2020年08月16日

伝説のワンブロックスジ固まり【超常現象?】

蒸し暑い日々が続いている今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


暑い夏の風物詩と言えば、海水浴、花火大会、里帰りなどが思い浮かぶが、自粛状態が続いて人々は「移動」から遠ざかってしまっている。

お盆は元々先祖の霊が舞い戻ってくる時期で、故郷がある者はその時期に合わせて帰省し、お墓参りをするのが一般的な風習となっている。


しかし、今年は帰省する人も例年より少なく、お墓参りをする人も減っているのだとか。

そこでまことしやかに囁かれているのがこの噂だ。


今年は人々に会えずにさびしい思いをしている霊たちが、自らあなたの元に会いに来るのだと。


・・・ほら、僕には見える。あなたの後ろで手招きしながら笑っている人の姿が…


絶対に後ろを振り返ってはいけない、絶対に後ろを見てはいけない!





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ギャーーー!




Sony Music Entertainment (Japan)/乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL/乃木坂46『逃げ水』より


噂はこれだけにとどまらない。

麻雀界隈で現在、まことしやかに囁かれているのが、以下である。

リアル麻雀卓の内部には、牌のいたずらをする小人のおっさんが実はいる。

しかし、リアル麻雀人口が極端に減った今、暇になった小人のおっさんは仕方なくウイルスとしてネット麻雀に侵入し、その牌山にいたずらするようになってしまったのだとか

この小人のおっさんにいたずらされると一体どういう牌山になってしまうのか?

私は調査を開始することにした。そして画像に捉えることに成功した。

以下がその貴重な実戦譜である。



case1
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東2局、トップ目の親番。

対面が暴れて加カン2つ。

こちらもやっとこテンパイが入ったが、さてどうしよう?





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勝負のリーチといったが、この5pが通らず。ドラドラで8000。

勝負熱に釣られたが、さすがに危険度も打点も高かった。


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牌山を開けると、王牌にワンブロック47m…

永久にアガれない巡り合わせは、小人の仕業かはたまた下家の積み込みか。

下家の積み込みだとしたら、ブッコ抜けば秒でアガっとるやないか〜い!



case2
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南3局、16100点持ちラス目の親番。

ドラをツモって待望のテンパイが入る。

受け間違いは許されない局面だが、さて、どう受ける?





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8s切ってリーチとした。

7sは固まっている可能性もあるので、広く受けるのが基本だろう。

4pは4枚使いにつき、実質1p7p9sの三面張。


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これをはっしとツモアガり、3900オール。

あまりに大きい加点を手にし、勢いのままトップ捲りを果たす。

パッと見、待ちはまだまだ山に残っていそうだが…


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これをご覧いただきたい。アガリ確定のワンブロック塊!

こんな確定演出が麻雀にもあったなんて…たまらんわあ。

ツモが1枚目とか2枚目だと仕掛けで阻止するのも難しく、限りなく確定に近い。これは強すぎる。

ともかく、小人のおじさん、ありがとう。




case3
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南3局1本場、17500点持ち下家と同点ラス目の親番。

トップ目の対面からリーチが入っている。

さて、何を切るか?





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1pの危険度はそれなりにあるため、ひとまず現物の8s切りでお茶を濁す

すると、あろうことか即ラストの8sを持ってきてしまった。

さて、どうしよう?





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先週の記事でやったばかり、トイツ落としに見せる空切りを敢行する

いかにも安牌のトイツ落としで回ったように見えるため、またぎスジは盲点となる。

1pがノーチャンスになったタイミングで上手くテンパイが入った。

これはかなりアガれそうじゃね?


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先制リーチの対面から一発で出てきて、裏1の12000。

アガリ逃しになる可能性もあっただけに、これは嬉しい。


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山を開けてみるとこう。

対面さん何で打っちゃうかな〜なんていたずらっぽく笑える瞬間。

下家が9sを掴んだ場合にどうしたのかが個人的に気になる。

さすがに9sは止まらなかったのではなかろうか。



case4
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南3局、18900点持ち3着目の親番。

ここから何を切るか?





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234三色のハードルがやや高いと考え、ソーズのターツ落としとした。

受け入れ枚数自体は微妙だが、タンヤオ確定だし不自然さはない。

実際、この時点で14sは全部持たれていて山には1枚もなかった。


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間髪入れずにテンパイが入って即リーチ。

マンズが先にズバッと埋まると気持ちいいね。


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しかし、上家にかわされ700・1300。

これは上手くやられた。


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牌山を開けてみると、5pががが!

同じ牌が4枚並んでいるのなんて初めて見たかも。

58pは山7にもかかわらず、そのまま進んでもツモれないっていう。

真横に並んでもアガれるとは限らないので、ワンブロック固まりの強さを改めて実感した。


時に牌山の並びにレアな特徴を発見することで、将来の牌山予測ができるようになるかはともかく、究極の暇つぶしになるだろう。


ちなみに、小人のおっさんいわく、先祖の墓参りをする人にはいい牌の並びにするってさ。誰にも言っちゃダメだよ。



ラベル:ネタ
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2020年08月09日

トイツ落としに見せる空切り

さてさて、私の記事としては初出となる空切りについて

空切りの有効な使い方はサンプルもあるので、小出しにしていこうと思う。


三筒三筒四筒から三筒を切ったら、次巡も三筒を持ってきてしまった。

いわゆる裏目というやつで、一面子をミスってしまった。実戦でもよく見る光景だろう。

切った直後に同じ牌を持ってきたこの場合に限り、手の内にある三筒を空切りすることで、トイツ落としに見せることができる。

それでは、トイツ落としに見せる空切りはした方がいいのだろうか?

以下にまとめていく。


@両面のまたぎ待ちになる可能性があるならするべき

二萬三萬四萬三筒四筒九筒九筒二索三索四索七索八索北ツモ三筒ドラ發

234の三色を見て3pを切った直後に3pを持ってきた場面。

これは基本的には空切りをした方がいい。

単純牌理としてトイツ落とし時にまたぎ待ちが残っていることは少ないため、トイツ落としに見せることでそのまたぎが盲点になるからだ。

この牌理については過去記事トイツ落としリーチにまたぎスジはかなり安全で確認できる。

この場合、2ケン隣の1p、5pはシャンポン待ちの可能性が残されているものの、1ケン隣の2pはシャンポンもほぼ否定されるため、特に狙い目となる。

3pをツモ切りした場合は、またぎを否定する要素がないため、通常通り25pも先切りのまたぎとして警戒の対象となる。

トイツ落としは手牌を読む上で大きな情報となるため、相手も特に注目して見るポイントとなる。

それゆえ、前巡切った牌をツモるという偶然性を生かすことで、相手の読みを逆手に取ることができる。


A完成メンツならツモ切りが無難

二萬三萬四萬二筒三筒四筒九筒九筒三索四索七索八索北ツモ三筒ドラ發

前巡ピンズのメンツが完成して3p切り。そして次巡3pをツモってきた。これならどうか?

これは3pをツモ切りした方がいいだろう。

3pトイツ落としの情報を見せることは、基本的に3p周辺の待ちの組み合わせが減ることを意味する。

つまり、3pのトイツ落としに見せることで3p周辺は通りやすいという情報を相手に与えることになる。

わざわざ自分にとって不利になるような情報を見せる必要はないということである。


Bトイツ落としに見せる空切りの留意点

(1)チートイツをほぼ否定する手出しとなる

トイツ落としにおける懸念材料がこれで、チートイツを否定することで、相手は変則待ちの警戒度を下げられる

これは場況によっては自身にとって大きくマイナスとなる。

自信の河がかなり変則的で、チートイツも匂いそうなケースでは、わざわざトイツ落としを見せることなく、相手に幅広い手役を警戒させた方が良い場合もあるだろう。


(2)中終盤の不自然なトイツ落としは逆に怪しまれる

特に上級者と打っていると、この違和感が顕著に表れる。

中盤以降のトイツ落としは基本的に安全度が高いものが選ばれるべきであり、これは以前の記事でも述べた。

しかし、唐突に危険度の高い中張牌のトイツ落としが終盤近くに出てきて、おっ?と思うことがある。

こういうケースでは、1枚目がテンパイ時の勝負牌であることが意外に多く、2枚目は単なる空切りだったりする。

この場合も、目立つ最終手出しをぼかす効果もあるため、空切りせざるをえないというのが実情だが、相手が上級者であればあるほどこういう違和感は滲み出るもので、トイツ落としであってもソバテンは警戒の対象となる


トイツ落としのデメリットとして、チートイツが否定されるということは今まであまり触れられてこなかった。

チートイツの出現率はそれほど大きくないというのはあるが、チートイツが否定されることでリーチの対処ははるかにしやすくなるという側面もある

河のバランスなども考慮することで、よりこの空切りを効果的なものにすることができるだろう。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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開局の親番。

ここから何を切るか?





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やや薄い14mのフォローを厚くして7m切りとした。

オーソドックスな選択だろう。


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次巡持ってきたのは、裏目となる7m。

さて、どうしよう?





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裏目ったとばかりに叩き切らず、空切りが良さそう。

トイツ落としに見せることで、8mの出やすさが雲泥となる。

私の河には特徴がなく、7mのトイツ落としに不自然さがない。


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狙い通りの最終形に仕上がった。

7mは1枚食われて河から消えているが、印象としては河に並んでいた方がより良いだろう。


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首尾よく下家から出アガリ、裏が3枚乗って12000。

下家は打点的にも必然の全ツにつき、放銃も悔いなしか。

手出しをしっかりと見ていれば、8mぐらいなら出てくる河となっていることがわかるだろう。



case2
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南3局1本場、16600点持ち3着目の西家。

ドラドラ赤の大チャンス手から、さらに赤5mを引いてきたところ。

ここから何を切るか?





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手広く4m切りとした。

極めて自然な着手。


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次巡持ってきたのは裏目となる4m。

さて、どうしよう?





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これは空切りをしたいところ。

この手出しはドラの警戒感がグンと高まるものの、またぎ、特に3mがケアされにくくなる。


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ドラのポンテンに取れた(7s切り)。

こうなるといよいよ3mが待ったなしとなる。


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これが長引いてヤキモキするも、無事にツモって3000・6000。

一時的に2着捲りとなり、ラス回避をほぼ確とした。

3mはこの巡目にして山に3枚も眠っていたのが長引いた原因。

おそらく上家あたりが掴んでもすんなり出てきたのではないだろうか。



case3
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東4局、2着目の南家。

役なしドラ1のテンパイが入り、ひとまず4p切りダマとした。


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あろうことか直後に4枚目となる4pを持ってきてしまった。

さて、どうしよう?





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空切りしてダマ続行とした。

4pが4枚見えたことで5pの機能が低下したゆえに、このタイミングで空切りリーチはあるだろう。

ピンズはそれゆえ美味しい変化も増えたため、落ち着いて変化待ちとした。


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これこれ、これを待ってたのよ〜。

満獅子リーチ。


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これをツモって1000・2000。

2pぐらいあっさり出てもおかしくないのに、上家にはきっちり止められている。

河に作為を凝らしても、鳳凰卓レベルだとなかなか出てこない。

一方、このように将来変化を考慮した空切りも十分に効果的だとわかるだろう。




case4
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東3局の親番。

3フーロの下家に止めていた7pが通ったタイミングでこちらも弩級のテンパイ。

これだけは女房を質に入れてでもアガりたい。


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どうするか?





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これは空切りが効果的だ。

いかにも下家に対応したかのようなトイツ落としに見えるため、こちらのテンパイがぼける。

攻めている時は守っているように見せるのが兵法の極意。


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下家から拾って、12000。

安全度重視で打点は少々下がったが、これで十分。

下家もイージーな3900と思っただろうに、一筋縄ではいかない。



case5
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東3局、トップ目の親番。

ドラドラ赤のチャンス手から、待望のテンパイが入る。

ダマでも11600から、高目ツモでインパチまである。


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次巡、持ってきたのはまさかの4枚目となる6p。

さて、どうしよう?





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これを空切りすることで、7pが盲点になる。

ここは勇んで空切りするところだが、ひとつ留意点がある。

この局面のトイツ落としは他家から見ると相当に違和感があるだろう。

赤5mが切られた後に、全体にも危険な6pのトイツ落とし。通常ならこの巡目で6pトイツ落としという手順にはなりにくいはず。

このへんの違和感をピンポイントで嗅ぎつけられると6pまたぎは十分に待ちの候補として浮上してくる。

モノホンの強者が相手だと、下手すると一点レベルで読まれてしまう可能性すらある。

中終盤の明らかに危険な中張牌のトイツ落としには、こういう空切りが絡んでくる確率が高まることを覚えておくといいだろう。



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そして、次巡持ってきたのは、これもまさかのドラ。

絶妙にアガリを逃している気もするが、それはそれ。

さて、どうしよう?





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これは絶対に空切りしてはいけない牌。

ここで空切りを入れてしまうと、今までの作為がすべてパーとなり、47pを一点で読まれやすくなる。

チートイツもないのになぜドラターツがここで出てきた?となると残っているのは47pぐらいしかないからだ。

ピンズ待ちをぼかすための6pの空切りだったわけだから、ここでのドラの空切りは逆効果となってしまう。

このへんを無思慮にやってしまうと余計な情報を与えることにもなりかねないのが空切りの難しさだろう。


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結果、下家と私の二人テンパイで流局となった。

下家の恐る恐るのリーチ、対面の対応などを見ても、私の河に対する警戒感は相当なものだったとうかがえる。

場合によっては作為が逆効果になることもあるということを覚えておくといいだろう。

ちなみに47pは山に皆無、7pはまさかの上メンツで全部使われていた。



case6
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南2局、17700点持ち3着目の南家。

ファン牌を2つ仕掛けた対面が、7mのトイツ落とし。これはツモを経ての打牌だ。


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5mをツモってきて、何を切るか?





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この瞬間の5mはかなり通りやすい。

4mも切ってあるため、シャンポンもないからだ。


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対面が3フーロ目を入れ、打5p。

待ちはソーズがド本命か。


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最後のツモ番となったが、ここから何を切るか?

ラス目の下家もドラポンしており、予断を許さない。





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特に警戒もせず8mを切るとこれがまさかのアウトで3900。

ええっ?これ当たっちゃうの?


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つまり、対面はここからの空切りだったということ。

ここでのトイツ落としにはやや違和感があるとはいえ、なかなか読み切るのは難しい。


このように、フーロ時にも同様に有力な戦術となるため、使い道を覚えておいて損はないだろう。



ラベル:空切 天鳳
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2020年08月02日

ペンカン待ちは超愚形なのか?

みなさんは、六筒七筒八筒八筒九筒という形を見たときに、どのような印象を持つだろうか?


おそらく、大抵の人はこの形を好意的に受け止めないだろう。

そればかりか、真っ先に嫌う部分として候補に挙がるはずだ。

かくいう私も一昔前は最終形としてこれ以上悪い待ちはない、と思っていた。

同じペンチャンでも、メンツ部分に1枚つぶれて最大3枚しかないのだから、当然と言えば当然である。


一筒二筒二筒三筒四筒や、六筒七筒八筒八筒九筒という形は、メンツの抜き方によってカンチャン待ちにもペンチャン待ちにも取れるため、俗にペンカン形という名前で呼ばれることがある。

今回はこのペンカン形について、どういう特性があるのかを解説していきたい。


@変化に有利な形である

一萬二萬三萬六萬六筒七筒八筒八筒九筒二索二索八索九索ツモ五萬ドラ一萬

マンズが好形になり、ターツ選択となったところ。ここから何を切るか?

実戦でもしばしば見られるが、この形はかなり頭を悩ませるのではないだろうか。

見落としていけないのは、ペンカン形には受け入れが増加する変化が多い、ということである。


六筒七筒八筒八筒九筒からの変化を以下に挙げる。

(1)ツモ五筒五筒六筒七筒八筒八筒九筒 両面含み

(2)ツモ八筒六筒七筒八筒八筒八筒九筒 変則三面張含み

(3)ツモ六筒九筒六筒七筒八筒八筒九筒九筒 シャンポン含み

(4)ツモ四筒四筒六筒七筒八筒八筒九筒 リャンカン含み


八索九索からの変化は、両面変化まで二手かかる上に、それ以外は重なりのシャンポン変化しかない。

単純に一手で両面変化するだけでも大きいのに、(2)の変則三面形や、見逃されがちな(4)のリャンカン形も踏まえると、シャンテンを広くする変化量には大きな差があることがわかるだろう


つまり、ペン7sで即リーチに行くつもりがないのであれば、大抵の場合はペンカン形を残した方が有利だろう。

逆にペンカン形を払っていくケースとしては、ペン7sが場況から優秀である場合だ。一応ピンズの好形変化を保留しつつペン7sの受けを残せるために、ド裏目を被るリスクを減らしながら、ペン7sという最終形に寄せることができるからだ。

また、雀頭がない手においては受け入れ的にも優秀な形となるため、過去記事(67889は雀頭作りに最適)で確認していただきたい。


A意外と他家が使いづらい部分である

六筒七筒八筒八筒九筒という形は、8pを自身で2枚使っているため、単純ペンチャンよりも他家がメンツで構成しづらいという特性もある。

牌理上当然の話ではあるが、仮に8pや9pがもう1枚ずつ見えるなどの情報があれば、他家はよりそのへんでのメンツ構成が困難になる。

例えば、ソーズが場に高い場合に枚数重視でペン7s待ちを選んだとしても、他家に使い切られていることも多い。このへんは経験からも理解できるだろう。

場に高い生牌のペンチャンと、場に安い1枚切れのペンチャンならどちらがアガりやすいかを考えるとわかりやすい。

8pが埋まりにくいことでピンズの上は場に安くなりやすいため、最終形としてそこまでアガりやすさに差がつくわけではない。

ただし、4枚のうちの1枚、25%の減少の影響は大きいため、単純ペンチャンと比べて有利になると言い切れるレベルでもない。遜色がないもしくはやや悪い程度に収まるということである。


結論としては、ペンカン形が最終形となっても単純ペンチャンと比較してアガリ率の減少がそこまで大きくないため、変化量の多さからペンカン形を残した方が有利となることが多そうだ。

もちろん場況は常に加味されるべきだが、潜在的に他家が使いにくいことは最終形の不利を相殺する要素となりうる

山に十分あると見込める場合は、残り2枚待ちぐらいでも特段リーチが悪いということはなさそうだ。

むしろ、テンパイした際にそこを払いつつ好形テンパイを狙うか、即リーチに踏み切るかの選択自体が難しいことが多いだろう。

攻め返されると待ちの枚数的に不利なことには違いないため、攻め返してくる他家がいるかどうか、点棒状況などを勘案する必要がある。


10年前と比較すると、私はペンカン形に対する印象がかなり変わった。

当時はこれ以上の愚形はないという認識だったが、今では手組みの段階においてはそれなりに重宝できる形であるという認識に変わっている。

これは、イーシャンテンを広くすることがアガリにおいては重要であること、また単純ペンチャンと比較して変化量の差が顕著であるという認識が深まったためである。


それでは、どのような際にペンカン待ちリーチに踏み切るのだろうか?

今回は実際にペンカン待ちリーチに踏み切った実戦例を用いて、このリーチが活用できるケースを考えていきたい。

それではどうぞ。



case1
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東4局、17500点持ちラス目の南家。

ピンズでの雀頭作りを模索していたところ、マンズが重なりこのテンパイ。

3pは場に1枚切れで実質残り2枚だが、さてどうしよう?





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リーチに踏み切った。

9mが3枚切れにつき、好形になったとしても特段アガりやすくなるわけではない。

場況的にはピンズが安く、3pはわりと良さそう。

巡目的にもこのへんが決断のしどころか。


tenhou.3163.jpg

手を狭くした親から出てきて、5200のアガリ。

この終盤に出てくるスジではないため、僥倖だった。

2pが3枚見えていることにより、他家はその周辺をメンツとして使いづらい。

他家が手の内で使い切れないという要素が、ペンカン待ちには含まれやすいということがわかる。



case2
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南2局、18700点持ちラス目の親番。

絶好の7pくっつきで早くもイーシャンテンに。

是が非でもこのチャンスを生かしたいところ。


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先に両面が埋まってテンパイ。

難しい選択が残ってしまった。

1mを切っているのでマンズの好形変化も限定的だ。

さて、どうするか?





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6s切ってリーチとした。

シャンポンに取ってダマ、一旦イーペーコーに取ってダマなど色々考えられるところ。

しかし、6sが1巡前に出ているというのがポイントで、これによりソーズは分断形になった

例えば4mツモを逃してしまうと激痛だが、嬉しい変化は多くなく、むしろダマにしていることの損の方が大きいという印象。

このリーチに3sは切りやすいわけではないため、内側を見せるデメリットはさほどない。

むしろ、6sを安くして7sを炙り出す作戦だ。


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一発ツモが6sでヤラカシタ〜!

これを捕らえられる人はなかなかいないだろう。

裏目は裏目だが、6sは場に3枚目で前向きな裏目。

こうなってみると6s切りがじわじわと効いてくる。


69772.jpg

ところが、3着目の親から追っかけが。

こうなると河の迷彩はまったく意味がなく、圧倒的不利となる。

直対のラス争いにつき、中途半端な手でないことは確かだからだ。


69773.jpg

しかしここでまさかのトップ目から当たり牌が放たれる。

裏が1枚乗って5200となればこれは大きい。

対面は安牌に窮して、苦肉のトイツ落としが刺さった格好。

親は十分形の5800からで捲り合いは圧倒的にこちらが不利だった。


69774.jpg

仮に私の宣言牌が9sで、6sが2枚しか見えていないなら、対面は7sを切ったかどうか微妙だ。

内側を切って外側を炙り出す作戦は、一応ドラそばにおいても通用することがわかるだろう。



case3
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東2局、3着目の南家。

4mを浮かせ打ちしていたところ、先に両面が埋まってテンパイが入る。

場に動きは入っていないが、さてどうしよう?





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即リーチとした。

この場合は4m切りダマに取るメリットはさほどないため、4m切りリーチか2p切りの2択だろう。

2pと1pがほどよく切られていて、3pの場況は良好。

これぐらいの場況なら即リーチの及第点ではないだろうか。


58328.jpg

しかし、親に一発を消された挙句、持ってきた赤5mが刺さって5800。

現物の7sを上手く捌かれてリーチが裏目に。

これは最悪や…


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一見よく見える場況でも、実際には3pは山に1枚。

待ちの枚数自体が元々少ないだけに、これぐらいの場況では少し足りないかもしれない。

4pが2枚出てるとか、ピンズの中ほども出ていた方が好ましい。


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仮に2pを切ってのテンパイ取らずなら、赤5mを組み入れての36mリーチが打てたかも。

今回は積極策が裏目と出てしまったようだ。

このように、勇み足になることもあるため、道中の選択は十分に吟味する必要がある。




case4
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東2局、17000点持ちラス目の親番。

トップ目の対面からリーチが入って一発目。

浮かせていたドラが重なって、少しやる気が出た。

さて、ここから何を切るか?





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4pのトイツ落としとした。

マンズとソーズに手がかけられない以上、ここはこの一手か。


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次巡、持ってきたのはズバリテンパイとなるカン5m。

ソーズはそれなりに変化も見込める形だが、さてどうしよう?





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追っかけリーチとした。

ドラドラで打点があるので、ダマで回すのは隙以外の何物でもない。

都合よく変化を見るよりも、ツモの流れを重視すればここは自然と踏み切れるだろう。


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やや長引くも、競り勝って7700。

トップ目のリーチだけに内心バクバクだったが、僥倖を得られた。

ここで、対面の待ちと私の待ちの枚数を確認してみてほしい。

対面の両面は山に0枚(!)、対して私の苦しいペンカン3sはなんと2枚も残っていた。

勝負所に確率は関係ない、これを体現するかのような大勝利だった。



case5
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南1局、16900点持ちラス目の南家。

3着目の下家からリーチが入って一発目。

ここから何を切るか?





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3m切りとした。

ラス目で打点つきとはいえ、ここから4p8pを勝負していくのはやや無謀だろう。

ここはじっと我慢。


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粘っているうちに、再び形がまとまってくる。

期せずしてピンズがリャンカン形となり、浮かせていたどちらかを使い切れる目途がついてきた。


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赤5sに重なって、これも望外のテンパイ。

さて、どうするか?





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4p切りで追っかけに踏み切った。

ここまで来るとさすがに追っかけるんだが、待ち取りをどうするか。

7pが直前に切れただけにカン5pに取るのが普通だが、8pは通っているわけではない。

今4pが通りやすくなったことには意味があると考え、それを重視して4p切りリーチとした。

通常飛び出す可能性が高かったのはどちらかというと8pで、それが使い切れる恰好となったので。

このへんは理屈ではなく、私の培ってきた勝負勘の領域だ。


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これがビンゴ!7pを河に並べた下家から一発は8000をGET。

この最終形を見て下家はどう思っただろうか。

私だったらこの半荘物思いに耽ってしまうかもしれない。


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浮かせていた赤5sは、下家リーチの当たり牌だった。

これを重ねてのテンパイとなれば、通常勝機はある。

私のリーチ時、山には5p2枚、7p1枚で待ち取りはカン5p優勢だったが、結果はまた別物。

勢いのある時はこういう針の穴を通すような選択ができるものだなあとしみじみ思った。


このように、勝負所では待ちの枚数は関係ないため、ペンカン待ちリーチも十分に機能することがわかるだろう。

超愚形という先入観にとらわれず、使いどころを虎視眈々と伺うことで、今までにはなかった世界線が見られるかもしれない。



ラベル:天鳳 愚形 立直
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2020年07月26日

1メンツ落とし(手出し)はチートイツ

今回は、他家の1メンツ落としにおける読みについて。

この記事で言う1メンツというのは、456mなどの完成シュンツのことである。


フラットな局面において、手牌で完成しているメンツを丸ごと落としていくケースはそれほど多くはない。

アガリの大半は4メンツ1雀頭を基本としているためである。

それだけに、相手がメンツ落としを見せてきた際は、手牌を読む上での大きなヒントとなる。


それでは、どのような手牌でメンツ落としが見られるのだろうか?

以下で解説していきたい。


メンゼンの場合

@メンゼンならチートイツが大半

四萬五萬六萬一筒一筒三筒三筒五索五索八索八索東發ツモ東

上の手牌から何を切るだろうか?

発を切ってメンツ手との天秤に取るという手もあるが、例えばトイツの中で1種でも2枚切れがあるという場合は、マンズを切ってチートイツに決めるという人が多いはずだ

イーシャンテンなら待ち頃の牌を1枚持っておいて、即リーチできる体勢にしておくというのが経験上期待値が高い選択だろう。

真ん中付近の牌はチートイツの待ちとしては適切ではない上、相手に対する危険度も高いため、この後マンズの1メンツはすべて払っていくことになる。

このように、自然にメンツ落としをしていく手役がチートイツであり、イーシャンテンからの選択として最も多くみられる

つまり、1メンツ落としから間をおかずにリーチが入った場合は、チートイツが読みの本線となる

ホンイツを天秤にしていることもあるので、高い色と字牌は特に警戒すべきところとなる。


A稀に手役絡みも

二萬三萬七萬八萬九萬一筒二筒三筒五筒六筒七筒一索三索ツモ一萬

上の手牌から何を切るか?

素直にテンパイに取るにはちょっと惜しい手ではないだろうか。私はこの手ならピンズのメンツ落としから考えたい。

2sチーしても純チャンにつき、打点的な見返りがあるからだ。

三色、チャンタ、純チャンなどの仕掛けが効く手役では機動性の面からも1メンツ落としを考慮されることが稀にある。

この場合は愚形が残っていることも多く、相手の点棒状況から打点狙いなのか機動力重視なのか、その意図を読む必要がある。


仕掛けが絡む場合

@トイトイ

一萬一萬二筒二筒二筒九筒九筒四索五索六索西西北ツモ北ドラ一萬

シュンツ落としにつき、常にトイツ系手役は考慮する必要があり、仕掛けでの本命のひとつ。

ファン牌がある場合は、1メンツ落としにまで踏み込まないことが多いので、ドラはあるけど役がないとか、仕掛けやすいトイツが多い、などのケースで見られやすい。

あとは、チートイツとの天秤の際に、打点との兼ね合いで仕掛けていくことが多い。

ポンという声が入ったら、自然に警戒できる手役だろう。


Aホンイツ

一筒一筒二筒二筒五筒八筒九筒四索五索六索東東西ツモ西

ホンイツの場合は、ポン材に優位性があると判断した場合や、チートイツの可能性など、わりと早い段階の構想においてメンツ落としがみられることがある。

仕掛け時はホンイツとトイトイの天秤になっていることが少なくなく、仕掛けた色のホンイツは警戒の対象となる。

メンツ落としが見られる仕掛けについては、ホンイツとトイトイを警戒の対象としておけば、大半はカバーできる


B超大物手

二萬三萬四萬東東南南西西北ポン白白白ツモ北

役満などの大物手でもメンツ落としは見られやすい。

さすがに河が目立っていることが多いため、これは警戒しやすいだろう。


仕掛けまで加味すると、警戒する対象は多岐に渡るため、対処は難しくなりやすいが、メンツ落としからの仕掛けは速度的に不十分であることも多く、それを念頭に置いておけばいい。

今回はメンゼンにおける1メンツ落としに絞って、それが実戦でどのように現れるか、どのように対処したらいいか、そのへんをピックアップしてみた。

河の見え方からトイツ系手役を絞ることにより、オリの手順も大きく変わってくるため、そのへんも参考になるのではないかと思う。

それではどうぞ。


case1
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東3局、ラス目の西家。

孤立9sが重なったところ。

ここから何を切るか?





60872.jpg

メンツ落としの典型となる手牌がこれだ。

メンツ手ではアガリが見込みづらく、トイトイにするメリットもあまりないため、チートイ決め打ちに優位性を見込みやすい。

中は自身で第一打に切っているものの、ノーテンから残すことのデメリットはそれほどないため、山によりいそうな牌を残すのがチートイツ狙いの基本だ。


60873.jpg

3sをツモってきたが、何を切るか?





60874.jpg

5m切りとした。

赤5mは魅力的だが、単純に6mの方が山にいそうという判断だ。

3sは危険度も高いため、ここでの選択は微妙なところだが、チートイツ決め打ちの場合は他家に使われていそうな中張牌は手順上、どうしても河に放出されてしまう。

アガリやすい単騎へと変えていく過程で、厭わずにメンツ落としが見せられやすい、というのがポイントだ。


60875.jpg

フリテンの中を引き戻して上手くテンパイが入った。

さて、どうしよう?





60876.jpg

6m切ってリーチとした。

ラス目につき、ここは躊躇わずにどちらかでリーチしたいところ。

36sは全体に危険度が高い上、チートイツに決め打つ過程で持ってきた牌につき、そのツモの流れを重視して3s待ちとした。


60877.jpg

長引いたが、最終盤に親から出て、3200となった。

このスジが出てきたのは意外だったが、テンパイならということでワンチャンスから押したようだ。

1メンツ落としをはっきり見せたため、手役は絞られやすかったわけだが、それだけに3s待ちはやや盲点になったかもしれない。

通常チートイツなら待ち頃の牌という想定が成り立つためだ。

1メンツ落としする過程を見ることで、どのような牌姿になっているかをなんとなく頭に入れることができるだろう。



case2
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南3局、3着目の親番。

ラス目の上家がはっきりとメンツ落としを見せてきた。


tenhou.10999.jpg

そして、次巡リーチと来た。

こちらの手は勝負にならないので、基本オリだろう。

上家はチートイツの可能性も十分だが、切り順で不可思議な点があるとすれば、5pよりも1枚切れの6pが引っ張られた点だろうか

上家は打点的な面からも、赤5p引きを考慮するのが普通だからだ。


tenhou.11000.jpg

ところが、ここで事件が。下家の切った4枚目の東にロンの声でこれがなんと国士!

唐突に下家が飛んで終了してしまった。

私はタナボタの2着となったわけだが、そんなことより東を掴まなくてよかったという安堵感の方が強かった。

下家はチートイツはケアしたかもしれないが、さすがに4枚目の字牌はケアしようがない。

とんだ伏兵がいたものである。


tenhou.11001.jpg

上家の5p切りは赤との振り替えだった。

5pが先に出てきた不思議はこれで明らかに。

上家も目立たない捨て牌にしたかっただろうに、ツモの巡り合わせによってはこうなってしまうこともある。

いずれにせよチートイツであったという事実に変わりなかった、この点が重要だ。



case3
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東2局、ラス目の親番。

ドラドラのチャンス手だが、ここから何を切るか?





71924.jpg

5s切ってメンホンチートイのシャンテンとした。

どうせチートイに決めるならメンホンもつけたいので、自然な手順ではないだろうか。

さすがにマンズは分断しすぎてメンツ手が現実的ではない。

全体の危険度で見て258sのスジを先に処理することを優先した。


71925.jpg

んで、こういう河になる。

なぜなら、仕掛けに対して極めて危険なソーズを先に処理したいからだ。

上家の2フーロにもう間に合っていないという可能性もあったが、きわどく通すことに成功した。

このように、実戦的にもメンツ落としは危険度との兼ね合いで、堂々と見せられることが少なくないとわかるだろう。

だからこそ、これが手出しであるかどうかをしっかりと見ておくことが肝要となる。


71926.jpg

東を重ねて待望のテンパイが入る。

2m1m西と立て続けに切られてスルーが裏目かと考えていただけに、このテンパイは嬉しい。

さて、どちらで待つか?





71927.jpg

確実に拾えそうな9pで待つことも考えたが、ここは決定打を見てメンホンに取った。

ここはかなり難しいが、メンホンに取る方が自然な着手という気がする。


71928.jpg

下家からリーチが入るも、ありがたいことにツモアガることができた。

このゲームのトップを決定づける8000オール。

6mは山1に対し、9pは山に2枚につき難しい選択だったが、4000オールではトップは取れなかったかもしれない。

ともかく、このぐらい派手なメンツ落としが入った場合、ホンイツが絡んでいることがあるため、河に高い色には注意を払う必要がある。




case4
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東2局、ラス目の南家。

親からメンツ落としとなる、赤5sが出てくる。

67s両面ターツ落としの裏目として赤5sを持ってきた可能性もあるものの、いずれにせよ大警戒の河だ。


49214.jpg

5m手出しをはさんで、ドラ切りリーチが入った。

こちらもテンパイが入っているが、一発で持ってきたのは西。

さて、どうしよう?





49215.jpg

ドラを抜いてヤメた。

1枚切れの字牌は待ち頃すぎてどうしても切れない。

こちらのアガリ目は薄いし、当たり牌の5mを親に切られているというのもある。

ドラを引っ張っているのはわかるが、黒5mより先に赤5sが出てきた理由が気になるところ。


49216.jpg

対面が地獄の東で刺さって、9600。

安牌があっただけに、この東はやや軽率だったかもしれない。


49217.jpg

上家のソーズ落としはこのイーシャンテンから。


49218.jpg

そして、赤5s切りはテンパイからドラ待ちに振り替えた結果だった。

やはりここの赤5s切りの異様さを見逃してはいけない、ということ。


49219.jpg

ここでの5m切りは空切りだった。

ここでの空切りは赤5sがボケるため、効果的な空切りと言える。

手順前後の疑問点があっても、手役がチートイツであるという事実、これだけは一貫して変わらないことがわかる

枝葉末節にとらわれず、1メンツ落としからチートイツを本線に読んでいくことは正しいとわかるだろう。


case5
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南1局、2着目の南家。

ラス目の対面から怪しい河のリーチが入る。

6sはツモ切りだが、次巡が7s切りにつき、両面ターツを嫌っていることは確定だ。

こちらも両面ターツ落としからピンズのホンイツに寄せているが、安全牌が1枚もない。

さて、何を切る?





53805.jpg

2m切りとした。

これは北の暗刻落としと迷うところかもしれない。北なら3巡凌げるのに対し、2m切っても後が続かないからだ。

しかし、メンツ手ならソーズの上を外すことに違和感があり、これはチートイツ本線と読んだ。

仮に単騎待ちなら、2mで待っている可能性はかなり低そうだ。


53807.jpg

1sをツモって、依然安牌なし。

ここで何を切るか?





53808.jpg

3p切りとした。

チートイツ本線で読んでいく際に、警戒すべきはこういうスジになっている端牌だ。

対面が待ちとして優秀だと考えるところはどこかを考え、そこは切らないように努める。

仮にチートイツだった場合、対面は3pで待つだろうか?

ここは第二打7pの裏スジとなっている部分であり、最も警戒されるところ。こんなところでわざわざ待たないだろう。

メンツ手なら切れない3pでも、トイツ手と読めば割合切りやすい3pとなる。

同じ理由で4pでもいいが、4pは万が一のメンツ手に備えて。


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2人テンパイで流局。対面はドラ単騎のチートイツだった。

オリに苦労した割には、わかりやすい待ちだった。


53811.jpg

対面の6sツモ切りはここから。

結果的には1メンツ落としだった。

メンツ手なら悪くない58sだけに、そういう点から読みを入れていくのも有効だ。



case6
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東3局、3着目の親番。

対面が露骨にメンツ落としでリーチ。


tenhou.21179.jpg

ここから何を切るか?


ここでは、親番で打点も伴っているということで、南を勝負した。

2pで回るということもあるが、2pが安全なわけではないので。


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下家との2件リーチになるも、上家が放銃し、裏1の3900。

対面はメンツ落としにもかかわらず、きれいなピンフだった。


tenhou.21182.jpg

対面は三色含みになり、マンズの両面ターツ落としから…


tenhou.21183.jpg

ちょうど2m切りの時に持ってきたのが1mだったということ。

両面ターツ落としを見せるかどうかというところだが、1mの方が安全度が高いため、普通といえば普通だ。


このように、両面ターツ落としの最中に裏目を持ってきたということも当然あるため、1メンツが元々あったかどうかは確実とは言いきれない。

通常は両面ターツ落としをなるべく見せない切り順を模索するものだが、他家への危険度も考慮されるため、一概に言えなくなる。


そこで、ターツ落としかメンツ落としかを見極めるために、河や点棒状況などの背景を見る必要がある。

例えば、case5のように他の河が派手ならばよりメンツ落としの可能性は高まるし、打点の必要な人ほどメンツ落としの傾向は強くなるなど。

ターツ落としにしても、赤受けを嫌っていたり、明らかに強そうな部分を嫌っている場合はメンツ落としの可能性が高まる。


case6のような例外があることも踏まえつつ、メンツ落としを的確に見極めることで、より精度の高い攻守判断が可能になるだろう。



ラベル:天鳳 看破
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2020年07月19日

ホンロートーの作り方

手役の作り方、今回は2ハン役のホンロートー(混老頭)について。


ホンロートー(以下ホンロー)の特徴として、必ずトイトイが複合するため、アガった際は4ハン以上が確定するというのがある。

ヤオチュー牌のコーツで構成される性質上、40符以上も確定するため、8000からのアガリとなる。

これに類似した手役として小三元が挙げられる。

小三元自体は2ハン役だが、ファン牌2種が複合するため、必ず4ハンが確定するからだ。


難易度が高い印象のあるホンローだが、実戦ではどのくらいアガれるのだろうか?

また、どのような手牌の時に狙っていけばいいのだろうか?

以下にまとめていく。


ホンロートーの出現率

私自身の実戦データによると、鳳凰卓約8800試合におけるホンローのアガリ回数はたったの7回、出現率にして0.037%だった。

単純に1257試合に1回というのだから、極めて難易度の高い役であることがわかる。

一般的なホンローの出現率をネットでざっと調べてみると0.08%〜0.1%ぐらいという数値に落ち着くようだ。

私はトイツ系といっても、チートイツが極端に多くてトイトイはむしろ平均より少ないため、それが影響したのかもしれない。


私の役統計では、類似役の小三元のアガリ回数が15回、なんとホンローの2倍以上あるというのだから驚きだ。

ホンローと四暗刻の回数がまったく同じというのもフーロ率が低い私ならではかもしれない。

役満を除いた一般役におけるアガリ回数はホンローが下から2番目で、ワーストは二盃口の6回(0.032%)だった。

ちなみに、一般役におけるアガリ時素点はホンローが堂々のトップで、14571点だった。

次点は小三元の13160点、注目のチンイツは12577点だった。

これは試行回数が少ないことによるブレもあるとは思うが、やはり複合4ハン役の威力は伊達じゃないということだろう。

ホンローの場合ファン牌が複合しやすく、ホンイツや三暗刻などの手役も付随しやすい。


ホンロートーを作るコツ

@基本手なりで作る

ホンローの難易度が高い理由は、有効牌種が少なく、老頭牌(1・9牌)のコーツがネックになりやすいからだ。

老頭牌は早く切られやすいばかりかシュンツで使われるため、いかに早期に重ねてポンできるかがポイントとなる。

逆に言うと、配牌からトイツの型さえ整っていれば、何の苦労もなくあっさりアガれることも少なくない。

基本は配牌の良さを生かして狙っていく役だと言える。


Aチャンタとホンローの天秤の際は裸単騎も視野に入れる

チャンタ天秤の見切り発車仕掛けは、ホンローへの敷居が高く、大概安手になることを覚悟しなければならない。

トイトイ変化が見込める場合はまだしも、ホンローは有効牌が限定されすぎていて、重なった時には2枚切れだった、みたいなことも少なくないからだ。

一方で、

九萬九萬一筒二筒ポン九索九索九索ポン西西西ポン發發發

このようなテンパイになった際は、9mも積極的に鳴いて裸単騎に取っていい。

守備を捨てるだけの打点的見返りがあるからだ。


Bホンイツとホンローの分岐はホンローに妙味あり

一萬一萬一萬二萬四萬九萬九萬九筒九筒西西中中ドラ東出る中

中をポンして、手拍子で9pのトイツ落としをしたくなるが、ホンローの場合はそちらを優先するのがいい。

ホンイツの場合はどうしても河に匂いが出るので、アガリまでがなかなか大変だからだ。

ホンローなら待ちが絞り切れずに、どこから鳴いても相手がより苦しむことになる。

マンズが好形なら基本ホンイツだが、それでも考慮の余地はあるだろう。


C序盤は広い構想を持ったスルーも吉

ホンローは基本、手材料を確保してから狙いに行くものであり、見切り発車での成就率は低い。

そのため、序盤にホンローを天秤とした仕掛けをすることは手牌の期待値を大きく下げてしまうことにもなりかねない

手牌の方針が定まらないうちは、オタ風や老頭牌の1枚ぐらいはスルーしても自身にとって損になることは少ない。

ホンローよりも確度の高いホンイツなどの役を天秤の候補にした方が局収支にとってはいいということ。



ポイントは、出現率から見ても難易度が高い役につき、仕掛けてから狙ってもなかなか上手くはいかないというところ

その点さえ押さえておけば、仕掛けに迷った際のバランスがとりやすいだろう。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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東3局、2着目の南家の配牌。

OH!ホンローチートイイーシャンテンね。ベリーデリシャス。

第一打は7mから。


43173.jpg

いきなり発が出たが、さてこれを鳴く?





43174.jpg

ポンした。

ホンローの型が揃っている場合はこれはポンが良さそう。

なぜなら、序盤に鳴きやすい端っこばかりなので、チートイツよりも速度が見込めるからだ。

この場合は三色同刻もあるし。


43176.jpg

さらに2つ鳴けた。

あっという間にテンパイまでこぎつける。

こうなると相手は嫌だよね。ベストな9sから鳴けて、いかにもソーズホンイツな河になってるし。


43177.jpg

下家から即出て、電光石火の12000。

こんな美味しいハネ満はなかなかない。配牌からただ鳴いただけ。

このように、ホンロー成就のカギは、いかに早くポン材の種を揃えるかにかかっている。



case2
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東3局、3着目の西家。

浮かせたドラが上手く重なり、これで種は揃った。

ピンズの両面ターツを払っていく。


45728.jpg

両面ターツを並べ打ちしたくないが、この9mは残す。

重なりでホンローチートイのテンパイに取れるのは大きい。

しかも9m待ちなら絶テン。


45729.jpg

あとは手順で仕掛けるのみ。


45730.jpg

発を自力で引きこんでテンパイ。

西も効いててこれ、ツモれば三倍満だ。

ホンローは手役が複合しやすく、仕掛けても弩級の打点がつくところが大きな魅力だ。


45731.jpg

が、ダメ。上家がチートイで上手く捌いて対面から8000。

我が西は一体どこに…?


45732.jpg

く〜〜、次に対面が西を掴んで16000だったなあ。

仕掛け三倍満なんてホンローぐらいでしかお目にかかれないところ。

相手の要らないところばかり集めるので、本局のように全面戦争になりやすい手役ではある。



case3
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東3局、2着目の親番。

発をポンしたところだが、ここから何を切るか?





47676.jpg

6m切りとした。

9p1枚切れにつき、少し悩むところだが、ドラ色のマンズに比重を置くのはアガリづらそうという意図。

5m引きに備えて8mから切るという手もあるだろう。


47677.jpg

北が鳴けて狙い通りのテンパイが入る。

テンパイさえ入れてしまえば、相手は待ちが絞り切れず苦しいはず。

ホンイツの愚形テンパイよりは出アガリ率は高まるだろう。


47678.jpg

9pの方をツモって、6000オールのアガリ。

7m待ちでも先にツモっていたが、打点的にはこちらの方が上だ。

2フーロから9pトイツ落としを見せるとマンズはまず出てこないため、ホンローを選べば出アガリ率が上がるのが魅力だ。



case4
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開局の西家。

国士崩れみたいなバラバラ配牌をもらっている。

2枚目の9mが下家から出たが、さてこれを鳴く?





tenhou.16080.jpg

ポンした。

鳴いてもバラバラだが、鳴かないよりはマシという判断。

チートイツに絞るよりはアガリ率はかなり上がるだろう。

そういう意味では2枚目はさすがに急所だ。


tenhou.16081.jpg

ツモが効いてこんな感じに。

この北重なりはよだれが出るほど嬉しい。垂涎ってやつだ。


tenhou.16082.jpg

下家から暗カン入りリーチが入るも、こっちもテンパったで。

しかも新ドラの白が乗って、絶対に負けられない戦いに。


tenhou.16083.jpg

対面からスジになった9sが出た。

至福の瞬間。


tenhou.16084.jpg

3巡目に9mを渋々ポンして、誰がこの最終形を予想できただろうか。

見切り発車仕掛けでこのぐらい上手くいくことはなかなかないが、アガリへの嗅覚と発想力を持つことで、時にこういった大化けの手を成就させることができる




case5
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東4局、2着目の南家。

良いのか悪いのかわからない配牌をもらう。

ここから何を切るか?





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6m切りとした。

マンズのホンイツを主軸として、1sあたりを切るのも普通だろう。

ただ、1pのトイツを生かす手役を考えた際に、愚形の真ん中がいらないのではないかという直観だ。


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たった2巡で手が見違える。

こうなってみると、マンズのターツ落としの方が正解のように思える。

どのみち同じ形にはなっているけれど。


34730.jpg

上手く鳴けてテンパイ。

大三元字一色まで見えるところだが、ここは素直にテンパイに取った。


34731.jpg

三人テンパイで流局〜。

1pと南は1枚ずつ王牌に沈んでいた。

はっしとツモりあげて長いお経を唱えたかったところ。



case6
tenhou.4294.jpg

東3局、ラス目の南家。

対面から1枚目の白が出たが、これを鳴く?





tenhou.4295.jpg

スルーした。

ホンイツ主眼に仕掛けてもいいが、ターツ不足でいまいち手応えがない。

ツモで様子を見つつ、チートイツなどにも対応したい。


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スルースキル「ターツ不足のホンイツは字牌重なりを見る」が決まった。

これは感触のある手牌の伸び。


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さらに伸びる。


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1枚目の北から仕掛けて、ここまで来たら満場一致で両面ターツ落としだろう。


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しかし、対面の2000にかわされてしまった。

ひとつのスルーが奏功して、ここまで手が伸びることもあるという例。

序盤のうちは方針を幅広く見ておくことで手牌に余裕が生まれる。



case7
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南1局、2着目の南家。

ダブ南暗刻で字牌の多い、なかなか面白い配牌をもらった。

いきなりオタ風の北が出たが、さてこれを鳴く?





61628.jpg

スルーした(ラグあり)。

ホンイツなのかチャンタなのか方針がはっきりしていないし、ここから鳴いても雀頭不在でアガりやすくなっているとは言えない。

なんとなく鳴きたくなるが、1枚目はスルーするのがおすすめだ。


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ホンローの含みを残した1pが重なる。

北ポンだとまず間違いなく切り出されてる1pだけに、スルーにはこういう間口の広さがある


61630.jpg

さらに、発まで重なればあとはもう一本道だ。


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場1の発がポンできて、狙いの最終形に辿りつく。


61634.jpg

配牌からぽつんと浮いていた1pだけに、ツモるとすればこっち。

スルーからの構想により、ホンローの芽が息吹いた瞬間だった。


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目玉の親父を救い出して、一旦木綿にゲゲゲハウスは緑色。

さながら鬼太郎ワールド倍満ツモの完成です!



ラベル:手役 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:58 | Comment(0) | 手役の作り方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする