2020年02月09日

オーラスはラス目の逆転条件を正確に把握する【ラス確はしないという仮定に基づいた押し引き】

今回は、オーラスの押し引きについて。


オーラスラス目からリーチが入った。

この場合、どこまで押してどこでオリるかというのは、非常に腕が問われる部分だ。


倍満打ってもラスにならないという点差なら、まっすぐ打ってトップを目指すだろう。

満貫打ったらラスになるという点差なら、基本的には引き気味に構えるだろう。

その中間のハネ満打ったらラスになる場合というのはなかなか判断に迷うことが多いのではないだろうか。


赤入り麻雀では、例えドラがある程度見えていても裏ドラ次第でそこそこハネ満になりやすく、裏ドラ条件でアガってくるケースも少なくない。

ロンの声をかけられた場合、ラス抜け条件を満たすアガリということで、ただでは済まないことが多い。

仮にラスまでは落ちなくても、順位転落は覚悟しなければならないだろう。


天鳳の場合は、ラスにさえ落ちなければポイントは減らないため、自身の裁量によって押し引きは決めることができるわけだが、強者ほど簡単にはあきらめない、ギリギリまで順位UPを狙う傾向が強いという印象もある。


ラス目の逆転条件が分かりやすい場合は、こちらの対処もやりやすい。

しかし、時折とんでもない条件でリーチをかけてくることがある。


全員から倍満直撃条件のリーチを打ってきて戦々恐々とするも、河には特別高そうな情報がない。

こういった際によくあるのが、西入狙いのツモ専リーチだ。


天鳳では、終了時30000点を超えていないと西入があるため、ラス目は逆転条件において常にこれを視野に入れている。

ツモ専リーチなのにうっかりオリてしまってテンパイを逃す、なんていうのは天鳳に慣れていないと犯しがちだ。


これを避けるためにも、オーラスはラス目の逆転条件を正確に把握する、ということが重要だ。

直撃条件なのか、裏ドラ期待なのか、西入狙いなのか。


ラス抜けの条件を正確に把握することで、自身が間接的にアシストするということもできる。

例えば、ラス目と3着目の差が10700点の際、自身がリーチ棒を出すことで、ラス目の満ツモ条件ができる。

自身がダントツであれば、積極的にリーチ棒を出すことで、ラス目もリーチに行きやすくなる。

それを理解している3着目は、ラス目が攻め返してくる前にこちらのリーチにサシコミに来るなんていう現象も起きる。


自身にラス落ちの可能性がない場合でも、ラス目の逆転条件を把握することで、円滑なオーラスの局回しができる可能性が高まる、というわけである。

そういう意味でもオーラスは自身の順位変動のみならず、ラス目のラス抜け条件をしっかりと把握しておくことが重要となってくる。


経験上、特上卓では出てしまったらラス確でもアガる、というようなケースも多かったが(これだと無駄な順位転落が多くなる)、

鳳凰卓では基本的にラス確になるアガリはしないことが多いので、ラス目の攻撃の意図をしっかりと読む必要がある。


つまり鳳凰卓では、ラス確になるアガリはしないだろう、という仮定に基づいて押し引きを決めることができる。

言い換えれば、打ち手を信頼する、ということであり、それだけ鳳凰卓のレベルは高いということを認識する、ということである。


それでは、具体的に実戦例から見ていこう。


case1
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オーラス、37000点持ちトップ目の親番。

2着目の上家とは3800点差で、ノーテンなら捲られる可能性も。

対面が抜けたラスで4100点持ち。3着目の満ツモでもトップを捲られるため、予断を許さない。


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ところが、ダンラス目から5巡目にしてリーチが入る。

ドラも切っていて、チートイドラドラというのもなさそう。

一体、このリーチは何を狙っているのだろうか?


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リーチ一発目だが、何を切るか?





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4p切りとした。

倍満打っても変わらないため、4pは押しやすいだろう。

唯一高い手と言えば、ソーズのホンイツがあるので6sは一応引っ張る。

一発目ならやぶれかぶれでアガられてしまうかもしれない。


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フリテンを残さず7sも押していく。

仮に、満貫打ったら西入条件となってしまう場合はこの7sは押さない。

上家が3万点を越えているので、西入条件を満たさない。

そして、それは上家も同様につき、上家も攻め返してくるはず。

つまり、ギリギリまで自身のアガリを見ることで、上家のアガリを阻止したいという意図だ。


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ん?上家の1mにロンの声。

上家からだと倍満条件だが。

イーペーコー裏期待とか?


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予想に反して、打点がない。

これは諦観のラス確リーチだったか?


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いずれにせよラス確だったが、無駄に裏が乗って、上家は3着に落ちてしまった。

打ち手によってはこういうこともあるが、基本的に鳳凰卓ではラス確リーチはレアケースだ。

親番の私がトップ目につき、一局勝負ということもあったかもしれないが。

どうせラスなら平均得点を上げる、みたいな思考もあるかもしれないが、いずれにせよ鳳凰卓ではレアだろう。

逆に言うと、私が2着に落ちていた可能性も十分にあったということである。



case2
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オーラス1本場、28400点持ち3着目の北家。

2400点持ちラス目の南家からリーチが入って一発目。

親が29600点、トップ目の西家が38600点。

こちらもテンパイだが、さてどうしよう?





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3m切りとした。

1000点でもアガれば2着につき、ギリギリ粘りたい。

その粘り方をどうするか、という問題。

九段の対面は確実に逆転条件の手が入っているはず。ドラが暗刻という可能性も十分にある。

2枚切れの3mで引っかけリーチには来ないでしょ、という意図。

3m切っておけばこちらのピンフの受け入れも広い。


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望外の9m暗刻でこちらもテンパイ。

さて、どうしよう?





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5m押しのダマとした。

ここで重要なのは対面との点差。

27000点差でリーチ棒が2本の1本場ということは、リーチ棒を出さなければハネ満までなら打てる。

つまりここでは絶対にリーチを打てない。みすみすハネ直条件を自ら作ることになってしまうからだ。

仮にリーチを打つとしたら、ツモでトップ捲り確定レベルの打点がなければ見合わない。

なぜかというと、対面がツモといった瞬間親っ被りで私のラスはなく、唯一ラス転落があるのが直撃だからだ。


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そして7pをツモった。

これで現物待ちダマに構えられる。

リーチをしたとしてもツモでトップ捲りまでは確定しないので、ここでのダマは必然となる。


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最終盤にドラを持ってきたが、さてどうするか?





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これを押した。

ドラで打ったとして倍満になる組み合わせはどのくらいあるだろうか?

リーチ中ドラ3+赤1でも裏が2枚以上必要。

もちろんきれいに裏3なら捲られるが、その可能性は高くはない。

ダマにしているからこそ打てる中で、リーチなら絶対に打てない中。

あべこべだが、逆転条件を具に把握しているからこそギリギリ押せるドラだとも言える。

ラグがかかって頭が真っ白になるも無事通過。


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結果、三人テンパイで流局。

対面は意外にも高め三色のメンタンピンリーチ。

倍ツモでも捲らないことを考えれば、意図はトップ目から高目直撃裏1の西入狙い、もしくは流局テンパイ狙いだったことがわかる。

そのぐらい厳しい条件に賭けざるをえなかったということ。

逆に言えば私の押しは十分に見合う押しだったとも言える。

ラス目に完全なる逆転手が入るということはそこまでなく、リーチを買い被ってしまうことの方が多い。

とはいえ、ドラでオリるのも天鳳なら自然。当時の気合いの入り様たるや、刺激になった。



case3
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さらに次局、対面から2巡目リーチが入った。

アガれば私は大体トップになれるが、対面との差は28000点ジャスト。

供託リーチ棒3本の、2本場。

さて、何を切るか?





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これは押せない。

なぜなら、いよいよハネ満直撃ができない点差だからだ。

2本場の分、ハネ直なら200点捲られてしまう。

そうなると、ダブ南はもとより、無スジは切れない。

2巡目リーチだからこそ、そのぐらいの直撃条件を満たす手だと考えられるからだ。


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手詰まり気味だが、ここは形を追わずにしっかりと現物を合わせていく。


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果敢に押していた親が、6000オールツモでトップ捲り。

私は残念ながら3着で終えた。

対面のリーチの意図は何だろう?親テンパイなら差は縮まる、ということだろうか。



case4
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オーラス31000点持ち、2着目の西家。

対面の親がトップ目で6200点差。下家がラス目で24400点差。

好配牌をもらったので是が非でもトップを捲りたい。


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唐突にラス目からリーチが入った。

河はかなり強い。


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テンパイだが、赤5mが余る形。

さて、どうしよう?





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追っかけとした。

リーチ棒が出たことにより、一通の高目がぴったりトップ捲りを満たす。

点差的にハネ満が打てるため、一発でもギリギリ勝負できると判断した。


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しかしこれにロンの声がかかる。

ロンと言われると相当ヤバいんじゃ…?


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幸いなことに裏が乗らず。

ハネ満で済んだ、ということは…


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きわどく400点残って3着。

生きた心地がしなかったが、ギリギリ残った。

やはり、ハネ直条件と倍直条件では、その難易度に雲泥の差がある。

一発で赤を打ってもセーフだもんね。


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これが通れば高目がいるのは必然。

ギリギリのところを勝負していけば十分な見返りがあることがわかるだろう。



case5
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オーラス28800点持ち、2着目の北家。

トップ目が親番で31900点持ち、3着目が上家で28200点持ちと僅差。

11100点持ちラス目の対面からリーチが入ったところ。

このリーチをどう見るか。


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ブクブクにしている一発目。

さて、何を切るか?





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4sを押した。

一発目だけは怖いが、こちらも十分にトップ捲りの見える手。

現状2着目というのもあり、慎重策を取る手ももちろんある。

ただこの点棒状況なら、対面リーチの狙いはなんとなく透けて見えないだろうか?


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危険な5pを持ってきたが、さてどうしよう?





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押した。

ここで考えるべきは、3着目と対面の点差だ。現状18100点差ということは3着目から満直でも捲れない。

都合よくハネ満が入っている、と考えるよりも現実的なヒントが親の点数にある。

親が31900点ということは、1000・2000以上のツモで西入となるではないか!

対面のリーチにやや逡巡があったことからも、西入狙いのツモ専リーチの可能性が高いと判断した。


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なかなかテンパイが入らないまま、持ってきたのはドラ。

さて、どうしよう?





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ここで回った。

さすがにドラそのもので打ったらハネ直も現実的になり、ここだけは打てないところ。

赤も見えてないしね。


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結果ラス目の一人テンパイで終局。

私は辛くも2着キープでまあ良し。

対面のリーチは25p待ち、ということは…


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私の5pは見逃しだった。

これが見逃しのラグかどうかはわからなかった。

推測通り、対面はツモ専リーチで、ツモればぴったり西入だった。

満貫直撃は現実的だが、ハネ満直撃となると難易度はかなり上がることが本局からもわかるだろう。


このように、点棒状況によっては、西入狙いのツモ専リーチが濃厚とわかることもある。

ラス目のラス抜け条件を正確に把握し、リーチの意図を読むことで、自身にとって有利な攻め返しができる局面が増える。

相手の雀力を逆手に取って、自身の得を増やしていく。

冷静な状況判断と、情熱の押し、オーラスはこれを意識していきたい。



ラベル:天鳳 攻撃
posted by はぐりん@ at 23:56 | Comment(0) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月02日

オーラス微差のツモ直条件は場況によりダマにする

今回はオーラス微差でのリーチ判断について。

役ありテンパイしたが、ダマだとツモor直撃条件。

リーチなら確実に捲れるけど、場をロックしてしまうことによりラス目の攻め返しが怖い。

こういう状況は天鳳でよくある光景ではないだろうか。


いかに上位が微差のトップ争いであっても、リーチでテンパイを教えてしまうと当たり牌はなかなか出てこない。

ダマとリーチの出アガリ率は雲泥の差になることは、特に鳳凰卓では顕著な傾向だろう。

簡単にアガれそうな待ちなのに、リーチしたがためにラス目の追っかけを受けて冷や汗をかく、というのは私も思い当たる節がある。


天鳳では上を見るよりもラス回避を重んじるため、リーチに対しては他家も慎重になる。

満貫放銃でラス転落の可能性のある他家はまず攻め返してこない。

他家の足を止めてしまうことで、必然にラス目との直対になりやすく、ラス転落の可能性も高くなる。


これを避けるために意識しておきたいのは、逆転条件がツモor直撃の場合はダマも視野に入れる、ということである。

直撃条件の上位者はリーチなら確実に当たり牌を止められるが、ダマなら打ってくれる可能性がある。

ダマツモでも捲れる点差なら、直撃の分すんなり捲れることが増える。これが大きい。

そして、肝心なのが脇から出た場合だが、これを見逃さない。

2着なら2着、3着なら3着で潔く幕引きとする。

状況にもよるが見逃すくらいならリーチをかけた方がいい。

全員の手を止めないことで、ラス目の反撃を未然に防ぎ、円滑にオーラスの局消化を促す、という意味合いである。

もちろん、トップに価値の高いリアルではこの限りではないが、リアルでもレベルの高い卓、あるいは高レートではそちらが優るということもあるだろう。

天鳳では特に上の順位に執着しすぎないことが、ひいてはラス率を低めるコツにもなる。


状況により、リーチをかけた方が有利と思われるケースでも、テンパイを教えることで当たり牌は確実に出にくくなる傾向にあるので、リーチをかけることはそれだけ重い行為であるという認識が必要だろう

わずかな差をリーチで補うことは労力の割に見返りが少ない、ということだ。


それでは、実戦例から具体的に見ていきたいと思う。



case1
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オーラス、28900点持ち2着目の西家。

ラス目が親で、トップ目との差は2200点。

絶好の7mが埋まってピンフドラ1のテンパイ。

脇から2000のロンではわずかに捲れない。

さて、どうしよう?





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ダマにした。

たった今、親の河に4pが出たところ。

ドラそばの4pが出たことからも、親の手は整っていると推測できる。

リーチをかけてしまうとかなり出にくい47p。

ツモで捲れるなら下家からポロリを期待するというのはどうか。

あとは、親からリーチ棒が出た瞬間捲り確定になる、リーチ棒期待というのもある。


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親に仕掛けが入って、脅威は大分減ったが、ダマ続行。

リーチ棒が出ての捲り期待はなくなったものの、親が安いとは限らない。


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ほどなく、トップ目からリーチ宣言牌を捕らえることに成功。

2000の直撃できれいにトップ捲り。

親以外からリーチが入っても、喜んで全ツできるのがこのダマのメリットでもある。

上家の7pが場合によっては出ていたが、渋々アガるというのがポイント。


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私がリーチなら、下家はどうしただろうか?

8m、2s、3mという無スジは全て切りきれたかどうかは微妙。

ダマで伸び伸びと打たせたことによって出てきた4pだった。

それによって下家のアガリ率向上ならびに私の順位転落の可能性がUPするものの、円滑な局回しによりラス転落のリスクは低下する。

私はギリ2着でもいいから、みんなでラス者を確定させましょう、ということである。



case2
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オーラス、28100点持ち2着目の北家。

トップ目西家との差は2400点。

ラス目南家との差は10500点。

わりといい配牌をもらったところ。


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テンパイしたが、どうするか?





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ダマにした。

親の現物の2s、ドラツモや赤5mツモの手変わりなどもダマにする要素として大きい。

また、ラス目との点差が10500点ということで、リー棒を出すと5200直がラス転落に結びついてしまう。

河からも25sは真っ先にケアされそうだ。


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直後に親から出て2000のロン。

トップ捲りとはいかず、2着で幕引きとした。

先ほどとは違って上手くいかなかった例。


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牌を開けてみると、驚いたことに25sは生きた山には1枚もいなかった。

リーチをかけると放銃できない親は5sを止めるだろう。

するとどうなるかというと、ラス目が3mツモで満を持して7700のリーチが入る。

私のリーチの一声により、ラス転落が極めて現実的なめくり合いへと突入するのである。

結果は流局となる可能性が高いが、おそらく西入でもう一勝負となる。

アガリを拾い損ねることで、逆転劇を生んでしまう可能性が生まれることを、この局面から見てとれるだろう。



case3
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オーラス、28600点持ち微差2着目の西家。

トップ目との差は1100点だが、30000点には1400点必要。

ラス目が親というのもやや不気味。

役なしでテンパイしたが、さてどうするか?





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ダマにした。

7p手出しリーチではなかなかに出にくいカン8p。

8pの場況は結構いいが、すんなりアガれるとは考えにくい。

親の河が煮詰まっていて、いつリーチが来てもおかしくない。それをどう見るかというところ。


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6pツモで好形に手変わりした。

さて、どうしよう?





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ここでリーチとした。

ピンフのみだと出アガリは効くが、1000点なのでどこから出ても西入。

それだと瞬間のトップはあまり意味がない。

待った結果のこの最終形ならば、腹を括ってリーチだろう。8pも割合出やすい河になったし。


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私のリーチの直後に親が追っかけ、きょえ〜(>_<)

そうだ、リーチ棒が出ることを忘れていた。

リーチ棒が出れば、現物待ち1000点でも終了だった。

ただ、リーチ来る前に出ちゃったらなあ。


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結果は下家が高めをツモって、1000・2000。

リー棒2本込みでぴったりトップ終了、これはお見事だった。

私は3着転落となったが、親リーチに飛び込まなくてホッと一安心。


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下家のポンがなければ、親が8pを掴んで私のトップ終了だった。

先制なら下家の足が止まって、逆に私がトップだったかもしれない。

このへんの展開がどう転ぶかというのもリーチかどうかで大きく変わってくる。

が、脇の手を止めないことでラス転落のリスクは相対的に下がると考えられる。



case4
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西1局、28500点持ち上家と同点、座順で2着の南家。

絶好の中が暗刻になりテンパイしたが、さてリーチするか?





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リーチとした。

1300では30000点条件にわずかに届かない。

場況的に69mはそこそこ強く見える。


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ところが、親から追っかけが来てしまう。

満貫打てる親は勇んで攻め返してくることは十分に想定できたこと。

親に放銃すると私はラス転落まであるぞ。。一転ピンチに。


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結果、ラス目の追っかけ宣言牌が、親と私のダブロン。

3900と1300で親はトップ、私は2着で終了。

仮に私が放銃でもラスまでは落ちなかった。


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親リーチが入った直後に、対面が9mを掴んで、これを止められてしまう。

仮にダマならば、この9mを捕らえてぴったりトップ終了だった。

リーチ棒1本出ることを想定してダマにする、ということは順位戦略として頭に入れておくべき事項だろう。

特にマーク者の現物待ちになっているケースでは、なおさらだ。


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69mは山に5枚と、強かった。

これぐらい強い待ちであれば、リーチ棒が出るのを待つのは緩手になりうる。

麻雀は決めるべき時に決めないと縺れてしまう性質があるゆえ、ここは決めに行くリーチで正解としたい。



case5
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オーラス、26500点持ち3着目の南家。

ダンラス目が親番で、トップ目との差は12800点、2着目との差は3000点。

トップ捲りは無理目につき、2着捲りがこの局のテーマとなる。

おやおや、私が十段だった頃。そんな時代もあったのかと、羨望の眼差し…


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すんなりテンパイしたが、さてどうしよう?





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ダマにした。

リーチをかけると出にくいが、ダマならわりと出そうな7s。

リーチをかけてしまうとひと手間で、親にチャンスが行ってしまう感もある。

8mツモ、5sツモの好形変化も魅力。

500・1000だと捲れないので仕掛けたくはないが。

また、三暗刻変化リーチのツモアガリがトップ捲りにつき、本命はそちらか。


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ソーズの場況がさらによくなってきた。

ほらほら、4s通ったで。


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ほどなく、狙い通りに2着目から2600GET。

誰が切ってもおかしくなかっただけに、この直撃は嬉しい。


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リーチをかけていると、おそらくアガれていない。

満直回避の対面はオリ、下家はテンパイは取りに来る可能性が高いが、7sは手順で止まるだろう。

親にテンパイが入るかどうかも微妙。

ただ、オーバーキル気味のリーチでエネルギーを浪費し、なかったはずの親連荘になった場合、親の大噴火に繋がる可能性がある。

親との点差がかなりあるからという甘いリーチが根こそぎ持っていかれる隙にもなりかねない。

満直でラス転落、かつ現在3着目ということも踏まえて、こういう場面こそ冷静な判断を心掛けたいものだ。



ラベル:天鳳 微差 逆転
posted by はぐりん@ at 23:56 | Comment(2) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月26日

七段降段 急いては打牌を仕損じる

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七段降段した。


今年は割合好調のスタートダッシュだったが、途中からガタッと崩れた。

ラス率が急上昇してトップ率を追い越し、まさかの負け越しに転じた。



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やらなければならないことを放置して、焦りの気持ちを持ちながら打つとこういうことになりやすい。

そろそろラスが止まるだろうとか、ラスが止まるまで打つ、というのもダメ。

天鳳に集中できる環境を作るためには、気持ちの余裕、ひいては時間の余裕が必要だ。

結局その日は最後までラスが止むことはなかった。


あと、最近終了後に間をおかずに予約する、速攻連予約を試みていた。

好調時はいいイメージを持続できるのでまずまずだが、ノンストップで頭を働かせ続けるので、脳の疲労度が大きい。

当然疲れてくると判断能力が鈍るので、体力のない私には適していない戦法かもしれない。

連ラス時はもちろんのこと、ある程度のインターバルは麻雀において重要なのだろう。


さて、降段の過程にはどのような巡り合わせがあったのだろうか。

いつも通り見ていきたいと思う。


case1
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4連ラス後の東3局親番。

ドラドラのチャンス手だが、上家から4巡目の早いリーチが入っている。

通っているのは6m、7m、3sの3種で、オリるだけならそれほど難しくない。

さて、どうするか?





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2pを押すと、これが当たりで赤赤の7700。

8pが通ったので2pが通れば5pも押せるという意図。

こちらにドラドラ赤、下家も押しているのにしっかり打点つきだった。

まずまずの手とはいえ、リャンシャンテンからのこの放銃はどうなのか。

不調時にこういう放銃をすると、「あれ、いつもはどうしてたっけ?」と押し引きに不安がよぎる。

放銃したかどうかよりも、押し引きに確信が持てなくなっている時点で、負けの沼にはまっていることがわかる。


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ちなみに、その後の私のツモを見ると、7s2mとツモってテンパイ。

8mでのツモアガリがあることがわかる。

その間に3回放銃していることになるが。

私のシステムに従えば、決定打になる手のツモアガリがある手順、かつ親番につきこの押しは正当となる。

自信を持って放銃できるかどうか、それがその後の結果を左右する。

結局この後もジリ貧で、5連ラス目を喫することとなった。



case2
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同半荘オーラス。

6200点持ちラス目の北家で、3着目対面との差は10700点。

ハネツモ満直条件と、わずかな差が枷となっている。

なんとかテンパイを入れるも、ひとまずダマテンに。


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お?3着目からリーチが入った。

リーチ棒1本出たことで、対面からの5200直ならびに2000・3900ツモが成立する。

これは願ってもないチャンスだ。

当然ながらツモ切り追っかけを準備していると…


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このタイミングでツモりおった。。マジか(;´Д`)

しかし、満ツモ条件はまだ生きているので気を取り直して…


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フリテン4面張での追っかけに踏み切る。

これでも枚数的には十分なので勝機はある。


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しかし、当たり牌を先に掴んで2600放銃ラスト。

流れからもやっぱりな、という感じ。

わずかなタイミングの差が勝敗を大きく分けることになった。

対面のリーチが1巡早ければ、私の4mツモが1巡遅ければ、何を言ってもたらればだが。


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3sが私のツモ筋にいたものの、当たり牌が早かった。

対面ベタオリなら3sツモで裏が乗らず、ハネ満にならないので捲れない。

私が先制なら対面は勝負に来たかどうか。

点差的に冷静にオリを選択されたら、いずれにせよ捲りは不可能だった。



case3
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オーラス、11800点持ちラス目で迎えた親番。

難しい配牌をもらったがこれを何とかしなければならない。

第一打は迷いながらも打9s。

ホンイツならどの色にするかというのが非常に難しい。


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これを上手くマンズで仕上げて、2600オール。

一躍2着浮上でラス抜けに成功する。

トイトイに受けていると、8mが上家に当たり。

ギリギリのところで踏み止まった、かに見えた。


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次局、3本場。

ラス目下家との差は7000点。

2着とはいえ3着目との差が1000点しかないので、ラス目の1300・2600ツモでラス転落なのが気がかり。

上家が明らかに速そうな仕掛けなので、そこに期待する。


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上家にアガリは出ず、私の手も一向に進まないまま、満を持してラス目からリーチが入る。

このリーチには対面も強くいけないはずで、お祈りモードに突入する。


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しかし、無情にもツモの声。

高めイーペーコーで満ツモ。見事に親っ被りのラス転落を食ってしまった。

見ると、自身で2枚切ってるフリテンリーチじゃないか。

ここでそれが決まってしまうところに不調の波をしかと感じた。


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上家はポンテンの58s待ち。これが山に深く長引いたことが災いした。

シビアに抜いて、ラス回避?いやいや、自分から3着に落ちることもあるまい。

対面の8sがいかにも出そうだが、これが徹底的に絞られてしまう。

私と対面はお互いに相手が打てば2着につき、膠着状態となり、そのへんもラス目に幸いした。

このへんに打ち手と展開によるアヤがある。



case4
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南3局1本場、22300点持ち微差3着目の南家。

下3者が超絶僅差。

ノーテンが致死量になるため、ここは叩き合っていく。

ここで何を切るか?





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手順で6pを切るとこれが当たりで11600。

この大事なところでドラドラ赤、ひぇ〜(>_<)


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親は配牌ポンテンの11600だった。

2900ぐらいならまだがんばれたが。これはちょっと無理だ。



case5
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南3局1本場、22500点持ち3着目の西家。

1800点持ち飛び寸の親からリーチが入って一発目。

こちらもテンパイしたが、リーチの河が強い。

さて、どうするか?





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現物待ちにつき8sを押すと、これが一発で当たり。裏なしの7700。

回るにしても有効な安全牌がない。

12sと切るくらいなら8sを押すだろう。


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分岐点はここ。

親の現物の発を残すかどうか。

さすがに8sを切ってしまうと形を決めすぎているきらいがある。

特に嬉しい47sツモを逃してしまうとかなりアガリを逃しそうだと考えた。

私はこの選択に後悔はないが、ひとつ挙げるとすれば、前局親は300点持ち飛び寸から3フーロして値千金の1500を拾っていた

そのアガリがヤバいと思えば安全牌を残す選択もアリだったかなとは思う。


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この後親が大噴火を始め、4000オール、6000オールで一気にトップ捲り。

1つの綻びで全てが変わってしまう麻雀の恐ろしさをまざまざと実感することとなった。



case6
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東4局1本場、ラス目の西家。

微妙な配牌からマンズに寄せていたら結構な伸びを見せる。


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北家リーチに、南家が追っかけ。

2件ではこの手も絵に描いた餅か。


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余裕でオリられると思っていたが、突然安牌が尽きてしまった。

さて、何を切る?





77383.jpg

え?(゚Д゚)!?


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なんと、どちらも白単騎で8000と8000(裏1)のダブロン。

ぶっ飛びで幕引きとなった。

非常に珍しい単騎でのダブロン。


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上家は変則手の気もあるが、下家にチートイツ臭はまったくない。

システム的にはここは3mの暗刻落としをするべきだったか。

下家の前巡の手出し4mが効いて3mが切りきれなくなっていた。

それだけ上手いチートイツの河作りだったということだ。

全員が親の現物を保有していて、あわよくばそれを待ちにしようとしているのが面白い。



case7
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絶好の三面張で親リーチ。トップ目。

一発でドラをツモって6000オールだな。


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ラス目の上家から追っかけが。

ほうほう、追っかけ上等や!


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…何も言うまい。

一発と裏1で8000。

60分の1ぐらいを引くことだってそりゃああるわな。



case8
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同半荘、南2局の3着目。

何の変哲もない配牌が…


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チートイツに仕上がった。

うむうむ。一旦6p単騎に。


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完全なる縦ヅモ。

6pを切ってシャンポンのダマに構える。


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4mをツモって、どうするか?





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懐深く構えたつもりが、7sが当たりで5200。

下家の仕掛けにドラ周辺をケアすることを考えれば、切りたくなる7s。

というか、下家の仕掛け、バラバラ!

ポンカスの7p受けがあって形を成していない。しかも当たり牌の7sが浮いてるし。

こういう仕掛けに対応するのはバカバカしくも思えるが、ドラが見えていないだけにある程度は仕方ない。

このへんは仕掛け者のフーロ率や精度で判断していく必要がある。


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山を見るとシャンポン即リーチが正解だったようだ。

6pでリーチだと、この4mを下家がほぼ間違いなくチーして攻め返し。

それだと親に36p待ちで追っかけが。

紛れなければ先に親が2mを掴んで裏3。私が8000のアガリとなる可能性が高い。

先を見据えるということも重要だが、それに傾斜しすぎてストレートなアガリを拾えなくなるというのも困りもの。

このへんのバランスを見直し、ピントを合わせていきたい。



posted by はぐりん@ at 23:57 | Comment(0) | 降段 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月12日

チートイツの河を見極める

さてさて、2020年一発目の戦術ブログ。

今年のブログはコンパクトに見やすく、を目標にしたい。

似た内容の実戦例を紹介してもくどいので、実戦例を少なめに、より実践的でインパクトのある内容を心掛けたい。


書き手も読み手も楽しめるような内容を心掛けていくので、今後ともよろしくどうぞ。


チートイツの河の特徴は以下の通りだ。

@両面ターツ落としがある

A序盤に46が切られやすい

引っかけの布石として切られることが多い。

B最終手出しが5

赤引きに備えて残していることが多い。赤が出てきても同様。

C1メンツ落としがある

切る際は工夫が必要。

D赤の後に字牌が出てくる

数牌の不自然な切り順はチートイツ特有。

E合わせ打ちの頻度が多い

F最終手出しの字牌が安全牌ではない

2枚切れでもチートイツはそこそこあるが、3枚切れならほぼない。2枚切れの後に1枚切れ手出しなどで見抜きやすくなる。

G最終手出しが1・9牌


これらの特徴を踏まえ、実戦例を見ていこう。


case1
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下家のリーチ。

赤ターツ落としの後に東手出し。

安全牌気味に取っておいたということは考えられるが、メンツ手にしては河が派手で、手牌構成がピンと来ない。


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私の方は上手く対応して、テンパイまで漕ぎ着ける。


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二人テンパイで流局。

下家はドラ単騎チートイツのリーチだった。


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イーシャンテン時はこう。

赤とドラでブクブクになり、ほぐしたと。

直前に東が切られていなければ、東単騎リーチも十分にありえただろう。



case2
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上家のリーチ。

相当に違和感のある2pの手出し。

2枚切れの発よりも2pを引っ張っているというところに要注目。


57918.jpg

対面が一発で放銃し、裏裏のなんと24000。

一撃ぶっ飛びで私は何とかトップ終了となった。


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中は待ち変え牌。

チートイツは基本的に生きている牌を待ちにするので、安全牌を残すメンツ手とは最終手出しが真逆になる。

逆に言うと宣言牌が4枚目はチートイツの可能性がほぼないと読むことができる。



case3
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上家、両面ターツ手出し。

おっと、下家のお知らせさんがまだ九段の頃だ。


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上家、4sの合わせ打ち。


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上家、前後関係のおかしい不自然な3p切り。

まあここまでくるとさすがにメンツ手には見えない。


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さらに、最終手出しが1・9牌。

ここまで条件のそろっている河は珍しい。


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現物待ちダマで張っていたところ、8pツモ。

さて、何を切る?





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ツモ切りとした。

メンツ手ならカン8pをケアするところだが、さすがにこの河でカン8pはないだろう。

5pは上家の目から場1だが、8pは上家の目から場に2枚。

チートイツ限定なら、8p単騎はないでしょ、ということになる。


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6mを拾って1000点GET。

上家ぐらいの河でドラドラなら、テンパイを教えるよりもダマで拾う方が効果的かもしれない。

7pは山にいると読んだのだろうけど。例えば私のような手で、4pをイーペーコースライドすることがありそうだし。


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両面ターツ落としの時点でイーシャンテンぐらいであることが多い。



case4
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対面からリーチ。

両面ターツ落としがあって、最終手出しが5。


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安全牌を使い切ったが、何を切るか?





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吸い込まれるように手をかけた中が当たりで、裏裏の8000。

次局もチートイ裏裏を放銃し、この半荘痛恨のラスを食った。


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赤5sが見えていて、9sが通ったので、ここは6sを切るべきだった。

5s→8sの切り順で36s待ちに当たるということはほぼない。対面はラス目につき効率的にもなおさらだ。

実戦では両面ターツ落としもしっかり見ていて、チートイツっぽいなと思いながら打っているのにこの中に手をかけてしまっていた。

こういう局面での打牌選択は、確実に腕が問われるし、成績に影響を与えやすいので注意していただきたい。



case5
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case4の2半荘後。

8種バラバラ。これは国士かホンイツだな。


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親からリーチが入る。

河が派手目。むむっ。


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安全牌なし。

へへ〜ん、親さんわかってるよ。チートイツでしょ。さっきと同じ轍は踏まない。

地獄だからって白は切らないんだからね!

さて、何を切る?





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ありゃま!って7mでまさかの4800。

ペン7mがないのを確認して切ったのに。。。そこで待つなんて上手すぎ。


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東と9sが持ち持ちみたいな感じになってて、1mも2枚山。

先ほどの放銃があまりに堪えて白が切れなくなってしまった。

ただ、次ツモが5mでチートイツのテンパイにこぎつけられていたのは一応の収穫か。

チートイツが見えすぎていても逆に3枚見えの牌が切れなくなるというジレンマに陥ることもあるという例。


国士やってたのに安全牌なくなるってどういうこと?

この半荘もラスで、都合5連ラス。ポイントを750溶かす。

好調時はトイツ系手役をアガれる印象があるが、不調時は逆によく刺さる。あらためて実感した。


このように、チートイツの可能性が濃い河は、メンツ手よりも繊細のケアが必要なだけに、腕が問われるということは言えるだろう。



ラベル:天鳳 七対
posted by はぐりん@ at 00:50 | Comment(2) | 読み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月05日

2019年天鳳総括と2020年の抱負

あけましておめでとうございます。

今年もこのブログをよろしくお願いします。


それでは早速、2019年の天鳳の成績から振り返っていきたいと思う。

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年末の記録がまだ反映されていないため、完全な数値ではないが、2019年の天鳳成績は以上の通りだ。

2月の成績が抜群に良く、この時期に九段昇段を決めている。Rもかなり久々に2300にタッチしたと思う。

スタートダッシュに成功するも、そこからは尻すぼみで下半期は七段八段ループに終始した。


個人的に印象に残っているのは10月。

トップ率206、3位率294という地獄のような時期があって、かなりメンタル面で堪えた。

最終段階で七段降段するも、その後史上最速で八段復帰したのは記憶に新しいところ。

個人的には、この10月はよく耐えていた印象が強く、我慢した結果がその後の反動に繋がったと考えている。


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2019年のトータル成績はこちら。

なんと計ったかのように安定八段をわずかに割っている。

年初に掲げた安定八段という目標を達成することができず、無念だ。


正直なところ、このぐらいの数をこなしていればもう一度ぐらい十段に到達すると思っていたが、それはまったく甘い考えだった。

九段維持すらままならない現状に、歯がゆさを感じているというのはもう通り越して、己の限界を感じ始めている。

そうは言っても、zeRoさんやロッソさんなど天鳳を牽引してきた並み居る強豪たちでさえ、現在八段ということに鑑みると、天鳳自体の無理ゲー感がそこはかとなく漂う。

おそらくだが、天鳳プレイヤーのレベル自体がここ数年で上昇したことも、上位の食い合いを生んだ要因ではないだろうか。


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2019年のR推移。

好調時のMAXにR2300に到達し、その後は実に右肩下がりであるというのが一目瞭然だ。

不調の底で久しぶりのR2100割れに至ったこともこのグラフから読み取れる。



★2019年総評と2020年の抱負

このぐらい打ってわかったのが大体私の安定段位は8ぐらいだということ。

鳳凰卓では特上卓よりも優れた安定段位を出せると思っていたが、そうではなかったということ。

七段に落ちてはふがいなく惨めな気持ちになり、安定八段を叩き出せない自分に心底がっかりする。

天鳳というのはなんと自分の自信を失わせるゲームなのだろうか。


ただ、2018年の成績を振り返ってみたところ、安定7.884だったので1年で若干の進歩は見られた。

今年はより守備の意識を高めて、ラス率を低下することを主眼に打った一年だったはずだが、なぜかラス率は僅かに上がり、トップ率も上がっていた。あれ?なぜだろう?

自分の打ち筋を反芻し、研鑽に励んでいるのだから進歩がなければ意味がない。

そういう意味では去年よりも成績が良化しているというのは一応の成果として挙げられるだろう。

ただし、はっきりいってこの程度では満足していられないので、2020年こそ、「余裕安定八段」を目標にしたいと思う。


反省点としては、負けが込むと連戦して打ち方が荒くなってしまうこと。

空腹の極限で打ってミスをしてしまうなど、自己管理ができていないこと。

集中力がない時にいかに打たないか、というのは天鳳において非常に重要だと思うので、そのへんの自己管理をきちんとしたい。

最近は押し引きバランスに確かな手応えを感じてもいるので、そのへんの感覚を大事に、結果を出す工夫をしていきたい。


リアル麻雀ではトップ率の向上を目標にしようかと思ったが、自身の良さが失われてもあれなので、リアルも引き続き「場代余裕浮き」を目標にしたい。


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2020年に年が変わった直後のリーチ。


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高め出た!と思ったら…


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一斉にロンの声(笑)


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2020年の天鳳初アガリはなんと三家和だった。

2020年も停滞という暗示か、それとも波乱の予兆か。


ちなみに2020年中に鳳凰卓10000試合到達することと思うが、進退についてはこのブログで報告したいと思う。



ラベル:天鳳
posted by はぐりん@ at 23:57 | Comment(5) | 天鳳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする