
親リーチが流局し、微差のトップ目で迎えた東2局、1本場。
配牌は8種でバラバラ。
ホンイツと国士を見つつ8m切り。
これはかなり選びやすい一打だろう。

ネックになりそうな中をいきなり引いて9種に。
ソーズホンイツに見せながらの国士へと方針が決定する。
ドラそばの4pを真っ先に連打。

上家が動いた直後に南をツモって重なりのないリャンシャンテンに。
これで俄然やる気が出てきた。
とにかく他家に危険な2sを処理したくてしょうがない。
ここでは何をツモっても2sを切るつもりだった。

なんと1pをツモって、重なりのないイーシャンテンに。
テンパイも同然だが、こう来たからには一刻も早くヤオチュー牌を引いてほしい。
上家、対面ともに捨て牌が脂っこい。
はたして間に合うのだろうか…

キューマンキューマンと念じていると、
対面がツモ切り、上家がツモ切り、ぐはあっとなっているなう。

今世紀一番震えたツモ。
麻雀やってて頭が真っ白になる瞬間ってなかなかない。

無事に下家から召し取ることに成功。
これはダブル役満だっけ?とつまらないことを考える。

人生初めての国士無双13面待ち。
さすがに嬉しくて感慨深くてニヤニヤしてしまった。
ちなみに、テンパイの時点で残り牌山33牌中ヤオチュー牌は14牌。
他家含めてツモ牌の42%がロン牌ということになる。
この終盤でさえもこの和了期待度の高さたるや、やはり13面張は伊達じゃない。
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ブログをされていたのですね
この対局で同卓していた者ですが
秋刀魚も含め人生で初めて国士13面待ち振りました(笑)
これは本当にびっくりしました!
私はラス回避に対する考えが甘いので
はぐりんさんのブログでそれを勉強させて頂きますね!
初めまして!
勝手にネタにしてしまってごめんなさい…汗
でも、ライバルの九段様からあがれて喜びもひとしおでした。
やっぱり強者との対戦は気合も入りますよね!
こちらもまだまだ勉強中の身ですが、今後ともよろしくです♪