2020年07月19日

ホンロートーの作り方

手役の作り方、今回は2ハン役のホンロートー(混老頭)について。


ホンロートー(以下ホンロー)の特徴として、必ずトイトイが複合するため、アガった際は4ハン以上が確定するというのがある。

ヤオチュー牌のコーツで構成される性質上、40符以上も確定するため、8000からのアガリとなる。

これに類似した手役として小三元が挙げられる。

小三元自体は2ハン役だが、ファン牌2種が複合するため、必ず4ハンが確定するからだ。


難易度が高い印象のあるホンローだが、実戦ではどのくらいアガれるのだろうか?

また、どのような手牌の時に狙っていけばいいのだろうか?

以下にまとめていく。


ホンロートーの出現率

私自身の実戦データによると、鳳凰卓約8800試合におけるホンローのアガリ回数はたったの7回、出現率にして0.037%だった。

単純に1257試合に1回というのだから、極めて難易度の高い役であることがわかる。

一般的なホンローの出現率をネットでざっと調べてみると0.08%〜0.1%ぐらいという数値に落ち着くようだ。

私はトイツ系といっても、チートイツが極端に多くてトイトイはむしろ平均より少ないため、それが影響したのかもしれない。


私の役統計では、類似役の小三元のアガリ回数が15回、なんとホンローの2倍以上あるというのだから驚きだ。

ホンローと四暗刻の回数がまったく同じというのもフーロ率が低い私ならではかもしれない。

役満を除いた一般役におけるアガリ回数はホンローが下から2番目で、ワーストは二盃口の6回(0.032%)だった。

ちなみに、一般役におけるアガリ時素点はホンローが堂々のトップで、14571点だった。

次点は小三元の13160点、注目のチンイツは12577点だった。

これは試行回数が少ないことによるブレもあるとは思うが、やはり複合4ハン役の威力は伊達じゃないということだろう。

ホンローの場合ファン牌が複合しやすく、ホンイツや三暗刻などの手役も付随しやすい。


ホンロートーを作るコツ

@基本手なりで作る

ホンローの難易度が高い理由は、有効牌種が少なく、老頭牌(1・9牌)のコーツがネックになりやすいからだ。

老頭牌は早く切られやすいばかりかシュンツで使われるため、いかに早期に重ねてポンできるかがポイントとなる。

逆に言うと、配牌からトイツの型さえ整っていれば、何の苦労もなくあっさりアガれることも少なくない。

基本は配牌の良さを生かして狙っていく役だと言える。


Aチャンタとホンローの天秤の際は裸単騎も視野に入れる

チャンタ天秤の見切り発車仕掛けは、ホンローへの敷居が高く、大概安手になることを覚悟しなければならない。

トイトイ変化が見込める場合はまだしも、ホンローは有効牌が限定されすぎていて、重なった時には2枚切れだった、みたいなことも少なくないからだ。

一方で、

九萬九萬一筒二筒ポン九索九索九索ポン西西西ポン發發發

このようなテンパイになった際は、9mも積極的に鳴いて裸単騎に取っていい。

守備を捨てるだけの打点的見返りがあるからだ。


Bホンイツとホンローの分岐はホンローに妙味あり

一萬一萬一萬二萬四萬九萬九萬九筒九筒西西中中ドラ東出る中

中をポンして、手拍子で9pのトイツ落としをしたくなるが、ホンローの場合はそちらを優先するのがいい。

ホンイツの場合はどうしても河に匂いが出るので、アガリまでがなかなか大変だからだ。

ホンローなら待ちが絞り切れずに、どこから鳴いても相手がより苦しむことになる。

マンズが好形なら基本ホンイツだが、それでも考慮の余地はあるだろう。


C序盤は広い構想を持ったスルーも吉

ホンローは基本、手材料を確保してから狙いに行くものであり、見切り発車での成就率は低い。

そのため、序盤にホンローを天秤とした仕掛けをすることは手牌の期待値を大きく下げてしまうことにもなりかねない

手牌の方針が定まらないうちは、オタ風や老頭牌の1枚ぐらいはスルーしても自身にとって損になることは少ない。

ホンローよりも確度の高いホンイツなどの役を天秤の候補にした方が局収支にとってはいいということ。



ポイントは、出現率から見ても難易度が高い役につき、仕掛けてから狙ってもなかなか上手くはいかないというところ

その点さえ押さえておけば、仕掛けに迷った際のバランスがとりやすいだろう。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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東3局、2着目の南家の配牌。

OH!ホンローチートイイーシャンテンね。ベリーデリシャス。

第一打は7mから。


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いきなり発が出たが、さてこれを鳴く?





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ポンした。

ホンローの型が揃っている場合はこれはポンが良さそう。

なぜなら、序盤に鳴きやすい端っこばかりなので、チートイツよりも速度が見込めるからだ。

この場合は三色同刻もあるし。


43176.jpg

さらに2つ鳴けた。

あっという間にテンパイまでこぎつける。

こうなると相手は嫌だよね。ベストな9sから鳴けて、いかにもソーズホンイツな河になってるし。


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下家から即出て、電光石火の12000。

こんな美味しいハネ満はなかなかない。配牌からただ鳴いただけ。

このように、ホンロー成就のカギは、いかに早くポン材の種を揃えるかにかかっている。



case2
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東3局、3着目の西家。

浮かせたドラが上手く重なり、これで種は揃った。

ピンズの両面ターツを払っていく。


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両面ターツを並べ打ちしたくないが、この9mは残す。

重なりでホンローチートイのテンパイに取れるのは大きい。

しかも9m待ちなら絶テン。


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あとは手順で仕掛けるのみ。


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発を自力で引きこんでテンパイ。

西も効いててこれ、ツモれば三倍満だ。

ホンローは手役が複合しやすく、仕掛けても弩級の打点がつくところが大きな魅力だ。


45731.jpg

が、ダメ。上家がチートイで上手く捌いて対面から8000。

我が西は一体どこに…?


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く〜〜、次に対面が西を掴んで16000だったなあ。

仕掛け三倍満なんてホンローぐらいでしかお目にかかれないところ。

相手の要らないところばかり集めるので、本局のように全面戦争になりやすい手役ではある。



case3
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東3局、2着目の親番。

発をポンしたところだが、ここから何を切るか?





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6m切りとした。

9p1枚切れにつき、少し悩むところだが、ドラ色のマンズに比重を置くのはアガリづらそうという意図。

5m引きに備えて8mから切るという手もあるだろう。


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北が鳴けて狙い通りのテンパイが入る。

テンパイさえ入れてしまえば、相手は待ちが絞り切れず苦しいはず。

ホンイツの愚形テンパイよりは出アガリ率は高まるだろう。


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9pの方をツモって、6000オールのアガリ。

7m待ちでも先にツモっていたが、打点的にはこちらの方が上だ。

2フーロから9pトイツ落としを見せるとマンズはまず出てこないため、ホンローを選べば出アガリ率が上がるのが魅力だ。



case4
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開局の西家。

国士崩れみたいなバラバラ配牌をもらっている。

2枚目の9mが下家から出たが、さてこれを鳴く?





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ポンした。

鳴いてもバラバラだが、鳴かないよりはマシという判断。

チートイツに絞るよりはアガリ率はかなり上がるだろう。

そういう意味では2枚目はさすがに急所だ。


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ツモが効いてこんな感じに。

この北重なりはよだれが出るほど嬉しい。垂涎ってやつだ。


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下家から暗カン入りリーチが入るも、こっちもテンパったで。

しかも新ドラの白が乗って、絶対に負けられない戦いに。


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対面からスジになった9sが出た。

至福の瞬間。


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3巡目に9mを渋々ポンして、誰がこの最終形を予想できただろうか。

見切り発車仕掛けでこのぐらい上手くいくことはなかなかないが、アガリへの嗅覚と発想力を持つことで、時にこういった大化けの手を成就させることができる




case5
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東4局、2着目の南家。

良いのか悪いのかわからない配牌をもらう。

ここから何を切るか?





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6m切りとした。

マンズのホンイツを主軸として、1sあたりを切るのも普通だろう。

ただ、1pのトイツを生かす手役を考えた際に、愚形の真ん中がいらないのではないかという直観だ。


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たった2巡で手が見違える。

こうなってみると、マンズのターツ落としの方が正解のように思える。

どのみち同じ形にはなっているけれど。


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上手く鳴けてテンパイ。

大三元字一色まで見えるところだが、ここは素直にテンパイに取った。


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三人テンパイで流局〜。

1pと南は1枚ずつ王牌に沈んでいた。

はっしとツモりあげて長いお経を唱えたかったところ。



case6
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東3局、ラス目の南家。

対面から1枚目の白が出たが、これを鳴く?





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スルーした。

ホンイツ主眼に仕掛けてもいいが、ターツ不足でいまいち手応えがない。

ツモで様子を見つつ、チートイツなどにも対応したい。


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スルースキル「ターツ不足のホンイツは字牌重なりを見る」が決まった。

これは感触のある手牌の伸び。


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さらに伸びる。


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1枚目の北から仕掛けて、ここまで来たら満場一致で両面ターツ落としだろう。


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しかし、対面の2000にかわされてしまった。

ひとつのスルーが奏功して、ここまで手が伸びることもあるという例。

序盤のうちは方針を幅広く見ておくことで手牌に余裕が生まれる。



case7
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南1局、2着目の南家。

ダブ南暗刻で字牌の多い、なかなか面白い配牌をもらった。

いきなりオタ風の北が出たが、さてこれを鳴く?





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スルーした(ラグあり)。

ホンイツなのかチャンタなのか方針がはっきりしていないし、ここから鳴いても雀頭不在でアガりやすくなっているとは言えない。

なんとなく鳴きたくなるが、1枚目はスルーするのがおすすめだ。


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ホンローの含みを残した1pが重なる。

北ポンだとまず間違いなく切り出されてる1pだけに、スルーにはこういう間口の広さがある


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さらに、発まで重なればあとはもう一本道だ。


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場1の発がポンできて、狙いの最終形に辿りつく。


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配牌からぽつんと浮いていた1pだけに、ツモるとすればこっち。

スルーからの構想により、ホンローの芽が息吹いた瞬間だった。


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目玉の親父を救い出して、一旦木綿にゲゲゲハウスは緑色。

さながら鬼太郎ワールド倍満ツモの完成です!



ラベル:手役 天鳳
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2020年07月12日

条件付きリーチの気配は一発消し

今回は、一発消しが有効な局面について。

一発消しの使いどころというのはなかなか難しいが、一発消しが最も有効となる場面がある。

一体いつだろうか?



それは、オーラスにおける下位者のリーチが一発・裏ドラが必要などの条件付きリーチの時だ。

不確定要素が減り、順位が確定しやすいオーラスに近づけば近づくほど、一発消しの価値は高まる。

しかし、500・1000で捲られる時にわざわざ一発消しを考える人はいないだろう。

これはつまり、相手が逆転条件を満たしているリーチの場合は一発消しをしても意味がない、ということである。


逆に言えば、逆転条件を完全には満たしていないリーチの時に、一発消しをすべきということになる。

そうは言っても、エスパーでもない限り相手の打点を正確に見抜くことはできない。

これを見抜くことができれば、条件付きリーチの可能性が高い時のみ一発消しをすればいいので、より効率的に一発消しを活用できる。

それらを見抜く方法はないだろうか?



実は、相手のあるアクションから条件付きリーチをある程度見抜くことができる。

重要度の高い点から以下に示していく。


@ツモ切りリーチ

リーチツモ条件ならリーチを躊躇う必要がないため、条件付きリーチの可能性が高まる。
手牌変化を少し待ったが、巡目に急かされて渋々リーチというようなケースが多い。
待ちの良し悪しというより打点が足りていないことが多いので、一発消しは必須と言える。


Aファン牌スルーの形跡がある

これはネット麻雀限定だが、ラグによってファン牌が露骨にスルーされて誰がトイツで持っているのかわかることがある。
ポンして逆転条件を満たすならポンしているはずなので、仕掛けでは打点が足りないと読める。
このスルー者がリーチを敢行した場合、ファン牌が雀頭であるゆえに、ピンフやタンヤオが複合せず、条件付きのリーチとなることが多い


Bハネツモ条件以上

これは相手のアクション関係ないが、逆転条件がハネ満ツモ以上となると難易度がグッと高まるため、とりあえず一発消しから考えたい。
満貫差ぐらいでも十分に考慮に値するが、点差が小さいほど余計な動きとなりやすいのは、脇の放銃が逆転に影響を与えやすいからだ。
ハネツモの差ならば、脇の放銃によって自身が捲られるということはまずないため、安心して消しやすい。


C飛び寸がいる

持ち点が数百点しかないような飛び寸がいる時のリーチは常に条件付きを考慮する必要がある。
オーラスに都合よく逆転手が入らないように、飛び寸がいる時に都合よく手が入るとは限らないからだ。


Dリーチ宣言牌がドラや赤

ドラや赤をギリギリまで使い切るために引っ張るということは、それを使い切りたいという意思表示であるため、条件付きである可能性が若干高まる。


これらの傾向が複合して見られるケースではより条件付きの可能性が高まる。

それでは、順を追って実戦例から見ていこう。



case1
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オーラス、23000点持ち3着目の西家。

下家がラス目で、私とは7400点差。親と南家のトップ争いは僅差。

親のツモ切りリーチに呼応して、ラス目下家もツモ切りリーチを敢行してきた

私は完全に対応の構え。


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一発目に上家から9sが打ち出された。

さて、これを鳴く?





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チーして白切りとした。

一個チーが入っている状況で鳴いてしまうと下家のツモが増えるため微妙。

しかし、ツモで捲れる手なら先制リーチが筋であるため、親のリーチを受けて渋々といった印象が強い

一発ツモだけはまずアウトにつき、これを阻止する方針とした。

親にアガられる分には問題ないので、下家の海底を消す鳴きも考慮していく。


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結果、親がツモアガって1000オールでラスト。

ご覧のように下家はツモ条件を満たしてはいたものの、待ちが悪かった。

リーチ棒が出ても出アガリで裏1条件と、このへんに点差の難しさがうかがいしれた。

このように、ラス者がツモ切りリーチをかけてくるときは打点が足りないか待ちが不十分かのいずれかであることが多いため、一発消しは考慮に値する。

とりあえず打点を消しておけば、待ちは良くなることがないからだ。

ただし、さらに下家の海底をずらしたとしても、親の河底が作用する可能性があるため、これがツモ切りリーチでなければ一発消しはしない方がいいだろう

ここでの一発消しは、全力で現在のラス回避を優先させるという意味である。



case2
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オーラス、42900点持ちトップ目の親番。

12600点差の2着目対面が、おもむろにツモ切りリーチと来た。

なにやら派手な河だが…


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上家から6pが出たが、さてこれを鳴く?





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チーして9s切りとした。

即リーチを躊躇ったのは確実に何か理由があるはず。

ハネツモ条件につき、打点が足りない可能性が高いか。


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上家のツモ切った3pにロンの声で8000。

なんと対面はツモで捲り条件を満たしていた。

が、即リーチを躊躇ったがゆえに一発消しで当たり牌が流れるという悲劇を生んでしまった。

対面はおそらく直撃を模索していたものと思われる。

ツモ切りリーチというキズが打点か待ちが不十分という情報を吐露してしまったわけだ。

このように、オーラスのツモ切りリーチには細心の注意が必要だとわかる。



case3
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オーラス、15300点持ち3着目の南家。

ラス目の北家とはジャスト6000点差。

上家と下家が切った白にはっきりとラグを確認している。

ラス目の対面から満を持してリーチが入ったところ。


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5sが合わせ打たれたが、これを鳴くか?





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チーした。

理由は白のラグにある。

白をポンしていないということは、対面は仕掛けて捲る打点がなかったということ。

さらに、白が雀頭の可能性が高く、ピンフやタンヤオがつかない

すなわち対面は一発や裏期待の条件付きである可能性が浮上してくる。


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実際はこう。

上家の白切りから巡目が浅いため、下家の白ラグも本ラグと認識しやすい。


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結果、二人テンパイで終局となった。

ご覧のように、対面はツモったとしても同点座順負けで、裏1が必須だった。

白ラグがキズとなり、またツモが増えないということで効果的な一発消しだった。

ファン牌スルーを見抜くことができれば、手役が限定されるため、条件付きリーチの可能性が高まることがわかるだろう。




case4
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オーラス1本場、46500点持ちトップ目の西家。

14300点差の親から先制リーチが入る。

ラス目の上家は600点しかない。


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上家から唐突に赤5sが出た。

これを鳴く?





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チーした。

なぜなら上家が飛び寸だからだ。

親は4000オールでOKだが、それに満たない場合は上家を飛ばして終了となるため、ここでは一発ツモを警戒する必要がある


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結果は親の一人テンパイ。

上家はテンパイを入れられずに、飛び終了となってしまった。


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親は安目をしれっとツモ切りしていた。

高目イーペーコーならまだしも、さすがに裏裏条件は厳しいと見たか。

上家がテンパイを入れてくれるという読みもあったのだろう。

仮に対面が一発ツモならアガっているだろうから、消したことの意味は大きかった。


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しかも、高目をチーによって食い流していた。

一発消しがなければ高目ツモ裏1でまんまと捲られていたというのだから恐ろしい。

これはたまたまにすぎないが、飛び寸がいることを利用しての一発消しが奏功したと言える

飛び寸がいる時は常に、条件付きリーチの可能性を考慮する必要がある。



case5
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オーラス、16000点持ち3着目の親番。

11400点差の上家からドラ切りリーチが入る。

こちらもチートイイーシャンテンだが、これを鳴く?





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チートイをぶっ壊してチーとした。

ご覧のようにドラが4枚見えており、ギリギリまで引っ張ったことからも、上家は打点が不足している可能性がある。

2着目との差も大きいため、未練なくラス回避に専念できる。


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しかし、これが仇となりツモられてしまう。

現状は裏1条件だが…


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幸いにも乗らず。辛くも3着で終了した。

何気ないが一発ツモなら捲られているわけで、一発消しに意味はあったと言える。

赤やドラがどのくらい見えているかも相手の打点を推測する重要な要素となってくる。



case6
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オーラス49300点持ちトップ目の親番。

13500点差の対面からリーチが入る。

宣言牌はドラ。


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上家からドラが合わせ打たれた。

これを鳴く?





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チーした。

ハネツモ条件かつドラを引っ張ってのリーチということで、一発消しの条件が2つ重なっている


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上家が手出しした6sにラス目下家のロンの声。山越し気味。

僅差のラス争いはギリギリでテンパイを入れた下家に軍配が上がった。これはお見事。

上家もテンパイだし致し方ないだろう。

あれ、よく見ると対面もロンじゃない?この6s。


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なんと、上家のツモ切った3sを対面は見逃していた。

対面は一発ツモorツモ裏条件。下が離れているので当然といえば当然か。

しかし、裏が乗っていなかったため、いずれにせよ捲られることはなかった。

これによりラス争いに紛れが起こるかに見えたが、結果的には上家ラスで変わらなかったようだ。


このように、条件付きリーチには気配や匂いが出ることがあるため、機敏に読み取り一発消しをすることで、時に不本意な順位転落を避けることができる

フーロ率が低い方にもオススメできる戦術だ。



ラベル:一発 鳴き 天鳳
posted by はぐりん@ at 23:59 | Comment(0) | 鳴き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月05日

ポンしていないことからまたぎがないと読む

今回は、基本的な読みにもかかわらず、大きな効果のある鳴き読みについて。

しかも、ネット麻雀のみならずリアル麻雀でも使えるため、汎用性が高い。

実戦でこれをどのように活用するのか、また、その際の注意点について書いていきたい。


@条件は1フーロ以上仕掛けていること、かつその人が直近切られた牌を手出ししてきた時

これは具体的に実戦例から見てもらうのがわかりやすいだろう。

case1
55076.jpg

例えば、このケース。

私が切った7pを対面が合わせ打ち、2フーロの上家の親がさらに7pを合わせてきたところ。

かなり違和感のある手出しだが、これには非常に多くの情報を含んでいる


55077.jpg

自身にとって裏目となる6pをツモってきた。

ここから何を切るか?





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6pツモ切りとした。

一見、最終手出しが7pにつき、ソバの6pは切りづらいように見えるかもしれない。

しかし、仮に上家が、

(1)二萬二萬五萬六萬六筒七筒七筒や、
(2)二萬二萬五萬六萬七筒七筒八筒

という形だとしたら、7pをポンしない理由がない。

つまり、上家の7p手出しにより、7pを軸にした58p、69p待ちの可能性は現状かなり低いと考えられる。

これは基本的な牌理につきわかりやすいだろう。

この場合気をつけなければならないのは、

@2ケン隣のシャンポン

二萬二萬五萬六萬七筒九筒九筒ツモ七萬

上家が7pをポンできない形からの最終形を考える必要があり、7pが関連牌だとすると2件隣のシャンポンは警戒すべき対象となる。
このケースでは4p先切りがあるため、5pの安全度はかなり高まる。

A好形変化

二萬二萬五萬六萬七萬五筒七筒ツモ四筒

7p1枚からの変化と言えばこれ。通常はこれを警戒するが、上家は4pを先切りしていることからこれはないことがわかる。

Bトイトイ

二萬二萬四萬四萬六筒六筒七筒ツモ四萬

やっかいなのがこれ。これに打った場合は打点がつくため、ポンポン仕掛けには警戒する必要がある。
ただし、トイトイの出現頻度からもこの割合は多くはなく、放銃率自体は決して高くない。


この局面で私は345三色の可能性を残して6p切りとしたが、より安全度を追うのであれば3p切りの方がいいだろう。

ちなみに、なぜ鳴いている必要があるのかと言えば、

三萬三萬五萬六萬七筒七筒八筒三索四索五索發發發ドラ北出る七筒

メンゼンイーシャンテンならリーチによる打点UPを見てスルーされる可能性があるのに対し、

三萬三萬五萬六萬七筒七筒八筒三索四索五索ポン發發發出る七筒

仕掛けている場合は大概ポンしてテンパイに取るからである。

これは愚形残りでも同様の傾向がある。


55079.jpg

結果、親がツモアガリで500オール。

7p最終手出しはどういうことかというと…


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空切りだった。

この空切りが仮にツモ切りだとしたら、36p待ちの可能性が否定できず、私は6pを切れなかっただろう。

なぜなら、四筒五筒七筒から7pを引っ張っている理由が不明なため、逆に36pの安全度が高まるからだ。

四筒五筒七筒九筒九筒から9pをツモったということもあるが、総合的には36pは7p手出しの方が切りやすくなる。

こういうケースでは、初中級者に対してはソバが危険かも、と思わせるのは別段問題ないが、

テンパイしてませんよ、ということを強調する安易な合わせ打ちは上級者に対しては損となることが多い

つまり、鳳凰卓のような上級者相手に対しては、この場合上家は7pツモ切りの方がよく、

逆に58p69pのまたぎ待ちの場合には7pを空切りした方がハマりやすいとさえ言える。

2ケン隣の待ちが絡んでいる場合は損得微妙につき、わからなかったらツモ切り、と考えておけばいいだろう。

仕掛けている場合はそれをなぜ鳴かないのか?という思考が加わるため、仕掛け者が相手の切った牌を安易に手出しで合わせることは読まれる要素が増える

上級者相手には注意が必要だと言えるだろう。



case2
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親番ラス目の対面が既に1フーロしていて、手出しで5mが出てきた。

仕掛けにドラも絡んでおり、煮詰まった局面と言えるだろう。


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テンパイが入らないまま、残り2巡というところで、最終手出しのソバをツモってしまった。

さて、どうしよう?





52482.jpg

ツモ切りとした。


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なぜなら、この赤5mにポンが入っていないからだ。

5mまたぎが待ちになっているならこの5mは喜んでポンしているはず。

この5m切りから親には手出しが入っていないので、最終手出しのまたぎはわりと安全となる。

もちろん、単騎やシャンポンの可能性は残っているから絶対ではないが。


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読みを入れて押した結果、次巡テンパイが入り、3s切り。

仮に前巡少し妥協して4p切りなどとしていると、このテンパイが取れていない。

この差はまずまず大きいだろう。


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この3sが下家に刺さり、1000点。

これはこれで問題なし。

親の当たり牌である58sを使い切ってのテンパイでもあり、この親流しは価値が高いだろう。


52486.jpg

親は安全度重視のスライドだった。

直近通っているのが2枚切れの5mにつき、これはごく自然だが、直近切られているからこそ5m切りにより手牌が読まれやすくなっている

仮に親が2mツモ切りだったらどうだろう?47mは自信をもって切れる牌ではなくなる。

つまり仕掛け者が直近出ている牌を切る際にはまたぎがないことを読まれないか気をつける必要があるということ。

終盤は安全度重視で問題ないが、2mが通る自信があると思えばこの場合2m切りの方が待ちを限定されにくいということがわかるだろう。



Aメリット:仕掛け者に手出しがいくつか入っても危険度はそこまで変化しない
case3
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既に仕掛けている対面が、上家に合わせ打って3p切りとしたところ。


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対面が3mを仕掛けて、3s切りとした。

確実に手が進んだ局面。


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何を切るか?





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2p切りとした。

例えば、対面がドラ暗刻などの場合は、3pトイツならわざわざスルーしないでしょ?

これはおそらく愚形残りだとしてもそう。

3pまたぎがある場合は、かなり手の内バラバラか、愚形残りが多いケース。

つまり、3p周辺で当たってもたいしたダメージにならない可能性が高いと読める。

そういう意味では手出しひとつぐらい入っても、危険度の評価はさほど変わらない。


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結果は親リーチに対面が飛び込み、4800。

対面は意外にもドラ暗刻だったが…


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なんとこの時点ではドラは孤立牌だった。

赤赤と打点はそこそこあったが、3p周辺は持たれていなかった。

仕掛けにおいては牌効率が重視されやすいため、これぐらいの河で先切りの内側は通常安全度が高い。

さらに、ポンされていないという情報を加味することでその精度を上げることができる。






case4
52943.jpg

オーラス1本場、供託2本、2着目の南家。

親と私と北家はアガリトップの状況。

トップ目の対面がカン4sをチーして打7pとしたところ。


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何を切るか?





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ソーズの上は危険度が高いため、ここでドラターツを外した。

決して安全ではないが、対面は打点がいらないのでこのへんの受けにこだわらないだろう。

私は何とかしてこの手をアガリまで結びつけたい。


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ソーズの上を使い切って上手いことテンパイが入った。

14pは6枚切れと激薄だが、さてどうするか?





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3p切りダマとした。

ダマで拾える14pにつき、ここはラス1pに賭けて。

4p先切りの7p最終手出しにつき、36pはわりと安全。

7pをポンしていないことから、69pも安全度が高いと読める。

下家の9pカンにより、懸念の9pシャンポンもない。

仮に69p待ちがド本命と読めば、ここでは36p待ちでリーチを敢行していたかもしれない。

6pをツモっててんこしゃんこするのが嫌なので。


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結果、ラス目から即座に1pがツモ切られ、1000点。

値千金のトップ捲りを成すことができた。


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上家の7pをポンしていないのがポイント(上家の7pに当然ラグもある)。

対面はアガリトップにつき手の進む仕掛けは必然だ。

つまり、7pを鳴いていないということから7p周りは出来メンツの可能性が高いと読める。

逆にそれ以外の部分の危険度が高まるため、ソーズの上が危険と読んで7sを使い切ることに成功している

また、6pの安全度が高いことが待ち取りにも影響している。

何気ない上家の7p切りによって、ここまで読みの要素が変わってくるのである。



case5
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東4局、2着目の南家。

1つ鳴いて片アガリの7700テンパイを入れている。

6pをツモってきたが、さてどうしよう?

この問題の意図も含めて考えていただきたい。





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これは空切りが有効となるケースだ。

なぜだかわかるだろうか?

ポイントは直前に6pが切られているかどうか、だ。

6pが直前に切られているケースでは、ここで6pを空切りすることで6pのまたぎが安全であると読まれやすい。

ポンしていないのはなぜか?という読みが入るからだ。

しかし、6pが切られているのは下家の1巡目のみ。

当然仕掛ける前であるし、このぐらい間隔が空いていれば他家の読みの要素としては不十分。

つまり、単純に高い色のピンズを空切りすることでその周辺を警戒させることができるのだ。

このように、手出し周辺を警戒させるには、その手出し牌が直前にポンのスルーになっていないか(=周辺のまたぎを否定しないか)を確認する必要がある


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下家が上家からアガり切って、2600。

私の待ちの4sは3枚も山に眠っていた。



case6
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下家が6mをチーして打6pとしたところ。

対面の6pは鳴いていないということになる。


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上家の北家からリーチが入っている。

その北家から最終盤に5pが打ち出されたが、これをポンする?





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これをポンして4p勝負としたが、下家に痛恨の7700放銃となってしまう。

あれ?下家は6pスルーしてたはずだが…


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下家がスルーした時の形はこう。

赤が余り、かつ愚形残りということでスルーしたようだ。

確かにこの6pをスルーしても嬉しい受け入れは多い。

ただ、赤切りでも3900あるため、ポンテンに取る手はあるだろう。


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6mチーからの6p切りだと、完全にまたぎが盲点になる。

このように、愚形絡みや打点が下がるケースでポンテンを取らないということもあるため、この読みは万能ではない。

この場合は、下家に対して通っているスジがあまりにも多すぎるため、4pは最後のスジとして警戒すべきだった。


赤やドラが出ていきやすいポンテンは取られにくいこと、愚形残りのポンは保留されやすいことなども加味すれば、このような例外的なケースもあることがわかるだろう。

このへんも重ね合わせて読むことで、より精度は上がるだろう。

逆に言うと、ストレートに仕掛けないことで盲点を作ることができるため、仕掛け方を工夫することも重要である、ということである。



ラベル:天鳳 読み
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2020年06月28日

放銃で相手の心を折る

みなさんは放銃にどのようなイメージを持っているだろうか?


おそらく、大抵の人は放銃にいいイメージを持っていないだろう。

「放銃率」が平均順位に占める影響が大きく、ラス率に直結するファクターであることからも、その感覚は当然のものであると言える。


ところが、長いこと麻雀を打っていると、他家の放銃によって自身のチャンス手が潰され、放銃者以上に自分がダメージを受けるという局面があるだろう。

そればかりか、自身が他家からアガリを得ているにもかかわらず、あまり嬉しくない、なんとなくチャンスを潰されたような気になる、ということが稀にある。

これは主に、ツモアガリ濃厚の多面張でアガリ牌を打たれたとか、高目安目の差が大きい手でド安目が先に打たれたというようなケースで起こりうる。

俗に言う、「アガらされた」アガリであり、自身のアガリがなんとなく微妙だなと思える半荘は、大概最終的に好結果にはならないという印象を私は持っている。

なぜなら、半荘に得られるチャンスは限られているからである。


私は放銃には良い放銃と悪い放銃があると思っている。

場況とか局収支だとか状況に左右される部分はもちろんあるが、
基本的には、真っすぐ打っての放銃は良い放銃で、オリに窮しての放銃は悪い放銃だ。

なぜかというと、ベタオリからの放銃は、確実にメンタルに悪影響を及ぼすものだからだ。


前回記事で触れたように、相手のメンタルを揺らすには、一見非合理的な部分、アナログな部分にそのカギがある

そして、良い放銃というカテゴリには、放銃した自身よりもメンタルにダメージを負った他家が含まれていることを意味する

私の感覚では、これは期待値で考える数学的なものというより、動物的な閃きや直観によってなされる性質のものであることが多い。

わかりやすい例でいうと、リーチ宣言牌をチーして前進、テンパイでもないのに食い取った一発目の牌を平然とツモ切り、これが放銃牌だった。

一発ツモを逃したリーチ者はなまじそれが見えるためになぜかダメージを受ける。

これを計算ではなく感覚でやってのける者が強いのだ。


天鳳においても、ベタオリが正確すぎるゆえに、なまじラス目の親にチャンスが回ってしまい、想定外の大逆転を食らう、なんてことが散見される。

ラフに打っていた方がお互いに良い結果になっていたという半荘を何度見てきたことか。

そういう意味では、ネガティブに捉えられがちな放銃の中にも、実は相手のメンタルを削っていくことができる要素が含まれていると考えることができる。


麻雀の上手い人は例外なく放銃も上手い。

自身の意図しないところで実は相手の心を折っているかもしれない。

放銃による相手のメンタルの変化を観察できるようになれば、それはあなたの成績を向上させる一助になるだろう。

それでは、具体的にはどのようなケースがあるのだろうか?

実戦例から見ていきたいと思う。



case1
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南2局、25500点持ち2着目の西家。

13000点持ちラス目の上家からリーチが入っている。

安全牌がなくなり、手詰まり気味になった局面。

ここから何を切るか?





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4pのトイツ落としで回った。

一応チートイツのイーシャンテンだが、7sも切りづらく、ここから全ツするのでは厳しい。

一旦迂回とした。


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ピンズを根こそぎ落として対応していくと、最終盤にテンパイが入った。

残りツモは海底の1回、現物は6mと3sがあるが、さてどうしよう?





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8mを勝負するとロンの声。

かなり危険な宣言牌またぎだが、対応した結果のテンパイ、ドラが使い切れるということで見合うと判断した。

ラス目への放銃は最悪だが…


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幸いなことに2000で済んだ。

この放銃をみなさんはどう思うだろうか?

現状2着目だから無理する必要ないとか、裏が乗っていたらひどいとか、色々あるだろう。

この時私は内心、良しと思っていた。

これをアガったラス目の上家はどのように感じるだろうか?

全員が対応しているように見える河、一人テンパイでも十分なのにアガった結果がテンパイ料より少ないのである。

私が上家の立場だったら決していい気分はしない。むしろやられたと感じるような気がする。


私は真っすぐ打った結果の放銃、しかしアガった上家の心情的には微妙。こういうケースではアガった方の浮上が難しい。

逆に放銃して良しと思えた私は、そのメンタルのままにこの半荘はトップを捲り切ることに成功した



case2
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東2局、23700点持ち同点2着目の親番。

5巡目にして絶好のテンパイが入り、即リーチ。

場況を見るとソーズの下が安く、2sが鉄板級。

これはかなりの確率でアガれそうだ。


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対面から唐突に8sが出てロン。

裏が乗れば十分だが…


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裏はなし、ピンフもつかない方で、3900。

3900なら及第点とも思えるが、実戦心理はまるで逆。

これはやられたという印象が強かった。


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山を開けてみるとこう。

狙いの2sは全山で、2巡後にツモる算段だった。

3900と2600オールでは全然違う。

この微妙なアガリの感触が暗示していたかのように、私は3着で終わった。

放銃した対面が2着だったということからも、この8sは良い放銃だったと言えよう。



case3
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南2局、18400点持ち3着目の親番。

ここから何を切るか?





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678と789の三色天秤ということで、7s切りとした。

マンズ部分が雀頭になった場合に344sの好形が生きやすい。


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狙い通りに雀頭をシフトさせることに成功。

これで形は決まった。


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サクサクと有効牌を引いて上手くテンパった。

6p引きアガリで6000オールよろしく。


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8p先切りで懸念していたが、まるで嬉しくない9pが出て渋々倒す

裏1、裏1でいいんや…


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しかし乗らずに2900止まり。

山を開けて叫んだことには、6000オールのツモが2回待っていた。

裏ドラがその高目というのもなんという皮肉か。

下家の手を見ていただきたいのだが、回ろうと思えば4mのトイツ落としで余裕で回れる。

ある程度攻めの姿勢を貫いたからこそ出てきた9pで、これにまんまとアガらされてしまったのが私だ。

驚くなかれ、この後私はラスまで転落する。振り返って悲鳴を上げたのは言うまでもないだろう。




case4
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東4局、14900点持ちラス目の親番。

3着目の対面から早いリーチが入る。

一発目にワンチャンスになった9mを押したところ。


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数巡経過し、こちらもイーシャンテンになっている。

しかし、持ってきたのはドラソバの2mと厳しい。

1sは通っているが、さて何を切る?





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7m切ってるので回ってられんとばかりに6m勝負するも、アウト。

ドラ受けのドラじゃない方は安目で、裏なしの2600。

2暗刻からもこれは得した気分。


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仮に1sのトイツ落としで回っているとどうなるか?

2巡後にドラをツモられ2000・3900となってしまう。

放銃の方が安く、ベタオリだと1.5倍の支払いを強いられる不思議。

対面が首をひねっている姿がネット越しに見えた。

このように、親番はツモられ損から押し得になるケースが多いので、ガンガン押して他家の心を折ってしまおう。



case5
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南3局、19600点持ち3着目の親番。

このバラバラの手から、8mを切ると下家が手役不明のチー。

そして出てきたのがドラの8p。


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何を切るか?





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すかさず生牌の白を打つと、これが当たりで1000点。

1000点なら御の字とほくそ笑む。

こちらの手牌がどうしようもない以上、一刻も早く下家にアガってもらうことを考えるのは当然だろう。

ドラを打ってくれたのもありがたいサインだ。


ここで、対面と上家の手を見ていただきたい。

対面にはファン牌カンツ含みのトップ捲り手、上家にはタンピン三色含みのラス回避手が入っていた。いずれもイーシャンテン。

私が親番であることから長引くといいことはひとつもない。

少なくともこのアシストはラス目の心を折るに十分だっただろう。



このように、損得微妙な押しによる放銃が、放銃者より他者にダメージを与えているケースがあることがわかるだろう。

case5はともかく、リーチに対して押しているケースでは本人にそれなりの覚悟がなければ成立しない。

ある程度のリスクを伴うからこそ、その覚悟によって相手のメンタルを揺らすことが可能となるわけだ。


ひとつ、気をつけてほしいのは、この放銃が成立する局面の出現頻度はそれほど多くはないということ。

相手の心を折るつもりが、ただのヌルいゼンツ野郎になってしまわないように、使いどころを吟味していただきたい。



ラベル:天鳳 放銃
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2020年06月21日

形テンを咎めるリーチ

今回は、相手の形式テンパイに対して敢行するリーチについて。


麻雀に限らず、スポーツなど様々な対人戦の勝負事において、勝つために重要なことはなんだろうか?



それは、相手の隙を突く、ということである。

これは、相手の弱点を突く、弱みに付け込む、と言い換えることもできる。

何をそんな当たり前のことを、と思われるかもしれない。

しかし、重要なのはここからである。

実力が同等の二者において、勝敗を決定づける最も大きな要因となるのが、心の揺れだ。

これは鳳凰卓で何千戦と打っている私が嫌というほど思い知らされてきた事実である。

不思議なことに、勝負事は相手の心を大きく揺らしてしまえばそこで大体勝負がついてしまうのである。


剣の達人同士が斬り合いをしてどちらが勝つかと言えば、技術よりも重要なのが勘と才だそうだ。

わずかな部分で勝敗が決する時に技術よりも重要なものが他にあるということである。

技術レベルが上がり、上位者の打ち筋に差がなくなってきた昨今、麻雀で勝ちきるために重要なこと。

それは、相手の隙を機敏に察知する直観と、それに呼応してアクションを起こす閃きだ

人間同士なのだから、セオリーonセオリーでは相手も周知で心を乱すことはできない。

相手の隙や弱っている部分をアンテナでビビっと察知し、そこを攻めることで、相手の感覚のコアな部分に訴えかける。

相手のメンタルを揺らすには、一見非合理的な部分、アナログな部分にそのカギがある。

正攻法オンリーでは強きを挫くことができないからだ。

麻雀歴の長い人ならなんとなく理解してもらえるのではないだろうか。


そこで話を元に戻して、麻雀において相手の隙を突く、ということ。

現代麻雀においてテンパイ料の重要性は以前よりも高まっている。これは周知の認識だろう。

しかし、その形テン仕掛けは果たして本当に必然なのか?

安易にテンパイ料狙いで仕掛けてはいないか?

その仕掛けに臆病や慢心が隠れてはいないか?

不安な面持ちで仕掛けているなら、リーチを被せてやれば間違いなく相手は迷う。

これが隙を突く、ということであり、弱い部分を咎める意識を持つ、ということである。


総論気味になってしまったが、形式テンパイを取りに来た相手は、アガリ目がない上に、守備においては無防備となる。

それがなんとなくミスを含んでいると思われる場合は、終盤でも積極的にリーチを打つことが効果的であることが多い。

剣の勝負と同様、麻雀も勝負は一瞬で決まるものであるため、閃いたら積極策を採ることをオススメしたい。

それでは、実戦例から見ていこう。



case1
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開局の親番。

終盤にタンピン赤のテンパイが入った。

さて、リーチする?





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ダマにした。

これは場況的にダマなら25sがかなり拾えそうなため。3sが宣言牌というのもね。

一方、決定打にするリーチも魅力的に映る。

結果、切った3sにポンが入り、対面の4s切りに上家のチーが入る。


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どうするか?





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ここでツモ切りリーチを敢行した。

3sがワンチャンスになり2sが狙い目になったのもあるが、仕掛けで身動きが取れなくなったところでチャンスが増えたと判断した。

形テンかどうかはわからないが、形テン気味に仕掛けている人が一人はいるだろう。


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手牌を開けてみるとこう。

なんと二人とも形テンだった。

終盤の仕掛けにはそういう性質のものも多い。

ここで親リーチを被せられると対面と上家は結構しんどいはず。


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結局、全員テンパイで流局。

上手いことテンパイをキープされてしまった。

咎めるには至らなかったが、25sが王牌に3枚沈んでいるのを見ると結果は紙一重だったと言える。

3s手出しリーチだと25sはまず出ないが、3sポン後のツモ切りリーチだと狙いがボケるため、テンパイなら2sぐらいは押してくる可能性も十分にある。

そういう意味では、状況変化後のリーチにより期待値が高まっているケースだと言えるだろう



case2
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南2局、24300点持ち2着目の南家。

テンパイが入ったが、ダマテンに。

678三色を取り損ねた形につき、勇んでリーチとはいきづらい。

親がラス目というのもある。


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トップ目がおもむろに9sをポン。

ラス目の親のツモが増える、感覚的には大変危険な仕掛けだ。


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直後に持ってきたのは好形変化となる、4m。

残りツモはあと1回しかないが、さてどうしよう?





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間髪入れずにリーチとした。

トップ目の形テン仕掛けを咎めるリーチだ。


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対面がすかさず7mを合わせ打ってきた。

この時点でリーチ正解の雰囲気が漂う。


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結果、私の一人テンパイで流局となった。


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対面は2pを掴んで、テンパイからあっけなくオリ。

次巡持ってきたのが当たり牌の3mとなれば、リーチは完全に正解だった。

私がダマ続行なら対面は苦労なくテンパイ料を得ていたことを考えると、形テン仕掛けを咎めることに成功したと言えるだろう。

ちなみに、カン6mのままならさすがにダマ続行する。

この半荘はトップを捲り切るまでは至らなかった。



case3
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東2局、28900点持ちトップ目の親番。

終盤にカンチャンが埋まって、ピンフのみのテンパイをしたところ。

さて、どうしよう?





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ダマにした。

ドラツモのスライドがあるのと、58sはそこまで強い待ちには見えないので。

ドラ1あるならリーチでいいだろう。


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上家が仕掛けた後、対面にもおもむろに9pチーが入った。

これは形テンの可能性が高い。


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どうするか?

リーチするなら空切り?ツモ切り?





47034.jpg

ツモ切りでリーチした。

ツモ切りにしたのはこちらが好形テンパイだからだ。

形テン気味の仕掛けに呼応したのは一目瞭然なので、足止めリーチのように見せることで舐めてくれるかもしれない


47035.jpg

一発目に対面から現物が打ち出されて作戦成功臭が漂う。


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結局、私と上家の二人テンパイで流局。

海底で上家のzeRoさんが打ち出したのは無スジの9sだった。

これはツモ切りリーチというのも加味しての選択で、なるほどと思われるが実は紙一重。

ツモ切りリーチが端にかかる待ちならなおのこと効果的であることがわかるだろう。


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形テンを入れていた対面はまんまとドラを掴んで回っていた。

やはり形テンを咎めることに成功している。

58sはこの時点で山4で、かなりのチャンスだった。

ツモ切りリーチだけに、対面は掴んだら出していた可能性はある。




case4
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開局の西家。

かなり変則的な場況から、2pツモでメンツ手のイーシャンテンに。


48936.jpg

親が明らかに形テン仕掛けを入れている。

さらに国士みたいな河の上家がペン3pをチーした結果…


48937.jpg

ラス2pが下がってきて、こちらもテンパイ。

イーペーコーの役ありで、しかも残りツモが1回しかない。

さて、どうしよう?





48938.jpg

リーチに踏み切った。

親の形テンと上家の仕掛けが噛み合ってのテンパイ。これは仕掛けが入れされてくれたテンパイと言ってもいいだろう。

さらにドラが見えていて仕掛けには全く脅威がない。

ここは咎めるタイミングと判断した。


48939.jpg

結果、親から一発で召し取り、8000。

まあ親はテンパイなら大概は押してくるだろうな。

それも加味すると、親の形テン仕掛けにはよりぶつけやすいかもしれない。


48940.jpg

親が7sを掴んだところだが、なんと次の上家のツモも7sだった。

親が仮にオリたとしたら、上家は私の河に対してドラを切りきれるだろうか?上家放銃のシナリオも十分にあった。

仕掛けを完全に咎めることに成功している。



case5
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東4局、22800点持微差2着目の北家。

終盤にタンヤオのテンパイが入り、8p切ってダマに。


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この8p切りに対し、上家が長考を伴ってのポン。


40695.jpg

どうするか?





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ダマにした。

いかに上家が微妙な仕掛けだとしても、ダマなら36pが拾えそうなので、リーチまではやりすぎなんじゃないかと。


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すかさず対面から3pが出て2600GET。

これはこれで悪くないが、対面はリーチでも出していた可能性が高く、チャンスを逃した感も。


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上家のポンはこの形からだった。

ノーテンからテンパイになる形ならそれほど迷わないだろうから、こういうケースは安全度による凌ぎを考慮していることが多い。


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トップ目の迷った仕掛け、ここは理屈抜きでリーチする局面だった。

ここでの8000を2600にした結果、最終的に大逆転を喫してラス転落してしまう。

出アガリできるという理由があっても、case4のように感覚で踏み切らなければならない。



case6
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東2局、24500点持ち2着目の親番。

対面に形テン濃厚の仕掛けが入る。


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テンパイが入るも、新ドラが出ていく上、愚形テンパイののみ手。

さて、どうしよう?





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リーチした。

この場合、形テンを咎めるリーチの他に、もう一つトピックがある。

仕掛けのカンを咎めるリーチだ。

裏ドラが2種あるのであれば、リーチのみでも十分に値するだろう。


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対面が現物の赤を抜いてきた。

すでに作戦成功だが、これを上家がおもむろにチー。

一発を消されてしまった。上家に放銃も覚悟だったか?


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まあこうなるわな、ってなもんでツモ。

テンパネ確定で、裏1枚乗ってくれ…


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カン裏で2枚乗って、美味しい4000オール。

対面と上家の連携を上手く咎めることに成功した。


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巡目的に対面の8pチーはごく普通にも見える。

が、これをスルーしていると対面はメンゼンでテンパイが入って、カン6pでのアガリまである。

逆にこの仕掛けがなければ私にはテンパイすら入らないというのだから、なかなか示唆に富んでいるのではなかろうか。

こういう善悪が微妙な仕掛けを直観で捉えて、機敏に打って出る。

これすなわち、「隙を突く」ということである。



ラベル:立直 形聴 天鳳
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