2020年01月12日

チートイツの河を見極める

さてさて、2020年一発目の戦術ブログ。

今年のブログはコンパクトに見やすく、を目標にしたい。

似た内容の実戦例を紹介してもくどいので、実戦例を少なめに、より実践的でインパクトのある内容を心掛けたい。


書き手も読み手も楽しめるような内容を心掛けていくので、今後ともよろしくどうぞ。


チートイツの河の特徴は以下の通りだ。

@両面ターツ落としがある

A序盤に46が切られやすい

引っかけの布石として切られることが多い。

B最終手出しが5

赤引きに備えて残していることが多い。赤が出てきても同様。

C1メンツ落としがある

切る際は工夫が必要。

D赤の後に字牌が出てくる

数牌の不自然な切り順はチートイツ特有。

E合わせ打ちの頻度が多い

F最終手出しの字牌が安全牌ではない

2枚切れでもチートイツはそこそこあるが、3枚切れならほぼない。2枚切れの後に1枚切れ手出しなどで見抜きやすくなる。

G最終手出しが1・9牌


これらの特徴を踏まえ、実戦例を見ていこう。


case1
39916.jpg

下家のリーチ。

赤ターツ落としの後に東手出し。

安全牌気味に取っておいたということは考えられるが、メンツ手にしては河が派手で、手牌構成がピンと来ない。


39918.jpg

私の方は上手く対応して、テンパイまで漕ぎ着ける。


39919.jpg

二人テンパイで流局。

下家はドラ単騎チートイツのリーチだった。


39920.jpg

イーシャンテン時はこう。

赤とドラでブクブクになり、ほぐしたと。

直前に東が切られていなければ、東単騎リーチも十分にありえただろう。



case2
57916.jpg

上家のリーチ。

相当に違和感のある2pの手出し。

2枚切れの発よりも2pを引っ張っているというところに要注目。


57918.jpg

対面が一発で放銃し、裏裏のなんと24000。

一撃ぶっ飛びで私は何とかトップ終了となった。


57919.jpg

中は待ち変え牌。

チートイツは基本的に生きている牌を待ちにするので、安全牌を残すメンツ手とは最終手出しが真逆になる。

逆に言うと宣言牌が4枚目はチートイツの可能性がほぼないと読むことができる。



case3
58956.jpg

上家、両面ターツ手出し。

おっと、下家のお知らせさんがまだ九段の頃だ。


58957.jpg

上家、4sの合わせ打ち。


58958.jpg

上家、前後関係のおかしい不自然な3p切り。

まあここまでくるとさすがにメンツ手には見えない。


58959.jpg

さらに、最終手出しが1・9牌。

ここまで条件のそろっている河は珍しい。


58960.jpg

現物待ちダマで張っていたところ、8pツモ。

さて、何を切る?





58961.jpg

ツモ切りとした。

メンツ手ならカン8pをケアするところだが、さすがにこの河でカン8pはないだろう。

5pは上家の目から場1だが、8pは上家の目から場に2枚。

チートイツ限定なら、8p単騎はないでしょ、ということになる。


58962.jpg

6mを拾って1000点GET。

上家ぐらいの河でドラドラなら、テンパイを教えるよりもダマで拾う方が効果的かもしれない。

7pは山にいると読んだのだろうけど。例えば私のような手で、4pをイーペーコースライドすることがありそうだし。


58963.jpg

両面ターツ落としの時点でイーシャンテンぐらいであることが多い。



case4
77331.jpg

対面からリーチ。

両面ターツ落としがあって、最終手出しが5。


77332.jpg

安全牌を使い切ったが、何を切るか?





77333.jpg

吸い込まれるように手をかけた中が当たりで、裏裏の8000。

次局もチートイ裏裏を放銃し、この半荘痛恨のラスを食った。


77334.jpg

赤5sが見えていて、9sが通ったので、ここは6sを切るべきだった。

5s→8sの切り順で36s待ちに当たるということはほぼない。対面はラス目につき効率的にもなおさらだ。

実戦では両面ターツ落としもしっかり見ていて、チートイツっぽいなと思いながら打っているのにこの中に手をかけてしまっていた。

こういう局面での打牌選択は、確実に腕が問われるし、成績に影響を与えやすいので注意していただきたい。



case5
77335.jpg

case4の2半荘後。

8種バラバラ。これは国士かホンイツだな。


77336.jpg

親からリーチが入る。

河が派手目。むむっ。


77337.jpg

安全牌なし。

へへ〜ん、親さんわかってるよ。チートイツでしょ。さっきと同じ轍は踏まない。

地獄だからって白は切らないんだからね!

さて、何を切る?





77338.jpg

ありゃま!って7mでまさかの4800。

ペン7mがないのを確認して切ったのに。。。そこで待つなんて上手すぎ。


77339.jpg

東と9sが持ち持ちみたいな感じになってて、1mも2枚山。

先ほどの放銃があまりに堪えて白が切れなくなってしまった。

ただ、次ツモが5mでチートイツのテンパイにこぎつけられていたのは一応の収穫か。

チートイツが見えすぎていても逆に3枚見えの牌が切れなくなるというジレンマに陥ることもあるという例。


国士やってたのに安全牌なくなるってどういうこと?

この半荘もラスで、都合5連ラス。ポイントを750溶かす。

好調時はトイツ系手役をアガれる印象があるが、不調時は逆によく刺さる。あらためて実感した。


このように、チートイツの可能性が濃い河は、メンツ手よりも繊細のケアが必要なだけに、腕が問われるということは言えるだろう。



ラベル:天鳳 七対
posted by はぐりん@ at 00:50 | Comment(2) | 読み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする