2017年10月22日

十段始めました

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十段に昇段した。


鳳凰卓では初の十段、
特上卓で2014年に2回目の十段を達成して以来、実に3年ぶりの十段昇段ということになる。


これにて私は、特上のみで十段を達成し、鳳凰のみでも十段を達成した類稀なプレーヤーとなった。



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まさに確変という言葉がふさわしい、どこを取ってもいい数値が並んでいる。

特筆すべきは連対率で、671。

3着が多いわけではないので、ラス回避を上手にしての3着みたいなのが少なく、
真に好調であったことを裏付ける数値となっている。



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鳳南総合ランキング第1位!



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鳳凰卓Rateランキングぶっちぎりの第1位!

まるで通販の宣伝のようだ。



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現在、天鳳における4人打ちの十段はたったの21人。

私もその中の一人として加わることとなる。



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少し前までは8を割っていた安定段位もようやく8を超えてきた。

それに伴い、平均順位もある程度満足のいく数値に収まってきた。

天鳳に特化した打ち方をしているわけではないので、
順位分布に歪なところがない。

ラス回避にこだわり過ぎない、これが私の鳳凰卓での主張だ。



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Rateの推移。

初期は苦悩の痕跡も見られるが、全体としてはきれいな右肩上がり。

鳳凰卓に徐々に適応していった様子がこのグラフからも見受けられる。



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私と言えばこれ、副露率19.40%(鳳南1566試合対象)。

九段昇段時よりさらに低くなっている。

形テンを取らなくても十段になれるよ、という証明ではないだろうか。


特筆すべきは副露収支の+795.27点であり、この数値を比較していただきたい。
おそらく鳳凰卓でも屈指の高さとなっているだろう。

これはどういうことかというと、
とにかく無駄な仕掛けが少ない、ということである。

贅肉を排除した筋肉のみの仕掛け、といえばわかりやすいだろう。
私の身体とは真逆なのは置いといて…



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副露関連の残りの数値を載せる。

必然的に副露時和了率も高い数値となっているはずだ。



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注目の流局テンパイ率は、41.20%。

どちらかというと低い値ではないだろうか。

無理に形式テンパイを取りにいくことで、自分の損失が大きくなると思う時は動かない。

これは感覚的領域で、試行錯誤を経てある程度自分の中で固まった打ち筋であり、
目先の利益に捉われるデジタルな打ち方とは相反する部分だ。



鳳凰卓参戦直後はこの形式テンパイを取りに行くかどうかについて、
自分の中で何が正しいかの結論を出すことにかなり苦労した。

しかし、試行錯誤を重ねることにより、鳳凰卓でも無理に形式テンパイを取る必要はない、という結論に自分の中で至った。


この打ち方でもそれなりの結果が出るということは、
ネット麻雀において優位となるはずの鳴きの有効性を見直すことが可能である、ということではないだろうか。



さて、十段昇段にあたって私の所感を述べたい。

正直、昇段に一番戸惑っているのは私自身だ。


八段→九段になるのに1441試合かかった(降段含む)のに対し、
九段→十段はたったの141試合であり、
その内訳は、48−44−22−27、平均順位2.199、安定段位13.556となっている。

客観的に見てもこれは短期確変であると言わざるをえない。


私としては、もう少し九段での紆余曲折を経て十段昇段を果たしたかったのだが、
こればっかりはコントロールできるものでもない。


このまますんなり天鳳位になれるなどとは私は一切思っていない。

過去に十段達成して無念の降段をしていった猛者たち、
そして自身の経験からも決して甘くないことはわかっている。

そもそもこの好調時にすらつまらないミスを度々犯してしまう自分が腹立たしい。

対戦相手に臆することはなくなったが、この先は言い様のないプレッシャーとの闘いが襲ってくるだろう。

負けて苦しい、勝っても苦しい、それが天鳳だ。


天鳳位になるということはひとまず考えずに、
自身の麻雀としっかり向き合い、十段坂の厳しさを噛みしめたいと思う。
降段も辞さず、ラスも恐れずの精神で、ただ自分の麻雀が打てればいいと思っている。



私が鳳凰卓参戦直後に苦戦している際、あなたはこう思ったのではないだろうか。

「やっぱりな」、と。


特上勝ち組は鳳凰卓では通用しない。その結果は当然だ、と。

私はこの幻聴にずっとさいなまれてきた。



そして今、私が鳳凰卓で十段昇段を果たした。あなたはこう思っただろう。

「やっぱりな」、と。


特上十段ならば鳳凰卓でも結果を出しておかしくない、と。


人は結果に口実を与えたがるものだ。

それが例え多少意外なものであっても、すぐに評価は結果に寄り添うものに自然とすり替わる。


あなたはどちらの「やっぱりな」、と言われたいだろうか?

どうせなら良い方の「やっぱりな」、と言われた方がいいに決まっている。

だからこそ、努力を惜しんではいけないのだ。


これを見てくれているあなたが私の後に続くことを心より願っている。



ラベル:天鳳 好調 昇段 記録
posted by はぐりん@ at 07:38 | Comment(14) | 昇段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おめでとうございます

毎週、読んでいます

はぐりんさんの打ち筋が好きです

参考にしながら、私は鳳凰卓を目指します
Posted by at 2017年10月22日 09:47
>>名無しさん
ありがとうございます。
毎週読んでくれて嬉しいです。
いつか鳳凰卓で対戦しましょう!
Posted by はぐりん@ at 2017年10月22日 15:23
九段昇段から1か月で十段ですか、おめでとうございます。読んでいて特筆すべき点を2点ほど挙げさせていただきます。

(1)ラス回避にこだわり過ぎない。
→順位分布に歪なところがないのはその証明ですよね。平均順位が良くなるような素直な押し引きなどが該当するのかもしれませんが、実戦譜でそれらしい局面があったらまた紹介してください。

(2)これは感覚的領域で、試行錯誤を経てある程度自分の中で固まった打ち筋であり、目先の利益に捉われるデジタルな打ち方とは相反する部分だ。
→目先の利益=平場における局収支、と考えてだいたい良いですかね。局収支追求のデジタルは基礎として重要でしょうけど、強者はデジタルから外れる部分の判断や、言語化による説明が難しいアナログ的な判断に長けている印象があります。このあたりは理論よりも実戦を通して自分で確立していく以外になさそうな気がしています。
Posted by S at 2017年10月22日 18:17
おめでとうございます。
第13代天鳳位目指してください!
Posted by 三浦大根 at 2017年10月22日 18:46
>>Sさん
ありがとうございます。

(1)了解しました。
順位分布が歪むのは仕掛けによる影響がかなり大きいと私は考えています。一切仕掛けずに完璧な押し引きが出来た場合、順位分布は確実に1位>2位>3位>4位となると思われます。無駄な鳴きが増えると自身の順位も歪んでトップ率が下がる可能性が高いです。これは仮説ですが。

(2)目先の利益は平場における局収支と考えていいです。
局収支を最大化するようにみえる一見デジタルな仕掛けが、実は自身の局収支を下げている可能性が結構あるように私は感じています。このへんの仕掛けと局収支の相関というのは明確に答えが出しにくく、これから研究されるべき課題となってくるでしょうね。
一見アナログ的に見えるスルー判断などが実は局収支を高めている可能性もあり、奥が深そうです。
実戦を通して身につけていくというのはその通りでしょうね。
Posted by はぐりん@ at 2017年10月22日 19:34
>>三浦大根さん
ありがとうございます。
第13代クイズ王目指して精進します!
Posted by はぐりん@ at 2017年10月22日 19:37
十段おめでとうございます!自分も面前派を目指して天鳳で打っているのでとても励みになります。
天鳳位になるのをめちゃめちゃ期待してるので頑張ってください!
Posted by 現場監督 at 2017年10月24日 06:41
>>現場監督さん
ありがとうございます。
門前派にとっては励みになる内容でしたか。
がんばりま〜す(^o^)
Posted by はぐりん@ at 2017年10月24日 08:51
よく観戦してます
固い打ち筋で好きです
Posted by at 2017年10月25日 09:45
>>名無しさん
ありがとうございます。
最近はそれほど固くないと思います。
Posted by はぐりん@ at 2017年10月25日 12:14
十段おめでとうございます!
特上勢の後輩として、はぐりんさんの活躍は嬉しい限りです。

天鳳位になれるよう応援しております。
Posted by バビンスキー at 2017年10月27日 13:15
>>バビンスキーさん
ありがとうございます。
鎬を削った戦友からのコメント、嬉しいですね。

特上最強は鳳凰でも最強ということを私が証明しましょう!
Posted by はぐりん@ at 2017年10月27日 16:51
十段おめでとーございます(●´∀`●)
自分は上卓ですでに苦戦しておりますw
Posted by 忍 at 2017年10月31日 07:12
>>忍さん
ありがとうございます(^o^)
鳳凰卓で待ってます♪
Posted by はぐりん@ at 2017年10月31日 18:34
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