2020年11月01日

天鳳でのリンシャンツモ カンドラはどうなる?

天鳳でリンシャンツモをしたのに、カンドラがめくられずにあれ?と思ったことはないだろうか。


天鳳では得点の切り上げがないなど、ところどころ古風なルールを採用している。

リンシャンツモ時のカンドラについてもその例に漏れない。


リアルと違ってやや紛らわしく、ごっちゃになっている人もいると思うので、本記事でまとめてみた。

結論を即座に知りたい方はcase4の直後にスキップしていただきたい。

実戦例からテスト形式で確認していくのがわかりやすいかと思う。


以下はあくまでも天鳳における新ドラのルールである。

それではどうぞ。


case1
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対面の南家がリーチ一発目のツモで1pを暗カンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?

また、この場合一発はつくだろうか?





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めくられる。一発はつかない。

天鳳でも暗カンによるリンシャンツモ時は、メンゼン・仕掛け問わず常にカンドラはめくられる

当然ながらリーチの場合はカン裏も見ることができる。


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暗カンした時点で一発の権利が消えるため、一発はつかない。

きれいに4枚乗って、最大効率の倍満。

親の悲鳴が聞こえる東1局となった。



case2
31327.jpg

仕掛けの上家が1pを加カンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?





31328.jpg

めくられない。


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天鳳では加カンによるリンシャンツモ時は、常にカンドラはめくられない。

かなり違和感を感じる瞬間ではないだろうか。

これは昔あった、「暗カンは先、明カンは後」ルールの名残だと思われる。

明カンの場合は模打が完了してからドラをめくるというアレである。


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めくられなかった新ドラに注目していただきたい。

フリーならドヤ顔で3000・6000をいただくところだが、天鳳ではたったの800・1600である。

これは見ない方が良かった…ね。



case3
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白を仕掛けている親の対面が、上家の切った8mを大ミンカンしたところ。

ここでリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられるだろうか?





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めくられない。


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天鳳では大ミンカンによるリンシャンツモ時も、常にカンドラはめくられない。

加カンと大ミンカン、つまり明カン時のリンシャンツモはバツというわけだ。

リンシャンからドラを持ってきて親マンに仕上げるたあ、なんたる剛腕。


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試しにめくってみると、そこにいたのは中。

まあこれで新ドラまで乗せられたらこちらとしてはたまったものではない。

しかし、大ミンカンの責任払いの有無も含めると、このケースではルールによって大きく損得が変わってくることに気づく。

ルールが定まっていないと逆に揉めそうな場面ではないだろうか。


また、天鳳では大ミンカン時のリンシャンツモで新ドラが増えないという点で、大ミンカンの期待値が通常より下がっていることがわかる。

気づきにくいが、大逆転を狙いたい際にやや痛い特性であると言える。



case4
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東1局、対面が5sを加カンしたところ、上家のロンの声

いわゆる「チャンカン」というやつだ。

さてこの場合、カンドラはめくられるだろうか?


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めくられない。

カンという行為は「フーロ者の打牌完了をもって、成立したとみなされる」ため、チャンカンはカンが成立しているとは言えないからである。

この文言によれば正式には後めくりが正しい気はするが、略式という形で現在は即めくりが主流となっている。

つまりどのルールをもってしても、チャンカンによりカンドラがめくられるということはない。


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東・チャンカン・ドラ3で8000。

念のためにカンドラ見てみると、やっぱり乗ってる。これはガチかも…



まとめ

@暗カン時リンシャンツモカンドラはめくられる

仕掛けていても同様。

A明カン時リンシャンツモカンドラはめくられない

加カン(小ミンカン)or大ミンカン時のリンシャンツモのみ新ドラはめくられない。
一般的なルールと違うのはここ。

Bチャンカンカンドラはめくられない

ルール上の必然。



それでは最後に復習といこう。

case5
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仕掛けの下家が2pを加カンしたところ

Q1 ここで下家がリンシャンツモだった場合、カンドラはめくられる?





72659.jpg

答え めくられない

Q2 仮にドラがめくられた場合、新ドラは何でしょう?





72660.jpg

答え 2p


やっぱりか(゚Д゚)!?

さらに白を加カンすると白が乗る仕様となっております。



ラベル:天鳳 雑学
posted by はぐりん@ at 07:25 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

伝説のワンブロックスジ固まり【超常現象?】

蒸し暑い日々が続いている今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


暑い夏の風物詩と言えば、海水浴、花火大会、里帰りなどが思い浮かぶが、自粛状態が続いて人々は「移動」から遠ざかってしまっている。

お盆は元々先祖の霊が舞い戻ってくる時期で、故郷がある者はその時期に合わせて帰省し、お墓参りをするのが一般的な風習となっている。


しかし、今年は帰省する人も例年より少なく、お墓参りをする人も減っているのだとか。

そこでまことしやかに囁かれているのがこの噂だ。


今年は人々に会えずにさびしい思いをしている霊たちが、自らあなたの元に会いに来るのだと。


・・・ほら、僕には見える。あなたの後ろで手招きしながら笑っている人の姿が…


絶対に後ろを振り返ってはいけない、絶対に後ろを見てはいけない!





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ギャーーー!




Sony Music Entertainment (Japan)/乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL/乃木坂46『逃げ水』より


噂はこれだけにとどまらない。

麻雀界隈で現在、まことしやかに囁かれているのが、以下である。

リアル麻雀卓の内部には、牌のいたずらをする小人のおっさんが実はいる。

しかし、リアル麻雀人口が極端に減った今、暇になった小人のおっさんは仕方なくウイルスとしてネット麻雀に侵入し、その牌山にいたずらするようになってしまったのだとか

この小人のおっさんにいたずらされると一体どういう牌山になってしまうのか?

私は調査を開始することにした。そして画像に捉えることに成功した。

以下がその貴重な実戦譜である。



case1
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東2局、トップ目の親番。

対面が暴れて加カン2つ。

こちらもやっとこテンパイが入ったが、さてどうしよう?





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勝負のリーチといったが、この5pが通らず。ドラドラで8000。

勝負熱に釣られたが、さすがに危険度も打点も高かった。


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牌山を開けると、王牌にワンブロック47m…

永久にアガれない巡り合わせは、小人の仕業かはたまた下家の積み込みか。

下家の積み込みだとしたら、ブッコ抜けば秒でアガっとるやないか〜い!



case2
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南3局、16100点持ちラス目の親番。

ドラをツモって待望のテンパイが入る。

受け間違いは許されない局面だが、さて、どう受ける?





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8s切ってリーチとした。

7sは固まっている可能性もあるので、広く受けるのが基本だろう。

4pは4枚使いにつき、実質1p7p9sの三面張。


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これをはっしとツモアガり、3900オール。

あまりに大きい加点を手にし、勢いのままトップ捲りを果たす。

パッと見、待ちはまだまだ山に残っていそうだが…


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これをご覧いただきたい。アガリ確定のワンブロック塊!

こんな確定演出が麻雀にもあったなんて…たまらんわあ。

ツモが1枚目とか2枚目だと仕掛けで阻止するのも難しく、限りなく確定に近い。これは強すぎる。

ともかく、小人のおじさん、ありがとう。



case3
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南3局1本場、17500点持ち下家と同点ラス目の親番。

トップ目の対面からリーチが入っている。

さて、何を切るか?





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1pの危険度はそれなりにあるため、ひとまず現物の8s切りでお茶を濁す

すると、あろうことか即ラストの8sを持ってきてしまった。

さて、どうしよう?





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先週の記事でやったばかり、トイツ落としに見せる空切りを敢行する

いかにも安牌のトイツ落としで回ったように見えるため、またぎスジは盲点となる。

1pがノーチャンスになったタイミングで上手くテンパイが入った。

これはかなりアガれそうじゃね?


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先制リーチの対面から一発で出てきて、裏1の12000。

アガリ逃しになる可能性もあっただけに、これは嬉しい。


78021.jpg

山を開けてみるとこう。

対面さん何で打っちゃうかな〜なんていたずらっぽく笑える瞬間。

下家が9sを掴んだ場合にどうしたのかが個人的に気になる。

さすがに9sは止まらなかったのではなかろうか。



case4
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南3局、18900点持ち3着目の親番。

ここから何を切るか?





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234三色のハードルがやや高いと考え、ソーズのターツ落としとした。

受け入れ枚数自体は微妙だが、タンヤオ確定だし不自然さはない。

実際、この時点で14sは全部持たれていて山には1枚もなかった。


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間髪入れずにテンパイが入って即リーチ。

マンズが先にズバッと埋まると気持ちいいね。


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しかし、上家にかわされ700・1300。

これは上手くやられた。


42936.jpg

牌山を開けてみると、5pががが!

同じ牌が4枚並んでいるのなんて初めて見たかも。

58pは山7にもかかわらず、そのまま進んでもツモれないっていう。

真横に並んでもアガれるとは限らないので、ワンブロック固まりの強さを改めて実感した。


時に牌山の並びにレアな特徴を発見することで、将来の牌山予測ができるようになるかはともかく、究極の暇つぶしになるだろう。


ちなみに、小人のおっさんいわく、先祖の墓参りをする人にはいい牌の並びにするってさ。誰にも言っちゃダメだよ。



ラベル:ネタ
posted by はぐりん@ at 23:36 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月14日

天鳳で西4局が終わるとどうなるのか?

天鳳で西入があるのはご存知の方も多いだろう。

じゃあ、西4局を越えるとどうなるの?北入はあるの?

今回はこの疑問に答えていきたいと思う。


まず、前提として、

天鳳は南4終了時に30000点以上を満たしている人がいなければ西入するというルールが存在しており、

南4流局時は、親がテンパイかつトップ目でも30000点未満であれば南4が続行する。(親がテンパイかつ30000点以上のトップ目ならテンパイヤメが成立して終局)

・西場では基本、局終了時に30000点を超えた人が出現した時点で終局する。(テンパイ料でも可)

・ただし、西場でも流局時に親がテンパイ、かつ親がトップ目でない場合は、親以外が30000点以上になっても1本場が始まる


このような、やや複雑なルールが存在している。

簡単に言えば、西場では基本30000点以上になったら終了、流局時親は30000点以上かつトップ目の場合のみテンパイヤメが成立する、ということだ。



これらを踏まえた上で、西4局が終了したらその後はどうなるのだろうか?


@西4局が終わるとトップ目が30000点未満でも半荘が終了する

結論から言うと、天鳳では西4局が完全最終局で、北場は存在しない

西4局1本場、西4局2本場〜は存在する。

つまり、西4局のみ30000点に満たない点数でのトップが成立する



A西4局の流局時、親がテンパイかつトップ目でない場合は終局しない

西4局の流局時、親がノーテンなら100%終局する。

ただし、親がテンパイの場合はテンパイヤメの条件が適用されるため、トップ目でなければ1本場が始まる。

これは親以外の誰かが30000点条件を満たしても同様となる

まとめると、西4局の流局時は親がテンパイかつトップ目でない場合は常に続行ということになる。



B西4局の打ち方

30000点以上を満たさなくても終了するという性質上、南4局よりも流局率が高くなる

ノーテン罰符で順位が変わらないなら、引き気味に構えることでラスを避けられる確率は高まる。

流局時は親がテンパイかどうかのみに気を使う。親が下位なら続行になりやすく、親が上位なら伏せて終了になりやすい。


南4との最も大きな差は、親の構えが違うということ。

南4だと西入の可能性があるため、親は緩く構えることができない。

しかし、西4の親ならノーテン終局が確定しているため、下との点差によっては親はアガリに向かわないという判断を取りやすい

これを利用して、例えばやや余裕のある親の場合、早目にオリを匂わせることで、他家の譲歩を引き出すことができるかもしれない。

私はアガリに向かいませんよ、という意思を見せることで紛れが減ってラス者を確定させやすくなるからだ。

もちろん点差的には微差につき、これを利用されて捲られる、ということも十分にあるが。



いずれにせよ、北場がない以上、西4局は順位見込みがしやすく、シビアにラス回避の選択がしやすい場であるということは言える。

知識としてこのルールを正確に把握しているかどうかというのは大きいので、実戦中にあたふたしてしまわないように予習しておくのがいいだろう。

それでは、実戦例から具体的に見ていこう。



case1
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もつれにもつれて西4局

28900点持ちトップ目で迎えた南家の私。

点棒状況は私から順に28900、20300、22000、28800。

2着目とは100点差だが、下まではやや余裕のある状況。

配牌は良いので、アガリも十分に見込めそう。


33168.jpg

満を持してラス目からリーチが入る。

このリーチにだけは絶対に打てない、と考えていいだろう。


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ところが、急所のカン7sがすっぽり埋まってまさかのテンパイ。

6mが現物の上、状況的に発は通りやすそうなので押すが、どこまで押すかはなかなか難しい。

親が押し返しづらいことを踏まえると、危険牌はまったく押さなくても損が少ない状況ではある。

この瞬間に6m拾えないかなあ…


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と思っていると、突然に対面のロンの声

むむっ、対面も現物待ちとはこれ上手い。


33171.jpg

打点は1000点で、30000点条件を満たしている人がいない

これはどうなるの?

答えは、ENDという表示にある。


33172.jpg

なんと、30000点未満でトップを取ることができた。

このように、西4局が終わると北場に突入することはなく、強制的にゲーム終局となる。

なかなかにレアな現象ではないだろうか。



case2
tenhou.16350.jpg

西4局0本場、流局した場面。

開始時の点棒状況は、南家の私から順に26300、23100、27300、23300。

極めて僅差で混沌としているが、一体どうなるのだろうか?





tenhou.16351.jpg

1本場が始まった。

なぜならテンパイの親がトップ目でないからだ。

西4局のみこの場合、親がトップ目なら30000点未満でもテンパイヤメが適用されると思われる。
(これについては未確認です、確定情報があればご指摘ください)

ただし、親がテンパイでもトップでなければ、ノーテン罰符により他家が30000点以上になっても終わらない

つまり、流局時親テンパイは親がトップかどうかが重要ということ。


tenhou.16352.jpg

対面が3900ホーラで終局。

これは30000点を超えるので、文句なしだ。



case3
45698.jpg

西4局、トップ目で迎えた南家。

点棒状況は私から順に、28300、23300、25100、23300。

ラス目に差がないため、がむしゃらにアガリに来ることが想定できる。


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ラス目同士で強引に仕掛けあって、下家から6mが出たところ。

ポンテンに取れるが、さてどうしよう?





45701.jpg

ポンしてテンパイに取った。

受けとの兼ね合いで難しいところだが、固めている36mは今後安全とは言い切れない。

それならば使い切って一旦テンパイに取っておくのが得策と考えた。

この仕掛けには西4局ならではのメリットがある。


45702.jpg

首尾よくツモアガることに成功したわけだが…


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30000点を満たしていないが、END。

南4なら西入となるところだが、西4なのでトップで終わることができた。

西4局は30000点条件を気にする必要のない唯一の局であることがわかる。



case4
59572.jpg

西4局、上位三者が微差の大接戦。

対面がタンヤオのみをツモアガリ。


59573.jpg

300・500でも私は捲られることが確定しているが…


59574.jpg

対面は2着止まりで、トップがほくそ笑むの図。

この差なら、トップまで狙えよ〜なんて一瞬思ってしまうところ。

しかし、よくよく考えてみると、30000点未満でも終局するからこそ、1着順でも上昇できるアガリの価値が高い

西4局が30000点条件を気にする必要がないからこそ、フラットな点差戦略が有効であることに気付かされるだろう。



case5
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西4局、26800点持ち3着目の南家。

点棒状況は私から順に、26800、18000、27000、28200。

ラス目まではそれなりに余裕があるため、ここは何としてでもトップ捲りを目指したい。


61899.jpg

出アガリにできるテンパイに取れる。

さて、どうしよう?





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取ってダマとした。

この選択は南4と西4で結構違ってくる。

仮に南4ならば30000点条件を満たす必要があることから、ペン7sのダマ2600を拾うだけでは西入となってしまう。

出アガリでもそれを満たすためにリーチをするか、もしくはマンズの好形を生かしてピンフをつけることを考えるところ。

私見としては南4なら巡目的にもソーズのペンチャンを払っていきたい。

が、西4に限って言えばこの2600をアガることが即終了となるため、ダマでアガることの価値が大きい。

西4局の特性を知っているかどうかで、手組みの性質が変わってくることがわかるだろう。


61901.jpg

2sツモでやや考えるところ。

チートイツの含みもあるため、絶対に放銃できないなどという場面では、一旦ペン3sに受けるというのも有力だ。

単騎をコロコロ変えることにより、受けの含みを残しつつテンパイに取れれば、トップは揺るぎないからだ。

ここでは巡目との兼ね合いで、最もアガりやすいシャンポン待ち継続とした。


61902.jpg

無事にアガりきり、2600。

30000点には満たないが、狙い通りトップを取ることができた。



case6
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西4局1本場、供託リーチ棒1本。

25800点持ち2着目の西家。

点棒状況は私から順に、25800、25100、26400、21700と大僅差。

テンパイが入ったが、さてどうしよう?





49065.jpg

ダマにした。

リーチ棒を出すと一時的に着順が落ちるため、ラス転落のリスクが高まる。

待ちに自信があるわけでもなく、西4につきひょっこりツモれればトップ終了となる。


49066.jpg

親がひとつ仕掛けて河が濃い。

7mをツモってきて、さてどうするか?





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ここで回った。

親に3900以上を打つとラス転落につき、慎重に構えた。

2着目の利を生かすということだが、ラス目との差が4100点につき、仮にノーテンでもラスまではないというのが大きい。


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3着目の下家からリーチが入って、大体オリというところ。

何を切るか?





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現物を抜いた。

一見4pが通りそうに見えるが、下家はアガリトップにつき、赤切りでのまたぎが狙われやすい状況でもある。

ここからの凌ぎは難易度が高く、腕が問われる場面。


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ラス目上家からも追っかけが来て手詰まりの大ピンチ。

さて、何を切る?





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2s切りとした。

上家もアガればほぼラス回避につき、効率を犠牲にする局面ではない。

すなわち、ドラ受けの愚形よりも両面ターツを優先すべき場面だと考えられる。

スジは怖いが、ドラを切るよりはマシだろう。


49072.jpg

結果、二人テンパイで終局。

なぜ終局かというと、親がノーテンだからだ。

30000点以上がいなくても終局する点から、西4局は南4局より順位期待が見込みやすく、流局率は上がりやすい。


49073.jpg

私はほうほうの体で3着に逃げ込んだ。天鳳の戦い方としてはこれでいいだろう。


西4局の性質を頭に入れておくこともそうだが、実際に天鳳で経験してみればその理解度は格段に深まるはずだ



ラベル:レア 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:58 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

赤を引いたら最終形

前原雄大プロの著書に以下の記述がある。

 そしてベクトルというものがあるならば、赤牌は手役やドラよりも高いエナジーを感じるのである

 もちろん、ご祝儀という現実的な実利の面もあるが、それ以上に赤牌の存在そのものに高いエナジーを感じているのである

出典:前原雄大『前原雄大の勝ってこそ麻雀』MYCOM


これは前原プロのかなり昔の著作だが、現在Mリーグでも活躍している前原プロだけに、
Mリーグでの赤の扱いを見ていれば、根本にはこの考え方があることがわかるだろう。


物理学には、『エネルギー保存の法則』というものがある。

これを簡単に説明すると、「エネルギーはいろいろな種類があって姿を変えるけれど、総量は不変である」という法則のことである。


これは、麻雀にも当てはまるのではないだろうか?

一局に利用できるエネルギーは、34種136枚の麻雀牌のみ。

それが均等に四者に配られているため、全員が使用できるエネルギーも均等で差がない。

総量不変で、有限のエネルギーをどのように利用するのかは、参加者の創意工夫にかかっている。

そこからどのような発想で、エネルギーを有効活用するか、というのは物理学に限ったことではなく、麻雀においても重要な要素となってくる。

以前私は、麻雀を打つことは音楽を奏でることに似ている、という記事を書いたが、ひょんなところで物理学にも似ている、ということを発見してしまった。

このように考えていくと、麻雀はすべての学問、すべての道に通じる部分がある、という深い思想を内包しているような気がする。


やや話が脱線してしまったが、つまり、一局における卓上のエネルギーが不変であるなら、赤1枚をツモることによる価値をどのように考えるか、ということである。

自身にエネルギーが満ちている時は、相対的に他家のエネルギーが減少している、これは先の法則より明らかだ。

このことからも、自身の攻守判断にエネルギー量を組み込んでいくことはある程度有効なのではないだろうか。

赤5を有効牌としてツモった場合には攻めの比重を高めることが必然になる、ということである。


資源が限られていることを自覚し、それを有効活用する工夫が求められている時代、それは決して麻雀だけではないだろう。

過去に例を見ない疾病に脅かされている今だからこそ、今一度、天然資源・食料資源のありがたみについて考えるきっかけにもなるのではないだろうか。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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東2局、28600点持ちトップ目の南家。

現状、好形2種のイーシャンテンだが、役なし安手でドラの白がポツンと浮いている

仮に先制しても、攻め返されると不安が残る状況と言える。


43992.jpg

ずいぶん長引いたが、終盤にテンパイとなる赤5mを引き込む。

ドラの白はすでに場に現れていて、こちらも処理済み。

さて、どうしよう?





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リーチした。

こちらの危険スジがあまりにも見え見えな上、58s自体がさほど強そうにも見えないため、赤じゃなければやや迷うところ。

ただ、持ってきたのが赤となれば話は別。

対面の仕掛けによる赤ツモであることも、その後押しとなる。

エネルギーのあるツモだと思えば、ここはリーチの一手だろう。

仮にこれが最終盤だったり、58sがあと2枚ぐらい見えていたとしても赤ツモならリーチでいいと思われる。


43994.jpg

ほどなくツモって、裏1の2000・3900。

裏が1枚乗るだけで、勝負手に化ける。これが赤1のリーチ効率だ。

なんでもないのみ手が、赤1枚のツモで様変わりするということも珍しくないため、赤引きの好形テンパイなら何も考えずに即リーチすることをオススメしたい



case2
44511.jpg

開局の西家。

中盤も深くなって、ピンフのみでテンパイが入った。

場にはまだ動きがないが、さてどうしよう?





44512.jpg

ダマに構えた。

場況は見ての通り煮詰まっており、ドラの東が見えていないのが気がかり。

ピンズは場にかなり高く、リーチをかけてしまうと47pはまず出アガリが見込めない。

上家から4pが出たばかりというのも、ダマで拾うにはいいタイミングに映る。

マンズが山にいそうで、456の三色変化もわりと現実的ではないかと思っている。



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次巡、持ってきたのは色つきの5s。

さて、どうしよう?





44514.jpg

振り替えてリーチとした。

赤ツモにより、かわし手から勝負手へ昇格したという認識。

元々ツモアガリも期待できる待ちだけに、打点効率を考えたらここはリーチが効果的だろう。

対面の親の仕掛けによりもってきた赤というのも流れエネルギー充填でリーチ発射最大化要因か


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しかし、下家がドラ単騎チートイツツモで、2000・4000。

感触のあるリーチは見事に空を切った。

も、親の仕掛けがなければまず間違いなく私の放銃だっただけに、むしろ助かったと考えられる。

その点を踏まえると、リーチまでの一連の流れは間違っていなかったと言えるだろう。



case3
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開局の西家。

上家に仕掛けが入っている以外は無風。

テンパイが入ったが、役なしドラなしの愚形待ち。

さて、どうしよう?





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テンパイに取って、ダマとした。

取らずに5pくっつきを待つのは不安定で、得策ではないと判断した。

ドラも赤もまったく見えていないため、攻め返された時のリスクが大きすぎる。

ひょっこり7sツモればそれでよし、他家に動きが入ったら対応の余地を残す。


58988.jpg

次巡、持ってきたのは赤5p。

さて、どうしよう?





58989.jpg

ここでリーチに踏み切った。

赤1ならリーチによる打点効率が上がるため、見合うという判断。

上家以外は河が大人しく、即攻め返されるという雰囲気でもない。

私自身の河もまずまず強いので、リーチは抑止力にもなりうる。


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あっさりとツモで決着。

ドギマギする暇もないのはありがたい。


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裏1があまりに大きい、2000・3900。

赤1の優位性はまさにこれにある。

リアルなら2枚オールということで、半荘の収支を決定づけるアガリにもなりうる。

赤ツモの得点加速度を最大限利用した例だが、テンパイ取らずだとこれが効いていないため、一旦テンパイに取っておいて赤ツモの変化を待つ、というのも戦略的にありだということがわかる



case4
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東1局2本場、21900点持ち北家。親が連荘中。

一応テンパイしたが、さて、どうしよう?





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8m切って、取らずとした。

これは678の三色があるし、8m9pが1枚ずつ場に見えていることから、ほぐすのが基本だろう。

タンヤオ主眼の9pトイツ落としもあるが、ダイレクト678三色を逃すのと、マンズの横伸びで一手遅れになるため、8m切りの方が懐が深い。

特に、ドラツモの愚形テンパイが役ありになるのが大きい。


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次巡、持ってきたのは赤5m。

待ちとしてはイマイチが継続しているが…

さて、どうしよう?





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ここでリーチに踏み切った。

取らず続行や、ここで9pトイツ落としなど、選択肢は多岐に渡る。

マンズの横伸びは期待値がかなり高そうで、即リーチはためらわれるところ。

一方、対面の切り出しから5mはわりと狙い目につき、赤ツモのエネルギーを重視して、ここがひとつのリーチタイミングだと考えた


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手詰まりに陥った対面から9pがこぼれてのアガリ。

もちろん、リーチの狙いはここにもあった。


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裏1枚にこのリーチの価値の大きさを実感することができる。

5mは2枚脇に持たれていたため、実質山にない待ちでアガリを得ることに成功。

何より、テンパイ取らずの変化待ちだとテンパイすら入っていないため、本局に関しては積極策の即リーチが功を奏した言える。

言ってみれば、赤ツモの余勢を駆ってのリーチ判断であった。



case5
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東4局、17000点持ちラス目の西家。

対面親の先制リーチに対して、下家から追っかけリーチが入っている。

こちらもテンパイが入ったが、さてどうしよう?





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6m切って、ダマにした。

3mがちょうど通ったので、下家には6mはかなり通りそう。

問題は追っかけに踏み切るかどうか。

自身の点数的には追っかけで問題なさそうだが、待ちにさほど自信がないのと、ピンズの危険牌を引いたら9p切りで回れるのが本局は大きいと考えた

6p含めてピンズの無スジはかなり危険だが、下家が9pを通しているので、テンパイを維持しつつ回りやすい状態にあるからだ。


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次巡、持ってきたのは望外の赤5s。

さて、どうしよう?





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ここで腹を括って追っかけに踏み切った。

8sが通ったので、5sは割合切りやすくなった。

どうしても切れない36pを待ちにして、出アガリ6400からなら十分に勝負に値するだろう。

赤を吸収することで、自身のリターンが大きくなっただけでなく、リスクも相対的に小さくなる。

卓上のエネルギーバランスが大きく変化した瞬間だと言える。


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しかし、下家の当たり牌を掴んで、8000の放銃となってしまった。

下家には赤が2枚も使われていて、エネルギーに満ちた手だった。

待ちを25sに受けていれば、対面から先にアガリがあった。つまりこちらにも十分にチャンスはあった。

ただ、この2件に対してやっぱり6pは切りづらいなあ…


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牌山をオープンしてみると、下家の待ちがかなり強かったことがわかる。

腹を括った結果なので、この放銃に後悔はない。

その潔さが良かったのか、この半荘は2着終了と挽回することができた。


ちなみに、2件リーチに対して私の手に9p、中というはっきりした安全牌が6枚ある。

他家リーチに対する完全安牌が自身の手に多ければ多いほど、山には相対的に他家の危険牌が眠っていることが多い。

これはあまり語られることは少ないが、このあたりも攻守判断の基準に加えれば、精度は上がるだろう。



case6
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東3局、22000点持ち3着目の北家。

ご覧のように、かなり変則的な場況となっている。

こちらも、ピンフのテンパイとなったが、7pがたった今4枚切られたばかり。

さて、どうしよう?





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これは通なら5p切ってリーチも考えるところだが、普通にピンフに受けてダマとした。

6pは明らかに強いが、2pは強いとは言いがたいので。

それならば、サッと4pを拾うのでも良さそう。


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次巡、赤5sに振り替わったが、さてどうしよう?





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ここでリーチとした。

4pが弱いわけではないので、赤1あるならリーチで良さそう。


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上家から追っかけが入るも、無事にツモって1300・2600。

変則的な場況の割には、上家も普通にピンフだった。

非常にオーソドックスな赤振り替わりリーチの例。



case7
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東4局、40900点持ちトップ目の西家。

フリテン部分を完成させて、役ありテンパイ。

さて、どうしよう?





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テンパイに取って、ダマとした。

4pを浮かせる手もあるが、出アガリできる手につき、緩手になる可能性もある。

トップ目につき、あまり捻らず、局回しを優先させるという意図。


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ほどなくして持ってきたのは、赤5s。

ソーズの好形変化をミスった感がなきにしもあらず。

さて、どうしよう?





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黒5sを切ってリーチに踏み切った。

2sじゃないのは安全度の観点から。

トップ目につき、リーチする必要もないが、ここは打点を叩くチャンスだと考えた。

私の河からは、8mは拾いやすい感じもある。


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狙い通りに上家から出て、5200のアガリ。

積極策が奏功して、さらに点差を広げることに成功した。

東場のうちはできるだけ点差を気にせず、叩けるだけ叩いておくのがオススメだ。



case8
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南1局、31400点持ち2着目の南家。

上家の親がやや抜けたラス目で、その親が仕掛けている。

この局はかわしで十分と考えていたところ、絶好の赤5mがインする。

さて、どうしよう?





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入り目が赤ならと、迷わずリーチした。

親はドラも切ってるタンヤオ仕掛けなので、脅威がまったくない。

仮に9p掴んでも出るだろうし、ここはきっちり打点を稼ぎにいくところだと判断した。


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長引いた末に、親のカン4pに捕まり、1500の放銃となる。

負ける気はまったくしなかったが、さすがに4pを引いた時は観念した。

放銃したといっても1500なので、全然問題ないはずなのだが、この綻びをきっかけになんとラスまで落ちてしまう

ラス目の親をきっちり落とせなかったことがあまりにも大きな代償を生んでしまった。


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この1枚の絵には多くの示唆を含んでいる。

この時すでに対面にはテンパイが入っていたが、私がリーチしたことにより、対面は回ってしまった。

結果的にそれが親のアガリを生んでしまったわけだ。

つまり、

@私がダマなら、ほぼ間違いなく、対面か私か下家がアガっている

A裏ドラが1mにつき、この手をアガれば決定打になっていた

B369pではなく58p待ちに受けていれば私のアガリだった


みなさんは、この分岐についてどのような感想を持っただろうか?


天鳳においては、ラス回避という別ゲーの側面もあるため、自分の手に溺れずラス目の親はきっちり流すということも重要となってくる。

それを踏まえた上で、このリーチが勇み足だったとは私は思わない。

赤ツモの勢いに乗じて、勝ちを決める局面だと思うからだ。

長い目で見てどうかということを判断していかなければならない。


感触のいい赤引きによっても、良くない結果になることももちろんある、ということである。



ラベル:天鳳 赤5
posted by はぐりん@ at 23:59 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月31日

ダブリー 驚きの手役コレクション

配牌でテンパイしていて、嬉しくないという人はいないだろう。

というわけで、今回はダブリーにおけるびっくり手役について特集してみた。


一昔前は、配牌でテンパイしていたらどんなに待ちが悪くてもリーチをかけるべきという風潮があった。

確かに、愚形待ちでも40符2ハン以上が確定するので、期待値的には最善の選択となりやすい。

ところが、最近の鳳凰卓の傾向として、以前よりもダブリーの愚形頻度が下がったという実感がある


ベタオリ、回し打ち、攻め返しといった技術が全体的に向上した結果、ダブリーでも愚形待ちの出アガリはあまり期待できないという認識が広まったためだと思われる。

愚形でも17〜18巡あればツモアガリ率はそれなりに高い数値になるため、ダブリーが良くないということはありえないが、攻め返された時のリスクも高まるため、なるべく待ちを広くして攻め返しにも備えたいという意識がそこにはある。


鳳凰卓クラスのレベルになると、誰かしら丁寧に攻め返しの手順を踏んで、追っかけが入るということも非常に多いので、そういう経験の蓄積が愚形待ちのダブリーをためらわせる要因になるのだろう。

仮に十分な打点のあるダブリーであっても、愚形待ちなら好形へと組み替える十分な猶予がある。

それが得になるかどうかは手牌の形や点棒状況にもよるが、打ち手は以前より柔軟な視野で見ているということを踏まえると、最近のダブリーはあまり舐められないと考えた方が無難だろう

ダブリーの好形率についてはデータ的な証明があるわけではないが、以前と比較して多少なりとも上がっているのではないかと私自身は感じている。


さて、ダブリーのびっくり手役。

ダマ十分の打点であっても、ダブリーなら勢いでかけてくることも多く、上記の傾向も踏まえると、放銃が致命傷になる割合は増えていると考えられる。

そういう意味でも、ダブリー並びに早い巡目のリーチは警戒度をそれなりに高く見積もる必要があるだろう。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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東3局、ラス目の南家。

トップ目の下家がおもむろにダブリーと来た。

第一打に北を消費してしまったことに、悔恨の念を禁じえない。


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ギリギリ粘ってみるものの、ソーズが切れない。

安牌は6pだけだが、7pが通っているわけではないので、ここで白のトイツ落としとした。

仮に単騎待ちだとしたら、白よりも北を選ぶはず。





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親が仕掛けて敢然と押し返し、4枚目のドラで11600をダブリー者から討ち取る。

これがあるから、安易なダブリーがためらわれるわけだ。

しかし、この放銃はたまったもんじゃないだろう。


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下家はなんと、純チャンイーペーコーだった。

出アガリでもハネ満からという恐ろしい手。

ダブリーの純チャンなんて聞いたことがない。

が、懸念は待ちが悪いことで、1枚使いの8pでは一抹の不安もよぎる。

下家がダマでもアガれていない可能性は高いが、放銃まではあったかどうかは微妙。

ともかく、ダブリーならば打点よりも待ちの良さが重要ということだろう。



case2
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南3局1本場、私がダントツの親番。

ラス争いの下家が唐突にダブリーと来た。

私の立場としてはオリていればいいから、楽だ。


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赤5mを切っても後が続かないので、ここは勢いで押し返す。

赤赤でこの巡目だが、このへんの判断は頭を悩ませるところ。


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ほどなく、ラス目で後のない上家が、2sで放銃。

これは何やら高そうだが…?


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なんと123の三色しかもドラドラつきで12000。

さすがのzeRoさんもぶっ飛んで終了となってしまった。

私にとっては良い展開だが、やるせないのはハネ満でぴったり捲られた対面だろう。何も悪いことしてないのに、と。


ちなみに、先ほどの選択で2巡凌げる2sを選ぶということも十分に考えられただけに、わりと危なかった

ハネ直ともなると、最終的にどうなるかわからないため、ホッと胸をなでおろすこととなった。



case3
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南1局、ラス目北家の私。

トップ目の親から突然のダブリーが入る。

わりとまとまっている配牌だが、さすがに親に対しては攻め返しづらい。


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4巡目にあっさりとツモ。


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チャンタイーペーコーにドラが絡んでの6000オール。

ええっ?配牌だけじゃん…って思うよね。こんなに苦労のない6000オールはうらやましいの一言。

私はそのまま浮上できずにラスで終わった。



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オーラス、30800点持ちトップ目の北家。

下家とは700点差の僅差だが、3着目の対面からいきなりのダブリーが入る。

こちらの手もかなりいいので攻め返したいが、放銃すると3着転落が濃厚なだけに、ここは慎重さが求められるところ。


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というわけで、全力では行かずにドラ切りで回る。


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2着目の親から追っかけが入った直後に、ラス目の上家から3件目が入る。

おっと、これはラス目のアガリに期待するしかない。


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も、ラス目が掴んでダブリーのアガリ。

リーチ棒付きだし、さすがにこれは捲られた。


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これが倍満で仰け反る。

これ、ダマでも余裕でトップ捲り。

対面はなぜリーチしたんだろう?

16000放銃だと私も下家も急転直下のラス転落で喜ぶのはラス目。

これは追っかけた親が肝を冷やしたはず。

上位が僅差だけに、リーチで抑え込もうとしたのだろうか。


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ちなみに対面がダマなら、私の6pはいつ出ていてもおかしくなかった。

結果的には1順位助けられた可能性があるということで、良しとしよう。

しかし、こんなきれいな確定三色が配牌で入ることもあるんだな。



case5
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東4局、微差ラス目の西家。

親からリーチの声は1巡目

配牌はまあまあ良いのに…


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終盤の入り口あたりで親がツモ。

私は途中で手詰まって、1sトイツ落としと4mトイツ落としで凌いでいる。

ダブルワンチャンスの8pは下手すると切っちゃうような場況。


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またもやきれいな三色で、しかも赤赤つき。

ダマでも高目18000あるのでダマも全然ありだが、高目が外側の4枚待ちだから、私もリーチと行っちゃいそう。

こういうのが空振ってくれれば対面は俄然苦しくなるんだけどなあ。

決まってしまうとこちらが苦しく、結局私のラス終了となった。



case6
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南3局1本場、私が抜けたトップの西家。

も、親の第一打が横に曲がる

やっかいなこってす。


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わずか3巡目にツモの声。

はいはい、親満から親満から。


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えっ?(゚Д゚)!? ていう8000オール。

何が起こったのかを理解するのに少し時間が必要。

きょとんとしているうちに点棒だけが失われている感じか。


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絵面がきれいすぎる上に、あまりダブリーである必要性を感じない。

ここまでくると脱帽というか、むしろ賞賛したくなるレベルかもしれない。

これによりダントツから8000点のビハインドとなったが、執念でトップを捲り返すことに成功した。

配牌だけでは決して勝負は決まらない、という私の意地を垣間見せることができた。



ラベル:天鳳 収集
posted by はぐりん@ at 23:58 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする