2018年07月22日

10戦8ラス あなたはこの現実を直視できるか?


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6連続ラス含む10戦8ラスを引いてしまった。

八段配分で一撃1200ptである。


直前まで昇段争いをしていた身であったため、
幸いにも原点を割らずに済んだが、それにしても、である。

長く打っていればこんな不調は当たり前のように起こるが、
6連ラス時はわりと丁寧に打っているのに対し、
それを取り返そうとして打数を重ねたその後の打牌が雑になることを身を持って知った。



不調ウィルスが蔓延する前に、
自身でそれに歯止めをかけるためのケアをすることは必要だ。

九段になかなか復帰できない焦りはあるが、
打牌に影響を与えないようにメンタルバランスを調整していきたい。


それでは、8タコを引いたポイントとなる局を紹介しよう。


1タコ目
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南2局、2着目の北家。

対面が2つ仕掛けているが、さて何を切る?





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生牌の8mは切りにくく、ここは13pターツ落としで一旦引きの構えとした。

対面の仕掛けはトイトイが濃厚だ。


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数巡後にテンパイが入り、中はまだ1枚生きている。

さて、どうしよう?





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テンパイなら押してみるかと、8m勝負するもアウト。ドラが暗刻で8000。

さすがにドラも赤も1枚も見えていない状態での生牌勝負はリスキーだった。

基本、出アガリの効くテンパイなら勝負しても間違いということは少ないが、
トップ目の仕掛けにつき、順位戦略的にはここは中のトイツ落としで回るところか。

この放銃でラス目と肉薄し、最終的には捲られることになる。



2タコ目
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東2局、2着目の南家。対面が60000点超えと、ダントツ。

トップ目の先制リーチに親が追っかけ。

そして自身にも絶好の赤3テンパイが入る。さて、どうしよう?





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7sはノーチャンス、これぐらいは押す。

共通安牌の3mが下家からこぼれないかなあ。


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自身のツモ番あと2回となって、危険牌の2mをツモったところ。

さて、どうしよう?





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押した、がこれがトップ目にアウト。見た目にも安い。

赤3枚、ドラ2枚(しかもポンラグあり)見えていて、放銃時の打点がかなり低そう。

場的には、4mのワンチャンスとはいえ危険度がかなり高そうな2mのため躊躇したが、
ノーテン罰符含めて期待値的には押しが優位と判断した。


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が、裏裏で5200。

1300ならしてやったりだったが、5200までいくとちょっと話が違う。

不調時はこんな感じで必ず裏ドラ的な不運というものがつきまとう。

この放銃によりきれいな三つ巴となり、そのまま沈没した。



3タコ目
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南3局、25000点持ち3着目の親番。

ラス目までは約10000点差でわりと僅差。

中盤の出口、3mをツモってさて、どうしよう?





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そろそろダマテンのケアが必要だと思いながら、3mツモ切りとした。

本局は自身は勝負する手ではなく、
オーラスに賭けるのがスジだと考えている。

そうはいっても、形式テンパイぐらい取れるに越したことはないので、
その間(はざま)で判断に苦しんでいる。


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次巡、3sをツモって、さてどうしよう?





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ヤバいと思いながらも手が止まらない。対面のチートイドラドラに刺さって6400。

赤もドラも自身からは1枚も見えていないため、
このへんで回るのがスジだったか。

テンパイ料欲しさに、要らぬ放銃をしてしまったと後悔した。

この後、ラス目の親にアガられて、まんまと捲られた。

天鳳の場合は終盤の淡白な放銃はできるだけ避けたいところだ。



4タコ目
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東3局、3着目の北家。

上手く南を重ねて、5巡目にしてピンフイーペーコー、高目チャンタのテンパイ。

さて、リーチする?





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こんなもんは高目ツモってハネ満狙いでリーチだ。

ダマで1sを拾えればいいが、4sが出てもツモっても味が悪すぎる。

1sがわりと拾えそうな場況というのもいい。


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が、親のダマ三色に刺さって12000。

よくまあ手が入っていて、難しそうなところを掴むもんだ。

自身がチャンス手だけに、こういう捲り合いに敗北するとそれはラスに直結するというのは皆さんご存知の通り。


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4pを1巡だけ我慢できれば、次巡4sツモだったのに!

牌山後悔機能発動。



5タコ目
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南3局、トップ目の北家。

競ってる親から3巡目の早いリーチが入る。


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むむ、4mカン。

このカン、少し違和感がある、何かがおかしい。


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完全手詰まりになったが、さて何を切るか?





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このリーチに字牌はかなり切りづらい。

なぜなら、ドラメンツよりも4m暗刻を優先している、つまりコーツ系手役絡みの可能性が高いからだ。

1134445mからなら53m切りはありそう、字牌も切れない、ということでスジを追ったがアウト。

3巡目ツモスーで、12000の放銃。

例えば、カン8s待ちならドラを生かして4mトイツ落としになるはずなので、シュンツ手には当たりにくい。

ただ、次巡も危険牌を切るリスクを負うので、ここは発のトイツ落としが良かったと思っている。

1mは牌理的にいかにも切りづらい。


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配牌ツモり四暗刻イーシャンテンの親の手。

かなりのレアケースだが、この4m暗カンは格好の読みの材料となっていて面白い。


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私がオリ切れていれば、親の四暗刻ツモが炸裂し、私は2着終了だった。

メンタルに響きまくる放銃で、この後ラスまで落ちることとなる。



6タコ目
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南2局、16500点持ちラス目の南家。

5mをツモって何を切るか?





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マンズで好形フォロー、両面固定の5s切りとした。

クイタンでかわすことも視野に。


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数巡後、最後の5sをツモ。

あちゃ〜裏目、しかも縦にも使えないラス5s、こりゃいらん。ポイっとな。


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手拍子でツモ切ると、親の12000に刺さる。

えっ、メンホン?マジかかかっ!


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実戦心理としては親にそこまでの危険臭はなく、自身はラス目につき、この5sはかなり止まりにくい。

それにしても、不調時はテンパイ即掴む、ということが多い。



7タコ目
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東2局、14900点持ちラス目の西家。

手役不明の南家の仕掛け、自風の南は私がトイツで反撃のチャンスと踏んでいる。


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1枚切れ中をツモってきて、さてどうしよう?





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47pが薄目で、縦フォローまたはオリ打ち狙いも視野に、中ツモ切りとすると、これがダブルバックでアウト。6400。


ヌルイと言えばヌルイ放銃だが、
単純南バックなら上家にアガリ目はなく、自身がラス目かつカンが入っている場況ということで、
上家の仕掛けを咎める絶好のチャンスだと判断していた。


巡目的な猶予としてはどうかというところだが、
いい時はこういう攻めが上手くはまるものだし、
悪い時は放銃に結びつくもの。

ただ、連ラスでメンタルに余裕がないと、攻め急ぐなど焦りの気持ちが生じやすい。

それが反映された一局かもしれない。



8タコ目
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東3局、3着目の北家。

上手くコーツ手に仕上がり、ツモり三暗刻テンパイ即リーチ。

2pは河的にも出アガリが十分に期待できる。

久々に感触の良いリーチにワクワクしている。


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ところが親の打牌が鬼強い。

一発目にドラまたぎの4s、二発目に6mだ。ドラが固まっていても不思議ではない切り。


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結果、対面が私の現物を追って、親に2900の放銃。

打点の割にめちゃくちゃ押された気がする。


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実は対面にリーチ後の白ポンで2pを食い取られ、スライドで出てきた5pだった。

これが上手い具合に親のアガリに結びついてしまうというのが不調時の牌運だ。

麻雀は4人でやるゲームであるがゆえに、他家の作用が自分にとって芳しくない結果を招くというのは日常茶飯事だ。

それが多い時は不調ということになろうし、逆に少ない時はストレスなく打てている時だろう。

他人の動きについては、自分にはコントロールできない領域であるため、
それに惑わされることなく、自分のできることを淡々と、粛々と積み重ねたいものである。



私の10戦8タコはこうして成った。

いつか私の元に10戦8エンジェルが降臨することを願って止まない。



ラベル:天鳳 不調
posted by はぐりん@ at 23:56 | Comment(4) | 不調 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
逆を考えると、10戦8勝や、30戦ラスなしも十分ありそうですね。天鳳はそういうときが昇段チャンスというゲーム性ですし。鉄火場をハイペースで戦い続けている姿勢に感服します。
Posted by S at 2018年07月24日 17:57
1タコ目
ドラ4s
1356m1377p123s中中 ツモ8m

のところは中が1枚切れで三色の方が打点が高いので中のトイツ落としがいいじゃないか?と思ってしまいました。

対面の手出し6s後にきた手出し7sは自分の捨て牌の7sに反応していないので、677sからではなく、打点を高めるために手役を狙ったトイトイだとわかるので初牌を切る時は5200以上を覚悟しておいた方がいいのかなと思いました。やはり最後の打8mはちょっと軽率だった気がします。

3タコ目は
135m23457p678s西西 ツモ3m
は打1mで5mの変化で喰いタンに持っていける手組みに自分だとしますね。

5タコ目は
ドラ3m
11m34赤56p78s南西北撥撥 ツモ3s
暗刻4mカンでドラ3mを使った345mのドラ面子を残さずに暗刻4mを残した理由を考えるとトイトイ三暗刻の可能性が高そうです。113444mからの打3mの1mシャンポンで刺さる可能性は十分にあるので1mトイツは落としにくいですが、撥で刺さる時は1翻付くので個人的には1mを落としに行くと思います。(手役を尊重して3mを先に切ったりすることもあるので、刺さった時の打点を重視します。)

5タコ目は撥か1mトイツ落としかなと個人的には思いました。

タコを見て気になる点はこんな感じでした。

Posted by 国家最終戦力 at 2018年07月24日 23:30
>>Sさん
悪い10戦を切り取ってるだけですからね。
下に5戦ずらせばそこまでひどくはないかもしれません。
それにしても、最近はまったくアガれる気がしません…。
Posted by はぐりん@ at 2018年07月25日 00:39
>>国家最終戦力さん
1タコ目 打点は重要じゃない状況なので、融通性を重視しました。リーチ来た時に受けやすいですし。

3タコ目 これはなるほどですね。

5タコ目 2巡凌げるトイツ落としの方が良さそうですよね。
Posted by はぐりん@ at 2018年07月25日 00:46
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