対有利の流れ。

発を鳴かせたのが私でない以上、因果関係的にもここは「引き」だ。



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同半荘2本場。

こちらも好手だが、今度は上家が白中と仕掛けている。

ドラまたぎの2mを持ってきたが、さてどうしよう?





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ここで迂回とした。

実は親が切った4巡目の2mにラグがかかっていた。

なので、このスジは本命であると同時に放銃時に高打点濃厚となる。

しっかり打てている時はこのへんのラグもきっちり覚えている。


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次巡、3mツモで再び攻め返しの効く形に。

さて、どうしよう?





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よっぽど3pを切ろうと思ったが、我慢した。

上家はおそらくドラを持っているので、放銃時の打点が高い。

両面ターツ落としを見ているので、さすがに好形濃厚だろう。


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ほどなく、下家の3pにロンの声で7700。

ギリギリのところで踏みとどまることができた。

自身が好手の時の我慢というのは、メンタルが十全でないとなかなか難しい。


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上家はここからMAXに取っての34s両面ターツ落とし。

場況的に弱いターツでない以上、白ポンなら少なくとも打点は伴っていると見ることができる。



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同半荘、南2局2本場の南家。

下家と壮絶なラス争い。私が2700点、下家が3500点ちゃかない。

喉から手が出る、先制テンパイだが、さてどうしよう?





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ダマにした。

そもそもこんな待ちでリーチしたってアガれるはずがないのだ。

大体焦ってリーチしてもリー棒出した影響で飛び、とかそういう未来しか見えない。

タンヤオの変化枚数がそこそこ多いので、それを保険にして。

相手の攻撃を受けたらオリまである。


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たった1巡で最高の変化を手に入れる。これならリーチだ。


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最終盤に王様争いの親から出て、裏なしの2600。

ポイントは、待ちが増えた8mの方でアガリを得られた、というところだ。


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意に反して、5mは山に2枚もいた。

ツモ筋にはおらず、逆に山にない8mが飛び出る不思議な結果となった。

後のない状況だからこそどんな待ちでもリーチ、は間違いではない。

しかし、ただ焦っているだけでは、先にある小さな変化、ひいては大きな成果を見過ごしてしまうかもしれない。



case7
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同半荘、次局の親番。

下家とは依然僅差。

東は1枚切れ、発は生牌だが、ここから何を切るか?





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強く、東切りとした。

相手の攻撃に備えて、安全度の高い東を残したかったが、発を先に鳴かれてしまうと失点も痛い状況につき。

ノーテンも相当に厳しい状況なので、発はいずれ切り出す覚悟だが、ここは自分を信じて。


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すると、残した方の発が重なる。

ここでの4s切りさえ、なかなかに怖かった。


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終盤に発が出て、ポンテンに取った。

残して重なった発につき、このポンテンは必然。

さて、待ちをどうするか?





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どちらとも言えないが、縦に取った。

上家の少し前の4pにラグをかけていたのと、やや47pが切られすぎているので。


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ラス目の先制が入った直後、対面の追っかけ宣言牌を捕らえる。2900。

不退転の捲り合いには発展せず。

待ち取りの選択に成功したのは大きい。


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上家には弩級のテンパイが入っていた。

仮に待ち取りに失敗していると、下家が5sを掴んで飛び終了となっていた。

が、2巡後にダブロンとなる3sを私が掴むなど、紙一重だった。

そもそも、一発目の7sはいかにも切りづらい。この選択を回避できただけでも大きいアガリ。



case8
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同半荘オーラス。

ラス目の親が先制リーチ。なかなか気の休まるところがない。

その一発目、どうするか?





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ここは唯一の現物を抜いた。

アガリ確率と天秤にかけても妥当な選択。

ちなみに、南と中は引っ張って鳴いてもらおうと思っていたが、その前に親のリーチが入ってしまった。

ここでは切り遅れたかなと思っていた。


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4pを引き戻した。

ここでは1枚切れの発を切った。


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8pを引いてイーシャンテンになったが、何を切るか?





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最も安全に見える、8mを抜いた。

さすがに生牌は切りきれず、苦渋の決断。


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トイツになった中を落として、5mを引き戻した。

現物の1m切り。


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終盤に南を重ねて、現物になったドラの5s切り。

脇に8000打っても大丈夫だ。


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親と2人テンパイで流局。

私が下家の立場だったなら、私にテンパイと開けられた瞬間顔がゆがむだろう。

丁寧に、辛抱強く打った結果、牌も呼応してくれた。

7p切っては4pツモり、8m切っては5mツモる。テンパイへテンパイへと牌が導いてくれる。

次局さすがに粘っていた下家も力尽き、私は3着で終了した。

この半荘は、どこで飛び終了になっていてもおかしくなかった。

強気の姿勢を保持したまま、引くべき局面では引くことができた、渾身の3着となった。



case9
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南3局、33700点持ちトップ目の北家。

仕掛けに対応していたところ、上家から赤5sが合わせ打たれる。

チーテンに取れるが、さてどうしよう?





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これは結構迷ったが、スルーした。

赤だから鳴くというのではなく、親に対して危険な47sを使い切れる上に、待ちとなるカン6sが悪くないからだ。

ただ、飛び出す8pの危険度がそれ以上に高いため、対応の身としては自重した。


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親が8pを切ると、対面にロンの声。


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あぶねかった〜〜〜の12000。

フワッと鳴いてこういうのに放銃して後悔する。割とよくある光景ではないだろうか。

怖ろしいことにこれを打った下家はラスで終了した。

自分が打っていたら…と思うと。



case10
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南2局、19400点持ち3着目の親番。

3000点差のラス目下家から先制リーチが入っている。

切れない1sをツモって、ここから1mのトイツ落とし。


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イーシャンテンになったが、さてどうするか?





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8s勝負とした。

上家の9sに勝負気配が出ていたので、上家に任せようと思っていたのだが、上家が回り始めたので。

テンパイが一者か二者かでは危険度が大分違ってくる。


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テンパイが入ったのなら、1sぐらいは勝負するだろう。

ちょっと前に出た現物につき、あるいはアガリもあるかも?


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ところが、海底で持ってきたのは無スジもいいところの3s。

さて、どうしよう?





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勝負した。

今まではずっとオリてきたかもしれないが、ここは勝負所と判断した。

下家とのテンパイノーテンはこの状況では大きい。

この3sは無事に通過し、二人テンパイで流局。

下家はかなり強そうな258mの三面張だった。

忘れていたのはこの最終局面での押し、だ。

負ける時と勝つ時とでは、放銃に対する覚悟の差、みたいなものがある。

逆に言えば、切っている牌が通っているから好調なのだ。



case11
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トップ条件の昇段戦。

東2局、原点の南家。

下家が突如回線落ちして、8mツモ切り。


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結果は対面が親に5800の放銃となったわけだが。


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下家は回線落ちしていなければ、カン8mツモからの14m待ちリーチだった。

一発で4mを掴んだ対面は、この手ならおそらく出すだろう。

そうなると、裏が1枚乗って8000。下家はトップを盤石のものにするはずだった。

わずかな運命のいたずらが何をもたらしたかというと…


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なんと下家がラスで終わった。

あのわずかな回線落ちがなければおそらくありえないラス転落だっただろう。

私のトップもこれによってもたらされたと言えなくもない。


回線落ちに泣かされ、降段の憂き目を見た先月。

何の因果か、昇段戦で回線落ちが私に勝利をもたらした。

禍福は糾える縄のごとし、である。



ラベル:天鳳 好調 昇段 回線
posted by はぐりん@ at 02:51 | Comment(0) | 昇段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月08日

同巡フリテンの例と対処法

今回は、同巡フリテンについてだ。


麻雀において、アガリ牌が出て見逃した、もしくは片アガリなどでアガれない場合、自分のツモ番を経ないと再度アガリ牌が出てもアガることができない、という決めがある。

これを同巡フリテンという。


ネット麻雀では仕掛けが多い性質上、タンヤオの片アガリや、ファン牌バックの仕掛けもよく見られるが、
それゆえに同巡フリテンに泣かされた、という苦い経験をお持ちの人もいることだろう。


この決めがやっかいなのは、片アガリでアガれない方が出ても適用されるため、
やっとの思いで辿り着いたアガリ牌が無為になってしまうことである。



同巡フリテンになった際に、慌ててしまうと、その牌を鳴くべきかどうかなど正常な判断ができなくなってしまうので、
同巡フリテンになる可能性のある牌姿では、前もってどうするかを考えておくことが重要だ


天鳳でも同巡フリテンは結構なレアケースであり、遭遇する頻度は低い。
それが劇的なドラマを生んだりするので、なかなかにあなどれない。


今回は同巡フリテンの実戦例を紹介するとともに、場合によってはその対処法について記したいと思う。


例えば、同巡フリテンというルールの隙を突く打ち方がある。

オーラスアガリ競争時、がむしゃらにタンヤオ仕掛けをしている人がいる。

この人に対して危険牌を打ち出す時は、他家のスジを合わせ打ちするのが有効だ。

上家が1pを切ったら、4pを合わせ、上家が9pを切ったら6pを合わせる。

こうすることでタンヤオ仕掛けの片アガリを回避する可能性がわずかに上がる。

微差が重要な天鳳では、様々な角度からのアプローチがラス回避率を上げるということは言えるだろう。


それでは、同巡フリテンのドラマ性を楽しんでいただきたい。



case1
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東3局、トップ目の南家。

ツモスーイーシャンテンとなり、ここで8sを切るとこれにラグがかかる。


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下家が切り出した生牌の白にもラグ。もスルー。


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実際はこう。対面は8sが同巡につき、白を当たれなかったのだ。


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すぐさま、下家がフリテンの14mをツモって500・1000。

私の8sはいつ切っても良かったのだが、タイミングによってこういうことが起こる。

ファン牌バックについては片割れの予想が困難につき、同巡を狙って、というのはかなり難しいだろう。

自分は同巡で当たれないのに、フリテンを悠々とツモられた対面の心中はいかばかりか。

ちなみに、白をポンしないつもりなら、なるべくラグをかけない方がいいだろう。

虎視眈々と合わせ打ちの機会を狙っている他家は、ラグがない方が合わせ打ちしやすいからだ。



case2
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東3局、トップ目の北家。

他家の仕掛けに対応しているところ。ここから何を切るか?





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ほぼ安牌と思って切った3sが対面の単騎に刺さる。

想像以上に高く、7700。

8pのトイツ落としを見せているのに単騎待ち?かなり違和感のあるアガリ。


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どうしてこうなったかというと、片アガリの同巡フリテンだったからだ。

14sの4sのみでアガれる形だが、上家の1sによりフリテンになったため、やむなくチーして単騎を振り替えたと。


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私の3sはきわどく間に合っているのに、対面は3sに待ちを変え…


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再度掴まされる(笑)

つまり、少考チーの後の違和感のあるトイツ落としは常に同巡フリテンの可能性があるということ。

このケースは単騎待ちの警戒度を上げる必要がある(とはいえ、トイツ落としからの単騎待ちなので難易度は高いが)。

この局はフリテンを作ったのが上家、7700助かっているのが下家、私には因果関係がないのに、当たり牌を掴まされて7700の放銃。

やってらんねー、と言いたくもなるがこれも麻雀のうち。この半荘は3着で終了した。



case3
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オーラストップ目の下家が3フーロ。

678の三色かバックが濃厚の仕掛け。


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んで、手出しが6m。

3着目に差し込んで下さい、と言っているようにも見える。


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それを受けて3着目が、生牌の発切り。

これにラグがかかるも、スルー。


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さらに対面は生牌の南トイツ落としでサシコミに来たが当たらず。

私は三色なら当たり濃厚の7mを切るも、当たらず。


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親の8m切りに2連続でラグを見たあと、私が発を切ると、長考の末これをポン(笑)


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8mのトイツ落としで、100%同巡フリテンがわかるケース。

親リーチが来たら寒いでしかし。


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結果、親はテンパイできずに2人テンパイで終局。


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三色のカン7mに取って、裏目ったあと、さらに発に待ちを変えて同巡になったと。

協力者がいるのにこれだけ裏目り続けるパターンも珍しいだろう。



case4
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オーラス、22400点持ち2着目の北家。

親がダントツトップ目で実質1局勝負。

一通にならない方でテンパイしたが、さてどうするか?





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ダマにした。

リーチのメリットが少ないので。


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親に赤5pを切られた直後に同巡の南が出た。

さて、これをポンする?





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スルーした(鳴き無し)。

この局面、親に12000だけは打てないので、親の安牌を減らすポンはしない。

アガリに意味のある局面ならポンすべきだが、変に動いて親リーチを誘発しても自分の首を絞めるだけだ。

同巡フリテンになったとしても鳴かないと決めていたので、鳴き無しにしていた。


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南をスルーすることでアガリが無くなるわけでは決してなく…


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むしろ、南を鳴かない方が早いということもある。300・500。

同巡でも慌てず、臨機応変に。



case5
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上家リーチの宣言牌をチーして攻め返す。

ドラが使い切れるチーテンなら喜んで。


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生牌の東を切ると、親がやや迷いながらポン。

(この逡巡が同巡の間でもある)



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私がツモって1000・2000。


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対面の7p切りのタイミングが絶妙ゆえに、私が2900を助けられ、なおかつ私のアガリ。

失点する場面で得点に結びつけているのだから、トップになるのもうなずける話だ。

先ほどとは違って私が得をしたケース。ならせば大体均等になるのか。



case6
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東2局の親番。

場に3枚目のペン7sを仕掛けて…


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白切りとした。打点は大分下がるが、アガリやすさが違う。


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9sをツモ切ると、上家のロンの声。

あれ?対面2巡前に切ってるけど、上家の手出しあったっけ?あれ?(錯乱)


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純チャン三色ドラ1の7700!高し!


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つまり、下家の6sが同巡フリテンで当たれずだったと。

下家はベッタベタにオリてるのに、白も合わせずなぜこのタイミングで6s?

唐突にロンと言われる理不尽さが同巡フリテンの醍醐味か。

この後奮起し、2着浮上できたのは幸いだった。



case7
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親がドラポンからの2フーロ。

こちらもテンパイだが、どうするか?





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1sは危険度が高くて吐き気がしたが、勝負した。

かわしに行ったと思しき対面は南のトイツ落としで機能していないし、ドラを鳴かせた張本人はベタオリしている。

ここで踏み込んでいくのは通常損だし、天鳳ならなおのこと。

現物待ちなので、上家のケツを拭こう、という気概から。


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一発目に親に9mを打たれて嫌な予感がする。

ここじゃないぞ。ここじゃ。


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ここじゃないってばよ!

アガリを逃した私はこの後オリに回る。


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親の一人テンパイで流局。

上家の6m切りは、同巡の可能性込みで合わせていたとすれば、やはり押し損の要素は強い。



case8
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南3局、22900点持ち2着目の南家。

親から1pが出たが、どうするか?





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チーテンに取った。

やや軽いが、他家にスピードを合わせてラス目の親を流す狙い。


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下家が7pを切った同巡に、対面に4pを切られて当たれない。


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しかし、無事に親から出てアガることができた。1000点。

親は4pチーしていたのに?


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親は出来メンツからのチーだった。

なるほど、確かに有効牌が広くなるというメリットがある。

が、時に裏目と出ることもある。



case9
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オーラス20200点持ちラス目の南家。

3着目の親とは300点差のアガリラス回避だ。

2mから積極的に仕掛ける。


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何とかテンパイにこぎつける。

ここでは迷ったが、3m切りのトイトイに受けた。


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3m切りの直後に下家の切った東に親のポンが入る。


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そして、3mのトイツ落とし。

やや違和感のある手順。


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トップ目からリーチが入って、6pツモ。

一発目の8pは押したが、さてどうしよう?





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これは直観的に切れないと感じ、4mのトイツ落としをすると、親に刺さる。

単騎かーい!の3900。

6pはリーチに当たりで八方塞の図。

ツモってもらえばラス回避だし、親に打ってもまだ続くので、リーチに放銃するのだけは最悪だ。


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つまり、3mが同巡フリテンで当たれずだったのだ。


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リーチを受けて、親が一発目にたまたま持ってきた牌が4mだったと。

親も八方塞だったが、まさか4m単騎でアガれるとは思ってもいなかっただろう。

この放銃が響き私はラスで終了した。なかなかに壮絶な同巡フリテンの攻防ではないだろうか。



case10
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南1局、26400点持ち2着目の西家。

3枚目の7sを仕掛けて、一通の片アガリに取る。


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下家が3sを切った直後に対面が6s切り。

同巡で当たれない。


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さらに、上家が6sを合わせた。

鳴き無し解除済みで、鳴ける状態だが、さてこれを鳴く?





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スルーした。

チーしてマンズのフリテンに取る手もあるが、いずれにせよアガリにくい。

雀頭が捌きやすい形であれば、トイツ落としした方がアガリは見込めるが、この場合はドラなので切れないからだ。

そして、この場合上家下家が完全に対応に回っている様子なので、もしかしたら…


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こういう可能性を見てのスルーだ。3900。

通常同巡で見逃しているとは考えないので、トイツで持っているならかなりの確率で出てくる。


重要なのは、同巡フリテンになった時に備えて仕掛けるかどうかの準備を事前にしておくことで、そのための鳴き無し解除も機敏にできるかどうかということだ。

本来仕掛けないならば鳴き無しである方が好ましいが、この場合は出た時に備えて鳴き無し解除を事前に行えたのがよかった。

鳴き無し派は同巡フリテンなど、不測の事態に備えて準備をしておくことが時として重要であると言える。



ラベル:天鳳 振聴
posted by はぐりん@ at 23:55 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月01日

七段降段 回線落ちが頻発

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七段降段した。


どん底まで落ちたと思ったのはどうやら気のせいだったようだ。


最近天鳳において、気になる事例が発生している。

それは、回線落ちだ。


私はノートパソコンから天鳳に接続しているのだが、
これまでの回線環境は極めて安定的で、まったくといっていいほど回線落ちすることはなかった。

ところが、今年の7月ぐらいから、ポツポツと回線落ちに遭遇するようになった。

大抵の場合は、1巡ないし2巡のツモ切りを経てすぐに復帰できるのだが、
稀に1局の半分程度戻れないことがある。

同卓者の動向を見るに、回線落ちの頻度は以前よりやや上がったように感じるが、みなさんはどうだろうか?


私の回線環境が変化したわけではないので、もしかしたら天鳳のサーバーが脆弱になっている可能性がある。


ちなみに、回線落ちが降段の直接の原因となったわけではないことは申し添えておきたい。

回線も実力の内であり、天鳳における成績は何ら言い訳の効かないものであることは承知している。


とはいえ、集中力がとぎれるし、止まるたびに自分が落ちたかもと不安を抱えることは精神衛生上良くないことも確か。

気持ちよく麻雀を打つために、確かな回線というのは重要なのだと再認識した。

今後も動向を見守りつつ、このブログで報告していきたいと思う。


さて、今回はこれに関連して、回線落ち特集だ

回線落ちが織り成すドラマというのは意外と侮れない。

冷や冷やした場面のオンパレードをご覧いただきたい。



case1
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私が回線落ちをするようになったのには、ある伏線がある。

7月の始めに天鳳のサーバーがダウンした。

これはその時の半荘である。

南1局、22600点持ち2着目の北家。

かなり苦しい手牌をもらっているが、3巡目、この画面で止まって動かなくなる。

ははあ、下家が回線落ちしたな、とこの時は思っていたのだが、自分が落ちたと気付くのはその後間もなくだった。

再起動を何度も試みるも、まったくもって戦線に復帰できない。

私は焦っていた。

しばらくたって、ようやく再起動に成功し、戻ってみると…


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こうなっていた。

南3局、2800点のラス目になっとる!

この数局の間に一体何があったというのだ。

全部ツモ切りだとしても…20000点も減るもんかね?

唯一の希望は、3着目の対面も6200点と痛んでおり、ラス回避にはまだ望みがあることだ。


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あのクソみたいな配牌が、2000点に仕上がった。

さあ、オーラスの親番だ。


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必死に形テンを入れるも、対面にアガられ、無念のラス終了。

やり場のない怒りに放心状態の私だった。


しかし、後日運営からサーバーダウンの旨が伝えられ、それによってラスを被った者は申告により、成績の修正およびラスにより失ったポイントの返還という措置がとられた。

これにて私の失った150ptは戻ってきたわけだ。


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私が落ちた直後の状況がこれ。

下家以外の三者が落ちている。

一人やりたい放題の下家だが、手牌はバラバラ(笑)


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好ツモを見るも無残に河に並べ、挙句、ドラをポンされる。

また見事に親もアガれそうな手だこと。


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これだけ好牌を河に並べたら、そりゃアガるでしょう。この12000が痛打。

河と合わせたら四暗刻になっていてもおかしくない。もったいない!


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南3局、私が復帰したほぼ同時に対面も復帰していた。

個人差はあれ、サーバーダウンの同時性を物語っていると言える。


私がちょくちょく落ちるようになったのはこのサーバーダウンが契機となっている。

「落ち癖」とか、「落ちウイルス」のようなものが存在するのだろうか?



case2
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南1局、トップ目の上家が回線落ちする。

トップ目が落ちてもなかなかラスまでは落ちてくれないので微妙だが、それはそれとして。


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上家、3巡のツモ切りを経て、戦線に復帰。


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おーい!あんた落ちてたやん!

わりとよくある回線落ちの先制攻撃。


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結果は上家の一人テンパイで流局。

このように、回線落ちが結果にさほど影響を与えないケースも実戦では散見される。

自身がこうなることを願うばかりだが。



case3
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東4局、22700点持ち3着目の親番。

やや遠い仕掛けを入れたところ、対面からリーチが入る。


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何を切るか?





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かなり危険だが、5p勝負とした。

赤を引いたし、受けも効かない形なので、ゼンツ気味に勝負。

4sがリーチの現物につき、仕掛けやすさを考慮した。


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狙い通りに4sを仕掛けて、ようやくテンパイにこぎつける。

よっしゃよっしゃ。


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3sをクリックしたところで、画面が止まる。

3sは河に出ていて、下家のラグが入ったところで止まっている。

経験上、下家が回線落ちしたな、と私は思ったが、実は落ちているのは私だった、というオチ。


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んで、実際の動きはこうなっている。

3sをクリックしたはずなのに、右端の6sが切られている。


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落ちていなければ、対面の3pを捕らえられていた。


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しかも、ノーテン流局で親流れだと。

この局、本来ならば2900は3200+リーチ棒3本で6200点の収入となるはずが、逆に1500点の失点。

せめてクリックした通りに3sが河に出ていればテンパイ料はもらえたのに…

5p勝負してテンパイまでやっと漕ぎ着けてこれからって時にこの回線落ちはあまりにもタイミングが悪すぎる。


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次局、必死こいて戻ってきてみるとこの状況。

好配牌だが、第一打の8p…こんな時に限って好ツモだ。


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8pを逃していなければ、ここで絶好の三面張テンパイ即リーチだった。


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テンパイが遅れ、対面にアガられてしまった。


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第一打の8pに間に合ってさえいれば、1300・2600もしくは親番続行で2600オール。

前局含めてどれだけの損を被っているか。

この半荘、最終的にはほんとにギリギリでラスを回避の3着だったが、通常ならトップでも全然おかしくなかった。

回線落ちの損としてはこれが最大だが、case2のように影響を与えない場合もあれば、タイミングによってはこのぐらい損失を被ることもある、ということ。

これでラスだったら、ほんとやってらんねー、となるところ。



case4
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南3局、17600点持ち2着目の親番。

ピンフドラ1をダマに構えていたところ、ラス目の上家からリーチが入る。

さて、どうするか?





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ここで回った。

ダマに構えているのはこういう事態に備えて。

親を無傷で流せれば、終局が見えてくるからだ。


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ところが、ここで回線落ち。

ひえ〜危険な1pがツモ切られとる。


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即座に戻ってきて事無きを得る。

上家の一人テンパイで流局。


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一発目の9mは当たりだった。これを打っていると8000で一気にラス転落。

タイミング悪くここで落ちていたらと考えると身の毛もよだつ。

こういう不安感に無意識的に苛まれることが続くと、安心して打てないし、集中力を持続することができない。

メンタルに間接的にも影響を与えるのが回線落ちだ。



case5
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南2局、微差ラス目の親番。

一応チートイツのテンパイだが、さてどうするか?





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リーチとした。

上家の仕掛けにプレッシャーを与えつつ、場況的にもいい待ちでしょう。


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ところが、ここで回線が落ちる。


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慌てて戻ってきたら、なんとかアガリ牌に間に合った。3200オール。

回線落ちが頻発するということは、いずれ河にアガリ牌を並べる、ということだ。

安心してリーチを見ていられない、これは由々しき事態である。



case6
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南2局、33900点持ちトップ目の北家。

2着目の上家が回線落ちする。


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上家は47sでテンパイしているが、回線落ちしているので下家の4sを当たれない。


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チートイツでテンパイしている対面が、今出た4sに待ちをチェンジする。

親の現物ということを重視したのだろう。


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ほどなくして、上家が戻ってきた。


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さらに待ちを変えた対面が、4sに手をかけると、今度は上家にロンと言われる(笑)

傍目に見ると滑稽だが、本人はたまったものじゃないだろう。

本来ラス目が3900放銃となるはずだったが、3着目が放銃となり、ラスが入れ替わる。この半荘はそのまま対面がラスで終了した。

回線落ちが発生すると、こういう紛れが起こりやすくなって、やりにくいと私は感じる。

仕方ないとはいえ、自身だけでなく他家も巻き込んでしまう側面があって、公平な勝負に水を差してしまう。


自身の回線環境を整えることが、白熱した勝負の前提となっている、プレイヤーは多かれ少なかれこのことを意識しておく必要がある。

そして運営さん、天鳳サーバーの増強をよろしくお願いします。



ラベル:天鳳 降段 不調 回線
posted by はぐりん@ at 23:37 | Comment(4) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする