2020年01月26日

七段降段 急いては打牌を仕損じる

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七段降段した。


今年は割合好調のスタートダッシュだったが、途中からガタッと崩れた。

ラス率が急上昇してトップ率を追い越し、まさかの負け越しに転じた。



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やらなければならないことを放置して、焦りの気持ちを持ちながら打つとこういうことになりやすい。

そろそろラスが止まるだろうとか、ラスが止まるまで打つ、というのもダメ。

天鳳に集中できる環境を作るためには、気持ちの余裕、ひいては時間の余裕が必要だ。

結局その日は最後までラスが止むことはなかった。


あと、最近終了後に間をおかずに予約する、速攻連予約を試みていた。

好調時はいいイメージを持続できるのでまずまずだが、ノンストップで頭を働かせ続けるので、脳の疲労度が大きい。

当然疲れてくると判断能力が鈍るので、体力のない私には適していない戦法かもしれない。

連ラス時はもちろんのこと、ある程度のインターバルは麻雀において重要なのだろう。


さて、降段の過程にはどのような巡り合わせがあったのだろうか。

いつも通り見ていきたいと思う。


case1
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4連ラス後の東3局親番。

ドラドラのチャンス手だが、上家から4巡目の早いリーチが入っている。

通っているのは6m、7m、3sの3種で、オリるだけならそれほど難しくない。

さて、どうするか?





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2pを押すと、これが当たりで赤赤の7700。

8pが通ったので2pが通れば5pも押せるという意図。

こちらにドラドラ赤、下家も押しているのにしっかり打点つきだった。

まずまずの手とはいえ、リャンシャンテンからのこの放銃はどうなのか。

不調時にこういう放銃をすると、「あれ、いつもはどうしてたっけ?」と押し引きに不安がよぎる。

放銃したかどうかよりも、押し引きに確信が持てなくなっている時点で、負けの沼にはまっていることがわかる。


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ちなみに、その後の私のツモを見ると、7s2mとツモってテンパイ。

8mでのツモアガリがあることがわかる。

その間に3回放銃していることになるが。

私のシステムに従えば、決定打になる手のツモアガリがある手順、かつ親番につきこの押しは正当となる。

自信を持って放銃できるかどうか、それがその後の結果を左右する。

結局この後もジリ貧で、5連ラス目を喫することとなった。



case2
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同半荘オーラス。

6200点持ちラス目の北家で、3着目対面との差は10700点。

ハネツモ満直条件と、わずかな差が枷となっている。

なんとかテンパイを入れるも、ひとまずダマテンに。


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お?3着目からリーチが入った。

リーチ棒1本出たことで、対面からの5200直ならびに2000・3900ツモが成立する。

これは願ってもないチャンスだ。

当然ながらツモ切り追っかけを準備していると…


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このタイミングでツモりおった。。マジか(;´Д`)

しかし、満ツモ条件はまだ生きているので気を取り直して…


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フリテン4面張での追っかけに踏み切る。

これでも枚数的には十分なので勝機はある。


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しかし、当たり牌を先に掴んで2600放銃ラスト。

流れからもやっぱりな、という感じ。

わずかなタイミングの差が勝敗を大きく分けることになった。

対面のリーチが1巡早ければ、私の4mツモが1巡遅ければ、何を言ってもたらればだが。


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3sが私のツモ筋にいたものの、当たり牌が早かった。

対面ベタオリなら3sツモで裏が乗らず、ハネ満にならないので捲れない。

私が先制なら対面は勝負に来たかどうか。

点差的に冷静にオリを選択されたら、いずれにせよ捲りは不可能だった。



case3
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オーラス、11800点持ちラス目で迎えた親番。

難しい配牌をもらったがこれを何とかしなければならない。

第一打は迷いながらも打9s。

ホンイツならどの色にするかというのが非常に難しい。


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これを上手くマンズで仕上げて、2600オール。

一躍2着浮上でラス抜けに成功する。

トイトイに受けていると、8mが上家に当たり。

ギリギリのところで踏み止まった、かに見えた。


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次局、3本場。

ラス目下家との差は7000点。

2着とはいえ3着目との差が1000点しかないので、ラス目の1300・2600ツモでラス転落なのが気がかり。

上家が明らかに速そうな仕掛けなので、そこに期待する。


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上家にアガリは出ず、私の手も一向に進まないまま、満を持してラス目からリーチが入る。

このリーチには対面も強くいけないはずで、お祈りモードに突入する。


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しかし、無情にもツモの声。

高めイーペーコーで満ツモ。見事に親っ被りのラス転落を食ってしまった。

見ると、自身で2枚切ってるフリテンリーチじゃないか。

ここでそれが決まってしまうところに不調の波をしかと感じた。


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上家はポンテンの58s待ち。これが山に深く長引いたことが災いした。

シビアに抜いて、ラス回避?いやいや、自分から3着に落ちることもあるまい。

対面の8sがいかにも出そうだが、これが徹底的に絞られてしまう。

私と対面はお互いに相手が打てば2着につき、膠着状態となり、そのへんもラス目に幸いした。

このへんに打ち手と展開によるアヤがある。



case4
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南3局1本場、22300点持ち微差3着目の南家。

下3者が超絶僅差。

ノーテンが致死量になるため、ここは叩き合っていく。

ここで何を切るか?





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手順で6pを切るとこれが当たりで11600。

この大事なところでドラドラ赤、ひぇ〜(>_<)


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親は配牌ポンテンの11600だった。

2900ぐらいならまだがんばれたが。これはちょっと無理だ。



case5
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南3局1本場、22500点持ち3着目の西家。

1800点持ち飛び寸の親からリーチが入って一発目。

こちらもテンパイしたが、リーチの河が強い。

さて、どうするか?





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現物待ちにつき8sを押すと、これが一発で当たり。裏なしの7700。

回るにしても有効な安全牌がない。

12sと切るくらいなら8sを押すだろう。


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分岐点はここ。

親の現物の発を残すかどうか。

さすがに8sを切ってしまうと形を決めすぎているきらいがある。

特に嬉しい47sツモを逃してしまうとかなりアガリを逃しそうだと考えた。

私はこの選択に後悔はないが、ひとつ挙げるとすれば、前局親は300点持ち飛び寸から3フーロして値千金の1500を拾っていた

そのアガリがヤバいと思えば安全牌を残す選択もアリだったかなとは思う。


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この後親が大噴火を始め、4000オール、6000オールで一気にトップ捲り。

1つの綻びで全てが変わってしまう麻雀の恐ろしさをまざまざと実感することとなった。



case6
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東4局1本場、ラス目の西家。

微妙な配牌からマンズに寄せていたら結構な伸びを見せる。


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北家リーチに、南家が追っかけ。

2件ではこの手も絵に描いた餅か。


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余裕でオリられると思っていたが、突然安牌が尽きてしまった。

さて、何を切る?





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え?(゚Д゚)!?


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なんと、どちらも白単騎で8000と8000(裏1)のダブロン。

ぶっ飛びで幕引きとなった。

非常に珍しい単騎でのダブロン。


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上家は変則手の気もあるが、下家にチートイツ臭はまったくない。

システム的にはここは3mの暗刻落としをするべきだったか。

下家の前巡の手出し4mが効いて3mが切りきれなくなっていた。

それだけ上手いチートイツの河作りだったということだ。

全員が親の現物を保有していて、あわよくばそれを待ちにしようとしているのが面白い。



case7
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絶好の三面張で親リーチ。トップ目。

一発でドラをツモって6000オールだな。


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ラス目の上家から追っかけが。

ほうほう、追っかけ上等や!


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…何も言うまい。

一発と裏1で8000。

60分の1ぐらいを引くことだってそりゃああるわな。



case8
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同半荘、南2局の3着目。

何の変哲もない配牌が…


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チートイツに仕上がった。

うむうむ。一旦6p単騎に。


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完全なる縦ヅモ。

6pを切ってシャンポンのダマに構える。


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4mをツモって、どうするか?





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懐深く構えたつもりが、7sが当たりで5200。

下家の仕掛けにドラ周辺をケアすることを考えれば、切りたくなる7s。

というか、下家の仕掛け、バラバラ!

ポンカスの7p受けがあって形を成していない。しかも当たり牌の7sが浮いてるし。

こういう仕掛けに対応するのはバカバカしくも思えるが、ドラが見えていないだけにある程度は仕方ない。

このへんは仕掛け者のフーロ率や精度で判断していく必要がある。


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山を見るとシャンポン即リーチが正解だったようだ。

6pでリーチだと、この4mを下家がほぼ間違いなくチーして攻め返し。

それだと親に36p待ちで追っかけが。

紛れなければ先に親が2mを掴んで裏3。私が8000のアガリとなる可能性が高い。

先を見据えるということも重要だが、それに傾斜しすぎてストレートなアガリを拾えなくなるというのも困りもの。

このへんのバランスを見直し、ピントを合わせていきたい。



posted by はぐりん@ at 23:57 | Comment(0) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月10日

七段降段 4000試合ぶりにR2100を割る

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七段降段した。


10月は苦しいながらも耐えて忍んで、なんとかラス率を抑えていた。

さすがにそろそろ好調の波が押し寄せるはず、と期待しながらの11月だったが、まさかの逆噴射となった。


ラスを抑える過程で3着を量産した結果、降段Rは2100ちょいという低Rとなっている。

前回降段した際のRは2140前後だったので、順位分布次第でRは結構上下するということが分かる。


R2100を割ったのは、4000試合ぶり、約2年ぶりのことである。



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鳳凰卓で長いこと打っていれば、このぐらいの履歴は珍しくもなんともない。

分散が大きいという麻雀のゲームの性質上、短期的な結果は運に左右されやすい。

最近の私の傾向としては、

・ハネ満以上の親っ被りが多い
・放銃時の裏ドラが信じられないくらい乗る
・自身の裏ドラはまったく乗らない

とにかく、放銃時に裏ドラが固まって乗るため、結構なリードがあっても1つの放銃であっという間にラス争いになってしまう。

自身が親番での被ツモ時にも裏ドラが乗る影響からか、倍満親っ被りも何度も見た。こんなに倍満が出るものかと唖然としたものだ。


こういう状態が長く続いたことで、自身のテンパイに自信が持てず、やや臆病な着手が増えていたように思う。

決定打になりうる手のダマテンや、牌効率を損なう危険牌のワンテンポ早い先切りなどである。

ラスを恐れて踏み込めないことで、取れる2着を放棄して3着に逃げ込むことは、楽な方へ進むことで結局はジリ貧へと繋がってしまう。


麻雀は短期的には運の要素が強いが、それを理由にするためには、長期的に結果を出しうる正しい着手が前提となる。


貧すれば鈍す。ベタオリしすぎて感性まで鈍ってしまえば真の勝負所を見失ってしまう。

これを機会にもう一度自分の麻雀を見直し、正しいかどうかはさておき、気力を持って戦うこと、これを強く意識していきたいと思う。


さて、今回の転落劇にはどのようなポイントがあったのだろうか。

実戦から振り返ってみたいと思う。



case1
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オーラス、12400点持ち3着目の親番。

ラス目の北家とは200点差の熾烈なラス争い。前局上家が満貫親っ被りで、ラスが入れ替わった。

このラッキーを生かして逃げ切りたいが、何をツモられても再びラス転落してしまう。

まずまずの配牌から仕掛けをギリギリまでふかして、中ドラドラ赤のポンテンに取ったところ。

正直、この過程にはかなりの感触があった。


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結果は、下家の当たり牌を掴んで、痛恨のラス転落。

完全ラス牌を掴んでいるのはともかく、あれ?対面の手。

なぜ下家の4pでアガらない??



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つまり、私の切った1pが同巡フリテンだったのだ。

か〜〜、しかしこのタイミングでラストの1p持ってくるかね?

1pさえ切らなきゃ、対面はトップ捲り、私はラス回避で完全なるwinwinだったのに。

このレベルで下家を助けている以上、私が下家の当たり牌を掴むのは当然の因果であるとも言える。


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ちなみに、この選択の場面。

やや迷ったが、4mの方が下家の急所だと思い、3mを切った。

実際4m切りなら下家にチーが入り、カン3pテンパイ。

するとその後、上家が3pを暗刻にしておそらく4m切りのシャンポンテンパイに取るだろう。

それだと直後に下家が6mを掴んでジエンド。

北でアガリを逃したかと思ったのだが、結局はどう打っても「負け」だった。



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南1局1本場、22900点持ち3着目の南家。

2着目の西家が先制リーチを入れて、一発目。

こちらもテンパイが入ったが、さてどうするか?





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迷わずに9mを切るも、これがなんと一通のド高めに当たり。12000。

ドラ引きで一通変化の含みがあるので、89mは払いにくいターツとして残ってしまっていた。

なんでこのタイミングでテンパイが入るんだよ、と愚痴をこぼしたくもなるが、この手の怖いところは仮に他の中張牌を持ってきたとしても、結構な確率で9mに手をかけてしまいそうになることではないだろうか。

なかなかにやれそうな手だけに、現物の4sを抜くことからは考えたくない。

実戦中は9mはそこまで危険だとは思わなかったが、この手組みにしている時点で「大体詰み」という例だ。



case3
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開局の南家。

親からリーチが入ったところ。

あまり攻めたい手でもないが、意外に安全牌がない。

ここでは1枚切れの中をツモ切りとした。


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粘っていたら、ピンズが好形になり、テンパイが入る。

ドラじゃない方を引いて、三色も崩れ、入り目としてはイマイチ。

さて、どうしよう?





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追っかけに踏み切った。

切り出す7pの危険度も高いので、見合うかどうかは微妙だが、ポイントは36pが悪くなさそうというところ。

山にいる枚数がある程度期待できれば、打点よりもアガリやすさの方が追っかけの根拠になるだろう。

高めツモなら1300・2600あるし、これはリーチする人の方が多いのではないだろうか。


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自身一発目のツモで、まんまと親の高目を掴んでしまった。

リーチ棒を出してから、きれいに掴む。不調時あるあるではないだろうか。

先に掴めば止めるっちゅうねん!と何度叫んだことか。


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唯一のトイツが裏ドラになり、私の点箱はすっからかんになってしまった。

69mは山5とかなり強かったが、36pも山4と十分だった。

こういうのに慣れてくると、辛いという感情さえ沸きあがらない。

次局はテンパイすらできずに飛び終了。



case4
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南3局、23200点持ち3着目の親番。

ラス目との差は約10000点。

こちらの配牌も悪くはなかったが、ラス目が2巡目にドラ切りで警戒警報。

案の定、5巡目の早さでリーチが飛んできた。これはヤバい。


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あっさりツモられ。これなんかちょっと高くない?


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出たし倍満!

放銃してもいないのに8000点も持っていかれる私の気持ちを考えたことがあるかね?

この親っ被りで次局なんと満貫出アガリでもラス抜けできないという圧差に追い込まれ、そのままラス。

自力では何ともならない領域だが、いずれ逆の目が出る日が来るということを心の糧にするしかない。



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東3局、22400点持ち同点3着目の西家。

入り目絶好、25pがやや薄いのが気がかりだが、10人に8人ぐらいはリーチしそう。


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しかし、ドラを掴んで7700の放銃。

何気ないこの一つの放銃だが、鳳凰卓でラスになるためには十分だ。

下家はかなりバラバラなところから仕掛けていってのこのアガリ。

赤が1枚ある時は、ドラ単騎のアガリがかなり破壊力のあるものになる。赤入り麻雀ではかなり有効だろう。

ちなみに25pも白も山に2枚ずつだった。



case6
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東4局1本場、31200点持ちトップ目の北家。

ラス目の西家から先制リーチが入ったところ。

こちらもピンフのテンパイが入ったが、さてどうするか?





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追っかけに踏み切った。

ドラなしピンフにつき、やや躊躇うところ。

上家に対する安全牌が乏しく、危険牌を持ってきても回り切れるかどうか微妙につき、それならばリーチの方が得策と考えた。

8sは直近2枚切られているが、総合的には悪くない待ちにも思える。


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リーチ棒ごと最短で持っていかれました…

ダマでも7sは切っちゃうんじゃないかな。


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2枚セットで乗ってハネ満になるパターン。

安目で良かった!と言える大人になりたい。

ちなみに、47sも58sも山に4枚ずつだった。

出アガリが効くならドラツモの変化を待つのも一考か。



case7
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同半荘、29800点持ちトップ目の親番。

あれからなんだかんだダマでアガったりしてトップ返り咲き。

さすがにこの状況からラスに落ちることはねえべさ。

チートイドラドラのシャンテンと手がまとまってきたところ、3着目からリーチが入って一発目。

さて、何を切る?





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いやいや、上家チートイツ臭い河だけどさ、他に切る牌あるかね?

6mを引っ張っているのもいいアクセントになっている。


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あれ、なんかさっきも見たような…。どんな確率で乗ってんのよ。

6巡目に地獄単騎を一発で掴んで、それがチートイに刺さって裏裏。

トップから一瞬でラス転落して、さすがにこの時は言葉も失ったし、我も失った。

こういうことが続くと、そりゃ完全安牌が1枚ぐらいほしくなるわな。

逆に言うと、序盤の地獄待ちでも躊躇わらずにリーチをすればこういう好結果に結びつくことがあるということで、上家のリーチが見事だったとも言える。

この半荘は、オーラス奇跡的にアガリを拾って何とか3着で終えられた。



case8
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七段降段後の初戦。

南2局、28800点持ち2着目の親番。

下家が抜けたラスで、三つ巴のトップ争いと言ったところ。

テンパイが入ったが、さてどうするか?





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入り目絶好!これは10人中10人がリーチするだろう。

一発ツモ6000オールでラストまで夢見るところ。下家から出て裏1でもいい。


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ところが、僅差の3着目から即座に追っかけが入る。


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うん、知ってる。自身のリーチ一発で持ってくる牌は大体当たりだってこと。


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もう見飽きたって!なぜこんなにきれいに乗るのか。

私なんてカンドラあっても全然乗らないのに。

一発と裏裏が絡んでぴったりハネ満っていうのがあまりに多すぎる。



case9
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同半荘オーラス。17800点持ち3着目の西家。

ラス目の下家とは14100点差の実質1局勝負。

不運はあったが、なんとか3着で凌ぎ切れそう…か?

下家に満貫放銃だけは気をつけねば。


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と思っていると下家から早いリーチが入る。

ドラ切り…ということは、ハネツモ条件を満たしている可能性が高い。これはヤバい!


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死の宣告は突然に、何の前触れもなく訪れる。

麻雀というのはなんと残酷なゲームなんだろう。


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御無礼!5枚オールです。

こういうアガリはリアルにとっておきたいもの。

この半荘が不調の底になる。今の私はなんとなくそんな予感がしている。



ラベル:不調 降段 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:04 | Comment(4) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月01日

七段降段 回線落ちが頻発

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七段降段した。


どん底まで落ちたと思ったのはどうやら気のせいだったようだ。


最近天鳳において、気になる事例が発生している。

それは、回線落ちだ。


私はノートパソコンから天鳳に接続しているのだが、
これまでの回線環境は極めて安定的で、まったくといっていいほど回線落ちすることはなかった。

ところが、今年の7月ぐらいから、ポツポツと回線落ちに遭遇するようになった。

大抵の場合は、1巡ないし2巡のツモ切りを経てすぐに復帰できるのだが、
稀に1局の半分程度戻れないことがある。

同卓者の動向を見るに、回線落ちの頻度は以前よりやや上がったように感じるが、みなさんはどうだろうか?


私の回線環境が変化したわけではないので、もしかしたら天鳳のサーバーが脆弱になっている可能性がある。


ちなみに、回線落ちが降段の直接の原因となったわけではないことは申し添えておきたい。

回線も実力の内であり、天鳳における成績は何ら言い訳の効かないものであることは承知している。


とはいえ、集中力がとぎれるし、止まるたびに自分が落ちたかもと不安を抱えることは精神衛生上良くないことも確か。

気持ちよく麻雀を打つために、確かな回線というのは重要なのだと再認識した。

今後も動向を見守りつつ、このブログで報告していきたいと思う。


さて、今回はこれに関連して、回線落ち特集だ

回線落ちが織り成すドラマというのは意外と侮れない。

冷や冷やした場面のオンパレードをご覧いただきたい。



case1
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私が回線落ちをするようになったのには、ある伏線がある。

7月の始めに天鳳のサーバーがダウンした。

これはその時の半荘である。

南1局、22600点持ち2着目の北家。

かなり苦しい手牌をもらっているが、3巡目、この画面で止まって動かなくなる。

ははあ、下家が回線落ちしたな、とこの時は思っていたのだが、自分が落ちたと気付くのはその後間もなくだった。

再起動を何度も試みるも、まったくもって戦線に復帰できない。

私は焦っていた。

しばらくたって、ようやく再起動に成功し、戻ってみると…


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こうなっていた。

南3局、2800点のラス目になっとる!

この数局の間に一体何があったというのだ。

全部ツモ切りだとしても…20000点も減るもんかね?

唯一の希望は、3着目の対面も6200点と痛んでおり、ラス回避にはまだ望みがあることだ。


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あのクソみたいな配牌が、2000点に仕上がった。

さあ、オーラスの親番だ。


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必死に形テンを入れるも、対面にアガられ、無念のラス終了。

やり場のない怒りに放心状態の私だった。


しかし、後日運営からサーバーダウンの旨が伝えられ、それによってラスを被った者は申告により、成績の修正およびラスにより失ったポイントの返還という措置がとられた。

これにて私の失った150ptは戻ってきたわけだ。


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私が落ちた直後の状況がこれ。

下家以外の三者が落ちている。

一人やりたい放題の下家だが、手牌はバラバラ(笑)


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好ツモを見るも無残に河に並べ、挙句、ドラをポンされる。

また見事に親もアガれそうな手だこと。


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これだけ好牌を河に並べたら、そりゃアガるでしょう。この12000が痛打。

河と合わせたら四暗刻になっていてもおかしくない。もったいない!


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南3局、私が復帰したほぼ同時に対面も復帰していた。

個人差はあれ、サーバーダウンの同時性を物語っていると言える。


私がちょくちょく落ちるようになったのはこのサーバーダウンが契機となっている。

「落ち癖」とか、「落ちウイルス」のようなものが存在するのだろうか?



case2
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南1局、トップ目の上家が回線落ちする。

トップ目が落ちてもなかなかラスまでは落ちてくれないので微妙だが、それはそれとして。


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上家、3巡のツモ切りを経て、戦線に復帰。


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おーい!あんた落ちてたやん!

わりとよくある回線落ちの先制攻撃。


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結果は上家の一人テンパイで流局。

このように、回線落ちが結果にさほど影響を与えないケースも実戦では散見される。

自身がこうなることを願うばかりだが。



case3
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東4局、22700点持ち3着目の親番。

やや遠い仕掛けを入れたところ、対面からリーチが入る。


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何を切るか?





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かなり危険だが、5p勝負とした。

赤を引いたし、受けも効かない形なので、ゼンツ気味に勝負。

4sがリーチの現物につき、仕掛けやすさを考慮した。


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狙い通りに4sを仕掛けて、ようやくテンパイにこぎつける。

よっしゃよっしゃ。


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3sをクリックしたところで、画面が止まる。

3sは河に出ていて、下家のラグが入ったところで止まっている。

経験上、下家が回線落ちしたな、と私は思ったが、実は落ちているのは私だった、というオチ。


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んで、実際の動きはこうなっている。

3sをクリックしたはずなのに、右端の6sが切られている。


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落ちていなければ、対面の3pを捕らえられていた。


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しかも、ノーテン流局で親流れだと。

この局、本来ならば2900は3200+リーチ棒3本で6200点の収入となるはずが、逆に1500点の失点。

せめてクリックした通りに3sが河に出ていればテンパイ料はもらえたのに…

5p勝負してテンパイまでやっと漕ぎ着けてこれからって時にこの回線落ちはあまりにもタイミングが悪すぎる。


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次局、必死こいて戻ってきてみるとこの状況。

好配牌だが、第一打の8p…こんな時に限って好ツモだ。


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8pを逃していなければ、ここで絶好の三面張テンパイ即リーチだった。


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テンパイが遅れ、対面にアガられてしまった。


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第一打の8pに間に合ってさえいれば、1300・2600もしくは親番続行で2600オール。

前局含めてどれだけの損を被っているか。

この半荘、最終的にはほんとにギリギリでラスを回避の3着だったが、通常ならトップでも全然おかしくなかった。

回線落ちの損としてはこれが最大だが、case2のように影響を与えない場合もあれば、タイミングによってはこのぐらい損失を被ることもある、ということ。

これでラスだったら、ほんとやってらんねー、となるところ。



case4
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南3局、17600点持ち2着目の親番。

ピンフドラ1をダマに構えていたところ、ラス目の上家からリーチが入る。

さて、どうするか?





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ここで回った。

ダマに構えているのはこういう事態に備えて。

親を無傷で流せれば、終局が見えてくるからだ。


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ところが、ここで回線落ち。

ひえ〜危険な1pがツモ切られとる。


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即座に戻ってきて事無きを得る。

上家の一人テンパイで流局。


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一発目の9mは当たりだった。これを打っていると8000で一気にラス転落。

タイミング悪くここで落ちていたらと考えると身の毛もよだつ。

こういう不安感に無意識的に苛まれることが続くと、安心して打てないし、集中力を持続することができない。

メンタルに間接的にも影響を与えるのが回線落ちだ。



case5
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南2局、微差ラス目の親番。

一応チートイツのテンパイだが、さてどうするか?





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リーチとした。

上家の仕掛けにプレッシャーを与えつつ、場況的にもいい待ちでしょう。


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ところが、ここで回線が落ちる。


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慌てて戻ってきたら、なんとかアガリ牌に間に合った。3200オール。

回線落ちが頻発するということは、いずれ河にアガリ牌を並べる、ということだ。

安心してリーチを見ていられない、これは由々しき事態である。



case6
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南2局、33900点持ちトップ目の北家。

2着目の上家が回線落ちする。


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上家は47sでテンパイしているが、回線落ちしているので下家の4sを当たれない。


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チートイツでテンパイしている対面が、今出た4sに待ちをチェンジする。

親の現物ということを重視したのだろう。


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ほどなくして、上家が戻ってきた。


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さらに待ちを変えた対面が、4sに手をかけると、今度は上家にロンと言われる(笑)

傍目に見ると滑稽だが、本人はたまったものじゃないだろう。

本来ラス目が3900放銃となるはずだったが、3着目が放銃となり、ラスが入れ替わる。この半荘はそのまま対面がラスで終了した。

回線落ちが発生すると、こういう紛れが起こりやすくなって、やりにくいと私は感じる。

仕方ないとはいえ、自身だけでなく他家も巻き込んでしまう側面があって、公平な勝負に水を差してしまう。


自身の回線環境を整えることが、白熱した勝負の前提となっている、プレイヤーは多かれ少なかれこのことを意識しておく必要がある。

そして運営さん、天鳳サーバーの増強をよろしくお願いします。



ラベル:回線 不調 降段 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:37 | Comment(4) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月28日

七段降段 テンパイからオリられない病

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七段降段した。


七段まで落ちるのは実に一年ぶりのこと。

何人乗っても大丈夫、なんて物置のCMよろしく、私にとっては何戦打っても大丈夫、というのが七段降段ラインだったが、ついに決壊した。


不調の要因としては、めくり合いに負ける、交通事故に遭う、といった不調イベントが重なったというのはあるが、
新しく試みた戦術がイマイチ噛み合わなかったこと、
それから表題のとおり、押し引きの部分で天鳳的には損な選択に寄ったことが、ラス率の上昇に繋がってしまった。



一日の最初の5戦ぐらいは非常によく打てていると思うのだが、
それ以降は徐々に集中力が低下してミスが増える傾向にある。

打ちたい気持ちとの折り合いをどのようにつけるか、というのが今後の課題だ。


降段直後の肩書は気恥ずかしいという気持ちでいっぱいだが、
八段底辺にいるのも七段原点に居るのも事実上は変わらない。

変に肩書を気にして麻雀が崩れる方が実害が大きいだろう。
降段の事実を受け止めた上で、気持ちを切り替えて、自分の麻雀を打てるように努めたいと思う。


さて、今回私はどのような押し引きでの失敗があったのだろうか。

実戦でも似たような場面は確実におとずれる。

成績に影響する押し引きの場面、みなさんも一緒に考えていただきたい。



case1
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(FRASH版の画像ですが鳳凰卓です)

東3局1本場、供託リーチ棒が1本。ほぼ点棒に動きなしの北家。

イーシャンテンのところ、上家から3mが出た。

バックのテンパイに取れるが、これを鳴く?





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チーテンに取った。

メンゼンで進めても打点が伴わなそうなので、ここがすんなり鳴けるなら、と。

巡目的に白を1枚抱えている他家からすぐにこぼれてもおかしくない。

供託に釣られたわけではないが、おまけとしてついてくるならなかなかに魅力的だ。

これがテンパイでなければ私は仕掛けない。


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ところが対面から早いリーチが入って一発目、引かされたのはドラそのもの。

さて、どうしよう?





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これを勝負するも、アウト。裏は乗らずも一発つきで8000。

通っていないスジも多く、ドラが特別危険というわけではないが、当たってしまうと確実に高いのがこの場合の難

とはいえ、この巡目から白のトイツ落としでアガリ放棄というのも気が進まない。

アガリに望みをつなぐとすれば9p切りだが、後が続かない。

そもそも、リーチに対して簡単にオリるつもりでペン3mを仕掛けたわけじゃない。

ある程度勝負をして、中盤から終盤にかけて危険度が見えてきたところでオリるかどうか選択する、というのがベストのように私は思う。

つまり、仕掛けた以上は私の中ではこの勝負は必然で、放銃に対する後悔はまったくない。

この局にミスがあったとすれば、それは安易にバックの仕掛けに取ったことであり、安直な仕掛けの怖さというのが見て取れるのではないだろうか。

ちなみに、牌山を開けてみたところ、白は山の奥深くに眠っていた。

絞られても苦しく、不確定要素が大きいバックは使いどころがなかなか難しい。



case2
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東2局1本場の親番。

1枚目の白をふかし、手の形が整ったところで2枚目をポン。

これはベストに近いタイミングで鳴けた。


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上家から出てきた7pをチーテンに取る。

河からも見え見えの47pが先に鳴けたのは大きい。

しかも三色の高目につき、感触も十分。


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ところが、対面からリーチの声。


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5mはスライドできるな、と思っていると2mの方をツモ。

さて、どうしよう?





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これを押すと、当たり。裏1の8000と言われる。

ピンズが分断されていて、危険スジはそこそこ絞れている状況。

待ちはソーズか、69pか、25m36mかといった感じ。

ドラまたぎで残っているのは25mしかなく、ここで打つとほぼ確実に打点がついてくるのが嫌なところ。

私はこの局を一つの勝負所と見ていたため、ゼンツレベルで突っ張る覚悟だった。

47sも山にはいそうだし、十分にアガリ目があると見ての勝負だ。

私はこの放銃に悔いはないが、天鳳的にはここでヤメるというのも十分にあるだろう。

8m連打できるので、放銃を回避しながら場合によってはテンパイ復帰も見込めるからだ。


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実際にはこの通り。

47sも25mも都合2枚ずつと、47sが特別強いわけではなかったし、ツモ筋に47sはいなかった。

この2mを止めていれば対面にアガリはなく、流局となっていた可能性が高い。

5mなら回れるだけに、このスジだけは止めるという考えもあるだろう。



case3
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東1局、下家が6000オールを引きアガり、1本場。

さらに親がリーチで畳み掛けてきたところ。


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回っていたら切れない3mが重なり、上手くポンテンに取れた。


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最後の最後に持ってきたのは2s。

さて、どうしよう?





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さすがにこれはヤメた。

親の河からは危険スジが見えやすく、この2sは相当に危険度が高い。

親以外の三者は横並びにつき、がむしゃらにテンパイ料を取りに行く場面でもない。

ここの判断は比較的わかりやすいだろう。


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2sは当たりではなかった。むむっ。

親の待ちは58mでドラが雀頭だった。



case4
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東4局、28800点持ちトップ目の北家。

ラス目の親から先制リーチが入ったところ。

こちらの手は形になっておらず、はい撤退撤退。


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ところが、赤やドラを続々と引き込み、まさかのハネ満テンパイに。

こうなれば5sぐらいは勝負する。


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4pを持ってきて、好形変化だが、巡目は残りわずか。

さて、どうしよう?





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4pをツモ切るとロンで5800。

親の河は手なりで、待ちはなんでもあるところだが、最終手出しの1pをどう見るかというところ。

私の手に赤5pがあるのでカン4pに受ける要素はそれほど強くない。

ピンズの下も周辺がそこそこ見えていて、1p周りの危険度はそこまで高くなさそうに見える。

私が考慮したのは、この巡目ならアガリやすさよりも安全度で、5pの方が愚形含めてやや危険度が高そうに見えた。

ほら、5pとか対面が持ってそうだから、実質ワンチャンスぐらいかな、と。

両面でもシャンポンでもこの巡目ならアガりやすさに大差はないと思ったからだ。


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親の入り目は、この形からペン3pだった。

1p最終手出しは手牌に十分に関連していた。


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んで、その後を見るとこう。

5pを切っていると、放銃を免れたばかりか直後に3pでハネ満のアガリがあった。

行って来いでどれだけの得失点差なんだ。これがあまりにも痛く、この半荘はラス。

「危険度が微差の場合は広く受けて最大限アガリを見る」

痛恨のラスと引き換えにこの教訓を得られた放銃だった。



case5
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東4局、微差ラス目の親番。

対面が白を切った直後に白が重なり、この手牌。

打点は約束されているので、上家から出たドラまたぎから仕掛けていく。


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上家からリーチが入るも、やや薄い47pが捌けた。

これなら勝負になる。


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最終盤に持ってきたのは、ドラそのもの。

さて、どうしよう?





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えいや!と押すもアウト。裏は乗らずも8000。

こちらも打点があるとはいえ、さすがに危険度も放銃時打点も高すぎたか。

暴牌のそしりを免れないが、3巡前ならむしろ止まったかも。

この巡目だとドラにくっつけての復活テンパイの可能性がかなり低くなってしまうからだ。


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当然他家からは出ないのでアガリの確率は低いが、白はまだ山にいた。

ここで回ってもテンパイ復活は無理だった。

これは天鳳的には押しすぎで、勇み足だった感も否めない。

この半荘はこれが響いてラス。



case6
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東2局、27000点持ち微差トップ目の親番。

上手く5800のテンパイを入れたところ、下家からリーチが。


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6mを持ってきて、どうするか?





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押した。

カン6mも含めて、結構な危険度だが勝負した。これは無事通過。


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次巡持ってきたのは、5s…に色がついている。

さて、どうしよう?





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これを押すと、はい当たり。裏が1枚で6400。

これは2無スジなら押さない。8sが通っているのでギリ押した。

2mはわりと拾えそうと思っていたので、それも押しの要素となっている。

よく見たらリーチのみじゃないか!赤なんか、嫌いだ〜。

裏なしの3200でもまあいいか、となるところ。


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2mは下家が掴むはずだったが、対面の巧妙なチーで食い取られていた。

動きがなければ逆に5800のアガリだった。

2mが悪くないという感覚は間違いではなかった。


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イマイチだとすればこの仕掛けか。

打点は上がるがドラ表示牌の苦しい受けが残ってしまう。

上家はドラ切りなら2mも切るでしょ、という意図だが、ドラ切り者には往々にしてそれ相応の手が入っている。

成績が悪い時はこのように目先の利益に釣られた焦った仕掛けが多い。



case7
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同半荘、放銃の次々局。

親がオタ風から2フーロ後、下家からリーチが入る。


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上家から出た都合5枚目の58mをチーしてテンパイに取った。

周辺が切られて7mの安全度が高くなったタイミング。取るならここでしょう。


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すぐさま持ってきたのは、6s。

さて、どうするか?





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いやいや、これは切っちゃダメでしょ。

親に刺さって7700。

リーチには通りやすいとはいえ、ホンイツ仕掛けの親には2分の1ぐらいで当たるスジ。

たまたまカン6sだったが、36sでの12000まで十分に考えられるところ。

実はこの試合、降段戦で、先ほどの赤5s放銃から完全に冷静さを失っていた。

普段通りの麻雀が打てない降段戦のプレッシャー、おかしなバランスで打っているプレーヤーはそれと対峙している可能性がある。

この半荘はオーラス起死回生のハネ満ツモで辛くも3着だった。


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8mチー自体に問題はないだろう。

直後の6sでテンパイの誘惑に負けずに冷静に対処できるか、というところである。


麻雀において、「仕掛けてテンパイに取ったらオリるな!」という金言がある。

仕掛けても勝負の姿勢を忘れず、覚悟を持って捌く、ということだが、
最近の私は仕掛けテンパイからのゼンツ傾向が強く、それが天鳳においてはマイナス方向に作用している。

勝負の姿勢を持った上で、天鳳によりマッチした押し引きバランス、そのへんを修正していきたいと考えている。



ラベル:天鳳 不調 降段
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2019年04月14日

八段降段 真珠じゃないのよ段位は hoho〜

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八段降段した。


成績自体はさほど悪いというわけではないが、
真綿で首を絞められるようにジワジワとポイントが減っていくのが高段位の特徴だ。


久々にR2300の大台に乗せ、一時は十段まで残り500ptというところまで行ったが、思い通りには行かなかった。


実に20戦は下らない降段戦を経て、粘りに粘ったがあえなく力尽きた。

降段戦の気合いが入りすぎたためか、降段時は茫然として我を失っていた。

誰もが味わったことのある辛い瞬間ではないだろうか。


不調での降段という感覚はあまりなかったが、降段時のRが2200付近と高めなのが、それを物語っている。



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0ptの瞬間。

ここから500pt程度まで持ち直したものの、さすがに運命には抗えなかった。

私の場合は昇段戦よりも降段戦の方が気合いが乗って、いい麻雀が打てている気がする。

火事場の馬鹿力、という言葉もあるように、逆境というのは人に大いなるエネルギーを与えるものなのかもしれない。



さて、今回は粘った降段戦の一端を紹介したいと思う。

天鳳の場合、降段戦における降段確率は単純に考えても4分の1。

そう考えると、意外と簡単には降段せず、粘っている気にさせられているだけかもしれないが、それでも通常の対戦とは意味合いが違うのは間違いない。

降段しそうで降段しない、ヒリついた状況を長く楽しめるのも天鳳の醍醐味の一つかもしれない。

それではどうぞ。



case1
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降段戦。残り90pt。

開局に親に11600を打ち上げ、9400点持ちの2本場。

上家からリーチが入って一発目。

こちらもテンパイが入ったが、出ていくのは赤5pと間が悪い。

さて、どうしよう?





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即リーチとした。

私のスタンスとして、これは基本が即リーチで、それが最も期待値が高いと考えている。

一牌の後先が勝敗を分ける性質上、テンパイ取らずに58sを先に打たれた場合、この手の成就率はグッと下がる。

3mや5mが安全なわけではない以上、ここは腹を括って勝負の方がいいと考えた。


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決して焦ったわけじゃないんだからね!


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この瞬間に降段も覚悟したが、満貫まで。

これにて残り800点となり、リーチがかけられない状況に。


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ちなみにここから9pを切って迂回したらどうなったかというと、ドラ引きで再テンパイし、なんと5sで先にアガリがあった

一発目の赤ということも考えると微妙だが、迂回して先にアガリがあることの方が稀で、基本は一牌勝負の捲り合いに持ち込んだ方が勝ち味が早いと私は思っている。


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次局、トップ目にツモの声。

さすがにこの瞬間、降段を覚悟した。


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うへぇ、700・1300でギリギリ100点残った。

とはいえ、この時点で降段確率は99%ぐらいはあるだろう。


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次局、チートイツイーシャンテンから選択となったが、ここから何を切るか?





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緊急事態につき、とりあえずリーチ棒を取りにいかなければならない。

普段は温存する可能性のあるドラでも、ここは効率を犠牲にできない。このドラにポンの声。


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結果、きわどくチートイツが間に合い、対面から3200。

これによりリーチ棒をGET。

私を助けてくれるのは、いつだってチートイツだった。



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次局の親番、赤赤のチャンス手からカン4sが出たが、これを鳴くか?





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スルーした(ラグあり)。

大抵の人はこれを緩手と見るだろう。

ただ、私はこの4sが場況から急所ではないと踏んでいた。

キワの局面で陥りやすいのが焦った仕掛け。

これがそれに当たるかは微妙だが、自滅に結びつく仕掛けの危険性というものを私は数多経験し、見てきた。


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ピンズが好形変化し、上家のリーチ宣言牌を満を持してチー。

先仕掛けは基本不利で、相手の動きに合わせてこちらも動いていくのである。


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トップ目から現物の4sがツモ切られ、5800のアガリ。

これで俄然ラス回避に向けてやる気が出てきた。


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この局面で4sから仕掛けていると、次巡の3pツモでカン4p待ちになるが、それだとおそらくアガれていない

トータルでは4sチーの方がアガリ確率は高まると思われるが、4sスルーが悪いというわけではない。

常識的な判断が正解になるかどうか、それを感覚で判断していくのである。


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親番2本場。

流れを捉えつつあるここは、絶対に間違えられない。

ここから何を切るか?





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7p切りと迷ったが、感覚に従って9s切りとした。

尖牌(3・7牌)が手の内に目立ち、牌形的にもトイツ場の可能性がある。

効率を犠牲にしてもそれを目指す価値はあるので、9sの合わせ打ちとした。


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選択肢にあった7pが重なり、感触十分。

これでトイツ手の流れに乗った。


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上手くテンパイが入ったが、さてどうしよう?





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3p待ちでリーチと迷った末、ダマにした。

通常ならば足止めも兼ねてリーチ、それが正解だろう。

しかし、本流とは言えない中、この手にはまだ先がある。


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ドラをツモって電流が走る。これだ。


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即リーチから、上家の仕掛けも入って、ツモ。


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実に鳳凰卓二度目のチートイツドラ単騎待ちリーチのツモ。ここでくるか〜。

裏も乗って8000オールで一撃トップ捲りとなった。

次局、対面が飛んでそのまま私がトップ終了に。


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降段戦残り100点からのトップ捲りということで感慨深い一戦となった。

巷のセオリーから外れたところで、自分らしく打ったことが結果に結びついた。

これがあったからもっと粘りたかったのだが、幻のドヤということで。


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残り180pt。

東4局、残り600点ちゃかない。

上家の親からリーチが入っているが、どうするか?





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カン6p受けとした。

ここは上家への危険度は考慮せず、山にどちらがいるかのみ考える。

上家の1p切りがやや早く、下家の8p切りがやや早いことより6pの方が山にいそうにみえる。


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ビンゴ!対面の仕掛けにより6pが流れてきて、2000・3900。

次局の18000に結びつけ、3着終了。


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6pは山に残り2枚、4pは1枚しかなかった。

アガリに近くなればなるほど、感覚よりも理の比重が高まる。

ともかく、理屈抜きで絶対に間違えられない局面。こういうのを間違えると瞬殺されてしまう。



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残り90pt。降段戦。

オーラス16000点持ちラス目で迎えた親番。3着目との差は2900点。

配牌を見なければこの時点での降段確率は7割は超えるだろう。

下家から自風の東が出たが、これをポンテンに取るか?





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取った。

ここは直撃かドラツモのアガリで一旦捲れるので取った。

一気に行こうとしても劣勢時は上手くいかないもので、オーソドックスにコツコツと行くのも大事だ。


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この手がスルスルとスライドしていき…


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予想外に345の三色に変化していった。

この局面では3pよりも6pの方がやや安全度が高い。


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そして、当初の安目となる3mだが、三色付きで1000オールに。

まさかのおまけがついて、一旦3着捲りに。

最初の形を見てもらえば、相当に難しい変化であることがわかるだろう。


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次局はおまかせして、ギリギリラス回避に成功。

最初のスライドからはまったく想定していない345の三色が私を救ってくれた。

こういう変化があるから構想力は重要と言えるだろう。



case4
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降段戦。残り90pt。

南3局、20300点持ちラス目の西家。

400点差の3着目、上家からリーチが入って大ピンチに。


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一歩進んだが、ここから何を切るか?





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ノーテン罰符も非常に重要ということで、2pをやや押し。

次巡、4mツモから好形変化となったが、さてどうしよう?





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よっぽど1mを切ろうかとも思ったが、1p切りとした。

1mを勝負してもカン3sがネックで、ソーズ自体も切りきれないため。

前巡に押しの判断をしているところからの方針転換は容易ではなかった。


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結果、上家の一人テンパイで流局。

上家は開けてびっくりのメンホンで、1mはまんまと当たりだった。

通常はダマで十分なはずだが、下家の迷った中ポンを見て即リーチの判断に踏み切ったようだ。


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上家がダマなら下家が即放銃でトップ捲りの公算大だった。

さすがにソバテンの1mは匂いすぎたか。

私の1mも冗談ではなくギリギリのところで止まった。


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ピンチの後にチャンスあり、とはよく言ったもの。

次局は7700をアガりきって2着捲り。

辛抱する木に花が咲いた瞬間だった。



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降段戦。残り145pt。

オーラス1本場、15100点持ちラス目の北家。

3着目とは6900点差。

この点差は1300・2600ツモでも同点で座順負け。

なんとしてもこの手を満貫ツモまで昇華させなければならない。


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やっとこイーシャンテンだが、遅い。

残されたライフはあと6巡しかない。


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焦りのピークの中、終盤に3着目が放った3mに親のロンの声。

ギリギリ手の内に留まっていた3mだ。


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ちらっとドラドラが見えてよもや?と思ったものの…


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期待は泡となってはじけた。

3着との差は800点、わずかな差だがあまりにも大きな差だった。

放心でしばらく動けなかった。

あの時、リーチしてなかったら、などとは思わないことにしよう。



case火事
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降段後に乱れ打っていると、この局面で、

けたたましい警告音とともに…



「火事です!火事です!5階で火事が発生しました。直ちに避難してください!」

と、火災報知機の連呼。

さて、あなたならどうする?





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私は天鳳をブン投げ、着の身着のまま外に飛び出した。

命あっての天鳳、ラス回避よりも災害回避だ。

炎に包まれながら天鳳を打つ姿ってのもある意味美談だが。


緊急時でエレベーターが止まっている。私は転げ落ちるように階段を駆け下りた。




消防車が到着し、固唾を呑んで見ていると、どうやらボヤで済んだ模様。

部屋に戻ってきてみると…


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この画面だった。

奇跡のラス回避!上家さんには借りができちまったな。


回戦落ちにも色々あるが、自然災害や人為災害など、突然の災害は誰の身にも起こりうる。

回線落ちに喜んだりイライラしたりするばかりではなく、回線落ち者の身を慮(おもんぱか)る、そんな余裕を持って打ちたいと思った私であった。



ラベル:天鳳 降段 不調
posted by はぐりん@ at 23:57 | Comment(9) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする