2021年01月31日

赤を晒さない 警戒を緩める晒し方

前回は、赤を晒すことにより守備力を重視する仕掛け方の重要性について説いた。

危険牌や懸賞牌を積極的に晒すことで、状況の変化に対応しやすい、受けに強い形を残すことができる。

そういう意味でも、赤を晒すのは仕掛けの基本と言える。


それでは、逆に赤を晒さない方がいいケースはあるだろうか?


四萬五萬赤五萬六萬六萬三筒四筒赤五筒八筒八筒赤五索六索西ドラ北出る七萬

真っ先に思い浮かぶのはこういう手だろう。

仕掛けて満貫ぐらいあって、高さがバレていない時。

赤を晒してしまうと、打点の匂いが醸し出てしまうので、黒5の方を晒すと。

しかもこの場合は赤がスライドで出ていきづらいので、なおさら赤を晒さなくても良さそうだ。

ドラが何枚か見えていたら、ますます匂いを消したくなるかもしれない。


チーテンの時点でほぼオリないため、赤を晒す必要は常にないように見えるが、

二萬三萬四萬四萬赤五萬三筒四筒赤五筒八筒八筒赤五索六索西ドラ北出る三萬

例えばこういう手なら、5mツモ時のスライドを考慮して赤含みでチー、手牌を外側に寄せておく方が失敗は少ないだろう

ただしそのメリットは微細につき、どちらが得かの判断は土俵や他家の雀風によっても変わってくるかもしれない。


このように、自身の打点の影を見せたくない、警戒させたくない時に赤5を晒さないことは時に大きな効果を発揮することがある

また、仕掛ける形によっては赤5を晒すことがさほどメリットにならない形もある。

それでは実戦例から見ていこう。



case1
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開局の西家。

マンズに寄った手牌だが、ここから何を切る?





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1pのトイツ落としとした。

チートイツ好きの私でもこれはホンイツ、行くよね〜。


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上手く北を重ねてホンイツイーシャンテンまで漕ぎつけた。

上家から4mが出たところ。

これを鳴く?鳴くならどう鳴く?





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赤含まずの56mで晒した。

これを23mで晒してしまうと、

四萬赤五萬五萬六萬六萬七萬八萬八萬北北ツモ五萬

次に5mを持ってきた際に2mとスライドできずに不自由な形が残ってしまう。

複合形でも慌てずに、危険牌を晒すことを心がけたい。

コツとしては、連続形ができるだけ横伸びになるように仕掛けると、スライドや待ち変えに柔軟な形が残りやすい。

4mが4枚見えていて、マンズの下の安全度が高いため、ここを積極的に残すようにする。


44774.jpg

あっさり北が出てきて、3900GET。

5mが出ていかないという点に加え、明らかにマンズの高い河につき、赤を晒してしまうと警戒される恐れがあった

実際赤を晒していたら北は止められていたかもしれない。

複合形が多く打点が伴いやすい染め手では、赤を晒さない工夫がしやすいと言える。



case2
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東4局1本場、35600点持ちトップ目の親番。

上家から中トイツ落としのリーチが入っている。

直後に出てきたのはここしかないドラ。

さて、どう晒す?





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黒5で晒した。

対面が8pを通しているので、スライドにメリットがない。

それならば打点を見せない方がプレッシャーは少ないと考えた。

複合形でも1通りしか鳴きパターンがないカンチャン形は、スライドのメリットが小さい。

スライドする場所を選べないので。


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なかなかアガれずに終盤持ってきたのは一個ずれた4s。

残りツモは3回だが、さてどうしよう?





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3s切りとした。

この場況で25sが1枚も場に見えていない。大概こういうケースでは25sは固まっているもの。

この巡目なら、感覚的には両面もシャンポンもアガリ率に差はなく、危険度も踏まえると安全な3s切りが優位に見える。

終盤がまるまるあるなら枚数重視に受けたかもしれない。


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これが上手くハマって、3900オールに。

25sは固まっていて、両面もシャンポンも山に2枚ずつだった。

赤を晒していた場合、対面はもう少し堅く打つことが想定できるので、リーチと直対になる可能性が高まっただろう。

自身のアガリを最大限見たいなら、赤はできるだけ晒さない方がいい。



case3
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東3局1本場、23500点持ち3着目の西家。

ホンイツイーシャンテンのところ、上家から4sが出た。

これを鳴く?鳴くならどう鳴く?





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黒で晒した。

河がやや派手とはいえ、一鳴きホンイツテンパイとまではバレにくい状況。

こちらの手は7700確定につき、できるだけ打点の匂いを消したい。

スライドに優位性はないものの、赤を晒すメリットとしては東ツモにおける変化時に、69sのノベタンを選択できる

このメリットはそこそこ大きいのではないかと思う。


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すぐに出てきて思惑通りの7700。

これが簡単そうに見えるが、鳳凰卓ではアガリ切るまでが本当に大変なのだ。

特に私はフーロ率が低いタイプということで一つでも仕掛けると警戒されやすい。

ということで、変化よりも警戒されない黒フーロを優先した。

さすがのzeRoさんでも止められなかったことから、作戦は成功したと言えよう。



case4
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開局の北家。

親からリーチが入っていて、合わせ打ちで6pが出てきた。

これを鳴こうと思うが、さてどう晒す?





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赤含まずの45pで晒した。

5pがもう1枚あるので、スライドすることになっても赤が出ていかない。

当たり牌の36pが現物で、ドラがタンヤオ牌の4mにつき、赤を晒してしまうとこちらも過度に警戒される恐れがあると考えた。

赤を晒しても基本的に問題はないが、状況的に他家を警戒させない方が親を流しやすいだろう


それでは、カン6pではなく両面で晒した意図はどういうところにあるのだろうか?


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このツモだ。

4pをツモってきた際に、4pと7pの選択ができること。これが7pを残した一つのメリットだ。

44556pの形が残っていると、47pの選択が効かないことがわかるだろう(その場合は現物の6pを切って凌げるが)。

基本的には横伸びの形を残しておいた方が、スライドが効きやすく、柔軟なテンパイ維持が可能になりやすい。

さて、ここから何を切る?





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4pツモ切りとした。

4pはダブルワンチャンスで愚形にも当たりにくい。

7pはカンチャン、ペンチャンと多様な待ちのパターンが残っている。

結局、7pの方が危険で切れないので結果は一緒じゃん、と思われがちだが…


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最後に持ってきた8p、これを使い切れることが大きいのだ。

7pを含んだチーをしてしまうと、この8pをツモって右往左往してしまう。

トータル的には最も安全度の高い凌ぎの手順を遂行できたはずである。

これを為すために一つの晒し方がいかに重要かということがわかるだろう。


アガりやすさを得るために赤を晒さないという判断をし、かつ後々凌ぎやすくなるように晒し方を工夫する。

何気ない一つのチーだが、様々なエッセンスが含まれている本局となった。



このように、打点で警戒させないために赤を晒さない手法は、ある程度感覚や裁量で行っても問題ないだろう。

長引いた際に、凌ぎやすい形にしておくことの方が重要なので、それを意識しておきたい。




ラベル:天鳳 鳴き
posted by はぐりん@ at 19:28 | Comment(2) | 鳴き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月24日

晒しスキル 赤は基本晒して鳴く

さて、初登場のテーマは、仕掛けの際にどのように牌を晒すかという晒しスキルだ。


一見何気なく見えるが、牌の晒し方というのは非常に奥が深くて、複合形でどのように晒すかというのははっきりと腕の差が出る

晒す際に最も重視することは何かというと、自身の守備力が上がるように晒す、ということである。

仕掛けて自身の手牌が短くなっている以上、相手に対する受けを重視するのは当然とも言える。

そういう観点でいくと、赤やドラ、二筋にまたがる456牌など他家に対する危険牌は積極的に晒すのが間違いが少ない

なぜなら、晒した牌は絶対に切ることができないからだ。

また、それらを晒すことで、再び危険牌を持ってきた際にスライドしやすい、というメリットも生まれる。


単純に危険牌を晒すと言えば容易く聞こえるが、生牌と内側の牌のどちらの危険度を優先するか、スライドする牌はどちら側の危険度が高いか、など状況ごとに危険度に差が生まれる上に、将来のスライドまで考慮すると晒し方に迷いが生じることも少なくない。

実戦で逡巡してしまうと、複合形からの仕掛けであることがバレてしまうなど、多大な情報源を相手に与えてしまう。

些末な差に捉われて、大局を見失うことがないように、基本的にはシンプルに今現状の危険牌を晒すことを心がけておくのがいいだろう


晒しスキルに総合力が問われる理由がもうひとつある。


三萬四萬七萬七萬三筒四筒五筒赤五筒六筒五索六索七索北ドラ三筒出る四筒

上記の手牌で、上家から4pが出た。どう鳴くか?


この晒し方にはなんと4パターンもある。


チー三筒赤五筒チー三筒五筒チー赤五筒六筒チー五筒六筒

カンチャンと両面の形で2通り、赤か赤じゃないかで2通りの合計4通り。

危険牌を晒すという基本に従うと、ドラのスライドも考えて、三筒赤五筒で晒すのが正解となるだろう。


仮にこれがネット麻雀なら、晒すパターンが選択肢で示されていたりしてワンクリックでチーすることも可能だろう。

しかし、これがリアル麻雀だったら?


上記の理牌のまま3pと赤5pをつまんでしまうと、二枚の間隔が空いてしまい、複合形の仕掛けがモロにバレてしまう。

待ちはともかくピンズの周辺を持っているという本来与えなくていい情報を与えてしまうことになる。

それが嫌(めんどくさい)なので、56pの晒しやすい方で晒すと。

そうしたら、ドラを持ってきてしまってスライドできずに、親のチートイドラドラに放銃してしまった。

こういう事例は、思いの外多いのではないだろうか。


リアルの場合は何を鳴くか・どう晒すかの前準備の他に、どういう理牌にするかという牌の並べ方まで前もって考えておく必要がある。

これが、リアル麻雀において鳴きの敷居が高くなる理由でもあるだろう。


不自然さを隠す理牌は難易度が高く、カチャカチャと理牌をしすぎても鳴きたいことがバレるなど一つの情報にもなるため、個人的には飛ばし鳴きはある程度割り切ってやるのがいいような気がする

多少の牌の並びがバレても待ちが何かまではわからないことがほとんどだからだ。


過去に映像対局で、女流の冨本智美プロが理牌にこだわってとんでもない鳴き間違いをしたことは記憶に新しい。

理牌にこだわらないプロとしては藤崎智プロがいるが、ご存じのとおりタイトル歴多数で実績に関係ないことがわかる。

理牌を極めたいなら、鈴木たろうプロが参考になるだろう。


天鳳のwindows版は鳴く箇所を自身でクリックして指定するのだが、なぜか私はこれが苦手で、カンチャンが上手くチーできないなどの病気を時折発症してしまう。

天鳳無料版は、確か赤入りのチーがデフォルトになっていたはずで、これはこれでわかりやすくて良かった。


それでは、実戦例から見ていこう。


case1
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南3局1本場供託2本。8500点持ちラス目の南家。

3着目の下家とは8000点弱の差。

2着目の対面からリーチが入って、供託リーチ棒3本目が出た。

ラス回避のためにはここが正念場だ。


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上家から3pが出て、これをチーテンに取った。

さて、どう晒す?





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なんとなくカンチャンで晒したくなるが、赤5p込みで晒す。

次に5pを持ってきた際にスライドが効くからだ。

3pがノーチャンスにつき2pの安全度も高く、リーチに対しては6pよりも5pの方が危険に見える。

9pが通っていなければスライドの判断は微妙なものとなるが、赤を晒しておけば間違っても赤が出ていくことはない。


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実際はこう。

対面のリーチに5pが当たるだけではなく、下家のトイトイにも5pが捕まる。

5pがスライドできるか否かでこの手の耐久性が大きく変わってくることがわかるだろう。


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首尾よく引きアガって、1000・2000。

勝負所を制して、本局のみで3着捲りに成功。そのまま3着で終了した。



case2
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東4局4本場、40500点持ちトップ目の南家。

上家から4pが出たところ。

これを鳴く?鳴くならどう鳴く?





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カンチャンの赤で晒した。

対面の河に2pがあるように、全体的には2pの方が安全なので、5pツモ時のスライドに備えられる。

234でチーするメリットは6pツモ時に3pとスライドできることにあるが、現時点では3p自体の危険度も高いため、そのメリットがさほど感じられない。


トップ目なのにわざわざ警戒させる赤の方を晒す必要はない、と考える人もいるかもしれない。

しかし、トップ目だからこそ、受けに強い形で凌ぎやすい手順を模索すべきなのだ。

場合によっては傍観して、局が進むのを待つ。この選択肢が採れることこそトップ目の特権なのだから。


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テンパイまで漕ぎつけたが、ダマで下家がアガって5200。

局が進んでくれればこれはこれで良し。

ちなみに、下家は現在Mリーグで活躍中の瑞原明奈プロ(九段当時)である。

何気なく闘っている相手が未来のMリーガー、なんてことが起こりうるのがネットの世界である。



case3
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南1局、28300点持ち2着目の北家。

ラス目の対面からリーチが入っている。

こちらは自風を仕掛けてホンイツイーシャンテン。

上家から6pが出たので鳴こうと思うが、さてどう晒す?





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赤含みで晒した。

ホンイツが匂う河につき、打点でできるだけ目立ちたくないのが本音だが、7m押しですでにがっつり目立っている。

リーチも入っているので、もはやあまり関係がない。


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ドラまたぎとなる2mを持ってきたところ。

これはリーチには通っていないが、さてどうしよう?





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ここで回った。

ラス目のリーチだけに、慎重に対処しなければならない。

ノーチャンスの8pも安全度としてはかなり高いが、ここは2m周辺のくっつきに備えた。

マンズの下が通っていないので、雀頭を残した方が凌ぎやすいと考えた。


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望外の2m重なりでテンパイ復帰。5pは安全度が高く、切りやすい。


と、ちょっと待ってほしい。

あそこで赤5pを晒していなかったら今どうなっていただろうか?

浮いているのは赤5pであり、ほぼ当たらないとは言っても当たった時がひどい。

赤を晒さずに赤ターツを切り出す抵抗感から8pの方を落としたかもしれない。


相手の攻撃が入っているケースでは危険牌を掴んで回る過程で、このようなターツ落としに発展することも少なくない。

赤が手牌にあると切り出しづらく、回し打ちにおいて柔軟性に欠ける手牌になってしまう。

つまり、特に後手の際は無条件に赤を晒した方が自身にとって得となるケースが増えると考えられるのだ。


77518.jpg

結果、下家から8pが出て2000。

ラス目のリーチをかわす値千金のアガリになった。

対面の待ちはニアピンの36mで勝負手だった。

意外にも47pでのアガリ目はかなり薄かったことから、柔軟な回し打ちが奏功したと言えよう。


このように、赤を晒すことによって、打点を見せてアガりにくくなるデメリットよりも、回し打ちにおいて柔軟性を保てるメリットの方が大きい。

基本的には赤は晒すものとして考えておけば間違いないだろう。



ラベル:天鳳 鳴き
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2020年07月12日

条件付きリーチの気配は一発消し

今回は、一発消しが有効な局面について。

一発消しの使いどころというのはなかなか難しいが、一発消しが最も有効となる場面がある。

一体いつだろうか?



それは、オーラスにおける下位者のリーチが一発・裏ドラが必要などの条件付きリーチの時だ。

不確定要素が減り、順位が確定しやすいオーラスに近づけば近づくほど、一発消しの価値は高まる。

しかし、500・1000で捲られる時にわざわざ一発消しを考える人はいないだろう。

これはつまり、相手が逆転条件を満たしているリーチの場合は一発消しをしても意味がない、ということである。


逆に言えば、逆転条件を完全には満たしていないリーチの時に、一発消しをすべきということになる。

そうは言っても、エスパーでもない限り相手の打点を正確に見抜くことはできない。

これを見抜くことができれば、条件付きリーチの可能性が高い時のみ一発消しをすればいいので、より効率的に一発消しを活用できる。

それらを見抜く方法はないだろうか?



実は、相手のあるアクションから条件付きリーチをある程度見抜くことができる。

重要度の高い点から以下に示していく。


@ツモ切りリーチ

リーチツモ条件ならリーチを躊躇う必要がないため、条件付きリーチの可能性が高まる。
手牌変化を少し待ったが、巡目に急かされて渋々リーチというようなケースが多い。
待ちの良し悪しというより打点が足りていないことが多いので、一発消しは必須と言える。


Aファン牌スルーの形跡がある

これはネット麻雀限定だが、ラグによってファン牌が露骨にスルーされて誰がトイツで持っているのかわかることがある。
ポンして逆転条件を満たすならポンしているはずなので、仕掛けでは打点が足りないと読める。
このスルー者がリーチを敢行した場合、ファン牌が雀頭であるゆえに、ピンフやタンヤオが複合せず、条件付きのリーチとなることが多い


Bハネツモ条件以上

これは相手のアクション関係ないが、逆転条件がハネ満ツモ以上となると難易度がグッと高まるため、とりあえず一発消しから考えたい。
満貫差ぐらいでも十分に考慮に値するが、点差が小さいほど余計な動きとなりやすいのは、脇の放銃が逆転に影響を与えやすいからだ。
ハネツモの差ならば、脇の放銃によって自身が捲られるということはまずないため、安心して消しやすい。


C飛び寸がいる

持ち点が数百点しかないような飛び寸がいる時のリーチは常に条件付きを考慮する必要がある。
オーラスに都合よく逆転手が入らないように、飛び寸がいる時に都合よく手が入るとは限らないからだ。


Dリーチ宣言牌がドラや赤

ドラや赤をギリギリまで使い切るために引っ張るということは、それを使い切りたいという意思表示であるため、条件付きである可能性が若干高まる。


これらの傾向が複合して見られるケースではより条件付きの可能性が高まる。

それでは、順を追って実戦例から見ていこう。



case1
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オーラス、23000点持ち3着目の西家。

下家がラス目で、私とは7400点差。親と南家のトップ争いは僅差。

親のツモ切りリーチに呼応して、ラス目下家もツモ切りリーチを敢行してきた

私は完全に対応の構え。


tenhou.6810.jpg

一発目に上家から9sが打ち出された。

さて、これを鳴く?





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チーして白切りとした。

一個チーが入っている状況で鳴いてしまうと下家のツモが増えるため微妙。

しかし、ツモで捲れる手なら先制リーチが筋であるため、親のリーチを受けて渋々といった印象が強い

一発ツモだけはまずアウトにつき、これを阻止する方針とした。

親にアガられる分には問題ないので、下家の海底を消す鳴きも考慮していく。


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結果、親がツモアガって1000オールでラスト。

ご覧のように下家はツモ条件を満たしてはいたものの、待ちが悪かった。

リーチ棒が出ても出アガリで裏1条件と、このへんに点差の難しさがうかがいしれた。

このように、ラス者がツモ切りリーチをかけてくるときは打点が足りないか待ちが不十分かのいずれかであることが多いため、一発消しは考慮に値する。

とりあえず打点を消しておけば、待ちは良くなることがないからだ。

ただし、さらに下家の海底をずらしたとしても、親の河底が作用する可能性があるため、これがツモ切りリーチでなければ一発消しはしない方がいいだろう

ここでの一発消しは、全力で現在のラス回避を優先させるという意味である。



case2
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オーラス、42900点持ちトップ目の親番。

12600点差の2着目対面が、おもむろにツモ切りリーチと来た。

なにやら派手な河だが…


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上家から6pが出たが、さてこれを鳴く?





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チーして9s切りとした。

即リーチを躊躇ったのは確実に何か理由があるはず。

ハネツモ条件につき、打点が足りない可能性が高いか。


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上家のツモ切った3pにロンの声で8000。

なんと対面はツモで捲り条件を満たしていた。

が、即リーチを躊躇ったがゆえに一発消しで当たり牌が流れるという悲劇を生んでしまった。

対面はおそらく直撃を模索していたものと思われる。

ツモ切りリーチというキズが打点か待ちが不十分という情報を吐露してしまったわけだ。

このように、オーラスのツモ切りリーチには細心の注意が必要だとわかる。



case3
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オーラス、15300点持ち3着目の南家。

ラス目の北家とはジャスト6000点差。

上家と下家が切った白にはっきりとラグを確認している。

ラス目の対面から満を持してリーチが入ったところ。


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5sが合わせ打たれたが、これを鳴くか?





66123.jpg

チーした。

理由は白のラグにある。

白をポンしていないということは、対面は仕掛けて捲る打点がなかったということ。

さらに、白が雀頭の可能性が高く、ピンフやタンヤオがつかない

すなわち対面は一発や裏期待の条件付きである可能性が浮上してくる。


66124.jpg

実際はこう。

上家の白切りから巡目が浅いため、下家の白ラグも本ラグと認識しやすい。


66125.jpg

結果、二人テンパイで終局となった。

ご覧のように、対面はツモったとしても同点座順負けで、裏1が必須だった。

白ラグがキズとなり、またツモが増えないということで効果的な一発消しだった。

ファン牌スルーを見抜くことができれば、手役が限定されるため、条件付きリーチの可能性が高まることがわかるだろう。



case4
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オーラス1本場、46500点持ちトップ目の西家。

14300点差の親から先制リーチが入る。

ラス目の上家は600点しかない。


61712.jpg

上家から唐突に赤5sが出た。

これを鳴く?





61713.jpg

チーした。

なぜなら上家が飛び寸だからだ。

親は4000オールでOKだが、それに満たない場合は上家を飛ばして終了となるため、ここでは一発ツモを警戒する必要がある


61714.jpg

結果は親の一人テンパイ。

上家はテンパイを入れられずに、飛び終了となってしまった。


61715.jpg

親は安目をしれっとツモ切りしていた。

高目イーペーコーならまだしも、さすがに裏裏条件は厳しいと見たか。

上家がテンパイを入れてくれるという読みもあったのだろう。

仮に対面が一発ツモならアガっているだろうから、消したことの意味は大きかった。


61716.jpg

しかも、高目をチーによって食い流していた。

一発消しがなければ高目ツモ裏1でまんまと捲られていたというのだから恐ろしい。

これはたまたまにすぎないが、飛び寸がいることを利用しての一発消しが奏功したと言える

飛び寸がいる時は常に、条件付きリーチの可能性を考慮する必要がある。



case5
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オーラス、16000点持ち3着目の親番。

11400点差の上家からドラ切りリーチが入る。

こちらもチートイイーシャンテンだが、これを鳴く?





tenhou.16018.jpg

チートイをぶっ壊してチーとした。

ご覧のようにドラが4枚見えており、ギリギリまで引っ張ったことからも、上家は打点が不足している可能性がある。

2着目との差も大きいため、未練なくラス回避に専念できる。


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しかし、これが仇となりツモられてしまう。

現状は裏1条件だが…


tenhou.16020.jpg

幸いにも乗らず。辛くも3着で終了した。

何気ないが一発ツモなら捲られているわけで、一発消しに意味はあったと言える。

赤やドラがどのくらい見えているかも相手の打点を推測する重要な要素となってくる。



case6
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オーラス49300点持ちトップ目の親番。

13500点差の対面からリーチが入る。

宣言牌はドラ。


76273.jpg

上家からドラが合わせ打たれた。

これを鳴く?





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チーした。

ハネツモ条件かつドラを引っ張ってのリーチということで、一発消しの条件が2つ重なっている


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上家が手出しした6sにラス目下家のロンの声。山越し気味。

僅差のラス争いはギリギリでテンパイを入れた下家に軍配が上がった。これはお見事。

上家もテンパイだし致し方ないだろう。

あれ、よく見ると対面もロンじゃない?この6s。


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なんと、上家のツモ切った3sを対面は見逃していた。

対面は一発ツモorツモ裏条件。下が離れているので当然といえば当然か。

しかし、裏が乗っていなかったため、いずれにせよ捲られることはなかった。

これによりラス争いに紛れが起こるかに見えたが、結果的には上家ラスで変わらなかったようだ。


このように、条件付きリーチには気配や匂いが出ることがあるため、機敏に読み取り一発消しをすることで、時に不本意な順位転落を避けることができる

フーロ率が低い方にもオススメできる戦術だ。



ラベル:天鳳 鳴き 一発
posted by はぐりん@ at 23:59 | Comment(0) | 鳴き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月10日

テンパネを考えた仕掛け【逆転計算】

【お知らせ】
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

本ブログも開始から、丸6周年を迎えようとしています。
7周年目を迎えるに当たって、サイトポリシーを見直し、より時代にマッチしたブログに改善するため、サイトリニューアルをしました

それに伴い、一部記事の公開を見合わせることとしました。
削除依頼や違反報告があったわけではなく、自身の意思によるものです。
見られなくなっている記事がありますが、その点はご了承ください。

なお、状況次第で再度公開する可能性もあります。

また、より閲覧のしやすい環境下でみなさんに記事を見ていただくために、新しいブログへの移行も検討していますので、今後もこのブログ共々よろしくお願いします

当面は本ブログで従来通り週1の更新を予定しています。
カテゴリをやや細分化したので、興味のある方はご覧ください。




さて、本題に戻って今回はテンパネ(符ハネ)を加味した仕掛けについて。

1000が1300になっても大差はないが、3900が5200なったら大きいと感じるだろう。

基本的にテンパネは4ハン未満なら、ハン数が高ければ高いほど加点効果は大きい。


そのため、点棒フラットな東場なら、仕掛けのテンパネ効率を加味することはあまりなく、仕掛けるか仕掛けないかの判断基準は、純粋にアガリ率で判断するか、もしくはメンゼンでの打点効率(リーチ効率)によるというのが一般的だろう。

リーチツモによるテンパネは裏ドラ含めて打点効率的に優位となるため、どちらかというと仕掛けよりもメンゼンのテンパネ効率を考えて手を進めていくのが有効となりやすい


一方、仕掛けによるテンパネをより考えるべきなのは、ゲーム終盤、つまりラス前やオーラスだ。

オーラスに近づけば近づくほど、素点自体の価値は低くなり、他家との点差が重要となってくる。

絶対的な打点よりも相対的な打点が順位率に大きな影響を与え、かつオーラス突入時の順位が最終順位に占める割合が大きいため、できるだけ一つでも上の順位でオーラスを迎えたい。

そのために、南2局や南3局でテンパネによる逆転を考慮する価値が高くなる。

これはラス回避が重要な天鳳で打っている人ならうんうんと頷くことだろう。


テンパネを考慮した仕掛けにおいて腕が問われるのは、実は高打点よりも低打点にある。

なぜなら、低打点の方が圧倒的に仕掛けるかどうかを選択する頻度が多く、また、他家のリーチ棒など+αで逆転条件を満たす可能性が高くなるからだ。

また、仮に流局となったとしてもノーテン罰符で捲る可能性が生まれる。

つまり、テンパネ含みの仕掛けにおいて重要なのは、低打点での逆転条件を把握しておくことだと言える。


子供の場合は、以下の2ケースだけでいいので暗記しておこう。

@30符1ハンツモ→40符1ハンツモ

子と1400、親と1600縮まる→子と1900、親と2200縮まる

A30符2ハンツモ→40符2ハンツモ

子と2500、親と3000縮まる→子と3400、親と4000縮まる


私は、イチキューニーニー、サンヨンヨンセンという文言で暗記している。


やっかいなのはこれに本場が絡むケースで、2本場3本場となると直撃条件も絡んでわけがわからなくなる。

本場1本につき、ツモ400、直撃600で差が縮まり、場に出ているリーチ棒は分けて考えるのがおすすめだ。


今では点差表示が当たり前になっているため、点差を把握することは難しくない。

しかし、一昔前は雀卓にさえ点数表示がついていないのが当たり前だったため、オーラスは点数申告をするのが一般的だった

そういう状況でテンパネの逆転条件を正確に把握するのは困難であり、この30年で随分麻雀も様変わりしたなと思う。


余談だが、初期の特上卓(無料版)では点差表示機能がなかったため、他家との点差は常に自分の頭で計算しなければならなかった。

他家との点差を一人一人正確に計算するだけでも骨が折れるのに、そこからテンパネ含めた逆転条件を把握するというのは暗算が苦手な私にとっては至難の業だった。

本場が積まれてリーチ棒が出て、と状況が変わってパニック気味にあたふたしたことが思い出される。


このへんは今の時代がかなり恵まれている点であり、逆に言えば昔は腕に差がついた部分、技術介入要素が大きかったということが言えるだろう。

点差が瞬時に把握できる今なら許容範囲だが、そうでなければ麻雀の複雑な点数計算は見直されていてもおかしくはなかったのではないだろうか。


さて、雑談はこれぐらいにして、仕掛けテンパネを狙う局面にはどういうケースがあるのか、実戦例から見ていきたいと思う。



case1
74131.jpg

オーラス、5500点持ちラス目の西家。

点棒状況は私から順に、5500、7400、35100、52000。

ドラ受けの含みがあるので白ポンから仕掛けていく。


74132.jpg

1pをツモって何を切るか?





74133.jpg

2pを切った。

下家と1900点差ということは、テンパネの400・700でピッタリ同点。つまり座順で捲れる。

2pが暗刻になっても6sツモでは捲れない。

ここは喜んで1p受けを残すところ。


74134.jpg

おお!こっちでもいいぜよ。

上家がアシストしてくれる可能性もあるので、赤の受け入れは常に見たいところ。

これで無条件になった。


74135.jpg

大トップ目からナイスなドラが出てきて3900でラス回避。

さすがにこの巡目のドラはアシストではなくてテンパイからだった。

ダントツが上家なら多少無理に仕掛ける手はある。



case2
76833.jpg

オーラス、4900点持ちラス目の南家。

私から順に、4900、8900、53400、32800。

中赤ドラの手で、急所の6sをチーしたところ。


76834.jpg

何を切るか?





76835.jpg

6p切りとした。

これは非常に難しいが、枚数重視で47pに受けても3900ではわずかに足りず、ツモ直条件となってしまう。

シャンポンに受けると北ならどこからでもアガれるのがミソ。

他家は絞る状況ではないので、北は持たれていなければ出る可能性が高いと踏んだ。


76836.jpg

Oh、望外の方をツモって、1300・2600でラスト。

47pが場に出る前にアガリきることに成功した。


76837.jpg

ちなみに選択時の牌山はこんな感じ。

47pは極めて山に深く、逆転条件を満たす可能性があるのは最終盤のみだった。

逆に全山の北5pはすべてツモ切られる可能性が高く、結果的にはこちらの方が早かった。



case3
42909.jpg

オーラス、27900点持ち同点2着目の親番。

私から順に、27900、27900、24500、19700。

中をポンしたところ。


42910.jpg

カン3mを引き入れ、テンパイが入った直後に、下家から9mが出た。

さて、これを鳴く?





42911.jpg

ポンした。

全員が30000点未満なので、30000点条件を満たすアガリを考えなければならない。

30000点まで2100点の条件で、わずかに足りないように見えるが、親の40符1ハンツモは700点オール。

そう、ツモの端数によりぴったり30000点条件を満たすのだ。


42912.jpg

2sをツモって待ち変えできるが、どうするか?





42913.jpg

6s切りとした。

対面の2sが間に合っているので難しいところだが、この場合は条件成就にもう一つ可能性が生まれる。

そう、赤5sでの出アガリだ。

逆転条件には常に赤を考慮することが大事なのは言うまでもないだろう。


42914.jpg

ひぇ〜、やっちまった。

まあでもソーズは安いし、じきにアガれるだろう。


42915.jpg

結局、上家に切れないピンズを掴んでオリ。

上家の一人テンパイで流局となってしまった。

なんとこれを機に、ラス転落の憂き目に遭ってしまう。

一つの選択ミスが、あまりにも大きい代償となってしまった。



case4
40680.jpg

オーラス、32300点持ち2着目の西家。

私から順に、32300、22800、34200、10700。

白が切られた直後に白が重なったところ。


40681.jpg

下家から1sが出たが、さてこれを鳴く?





40682.jpg

ポンした。

ドラ受けがあるので、それに頼ることもできるが、1sからポンすることである狙いが生まれる。


40684.jpg

それがこれだ。

1mの後重なりを生かしてのポン。

ドラ受けはなくなるが、残り1枚の白が必須条件。ということは…


40685.jpg

白ポン時に必ずテンパネとなる。

親との点差は1900点差につき、テンパネなら何をツモっても捲り。

さらに、この形からはトイトイの変化も見込める。

6sが出たらポンして裸単騎も辞さないところ。


40686.jpg

7sは山にありそうにも思えたが、上家の6pにロンの声。

7700で下家は3確。私は2着のまま終了となった。


40687.jpg

1mポンで、同時に親のテンパイを食い取ってもいた。

仮に下家が見逃しをしていたなら、あと2巡で私のトイトイが仕上がっていたことがわかる。



case5
76045.jpg

オーラス、11100点持ちラス目の南家。

私から順に、11100、33600、13900、41400。

配牌は悪いが何としてでもこの手をアガリに結びつけなければならない。


76047.jpg

中が重なった後、下家から9sが出た。

さて、これを鳴く?





76048.jpg

スルーした。

ポイントは、テンパネの不確定要素が大きい、という点だ。

500・1000ではわずかに対面を捲れない。

愚形が先に捌けてしまうとツモでテンパネが不可能となってしまう。

中を自力で暗刻にできれば問題ないが、9sから仕掛けるほどでもないか。

ただ、このぐらい手が悪いのであれば仕掛けていく手もあるだろう。


76049.jpg

下家から続けて9sが切られたが、さてどうしよう?





76050.jpg

ポンした。

1pが重なってテンパネの見込みが大きくなったし、2枚目であれば必然として鳴きやすい。

形が変わっていなくても、速度的にポンするところか。


76051.jpg

狙い通りに1pが鳴けた。

マンズの両面ターツを払っていく。


76052.jpg

さらに中も鳴けて待望のテンパイが入る。

中ポン前提ならカン6pのツモ条件は残ったわけだが、6pが上家から先に出た場合と先に4pをツモった時が難しい

これならトイトイ変化の含みもあるので、より逆転条件を満たしやすい。


76053.jpg

3着目のリーチが入って一発目、対面から8mが出た。

さて、これを鳴く?





76054.jpg

スルーした。

リーチ棒で出アガリ条件を満たしたので。

対面は少考含みの8mにつき、ノーテンが濃厚。

ノーテン罰符で捲れる可能性もあるので、わざわざ渦中に飛び込んで下家のツモを増やす必要はない。


76055.jpg

待っていた結末は嬉しい嬉しいツモアガリだった。700・1300。

下家はフリテンの上、対面の手は完全に詰み。

冷静に流局狙いでも捲れる可能性は高かった。

落ち着いた判断が功を奏した一局。



case6
78303.jpg

オーラス、13600点持ちラス目の北家。

私から順に、13600、29700、40200、16500。

ホンイツも狙えそうだが、上家との点差が微妙で難しい。


78304.jpg

発をポンして、何を切るか?





78305.jpg

8s切りとした。

ドラ受けを残しつつ、1p2pを払うという手もあるが、やはり500・1000ツモが効かない点差。

ということは、1pポンの可能性を捨てるわけにはいかない。


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うむうむ。これでテンパネ確定となった。

1p大ミンカンしたいところだが、残念ながら場に切れてしまっている。


78307.jpg

2pポンしたところ。

テンパイに取れるが、何を切るか?





78308.jpg

これは難しいが、7pを切った。

ここからホンイツに移行するのはやや無理スジと判断した。

8mポンでトイトイの含みが残るので3p受けの方が魅力的かと。

すかさずトップ目の対面がサシコミに来てくれたが、これをアガることができない(ノω・、) ウゥ・・


78309.jpg

満を持して2着目の親からリーチが入る。

リーチ棒が出たので、これでどこからでもアガれる。

4p現物だぜ、対面さん、頼む!


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私の6p切りを見てか、対面はサシコミ気味に3p切り。

うんその調子で、4p頼む。


78311.jpg

しかし、願いむなしく流局。

お見事にも、上家が粘ってテンパイを入れ、3人テンパイ。上家との差が詰まらない。

おーい、対面さん、4p持ってるやん!(実戦ではわからないが)

私の手変わりなしを見て4p当たらないと思った?

しかも6p受けならツモアガリがあったし。

まあ対面は責められないが、好調時と不調時で不思議とこういうのって明暗別れる気がする。

気を取り直して次局へ。



case7
78313.jpg

次局1本場、供託リーチ棒1本。

上家とは2900点差のまま。

発が暗刻で大チャンスの配牌をもらう。


78314.jpg

イーシャンテンから9sが出たところ。

これを鳴く?





78315.jpg

ポンした。

供託リーチ棒を加味すると、上家との点差は1900点。

30符のツモだと1400差、40符のツモだと1900差縮まる。

1本場含めるとツモでそれぞれ1800差、2300差縮まる計算。

つまり、テンパネになる仕掛けなら直撃のほかにツモ条件ができるのだ。

こういうのは瞬時に判断するのは難しいので、前もって準備しておく必要がある。

ちなみに私も一瞬勘違いしていたが、6sポンでもツモ条件を満たすので、6sも鉄ポンとなる


78316.jpg

対面にも3フーロが入って、かなり危険な4sツモ。

さて、どうしよう?





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ツモ切りとした。

5s先切りにつき、47sにはまず当たらない。

1sはシャンポンがあるので。


78318.jpg

次から次へと持ってくる危険牌。

さて、どうしよう?





78319.jpg

ツモ切りとした。

シャンポンに受けたとしても、脇からの出アガリが効くわけではない。

それならば、腹を括って枚数重視に受けるべきだと考えた。

対面の最終手出しが8mにつき、6mの受けを残したかったというのもある。


78320.jpg

この選択を嘲笑うかのように持ってくる裏目。

4m切りと迷うところだが、一貫性を持って6sの空切りとした。


78321.jpg

そして、100%止まらない1sを掴んで放銃。3200。

1sは使い切ってるのに…アガリ逃しの罪は大きかったようだ。

前局からの流れからも、こうなる予感はあった。

それにしても、4sツモのところでソーズを伸ばしていれば難なくアガれているというのもあるし、とにかくアガリを逃し続ければこうなるという典型例。

テンパネの仕掛け方としては良かったと思うが、あまりにもメンタルにくる負け方だった。


case2、case5のように上手くいくこともあれば、こういうこともあるというわけだ。



ラベル:鳴き 逆転 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:55 | Comment(9) | 鳴き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

ツモを放棄する鳴き【他家への影響を考える】

引き続き、ツモ放棄の鳴きについて。


前回見てきたように、海底間際のツモ放棄は自身の放銃リスクを回避しながら確実にテンパイを取る手法で、上手く使えば効果は覿面であると言える。

しかし、この手法にもデメリットが存在し、「確実に他家のツモを一牌増やす」というのがそれに当たる。

鳴かなければなんら影響がなかったのに、ふっと鳴いたことにより、リーチに海底を回してツモられるとか、親のツモを増やしてテンパイを入れさせる、などといった自身にとって不都合な二次的影響を与えてしまうことがある。


「鳴き」というのは局面に変化を与えるものであり、その鳴きが不必要であればあるほど、本来なかったはずのアガリが発生するなど、局面に紛れが生じやすくなるというのはみなさんよくご存知だろう。

今回は、他家に与える影響を考慮しながら、そのツモ放棄が本当に有効であるかどうかを考察していきたいと思う。


それでは、ツモ放棄に際して以下に考慮するポイントを挙げたい。

@自身のアガリ目がどのくらいあるか

自身がツモることによりアガリ目がどのくらいあるかを考える。
好形でアガリ目が十分にある場合は、自身のアガリで局を決めるという方が有利だろう。

愚形待ちでもツモでアガれるというのであれば、ツモ放棄をしないことが間違いということはない。

ただし、愚形安手の場合は局収支的にツモ放棄の価値が高まる。

また、愚形高打点でも山に自分の待ち牌がないと推測できる場合はツモ放棄することもある。

要は、打点よりもアガリ確率が重要であり、ツモ放棄の基準はアガリ枚数の多寡で判断していいと言える。


自身が形式テンパイである場合、アガリ目がないのでツモ放棄は必然となる。(ただし、形式テンパイに向かう過程の良し悪しが問われる)

自身がフリテンである場合、出アガリが見込めないのでツモ放棄の比重は高まる。

仕掛けても出アガリが効く手であれば、アガリを消す鳴きよりはツモ放棄の価値は高まる。

結論としては、自身のアガリ目が低ければ低いほど、ツモ放棄の意味は大きいと言えるだろう。


A鳴きによって誰のツモを増やしてしまうか

ツモが増える対象が誰になるかを考える。

リーチ者のツモを増やす場合は、大きな損失を被ると同時に同卓者から顰蹙を買うことにもなりかねない。

鳴きで親のツモが増えると、テンパイを入れさせて、なかったはずの連荘に突入するということもある。

鳴きでラス目のツモが増えると、ツモアガリがラス転落の可能性を高める。

解りやすい基準としては、リーチ者と高い仕掛けにだけはツモを増やさないように工夫する。この点を重視するのが明快だろう。


@の自身のアガリ目とツモを増やす影響を勘案して状況ごとにツモ放棄するかどうかを決める。

例えば、出アガリ含めて役ありの場合はリーチにツモを回す仕掛けは自重し、自身のアガリ目を見る。

自身が形式テンパイの場合はごめんなさいと言いながらツモを放棄する。

リーチが下家の場合は役ありならツモ放棄してもアガリ逃しが発生しづらい。

東場ならツモ放棄しないが、南場なら巻き返しにくくなるので安定性を考えてツモ放棄する、など。



私の経験上、感覚的にはツモ放棄が損になる局面というのは少ない。

特にラス回避の重要な天鳳では無駄な放銃が回避できるという面から効果は大きいと見ている。

海底間際のツモ放棄はできる時にやっておくというのでもそれほど間違いはないかもしれない。

ただし、自分中心が過ぎるといずれ大きなしっぺ返しが来るというのが鳴きの怖さでもある。

麻雀は4人でやるということを弁え、結果に大きな影響を与えるような鳴きは慎むことを考慮に入れたい


それでは、以上の基準を踏まえつつ、実戦例から見ていこう。



case1
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オーラス、23200点持ち3着目の南家。

三者が仕掛けているが、注目はラス目の親の仕掛けか。3m加カンで不退転の構え。

こちらもテンパイが入るが、69m6枚見えにつきダマに。

親の待ちは何だ?


tenhou.5500.jpg

残り3枚というところ、親から6mが出たが当たれない。

さて、どうしよう?





tenhou.5501.jpg

チーして安全な西を切った。

これによって、@ラス目の親に海底ツモを回してしまうが、

A69mが残り1枚と自身のツモアガリの可能性が低く、

Bオーラスにつき放銃が順位に占める割合が大きいため、リスク回避のツモ放棄とした。


tenhou.5502.jpg

結果は下家が3pを親に放銃し、2900。

下家はツモってきた6pを3pとスライドしての放銃だった。

これによって私は2着浮上、そのまま2着で終了した。

ツモ放棄による紛れがいい結果と出たが、これによって親の連荘が止まらなくなるなんてこともあるため、単なる結果に過ぎない。

オーラスに近づけは近づくほど、不確定要素を減らす選択を取るのは致し方ないところ。

3着目の選択としては69m待ちのリーチもありか。



case2
57285.jpg

南1局2本場、12500点持ちラス目の南家。

白ポンから25s待ちテンパイのところ、最終盤に赤5mが出た。

さて、これを鳴くか?





57286.jpg

スルーした。

@自身のツモアガリが十分に期待でき、

A3着目へ海底を回すことでプレッシャーをかけよう、という意図だ。


しかし、ツモアガリとはならず、このツモ。

さて、どうしよう?





57287.jpg

ホンイツ仕掛けの親に対して、どちらかを選べず、ここでオリに回った。


あれ、こんなはずじゃ…


57288.jpg

結果、親と下家の二人テンパイで流局。

下家の最終手出しは8p、ということは最終ツモでテンパイが入ったということか。

ふんだりけったりだ。


57289.jpg

この局面。

現状下家のテンパイの可能性はそれほど高くなく、対面も明らかに回っている。

ここは、食い替えチーして8m切りすべきだった。

@安手のツモアガリよりもテンパイ流局の方が順位戦略的に上回り、

A対面に海底ツモを回すことに大した影響がなく、

B親にソーズが切れないことがはっきりしている

赤で打点を上げるというよりも、流局テンパイが本局の目的ということが理解できていれば、リスク回避できた局面だった。

実は、赤に釣られて鳴いたという印象を持たれたくないというノイズが入って、スルーした結果が最悪のものとなった。

実戦中は様々な思考が入り乱れるが、何が重要かというその優先順位を間違えてしまった失敗例だ。

幸いにもこの半荘は3着だった。上品なスルーと神様は評価してくれたか。



case3
31919.jpg

南1局1本場、23900点持ち2着目の南家。(王牌が開いているがこれは見ないことにして)

3着目の親からリーチが入っている。

海底間際に3sが出たが、さてどうするか?(7sは下家が通している)





31920.jpg

チーして7s切りとした。

@親に海底が回ることはなく、

Aカン6sにさほどの感触がないため仕掛けたが、

B自身が赤赤とそこそこの打点があるのが悩ましいところ。

南場の親リーチということもあり、放銃の影響が大きいと判断した。


31921.jpg

結果は三人テンパイで流局。


31922.jpg

実際には6sは山に2枚と、十分にアガリ目のある待ちだった。

仮にツモ放棄してアガリ逃しがあった場合は、順位にそれなりに影響を与えるアガリ逃しとなろう。


31923.jpg

これは本局の途中経過だ。

タンヤオ赤赤だが、まっすぐ行かずに迂回してリーチに対応する構えを取っている。

対応する構えでテンパイが入っている以上、テンパイ維持の仕掛けは一貫性があると考えることもできる。

このへんの過程をツモ放棄の判断に加えても良さそうだ。



case4
41656.jpg

南3局、23600点持ち2着目の南家。

ラス目の対面がリーチだが、宣言牌がツモ切りだったので私と下家はブンブン押しているところ。

私にメンホンのテンパイが、下家が3フーロでテンパイ濃厚、トップ目の親はベタオリの構え。


41657.jpg

残りツモ1枚というところ、親が現物の赤を切ってきた。

さて、これを鳴くか?





41658.jpg

チーして食い替えの8s切りとした。

@この巡目の発中は持ち持ちもしくは親の手に止められている可能性が高く、アガリ目が薄い。

Aラス目のリーチに対して海底だけは勝負に行きづらい。

B下家の待ちは47mの可能性が高く、掴んだらオリざるを得ない。海底を回したとしてもラス率に影響はない。

海底だけは、という感じでツモ放棄のメリットが大きいと判断した。


41660.jpg

結果は三人テンパイで流局。

対面リーチはチートイツ、下家は予想通り47m待ちだった。


41661.jpg

スルーしても大勢に影響はなかった。

が、私の待ちは山にないのに対し、9sと47mはともに1枚ずつ。

アガリ目がないのであればツモ放棄は正解だと言えるだろう。

ただ、これによってなかったはずのアガリが生まれる可能性があるのが仕掛けの難。

9sツモなら私は6sとスライドできるわけだしね。



case5
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オーラス、42000点持ちトップ目の南家。

10400点持ち3着目の親からリーチが入っている。

親と3着目は競り。

2pを仕掛けてテンパイに取れるが、さてどうしよう?





61611.jpg

スルーした(ラグあり)。

形テンに取る巡目としてはまだ早い。

トップ目としては余裕を持ってギリギリまでアガリを見たいところ。

スルーが生きて、赤5pをツモ。テンパイだが、対応の結果6mがフリテンになっている。


61612.jpg

残り5枚というところ、親から5mが出た。

さて、どうしよう?





61613.jpg

スルーした(ラグあり)。

@海底を放棄し、1s切りで4sツモというアガリ目もあるが、

A2着目のツモを増やして海底を回すというデメリットがある。

6mが切れるならともかく、6m連打ができないのであれば、仕掛けるメリットはそれほどなさそう。

それならば、B自身のツモを減らさず、ひょっこり56mツモに期待しても良さそう。


61614.jpg

残り1枚で、7mが出たが、さてどうしよう?





61615.jpg

チーしてさっき通った5m切りとした。

@海底のリスクを回避しつつ、自身のテンパイが確定する。

A自身のツモアガリ確率は低い。

B下家にテンパイ気配がなく、ツモを回しても大丈夫そう。


61617.jpg

結果、三人テンパイで流局となった。


61618.jpg

仮に5mポンしていると、次の7mツモで困ることになる。

このように、ツモ放棄および形式テンパイは、不確定要素を排除した海底間際でするのが効果的だとわかる。



case6
61550.jpg

オーラス1本場、21500点持ち微差ながらラス目の親番。

2着目からリーチが入って絶体絶命。

ここでは全力の6s切りを選択した。


61552.jpg

巡目的にもやむなしの形テンに。

ひとまずテンパイに向かうしかない。


61553.jpg

終盤になんとかテンパイが入って、上家が通した3m切り。

トップ目が3mを切るということは、上家もテンパイだろう。


61555.jpg

残り2枚というところ、上家から9mが出た。

さて、どうしよう?





61556.jpg

スルーした(ラグあり)。

これは結構迷った。

@ツモを放棄して安全にテンパイに取れるが、

A仕掛けることでリーチに海底を回すことに躊躇いがあった。

海底ツモを許したら一生後悔する、そんなことを考えていたわけだが、持ってきたのは超危険な7s。


61557.jpg

賢明な読者はお分かりの通り、この7sが上家に刺さって12000。

無駄に高いことはさておき、痛恨のラスを喫してしまった。


61558.jpg

9mを仕掛けていても無風で、下家に7sを流すことができていた。

下家は単騎を振り替えられる構えで、7s単騎のテンパイ。四人テンパイの流局に逃げ込むことが可能だった。

残り山を見てもらえばわかるように、当たり牌がうようよしていた。47sは3枚、58mは2枚。

つまり海底を回すことでツモられるリスクは確かにあった。

しかし、この局面で考えるべきはそれよりも、

@自身のアガリ目がゼロなのでツモにメリットがない。

A対面のみならず上家もテンパイ確定なので、放銃リスクが2倍ある。

この2点がBリーチに海底を回すことのデメリットを遥かに凌駕している。

さらに、C対面が海底で上家か私の当たり牌を掴むかもしれない、ということが海底を回すリスクを相殺している。

何が重要かの判断を誤った失敗例だが、一つ言えることは、自身にアガリ目がない場合はツモ放棄のメリットは相対的に大きい、ということだ。



case7
73508.jpg

南3局、21400点持ち3着目の南家。

下家のリーチに対応していると、テンパイが入った。

さて、どうするか?





73509.jpg

赤5mを勝負してテンパイに取り、ダマにした。

放銃確率はそれほど高くないと思ったので。


73510.jpg

ところが、下家が4p暗カンすると当たれない西が出てきた。

さて、これを鳴く?





73511.jpg

スルーした(ラグあり)。

@鳴くことで安全にテンパイを取れるが、

Aリーチのツモを増やしてしまうことになる。

海底ツモでのリスクを負うことになるが、リーチをしていたらロンできている牌。

アガリを逃してこういうのを仕掛けるのは紛れの要素になると判断した。


直後に親から西が合わせ打ちされる。

さて、どうするか?





73512.jpg

ポンした。

@下家に海底つきでツモをプレゼントすることになるが、

A西を切られたことで、自身のアガリ目がかなり薄くなったことを判断基準とした。

ツモられたら最悪だが、それが自身のラス率の低下に結びつくわけではない。


73513.jpg

結果、リーチと私の二人テンパイで流局となった。

下家はドラ単騎リーチという難しい待ちだった。


73514.jpg

私がリーチをしていたとしても、裏は乗らずに2600。

勢いリーチというのもあるが、流局した際のリーチ棒が意外とラス目にとって大きかったりもする。

意外にもドラは山に2枚と強かった。

5pはもう山になく、自身のアガリ目がないのであればこのツモ放棄は妥当だと言えるだろう。



case8
68292.jpg

東2局、23000点持ち3着目の南家。

ラス目の対面が終盤にリーチ。

こちらも役なしダマに構えていたところ、上家から4sが出た。

さて、どうするか?





68293.jpg

チーして、何を切るか?





68294.jpg

海底のリスクを負うので、安全度の高い雀頭のトイツ落としとした。

不安定な部分を捌いて、やや安全なところを勝負する手法。

これが脇への放銃になったらひどいが、このへんは打牌テンポなどから判断していく。


68295.jpg

無事、流局二人テンパイ。

このへんは形テンの取り方にも通じるトピック。


68296.jpg

4sスルーでも無風だった。

@4s3枚切れだけに、自身のツモアガリの可能性が低く、

Aそれだけに不確定なツモを放棄する工夫が必要となってくる。



case9
72356.jpg

南2局2本場、31300点持ちトップ目の南家。

タンヤオのテンパイを入れていたところ、持ってきたのはドラ。

さて、どうするか?





72357.jpg

4pの方がやや安全と見て、スライドするとこれをポンされる。

むむっ。


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残り1枚というところ、上家から4sが出たが、さてどうするか?





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チーして2s切りとした。

@自身のアガリよりも放銃のダメージが大きいので、アガリ目にかかわらず海底のリスクを回避するところか。

放銃で確実に30000点を割ってしまうのが痛いし、A脇のアガリで親が流れることにも期待。


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結果は三人テンパイで流局。


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鳴かずとも無風で、ソーズの変化も安全に凌ぎやすい牌姿。

海底ツモを下家に回しても、河底ロンの可能性は消えていないというのがポイントか。

実際下家の3mは飛び出る可能性があった(待ちは変わった直後だが)。

ただ、これによって親がアガったりするとひどいことになる。



case10
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南1局、16800点持ちラス目の北家。

テンパイが入ってどうするか?





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9s切ってダマにした。

マンズの変化はあるが、この巡目に369mのスジは切りにくいので、36mは切らない前提で。


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親から6mが出たが、これをポンするか?





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スルーした(ラグあり)。

@ほぼ確実にテンパイである親のツモを増やす鳴きである割に、自身の安全度は確保できていない。

Aワンチャンスとはいえ、8sは上家対面に通っていない。

こういうのを鳴くのは、スジが悪い、という。


残り3枚というところ、上家から4枚目の7sが出たが、さてどうするか?





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これを鳴く。

@自身のアガリ目がなくなり、かつ6mが完全なる安全牌に昇格。

先ほどと状況はわずかに変わっただけだが、不確定要素を排除したツモ放棄こそ、「必然の」鳴きとなる。


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二人テンパイで流局。

意外にも親はノーテンだった。


以上のように、判断基準が錯綜しても目的に照らして確かな正着というのはある。

メリットデメリットを天秤にかけてタイミングを見極めたツモ放棄をすることで、自ずと結果はついてくるだろう。



ラベル:天鳳 鳴き 戦術
posted by はぐりん@ at 23:55 | Comment(2) | 鳴き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする